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Posted by ブクログ
本書では、フリーランスで、オフィスを持たずに、ITテクノロジーを駆使して働いている人やそのワークスタイルを「ノマド」と呼び、その実践方法を解説している。
ノマドワークスタイルのインフラとして、ブロードバンド、サードプレイス、クラウドが挙げられる。それらが整備されてきたこととに加え、不況という社会情勢の影響もあり、ノマドとなる人が増えてきている。だが、自らが能動的に動かなければならないノマドスタイルで成功するためには、高いコントロール能力(アテンション、情報、コラボレーション)が要求される。さらに、クラウドなどの最先端のテクノロジーを使いこなすITリテラシーも必要になる。
全体として、実例が多く、必要以上の専門用語を使っていないため、わかりやすい。時間の使い方、情報の取り扱いなど、ノマドに関係なく現代人に求められるスキルなので、参考になることが多い。特に、有用なクラウドを紹介している第5章は、そこだけでも読む価値がある。ちなみに、この5章では、メディアマーカーも紹介されている。
Posted by ブクログ
この本の副題「ノマドワーキングのすすめ」の「ノマド」というのは、北アフリカから中央アジアにかけて羊や牛を追って生活している遊牧民のことだそう。
そこから転じて、「オフィスのない会社」「働く場所を自由に選択する会社員」といったワークスタイルをノマドワーキングと名づけて、その実践に必要なものと、その活用の仕方を示している一冊。
本の帯にある「スマートフォンとクラウドが新しい働き方を可能にする」といううたい文句のとおり、本書の中にはスマートフォンやクラウドの具体的な
活用の仕方や、すぐに役立つサイトやツールの情報が満載。
これはかなり有用だ。
これだけでもお買い得感が高いのだけれど、実はワタシがいちばん良かったと思ったのは、こうしたツールを使いこなしてノマドワーキングを実践するための心構えや集中力の持続のさせ方などについて書いた「第2章アテンションコントロール」の部分。
ややもするとネットサーフィンでムダに時間を過ごすだけに陥る可能性の高いこのワークスタイルの中で、それをいかに防ぐか。それもアテンション コントロールの一つ。
そして、このアテンションコントロールは、なにもノマドワーキングだけのものではなくて、実は今日のワークスタイルの中でも、有効なものばかり。
・特にアテンションがなくてもできる作業と、高いアテンションが必要な作業を切り分け、短期帯(すきま時間)は、前者に充てる。
・BGMを効果的に使う。
・仕事を終えるときは、敢えて中途半端なところで終わらせる。
などなど、今すぐ実践できるもの。
この第2章は、どんな仕事(たとえノマドワーキングが実践できない種類の仕事)の人でも参考になると思う。
それにしても、やっぱり iPhone欲しい…。
蛇足:
一昨年亡くなられた建築家の黒川紀章さんが、60年代にもうノマドの概念を先取りしていたとは!これには驚いた。
Posted by ブクログ
"自己管理のしっかりできる人たちが、現在のIT環境を駆使してどんな風に仕事をしているのかを紹介した本。
便利なものがいっぱいできている。
クラウドを利用した様々なサービスを紹介しているところがとても参考になる。
本書の内容とはかけ離れるが、ネット社会そのものを考えてみた。残念ながら悪い面が取りざたされることが多くなったような気がする。ネット上での誹謗中傷の書き込み。いじめの道具としての利用などでニュース報道されるのを聞く。
本書で紹介されたような仕事(ノマドワーキング)ができる人たちは、人間的にもしっかりした人たちだと思う。大人の心を持った、お天道様に恥じることなく生きている人たちだと思う。
匿名でいろんなことができる(実際とことん調べればある程度特定できると思うが・・・)と思っている人の中には、実社会で面と向かい合ってでは話さないようなひどい言葉をネット上では投げかけていたりする。
ネット社会は、孤独や孤立を生むと言われているのは、我々大人・社会が成熟していないためのような気がする。
他人の痛みや気持ちを理解できる人以外は、ネットの利用、さらにいえば電話の利用でさえ制限するべきなのかもしれない。実際にそうあるべきとは思わないが。
自動車は、車の運転方法を学ぶことで免許証を得て利用できるようになる。この仕組みさえあれば、安全で快適な環境で利用できるとは限らない。自動車を凶器として利用したり、繰り返し飲酒運転を繰り返し、事故を起こす人が後を絶たない。自動車を利用する社会では法律で罰則を設けることで一定の抑止力としている。
ネット社会をよりよいものにしていくには、どんな方法が良いのだろう?法律の規制?もある程度の効果があるかもしれないが、自由な場としてのネット社会では、国でくくるべきでは無いかもしれない。国際法で規制するとなるとかなりのエネルギーが必要だ。
一人一人が大人になることで、解決するのだが、これが難しいのだ。
だいぶ脱線したが、この本を読みこんなことを考えた。"
Posted by ブクログ
以下evernoteより転記
2009年7月20日初版
サブタイトルはノマドワーキングスタイルのすすめ
ノマドとは?
P4「オフィスのない会社」「働く場所を自由に選択する会社員」
P22「テクノロジーで武装したフリーランサーたち」
ノマドを支える3つの要素:ブロードバンド、サードプレイス、クラウド
→今後、もし日本の雇用体系というものが変化していくのであれば、ホワイトカラーこそがもっともその影響を強く受けることになるだろう。
どのような「仕事のスタイル」が自分に合っているのかを真剣に考えてみる事は重要である。
P13 不慮の起業家(アクシデンタル・アントンプレナー)
新しい会社の形
P21 ごくわずかなコアメンバーだけを残して、後はすべてフリーランス・・・・・・そうすればその次には全員がフリーランスのような会社だって可能になってくるのではないでしょうか?
→社会のバックグラウンドがこのような雇用に対応できるかというのが一番の課題。年金の統合もまともにできない政府にはおそらく完成形を想像することもできないだろう。
P27 セルフコントロールができないタイプの人は、ノマドワークスタイルには向きません
→自分は向いているだろうか?ちょっと意識的にチェックしてみる必要あり。
P56 「ノマドに必要な3つのコントロール
1 アテンション
2 情報
3 仲間とのコラボ
P85 ACDCプロセス
取得、整理、掘り下げ、連携
P105 ノマドワークスタイルで温存しなければならないのは「集中力」です
→これもセルフコントロールの一つ。そして難しい。
P235 時間は本当にわずかしかなく、金よりもダイヤモンドよりも貴重なものです
→昔から忙しいと思っていたが、最近忙しいという言葉ではとても表現できない状態になっている。なんというかいくらでも時間が欲しい、という感じ。
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