死の花の咲く家~昭和ミステリールネサンス~

死の花の咲く家~昭和ミステリールネサンス~

990円 (税込)

4pt

3.3

電機会社の資材課に勤める寿子にとって、女手ひとつで育ててくれた母親は、優しくて誰よりも仲良しの友だちだった。だが、そんな母が、寿子が思いを寄せるエンジニアの青年からの手紙を勝手に開封し、タンスに隠していた。どうして――!? 「隠された手紙」他、爽やかな読後感の7つの短編に、ショートショート4編を追加。

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死の花の咲く家~昭和ミステリールネサンス~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年04月29日

    良質な短編集。良いミステリは時代を超えるのだとしみじみ思う。
    裏表紙に"爽やかな読後感"とあるのに、冒頭に収録の『金ぴかの鹿』の後味が悪すぎで笑う。
    『ねむい季節』は空飛ぶ車、牛乳でてくる蛇口、高性能ヒューマノイド等々未来感満載なのに、文書はワープロで作ってたり、監視カメラの録画...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月15日

    昭和の匂いが色濃い、一人称の上手い小説。
    ミステリーと思って読むとSF、昭和の時代の未来感なので古い新しさという不思議な印象を受ける。
    好きなのはねむい季節、それと穴。
    この作者は観察が細かいようで読むのが嫌にならない。穴が特に言えるけれどある部分は細かく、ある部分はほとんど見えていない。子供らしく...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月26日

    少し昔の雰囲気が楽しめて、元気な仁木悦子に会えて、そのうえ「これはSFじゃん!」な作品も登場して、満足。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年08月10日

    「有栖川ファンならきっと好きですよ」とお勧めしていただいて初めて手に取った仁木悦子。

    なるほど文章に品があって読みやすくて、読後感も良くて、お勧めいただいた訳がわかった。文の流れる美しさに連城三紀彦っぽさも感じたけど、的外れな感想かな。あの、美文にうっとりしてる間に謎が解かれて「いつの間に!?」っ...続きを読む

    0

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