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他人の目を気にして、びくびくと生きている百合は、単純なミスがきっかけで会社をやめてしまう。発作的に旅立った離島のホテルで出会ったのはノーデリカシーなバーテン坂崎とドイツ人マティアス。ある夜、三人はホテルの図書館で写真を探すことに。片っ端から本をめくるうち、百合は自分の縮んだ心がゆっくりとほどけていくのを感じていた-。
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Posted by ブクログ
とても好きだった、何度も読み返したい 置いていく、っていうのがすごく良かった たまらないくらいしんどいことばかりだけど、その度ごとになんとか乗り越えていくしかなくて、この先もそうやってどうにか生きていくんだろうけど そんなことがあるたびに読みたいと思った 同じ星の元に生まれた人に紹介したい本
すごい刺さった。 承認欲求だったり、人にどう思われるかを考えちゃうことが多かったのでこの本のおかげで私もその島に行けた気がする。マティアスとバーの坂崎さんに会ってみたい。
読み終わって率直に苦しかったです。 というのは、人の感情の描き方がとてもリアルだったから。 その中でもクスッと笑えるところもあって。 子供時代の過ごし方、親との関わり方の大切さも学びました。
苦悩や生きづらさが共感できて好きだった。かなり前にたまたま手に取ったが、ずっと本棚に置いておきたい本。
異常に他人の目が気になる女性が会社をやめて離島のホテルで徐々に心を取り戻していく話。気持ちがよくわかるし、最後に救いもあって良い。
常に周りの目が気になって、素直になれなかったり、思い詰めてしまうことはすごく良くわかる。特に1人の時はそうで、頭の中でぐるぐる考えて、マイナスから抜け出せなくなって、気づいたら暗闇の中から抜け出せなくなってる。 なんでこんな性格なんだろう、なんでこんなに生きづらいんだろうって、何も気にせず生きてそう...続きを読むな人を横目に、自分のことが好きじゃなくなって、他人をただ羨ましがってしまう時がある。 でも、この小説を読んで、そういう自分みたいな人間を客観的に見ると、案外、なんだか愛おしいのかもとも思った。 繊細で、周りを気遣えて、人をよく見てる。愛される箇所がたくさんある。 「私が誰かを美しいと思う時、私も誰かにとっての美しい人でいれる」という一節が印象に残った。こういう素敵な一文を見つけるために西加奈子の本を読んでる気がする。私を救ってくれる魔法の言葉。
自分自身をうつくしい人の対称と決めつけ、世の中に溶け込むことが正しい生き方。という主人公のやるせなさを痛いほど感じて、私も息苦しくなったけど…。ありがとう西さん、救われました。私も誰かのうつくしい人であれるように。
ちょうど海が見える旅館に泊まった後だったからすごく良かった。悩んでるときにもう一度読みたい。私が誰かをうつくしいと思っていればわたしも誰かのうつくしい人。文庫の対談の自分で不幸になれる人は自分で幸せにもなれるという一節が好きだった
たまには小説でも読もうかーっと初心者に人気の高い作家さんだったのでたまたま手に取る。読み進めると、アラサーただいま無職、就活中の自分に刺さりまくってしまった。周りと比べたり自分が価値がないんじゃないかなーって思ったりちゃんとできてない自分を抱えている時ほど深く共感できる作品。
最初は百合のこと大分精神異常者だなぁと思って読んでいたけれど、読み進めていく内に「あぁ〜わかるわかる。」と思うような節もあった。 学校での自分の立ち位置、目立たないように身を潜めるように過ごしていた時期が私にもあったから、自分で自分が解らなくなるような感覚が今思えばあったのかも。 旅先ならではの大...続きを読む胆な行動や発言、いつもと違うことが出来たり、時には日常から離れた環境に身を置くって大切なんだな。日常に戻ってまた似たようなことで苦しくなっても何度でもまた旅に出てその都度自分を取り戻せばいいじゃない。 そして何かを得ることも大事だけど、何かを置いていくことも大事。 少し勇気を貰えたような読後感だった!
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