大震災作品一覧

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  • コミック昭和史(1)関東大震災~満州事変
    3.9
    1~8巻638~704円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和とはどのような時代だったのか。戦後50年を機に、いまあらためてその時代精神が問われている。それも権力者の視点ではなく庶民の眼で捉えたらどうなるのか。太平洋戦争下、ラバウルでの空襲により片腕を失った筆者が、万感の想いで描ききる。戦争を知らない世代に贈るコミック昭和史・全8巻。
  • 私が見た未来 完全版
    3.7
    1巻1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 幻の「予言漫画」復刻!! 22年の沈黙を破り、 作者が新たな警告 「本当の大災難は 2025年7月にやってくる」 1999年に刊行され、 東日本大震災を予言していた 漫画として話題沸騰。 絶版のため中古市場では 10万円以上の値がつく本作に たつき諒氏の新たな予知夢を加え 解説した完全版。 元ネタにもなっている 自身の夢を書き溜めた 「夢日記」の内容を ついに本書で初公開。 漫画に描かれたもの 描かれなかったもの――― 「夢日記」を元に 予知夢の詳細を解説。 なぜ表紙に 「大災害は2011年3月」 と描いたのか? 「富士山大噴火」の夢が 意味していたことは… そして、 新たな「未来の夢」の メッセージとは――― ★収録漫画★ ◎私が見た未来 ◎夢のメッセージ ◎縁の先 ◎ちいさなカラの中 ◎浮遊霊 ◎地下街 ◎冥界の壁 ◎もうひとりの自分 ◎闇の中へ … ◎そんな馬鹿な ◎雨月物語 ★「夢日記」解説 ★ なぜ夢日記を書き始めたのか 表紙に描いた予知夢の真相 漫画家を辞めた理由  インド旅行が大きな転換点になった  漫画の中に描いた大津波は2011年3月のことではない  2025年7月に起こること  大津波の後に訪れる新たな世界 …etc
  • 愛と呪い 全3巻合本版
    4.4
    物心ついた頃には始まっていた父親からの性的虐待、宗教にのめり込む家族たち。愛子は自分も、自分が生きるこの世界も、誰かに殺して欲しかった。阪神淡路大震災、オウム真理教、酒鬼薔薇事件……時代は終末の予感に満ちてもいた。暴力的な生きにくさと向き合う90年代から東日本大震災後の現在へ、絶対孤独を生きた「キレる17歳」世代のクロニクル。全3巻合本版。【合本版特典】特別対談3編を収録!(浅野いにお×ふみふみこ/押見修造×ふみふみこ/渡辺ペコ×ふみふみこ)
  • 87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え
    4.4
    ◎投資歴68年をこの1冊に凝縮! 昭和・平成・令和の相場を見続け バブル崩壊、リーマンショックも乗り越えた カリスマ個人投資家の投資術を徹底「初」公開 【資産17億円】【月6億円トレード】 デイレードがなにより大好きで、 命の続く限り現役トレーダーを続ける! ◎投資歴68年を洗いざらい全部書いた! ・資産10億円がバブル崩壊で2億円に激減 ・66歳で初めてパソコンを買いネット取引開始   ・毎朝4時にインターホンが鳴るワケ ・株を買うときは「1:2:6のルール」 ・機関投資家との闘いには負けない ・損をしてもクヨクヨしない! ・全部見せます!