【感想・ネタバレ】うつくしい人のレビュー

あらすじ

他人の目を気にして、びくびくと生きている百合は、単純なミスがきっかけで会社をやめてしまう。発作的に旅立った離島のホテルで出会ったのはノーデリカシーなバーテン坂崎とドイツ人マティアス。ある夜、三人はホテルの図書館で写真を探すことに。片っ端から本をめくるうち、百合は自分の縮んだ心がゆっくりとほどけていくのを感じていた-。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

物語の世界観、空気感がとても好き。
みんなそれぞれ悩みはあるけれど、その大小、カテゴリーは人によって様々。
自分が悩んでる時、他人の些細な、関係のない発言に救われることってあるよなぁ。
大事な人はずっと変わらずいてくれるのに、自分だけ気持ちがうろちょろしていることもあるよなぁと今の自分のことのように感じた。
悩んだ時に読み返したい。

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2026年05月03日

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人の目を気にしながら生きていくことは決して良くない事ではなくて、逆に気にしながら生きていくことで、気付かされる自分の姿もある。主人公の自分自身に対しての考え方など今の自分と重なる部分もあってスっと読めた。ともさかさんとの対談で出てきた、「自分で不幸になれる人は自分で幸福にもなれる」その通りやなーって。西さんの生きてる"生"の部分が垣間見えてうつくしかったです。

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2026年02月10日

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○読んだきっかけ
白いしるしが面白く、他にも西加奈子の本を読みたかったから

○要約
周りの目を気にして消耗している32歳の百合が、突発的に仕事を辞めて田舎のリゾートホテルで数日間を過ごす。その中で出会った、くたびれたバーテンダーの坂崎や浮世離れしたドイツ人のマティアスと過ごす中で少しずつ回復していく物語

○感想
百合の性格が自分と重なるところが多く、とても共感しながら読めた(年齢が32歳というのも丁度同じだ)
周りを気にして、いじめに加担してしまうとこなどモロに自分の中学時代を思い出した。
また、細かな描写でいかに周りの目を気にしているか、そして親から経済的に自立できず そんな自分を責めつつもまだまだ「甘えている」ように見えるところも共感できた。
最終的に自分の問題と向き合い、心が解けていく描写がよく、こちらも心地よい。重い気持ちが軽くなる1冊だった

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2026年01月12日

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ネタバレ

わかる、、考え過ぎて捻くれてて可愛くないなって、でも相手を気遣うような素振りしてみたりして
パンパンになって泣いて発散、よく分かりすぎる
ゆりちゃんは2人に出会えてよかった。出会って、へんに関係が続かないのも良かった。
旅の良さってそこにあるかもと思いました、私も海と山しかないようなとこいこかな。

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2025年12月29日

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羊文学のモエカさんがアップしてたから読もうとしたのがキッカケ

主人公が小さなミスで仕事を辞め、離島で自分について見つめ直し、大切なものに気づくまでの出会いと思い出を描いた物語

ミスを連発した訳でもないのに仕事を辞める主人公に対して、かなり理解に苦しんだ。きっと今後も!

私は旅行したら、ホテルよりも現地のカフェとか食べ物とか人にお金をかけたいタイプだから主人公と真逆だなって思った

現地の美味しいものを食べることと、現地の人の優しい心に触れることは、最高のリフレッシュであり最高の趣味だ!

これからも羊文学聴き続けたい、はやくLIVEに行ってみたい

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2025年12月18日

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初めての西加奈子さん。
うらすじを読んで自分の境遇?性格と共通点を感じて読んでみた。
百合の性格ほど気にしいではないけど、ないからこそわたしだけじゃないんだと安心した。
百合は自分とは何かに気づけていたけどわたしはただ気づけていなくて、ころころ変わる感情に惑わされているしこの性格を嫌っている。
いつか気づけたらいいな
海の表現が好きで、海の見える旅館、ホテルに泊まった時のことを思い出した。朝日に照らされる海も夜の海も同じ海でも全然違って見えるよなあ。

あとがきの西さんの言葉も好きな部分がたくさんあって西さんの人柄を好きになった。他の作品も読みたい

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2025年12月11日

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とても好きだった、何度も読み返したい
置いていく、っていうのがすごく良かった
たまらないくらいしんどいことばかりだけど、その度ごとになんとか乗り越えていくしかなくて、この先もそうやってどうにか生きていくんだろうけど
そんなことがあるたびに読みたいと思った
同じ星の元に生まれた人に紹介したい本

