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Posted by ブクログ 2024年03月03日
西加奈子さんの作品を作品を順番に読んでて、これは5冊目。
本作は短編集で、今までの作品よりはちょっと切ないものも多めかなぁという印象。
どれも素敵だけど個人的に好きなのは「灰皿」。少し「きいろいゾウ」に通じるものがあった印象。
好きな人の要求を全て受け入れようとしたり、逆に秘密から目を逸らしたり...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月29日
女ふたりが出てくる短編集。西加奈子の描く母娘はあったかくて泣けるので、最後に「シャワーキャップ」を持ってきてあるのも納得。表題作「しずく」とともに、胸がじわっとあたたかくなるような幸せな読後感がある。「影」は周囲からの見られ方と本当の自分自身とのギャップに悩む一番西加奈子らしい話だなって思った。ちょ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月08日
とてもいいです。
生きていくと、辛いこともあるよね。
でもなんとかなるさ。
それでもいろんなことあるよね。
奥が深くて一言では言えないけれど、西さんの小説にはいつも驚かされます。
もっといろいろ読んでみたいです(サラバ!も買いました。近いうちに。。。)。
同時に読もうと思って買っていた、映画...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月30日
西加奈子さんの短編集。
よい。ひたすらに良い。
この本のなかに登場するひとってけっこう、実際に身近にいたら、たぶんわたしあまり仲良くならないタイプのひとたちだなあと思うのですが、だから最初あまり感情移入しないで読み進めるんですが、最後にはうわああって叫びたくなるくらい愛しさがばくはつします。
よんだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月04日
西加奈子さん2作目。どのお話も面白く、西加奈子さんの書く文章は素直で胸を打つ。そしてやっぱり私の心の何か触れてほしくないような触れて欲しいような、不安定なソレを撫でていく感覚。それでいて読後感はスッキリする。小説を読んだー!という感覚もあるし、ない(笑) 私もすっかり感化されて感覚的になっている(笑...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年05月11日
初めての西加奈子さん。
巻き起こる事象もそうなのだが、表現方法が大胆だなと思った。「デブ」「うんこ」「えす、いー、えっくす」などなかなか小説でお目にかかれない文字が並ぶ。
そんな恐れを知らない書き方で生活の不確実さを描き、救済していく。
「シャワーキャップ」は泣けたし、「灰皿」、「木蓮」は切れ味鋭く...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月15日
西加奈子
短編集
共通テーマは「女性2人」
義理の母にオススメされて読んでみた本書。
西加奈子先生の短編が6作品も収録されているなんて…贅沢である。
6つの作品に女性が主人公ででてくるが、女性作家さんならではの
女性の心情の描き方はアッパレである。
私のオススメは、「木蓮」「シャワ...続きを読む
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