ある日の取引 ◎貧農生まれから、資産17億円 シゲルさんが教える「投資の知恵」 ・損をしてもクヨクヨするな ・ほかの投資家の心理を読め ・勘と成功体験に頼るな ・投資は「休む」ことも大切 ・人よりお金を稼ぎたいなら頭を使え ・苦しくても人の逆を行け 1936年(昭和11年)、二・二六事件が起きた年、 兵庫県の貧農の家に 4人兄弟の末っ子として生まれた。 高校を出してもらってから、ペットショップに就職。 そこでお客だった証券会社の役員と 株の話をするようになった。 そして19歳のとき、4つの銘柄を買ったことが 株式投資の始まりだった。 あれから68年、高度経済成長、ブラックマンデー、 阪神大震災、リーマンショック、東日本大震災、コロナショック ーー時代の移り変わりと危機をこの目で見てきた。 バブル崩壊では 10億円あった資産を 2億円まで減らしてしまった。 しかし資産が10億円まで増えて、 減ったとはいえ2億円も残ったのだから、 バブルには感謝だ。 今、資産は17億円まで増え、 月6億円を売買しながら、 デイトレーダーとして日々相場に挑んでいる。 お金を増やしたいのは二の次、 ただただ楽しいから 毎朝2時起きで株のことを考えている。 本を書くことになるなんて思ってもみなかったが、 どうせ書くなら読んでくれるみなさんの役に立ちたい。 だから、隠しごとなしに 日常生活から投資法まで全部書いた。 デイトレードは究極の脳トレでもある。 ボケてる暇はあらへんで! 【目次】 Prologue 87歳★現役デイトレーダー Part1 19歳で投資を始めて68年 Part2 デイトレードで80銘柄を月6億円売買 Part3 シゲル流「1:2:6のルール」 Part4 下がったら買う、上がったら売る Part5 デイトレードは究極の脳トレ
  • 徳川おてんば姫 ~最後の将軍のお姫さまとのゆかいな日常~ 1
    無料あり
    4.5
    徳川家最後の将軍である慶喜の孫娘・「おてんば姫」の「久美子さん」…彼女は関東大震災の前年(1922年)に生を受け、大正~昭和~平成という激動の時代を、「おてんば」な性格で、乗り越え生き抜いていきます。徳川慶喜家の広大な邸宅・第六天での歴史と伝統に包まれた暮らし、そして女子学習院の学校生活などなど、「おてんば姫のゆかいな日常」を、とくとご覧あれ♪
  • comic RiSky(リスキー)毒親増殖中 Vol.62
    NEW
    -
    <特集>毒親増殖中 ◆表紙イラスト・宮崎摩耶 <作品ラインナップ&あらすじ> ◆飯星シンヤ[復讐チャンネル ウラミン ~公開処刑ナマ配信中~] 「あの女だけは絶対に許さない…!」いじめられっこの少女は今やチャンネル登録者数300万人超えのVtuberに!? ◆遷田膿[灰色人間生活] 「全部おれが悪いんだ……」狭いアパートの一室で止まぬ暴力を受け続ける少年・麻白。変わることなんてない、灰色の生活――。 ◆漫画:可惜夜季央/原案:小野一光[震災風俗嬢] 「人肌に触れないと正気でいられない……」東日本大震災で被災した風俗嬢と客、他人同士だけど、互いに肌を合わせなければ、受け止められない絶望があった――! ◆原作:鈴木おさむ/漫画:こにし真樹子[インフル怨サー。 ~顔を焼かれた私が復讐を誓った日~] 「私が…インフルエンサーに……?」人気インフルエンサーたちの美醜マウントバトル!! ◆成瀬たくや[毒親介護 新興宗教にハマった母がやっと死にました\(^o^)/] BN教の妄信的信者となった母の恐怖洗脳により奴隷となりながらも、その毒母を介護することになったヤングケアラーの実録ストーリー! ◆カワディMAX[娘、配信します。~子供を晒す毒親たち~] ネグレクト、家庭不和、子供へのパワハラ! 渡る世間は毒親ばかり!? 動画配信が身近になった令和の子供たちに危機が迫る!!