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2025年10月18日

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すごい刺さった。
承認欲求だったり、人にどう思われるかを考えちゃうことが多かったのでこの本のおかげで私もその島に行けた気がする。マティアスとバーの坂崎さんに会ってみたい。

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2025年10月07日

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ネタバレ

本屋さんでたまたま出会った本。
主人公ほど重症ではないけれど周りの目を気にしすぎてしまって自由に好きなように自分のしたいことをする人には憧れを持っていたからとても共感できた。2人と出会ってから少しずつ心が解けていくところは読んでいて気持ちが良かった。

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2025年07月23日

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読み終わって率直に苦しかったです。
というのは、人の感情の描き方がとてもリアルだったから。

その中でもクスッと笑えるところもあって。

子供時代の過ごし方、親との関わり方の大切さも学びました。

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2025年06月08日

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苦悩や生きづらさが共感できて好きだった。かなり前にたまたま手に取ったが、ずっと本棚に置いておきたい本。

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2025年06月07日

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自分自身をうつくしい人の対称と決めつけ、世の中に溶け込むことが正しい生き方。という主人公のやるせなさを痛いほど感じて、私も息苦しくなったけど…。ありがとう西さん、救われました。私も誰かのうつくしい人であれるように。

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2025年05月03日

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ネタバレ

主人公の鬱な感じに引き込まれる、、けど最後は雲の間から太陽が差したような感じになって良かった。面白かった。

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2026年04月16日

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他人からどう見られてるかばかり気にして自分がグラグラしてきたときにこの本はぴったり。トゲトゲした心も、見えない何かにビクビクしてた自分も、全部含めて自分なんだよ、そういう時も生きてりゃありますよ、と教えてくれる。

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2026年04月09日

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旅に出ることは本当に精神を救うと思う
失恋直後に1人で尾道を訪れ、人のあたたかさや海の穏やかさに救われた経験があるので主人公の気持ちがよくわかる
東京にいると溢れかえる人と情報で切羽詰まっちゃうよね。息抜きも必要だし、訪れた場所に荷物を置いていくことも大切。

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2026年04月07日

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初西加奈子さん作品。
普段はこの系統の小説家読まず、なんだかゆるふわな感じだし、主人公にはイライラするし冒頭はなんだか好きじゃないかも思っていたのですが、不思議な魅力に引き込まれて最後まで読み切ってしまいました。
他人の目を異常に気にしながらもそれを自覚して、苦しみつつも、自分より「下」の人たちを見つけてはどこか無意識に安心してしまう。誰にでもあることかと思うけど、この主人公はその思いが強迫観念に近いのかな。
旅の中で劇的なことが起こったわけではないけど、ちょっとした自分の価値観とは違う人たち(このホテルで出会う2人のキャラがまた謎に癒されて面白い)と触れ合うことで、前向きになった姿が爽やかに印象に残りました。
また西さんの本を読みたくなった良作です。

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2026年02月28日

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ネタバレ

舞台となったホテルから見える明るい海のように、鮮烈な輝きを感じる作品でした。人目を気にしてばかりで自分を見失ってしまった百合が、周りがどう思おうと自分のやりたい様に生きている坂崎さんとマティアスに出会って自分を取り戻していく様に元気づけられました。坂崎さんとマティアスと一緒に置いてあったカートに勝手に乗るシーンは、百合が人目を気にするのではなく自分がやりたいことをやると決断出来た様が感じられて爽快でした。自分らしく素直に生きている人は「美しい」という肯定的なメッセージが込められた物語だと思います。

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2026年02月25日

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主人公の繊細な感情が美しいなと思った。
いい意味で私とは当てはまらない人。細やかな感情を持てるのが羨ましいと思ったと共に、情けない自分も受け入れてられているような感覚になった。

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2026年02月24日

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自分と重なる部分が多かったw

他人の目を気にせずに自分らしく振る舞えたらどんなに楽か。"変な人"とか"嫌われること"を恐れずに自分らしく生きられたらどんなに人生楽しいか。周りの人はみんなそれぞれのことに集中してるから自分が気にするほど自分のことなんか見ていないのはわかってるのに…自意識、ほんと疲れます。

心身が疲れたら環境を変えてみるのも大事なんだなと改めて気づかされた…
今いる環境から少し離れるだけでも心身が解放されるし、旅先に"置いていく"ことで心身が楽になれるかもしれない(20代前半のわたし、そうすればよかった)
そして、見ず知らずの人と交流することでその人たちから影響を受けて少しは図太くなれるかもしれない!笑