  • WEDGE(ウェッジ) 2024年6月号
    NEW
    -
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 【特集】平成全史 令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史 ======================================= 「平成全史」特集後編では、事件、災害、雇用、教育など、主に社会問題について考える。 「失われたX年」と、過去の栄光を取り戻そうとするのではなく、 令和の時代にどのようなビジョンを描き、実行していくのか? それは、今を生きるわれわれ自身にかかっている。 ======================================= 江川紹子、西岡研介、山田清機、小林美希、出井康博、石井光太、松本美奈、岡田武史、富坂 聰、中村繁夫、溝口 敦、宇垣美里、河合香織、開沼 博、稲泉 連、鈴木敏夫、羽鳥好之、矢野康治、中島伸子、岩尾俊兵、滝田洋一、石井妙子、與那覇 潤、編集部 Chronology 編集部が取材・撮影した写真で振り返る平成(後半)と令和 Part 1 「平成」を利用したオウム真理教 カルトは今もあなたの隣に 江川紹子 ジャーナリスト Part 2 阪神大震災で進化した警察〝未災者〟の国民にできること 西岡研介 ノンフィクションライター Part 3 「相場観」を失った現代ニッポン〝安上がり〟に人を使うな! 鼎談 山田清機 ノンフィクション作家 × 小林美希 ジャーナリスト × 出井康博 ジャーナリスト Part 4 増える不登校、変容するいじめ 対応策の〝アップデート〟を 石井光太 ノンフィクション作家 Part 5 誤解と誤算の迷走史 平成の大学改革から見えるもの 松本美奈 東京財団政策研究所 研究主幹 Interview 1 世界最先端を走る日本 「遺伝子にスイッチ」を入れよう 岡田武史 今治.夢スポーツ代表取締役会長、FC今治高等学校学園長 Part 6 引っ越しできない日本と中国 真の相互理解は進むのか? 対談 富坂 聰 拓殖大学海外事情研究所 教授 × 中村繁夫 UMCリソーシズCEO Part 7 減る暴力団、増える半グレ 不都合な真実にも目を向けよ 溝口 敦 ノンフィクション作家、ジャーナリスト Column 特集で振り返る ウェッジが報じた平成令和 Interview 2 平成から令和で見えた希望 「自分らしさ」で時代を拓こう 宇垣美里 フリーアナウンサー・俳優 聞き手・河合香織 ノンフィクション作家 Part 8 正念場を迎える福島の復興 「巨大な実験場」で終わらせるな 開沼 博 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 准教授 Part 9 消えない東電の責任 1Fの今が私たちに問いかけること 編集部 Part 10 平成を映すノンフィクション 私が選ぶとっておきの3冊 稲泉 連 ノンフィクション作家 Interview 3 ジブリがヒットを重ねる理由 〝猛獣使い〟鈴木敏夫の着眼点 鈴木敏夫 スタジオジブリ 代表取締役プロデューサー 聞き手・羽鳥好之 作家・金沢学院大学 特任教授 Part 11 平成でタガが外れた日本財政 根拠なき楽観論に物申す 矢野康治 前財務事務次官 Part 12 激変する時代にも変わらぬ信念 経営の〝神髄〟とは何か 対談 中島伸子 井村屋グループ 代表取締役会長(CEO) × 岩尾俊兵 慶應義塾大学商学部 准教授 Column 「人を大切にする」経営の原点 井村屋・中島会長の壮絶な体験 編集部 Part 13 日本経済に吹く〝追い風〟を生かし 「扇の要」の技術を磨け! 滝田洋一 名古屋外国語大学 特任教授 Part 14 事件史で振り返る平成 「虚」から「実」への転換を 対談 與那覇 潤 評論家 × 石井妙子 ノンフィクション作家 ■連載 ・各駅短歌:未来(穂村 弘) ・日本病にもがく中国:製造大国から製造強国へ 中国はなぜ変われたのか?(富坂 聰) ・誰かに話したくなる経営学:分岐点はどこにある?「有能」な人が「有害」になる時(岩尾俊兵) ・偉人の愛した一室:観阿弥「静岡浅間神社」(静岡県静岡市)(羽鳥好之) ・商いのレッスン:「不正」にどう向き合うか(笹井清範) ・MANGAの道は世界に通ず:かの名作を金字塔たらしめた その正体は「哲学」にあった! (保手濱彰人) ・拝啓オヤジ:やっぱり親子 オレとオヤジの必要とされる喜び(相米周二) ・時代をひらく新刊ガイド:『現代アートを続けていたら、いつのまにかマタギの嫁になっていた』 大滝ジュンコ(稲泉 連) ・一冊一会:「頭の体操」ができる一冊(編集部) ・フィクサー:第三章 漏洩(真山 仁) ・モノ語り。:塩辛くない海水からつくる 百姓庵「海の塩」(水代 優) ●読者から/ウェッジから

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  • 中央公論2024年6月号
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    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 最新版 消滅する市町村 744全リスト ◆『地方自治体「持続可能性」 分析レポート』 ――地域特性に応じた人口減少対策が必要▼三村明夫+人口戦略会議 ◆データ解説 新たな「消滅」、半数が北海道・東北▼本誌編集部 ◆全国1729自治体の9分類データ ◆〔対談〕人口減を止められなかった10年 ――外国人・寄合・デジタルは救いとなるか▼増田寛也×宇野重規 ◆10年前のショックを糧に 消滅可能性都市から脱却した豊島区がいま目指すもの▼高際みゆき ◆人口増加は結果、目的ではない 東日本大震災があっても健闘の女川町▼須田善明 ◆人口減少率最大の秋田県、「資源県」の強みを活かす▼佐竹敬久 ◆多国籍タウン・大久保と向き合って 図書館は移民のシェルターになれる▼米田雅朗 ◆〔座談会〕結婚に恋愛は必要か ――少子化対策への手がかりを探る▼牛窪 恵×山田昌弘×干場弓子 ======= 【時評2024】 ●故意の「付随的被害」? ガザが示すAI軍事利用の危険▼三牧聖子 ●『複合不況』から32年、新たなバブルは発生するか▼牧野邦昭 ●国立追悼施設の建設を再び考えるとき▼辻田真佐憲 ◆プリキュア「女の子だって暴れたい」から20年 21世紀型アニメヒロインが大人をもひきつけるわけ▼鷲尾 天 聞き手:鈴木美潮 == 特集 == 不適切で輝いていた昭和 ◆〔対談〕ハラスメントは減ったかもしれないが…… 職場の環境はよくなったのか?▼河合 薫×常見陽平 ◆令和の若者にウケるわけ 昭和レトロはどこに向かう▼高野光平 ◆田中角栄、山口百恵はもう現れない カリスマなき時代政治も歌もチームで勝負▼枝野幸男 ◆〔対談〕暴言もあれば共感もあった 令和の政治家は言葉の力を取り戻せるか▼御厨 貴×東 照二 ======= ◆科学の通説はなぜ否定されるのか 生き残る地球平面説▼松村一志 ◆伝統宗教が地方で腐る ――自浄作用なき「聖域」で起きていること▼広野真嗣 《好評連載》 ●学問と政治~新しい開国進取【第19回】 学問の自由のありがたさ 日中歴史共同研究で痛感▼北岡伸一 ●皇室のお宝拝見【第3回】藤原定家筆《更級日記》▼本郷和人 ●文品 藤沢周平への旅【第14回】権力への階段――『風の果て』▼後藤正治 ●炎上するまくら【第90回】「笑点」新メンバー決定!▼立川吉笑 《連載小説》 ●地上の楽園 【第3回】▼月村了衛 ●美土里俱楽部【第13回】▼村田喜代子
  • 中央銀行―セントラルバンカーの経験した39年
    4.5
    1巻4,950円 (税込)
    1972年に日本銀行入行後、セントラルバンカーとして過ごした39年を振り返りつつ、日本銀行のみならず中央銀行という存在自体の意義や役割を論じる書。 著者が総裁の任にあった5年間(2008-2013年)は内外で大きな出来事が頻発した時期だった。 世界的には、就任直後に発生したリーマンショックに端を発したグローバル金融危機、その後の欧州債務危機があり、国内では、長期にわたって与党の座にあった自民党から民主党への政権交代、短期間での自民党の与党復帰、その間発生した東日本大震災、消費税率の引き上げ論議など、まさに「激動の5年間」と言えるだろう。 それらの局面で著者がどのように考え、何を重視してきたか、判断の根拠となった事柄が理論的な分析とともに語られる。 本書は3部構成となっており、第1部は日本銀行入行後から総裁就任前まで、著者のセントラルバンカーとしてのバックボーンを形成した時期を扱う。