読んでよかった作品でした。

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2025年12月14日

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ちょうど海が見える旅館に泊まった後だったからすごく良かった。悩んでるときにもう一度読みたい。私が誰かをうつくしいと思っていればわたしも誰かのうつくしい人。文庫の対談の自分で不幸になれる人は自分で幸せにもなれるという一節が好きだった

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2025年12月04日

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たまには小説でも読もうかーっと初心者に人気の高い作家さんだったのでたまたま手に取る。読み進めると、アラサーただいま無職、就活中の自分に刺さりまくってしまった。周りと比べたり自分が価値がないんじゃないかなーって思ったりちゃんとできてない自分を抱えている時ほど深く共感できる作品。

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2025年11月14日

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最初は百合のこと大分精神異常者だなぁと思って読んでいたけれど、読み進めていく内に「あぁ〜わかるわかる。」と思うような節もあった。
学校での自分の立ち位置、目立たないように身を潜めるように過ごしていた時期が私にもあったから、自分で自分が解らなくなるような感覚が今思えばあったのかも。

旅先ならではの大胆な行動や発言、いつもと違うことが出来たり、時には日常から離れた環境に身を置くって大切なんだな。日常に戻ってまた似たようなことで苦しくなっても何度でもまた旅に出てその都度自分を取り戻せばいいじゃない。
そして何かを得ることも大事だけど、何かを置いていくことも大事。
少し勇気を貰えたような読後感だった!

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2025年11月12日

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ネタバレ

この作家の人はいつかの自分を投影して文章書いてるんやろか?と思うぐらいに心情描写が細かいしリアルだと思った。ゴルフカートで帰るとこはすごい楽しかった。ここだけ映像化してほしい。

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2025年10月09日

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そんなに簡単に人が変われるわけではないけど、こうやってたまに大切なことを思い出しに旅に行くのはいいなと思う。旅で開放的な気分になる様子が読んでいて心地よい。

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2025年07月28日

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身内に苦しむ人を描くのが上手だなぁと思う。
身近な人への嫉妬は愛の裏返しだったりする。
読んでて苦しかったけど、最後あとがきまで読んで救われるいい物語でした。

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2025年05月16日

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西さんが実際に思い悩んだ時に書いた作品ということもあり、文中の表現がリアルに生々しく思う場面もあり心が痛んだ。でも主人公が人との出会いや環境の変化を通して前を向いて行く姿が眩しく思った。文章の言葉の選び方や表現がとても好き。しかし、主人公に共感できない部分やノンデリ気質な所があり少しハラハラしてしまった。

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2026年01月16日

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ネタバレ

ひとり旅したいなぁ。

読み始めは、わぁ主人公病んでる。かわいそう。と思いながら読んでいたけれど、上手くいかなくて疲れて悪いサイクルにハマってしまって…という時は誰にでもあるから、刺さる人は多いだろうなぁと思う。
私は、価値観を示していた人が突然いなくなって迷子になってしまっているマティアスの方に感情移入した。マイペースなところも自分に似ている。私もあの頃もがいていたけれど、もがくのをやめてフワフワしていたら少しづつ好きなものだけを選べるようになっていった気がする。

スッキリ解決!ではなくて、少しの光が見えてちょっと元気になって帰っていく終わり方がイイ。きっとまた鬱々とした気持ちに戻るに違いないけれど。
「自分で不幸になれる人は 自分で幸せにもなれる」

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2025年12月07日

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百合にマティアスと坂崎がいてくれてよかったなぁって思った。
百合の行き詰まり感みたいなもの、読んでいるとこちらも息詰まってきて、途中まではつらいなぁと思っていたんだけど、ふたりと交流していくあたりでそれが少しずつほどける感じ。
ホテルから家に戻ったら何か変わっているかというとそうではないと思うけど、でも百合の心持ちは少し身軽になったんだと思いたい。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

周りの視線が気になってしまう主人公。共感できるところもあるけれど、ずっとネチネチとしていて前半は読むのが辛かった。

旅行で劇的に変わったわけではないけれど、少し前向きになれたのかな。読み終わった時はホッとした。

「人生は、私が思うほど悪意には満ちていない、難しいものではないのではないか。」

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2025年07月28日

Posted by ブクログ

西加奈子さんの著書は初めて。
若い頃夢中で読んだ吉本ばななさんと山田詠美さんを足した感じだなぁという印象。

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2025年06月18日

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