バブル経済とその崩壊、日本銀行法の改正など、政策決定の中核とは距離のある立場で当時どのように感じていたか、そして現在はどう分析するかを述べる。 第2部は総裁時代を扱う。経済・金融面で発生したことを各章に分けて、行った決定とその背後にあった判断を振り返り、何が真の論点であったか、著者自身の思いはどのようなものだったかを論じる。 第3部は、第2部までの分析を踏まえて、中央銀行のあり方を中心に望ましい通貨管理制度をいくつかの側面から考察する。第2部までが著者の日本銀行での39年を追う形で進行してきたのに対して、3部はよりグローバルな視点で中央銀行の使命を論じる。
  • 首都防衛
    3.9
    首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山大噴火…… 過去にも一度起きた「恐怖の大連動」は、東京・日本をどう壊すのか? 命を守るために、いま何をやるべきか? 最新データや数々の専門家の知見から明らかになった、 知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」とは――。 【本書のおもな内容】 ●320年ほど前に起きた「前代未聞の大災害」 ●首都直下地震で帰宅困難者453万人、6000人が犠牲に ●朝・昼・夕で被害はどれだけ違うのか? ●南海トラフが富士山噴火と首都直下地震を呼び起こす ●なぜ「足立区」が一番危ないのか? ●「7秒」が生死を分ける、半数は家で亡くなる ●大震災で多くの人が最も必要と感じる情報とは? ●国や都の機能が緊急時に「立川」に移るワケ ●そもそも地震は「予知」できるのか? ●「内陸直下の地震」と「海溝型の地震」は何が違うのか? ●エレベーター乗車前に「すべきこと」 ●半年に1度の家族会議をする地震学者 ●なぜ「耐震改修」が進まないのか? ●弾道ミサイルから逃げられない事情 ●天気はコントロールできるのか……ほか 【目次】 はじめに 最悪のシミュレーション 第1章 首都直下地震の「本当の恐怖」 第2章 南海トラフ巨大地震は想像を超える 第3章 大災害「10の教訓」 第4章 富士山噴火・気象災害・弾道ミサイル
  • 純潔
    4.0
    1巻3,190円 (税込)
    東日本大震災の翌年、僕は京都から上京した。君は大学のキャンパスで独り本当の幸せと政治闘争を訴え、浮きまくっていた。啄木の短歌を諳んじるような純朴な僕はアニメ研究会に引きずり込まれ、ヲタの洗礼を受けつつ、君に惹かれ、身を投じていく。「新潮」掲載から改稿四年余、時代閉塞と生きにくさを打破する政治恋愛小説。
  • 悪口を言われても気にしない人の考え方――「思考のクセ」との向き合い方。
    5.0
    「思考のクセ」との向き合い方。 超ド級のネガティブ思考に苦しんだ著者がもがいた末に手に入れた。 もう大丈夫。 あなたは悪口だってエネルギーに変えられる! ●精神科医・樺沢紫苑氏推薦! 悪口でストレス発散は大間違い。 悪い記憶、悪い人間関係、あなたのネガティブを強化するだけ。 悪口でむしろ、ストレスは増えるのです。 悪口を手放せば、人間関係は楽になる! ●悪口を言われたとき、  絶対に迷い込んではいけない5つのNGロード 1 感情的になる 2 悪口を言い返す 3 自分がダメなんだと落ち込む 4 現実から逃げる 5 ネガティブの泥沼にはまる 犬に吠えられたときは、ただ、「犬に吠えられている」と考えますよね。 「なぜ、この犬は私に吠えるんだろう?」 「私の行いの何がいけなかったんだろう?」 「どうしたら吠えなくなるだろう……」 などと、くよくよといつまでも考え込むような人は、おそらくいないと思います。 翌日も、翌々日も、「なぜ、あの犬は私に吠えたんだろう……」 とショックになる人もいないと思います。 悪口なんて、その程度のものです。 ~ひろゆき~ 上記のひろゆき氏の言葉のように、 「悪口」は気にしても仕方のないもの。 とはいえ、いわれのない誹謗中傷、 悪口に、人は心が傷付き、ダメージを受け、悩んでしまう。 子どもの頃から「言ってはいけない」と教えられているのに、 社会からなくなることのない「悪口」のメカニズムを理解し、 誰もが標的になる可能性があるからこそ身につけておきたい 危険からの身の守り方、 悪口を自らの力に変えるための考え方をやさしく解説。 ■目次 ●1 悪口を言われたら、まず考えてみること5つ ●2 悪口を言われても絶対にしてはいけないこと5つ ●3 悪口をエネルギーに変換! ●4 悪口に負けない思考法 ■著者 堀もとこ(ほり・もとこ) officeMOCO代表 1979年生。 三重県四日市市出身。 自身のネガティブ思考を克服した経験をもとに、心理学をベースとした 「折れないメンタルの作り方」や「心のコントロール法」などを伝える人間力アップコンサルタント。 大学では少年犯罪を中心に研究を続けるが、メンタルに不調をきたし大学院進学を諦め、その思いを封印する。 東日本大震災で多くを失っても懸命に生きる人々から勇気をもらい、 どんな状況でも負けずに前を向くのに大切なのは心だと確信し、心理学の勉強を再開。 2018年には日本心理学会 認定心理士の資格を取得。 専門学校でのコミュニケーション学講師や、 地元FM局でのパーソナリティ歴3年以上などで「人前で話すスキル」を磨き、 現在は「講師」「司会者」「コンサルティング」など3つ以上のビジネスエンジンで活動中。 「自ら変わる決断をすれば人は幸せになれる」をモットーに、前向きに生きようとする人に向けて、 また企業等で職場の人間関係に生かせるコミュニケーション等を広く伝えている。
  • リボルバー・リリー
    3.7
    小曽根百合――実業家・水野寛蔵の下、幣原機関で訓練を受け、16歳で実地任務に投入。東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与し、各国大使館から「最も排除すべき日本人」と呼ばれた美しき諜報員。20歳で消息を絶った彼女だが、消えた陸軍資金の鍵を握る少年・細見慎太との出会いによって、再び戦場へ。百合と慎太を追うのは陸軍の精鋭部隊。関東大震災後の帝都を生き抜く先に、終息の地は待っているのか。
  • テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅
    3.9
    “戦犯”と呼ばれた男が全告白。 イランで現地採用され、社長に成り上がるや、米原子力事業を6400億円で買った男は、いつ、どこで、何を、どう、間違え、東芝を “奈落の底”に突き落としたのか。 大宅賞作家が第15代東芝社長、西田厚聰の肉声を交えながら描いた企業崩壊ドキュメント。 ――東日本大震災、そして原発事故がなければ、東芝はどうなっていたんでしょうか。 「事故が起きなくても同じような問題が起きたんじゃないでしょうか。先延ばしされただけじゃないかな。すべては経営の問題だから」 2017年10月初旬、最後のインタビューは行われた。実は、西田は9時間を超える大手術、3ヶ月に及ぶ入院生活を経て、ようやく退院したところだった。存亡の危機に立たされていた古巣と同様、この男もまた死線をさまよっていた。 【ご注意】※この作品は一部カラーを含みます。
  • 刃紋
    NEW
    -
    1巻2,400円 (税込)
    名古屋で探偵業を営む草莱の元に舞い込んだ行方不明者の捜索依頼。関東大震災の混乱の中、数少ない手掛かりを頼りに調査を進めるが、関係者は次々と不審な死を遂げていき……。乱歩賞の著者による13年ぶりの新作ミステリー。
  • マンガ お金は寝かせて増やしなさい
    4.0
    ■インデックス投資の解説書の定番としてロングセラーとなった2017年刊 『お金は寝かせて増やしなさい』がマンガ版となって再登場! 金融のプロにはなかなか書けない内容となっています 著者の水瀬ケンイチさんはフツーの会社員をやりながら 100年に一度のリーマンショック 1000年に一度の東日本大震災が引き起こした 相場の荒波をくぐり抜けてきた インデックス投資歴20年の個人投資家だからです ■ついに個人資産1億円を突破した先駆者だからこそ伝えられる、超・実践ノウハウを。 コツコツと続ければ、インデックス投資でも 「億り人」になることは可能なのです インデックス投資は 「ほったらかし投資」とも呼ばれるように、手間がからない投資法です。 投資の先進国アメリカでは 家庭の主婦でも知っているポピュラーな投資法です 著者のインデックス投資歴20年間の資産増減も全公開 ■本書の内容 ・【マンガ】「花沢ヒナとインデックス投資の出会い」 ・はじめに ・第1章 「インデックス投資」を今すぐ始めるべき理由 ・第2章 寝かせて増やすインデックス投資の実践法 ・第3章 インデックス投資は「資産配分」が超重要 ・第4章 おすすめの金融機関&口座開設の手順とNISA・iDeCo入門 ・第5章 インデックス投資を支える資本主義経済の仕組み ・第6章 プロは絶対に教えてくれない「インデックス投資を続けるコツ」 ・第7章 これまたプロは絶対に教えてくれない「インデックス投資の終わらせ方」 ・おわりに
  • タイムスリップ縁結び~大正男子と交わる蜜夜~【電子単行本】
    5.0
    「僕が放さなければいい」「好きになったことに後悔はない」亡くなった祖母の遺品整理中。桜子は遺品をくわえて逃げた犬を追いかけ、くぐった鳥居の先はなんと大正時代だった。そこで幼少時代の祖母のハルと祖母の養父の正一と出会う。この時代に連れてきたのは神社の神使の犬。その神使の犬が言うには、時は関東大震災の1年前。元いた時代に戻るためには正一が神主をやっている神社を潰さずに守ること。とりあえず正一の家に居候することに。そこでなんと正一と関係を持ってしまった。桜子にとって正一は血はつながらなくても曽祖父。さらに現代に戻れば離れ離れに…!?この関係どうなっちゃうの…? ※この作品は雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」に掲載、または短編よみきり配信されたものを再編集したものです。デジタル配信版の雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」または短編よみきり配信をお求めになった方は、コンテンツ内容が重複する場合がございますので、ご注意ください。
  • 外科医のママ道! 腐女医の医者道!エピソードゼロ【電子特典付き】
    4.6
    大震災時に出産の危機!! 帝王切開を自分で観察!? オタクで現役外科医のさーたりさんによる、 医者ならではの結婚・出産体験! ブログ「腐女医で行く!」で触れた名エピソードをもとに 全面描き直しのうえ、新規描き下ろしを加えた 『腐女医の医者道!』前日譚! 巻末に電子書籍だけでしか読めないエピソード漫画(カラー2ページ)を収録!
  • それはわたしが外国人だから 日本の入管で起こっていること
    -
    知ってほしい、人間らしい生活ができない人たちがいることを。一緒に考えてほしい、私たちに何ができるかを。 難民、紛争などの取材・発信を続けるフォトジャーナリスト安田菜津紀が、日本の入管政策に翻弄されてきた外国にルーツのある4人を取材。一人ひとりの生きた道のりをたどり、彼らがどんな困難に直面してきたかを子どもにも伝わるように平易な言葉でまとめた。あちらこちらで「多様性の尊重」がうたわれているのに、そこから排除される人たちがいるのはなぜだろう。私たちにはなにができるだろう。そんな対話のきっかけになることを願って。金井真紀によるカラーイラスト多数。難民・移民フェスのエッセイも。 【目次】 01 在留資格がないと、公園のなかの川がわたれない? リアナさんのお話 02「日本の子どもたちに英語を教えたい」と夢見ていたのに ウィシュマさんのお話 03 命の危険からのがれてきたのに アハメットさんのお話 04 外国人の「管理」「監視」はいつからはじまったの? 石日分さんのお話 05 新しい法律のなにが問題? ほんとうに必要なしくみとは? 入管法のお話 06 いっしょに遊ぼう、ほしい未来をつくろう 難民・移民フェスのお話 【著者】 安田菜津紀 1987年神奈川県生まれ。フォトジャーナリスト。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)副代表。東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『国籍と遺書、兄への手紙―ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)他。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。 金井真紀 1974年千葉県生まれ。文筆家・イラストレーター。「多様性をおもしろがる」を任務とする。著書に『はたらく動物と』(ころから)、『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『虫ぎらいはなおるかな?』(理論社)、『世界はフムフムで満ちている』(ちくま文庫)、『日本に住んでる世界のひと』(大和書房)、『おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った 世界ことわざ紀行』(岩波書店)など。難民・移民フェス実行委員。
  • 横濱建築 記憶をつなぐ建物と暮らし
    NEW
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ハイカラ、クラシック、港町......観光地としても知られている国際色豊かな横浜。華やかな面をもつ一方で、歴史が息づく市井の人々の暮らしが随所に垣間見える。 開港、関東大震災、横浜空襲、接収・返還といった時代の変遷の中で建てられた建物から、人々の思いに触れる。 ホテル、バー、映画館、銭湯、書店etc. 横浜ならではの文化と関わりの深い建築50軒紹介。
  • NHK こころをよむ 万葉びと、その生と死と 2024年4月~6月
    -
    日常に潤いや彩り、知恵を与えてくれるテーマを幅広く ■ご注意ください■ ※NHKテキスト電子版では権利処理の都合上、一部コンテンツやコーナーを掲載していない場合があります。ご了承ください。 ■今月のテーマ 『万葉集』に残された歌から、詠みびとの窮乏や苦難、その死生観を考える 死について考えることは、生について考えること。死後の世界は、想像するしかない。しかし、生の終わりとしての死を考えることによって、私たちは初めて、生をはっきりと自覚することができる。七世紀後半から八世紀の中頃を生きた万葉びとは、苦難や絶望をどうとらえ、生と死について、どのような考えを持っていたのか。残された歌を現代の視点で訳し、鑑賞しながら、今を生きる私たちの心にもある愛や哀しみへの思いを明らかにしていく。 ■講師:上野 誠
  • 明治のナイチンゲール 大関和物語
    5.0
    1巻2,310円 (税込)
    今や看護師は、社会に欠かせない職業である。専門知識や技能を身につけ、国家試験に受かってはじめて就くことのできる専門職であり、人の健康や命を守る尊い職業として広く認知されている。しかしかつては「カネのために汚い仕事も厭わず、命まで差し出す賤業」と見なされていた。  家老の娘に生まれながら、この「賤業」につき、生涯をかけて「看護婦」の制度化と技能の向上に努めたのが、大関和である。和は離婚して二人の子を育てる母親でもあった。  これは近代日本において、看護婦という職業の礎を築いたシングルマザーの物語である。 【目次より】 ●第一章 故郷黒羽 家老の娘/「嫁田」の友/田打桜/物言う嫁 ●第二章 鹿鳴館 パン・ペルデュ/牧師植村正久/「看病婦」と「看護婦」/婦人慈善市/大山捨松からの誘い/リディア・バラの決意/メアリー・トゥルー/横浜の貧民窟 ●第三章 桜井看護学校 「東の慈恵」「西の同志社」/校長矢島楫子/断髪の新入生/『看護覚え書』/病院実習/「器械出し」の名人/花魁心中騒動/「泣キチン蛙」/トレインド・ナースの誕生 ●第四章 医科大学附属第一医院 「白衣の天使」/松浦里子と本多銓子/「我朝のナイチンゲールとならん」/医師との軋轢/「求めよ、さらば与えられん」 ●第五章 越後高田「知命堂病院」 高田女学校/「廃娼演説会」/瀬尾原始との再会/鈴木雅、天然痘と戦う/日本初の派出看護婦会/婦人矯風会の授産施設/赤痢の村へ/「避病院」の改良/日清戦争と看護婦/「衛生園」にかけた夢/岡見京との邂逅 ●第六章 東京看護婦会 派出看護婦会の乱立/後藤新平との約束/木下尚江からの求婚/相馬愛蔵の誠意/遊郭から逃げた少女/『派出看護婦心得』/鈴木雅の引退/「貴官の剣を貸し給え」/『婦人従軍歌』/慰問袋運動 ●第七章 大関看護婦会 「生まれては苦界、死しては浄閑寺」/大関看護婦会/内務省「看護婦規則」/大山捨松、スペイン風邪に倒れる/鈴木雅との別れ/関東大震災
  • 日航機遺体収容 ―123便、事故処理の真相
    5.0
    当時の警察総指揮官が初めて明かす、事故三日目から百三十三日間の一部始終。 現場経験者だからこそ語れる危機管理への考察。それは、その後の阪神・淡路大震災、東日本大震災でも露呈し、いまだ活かされていない。
  • それいけズッコケ三人組
    4.2
    花山第二小学校六年のズッコケ三人組は、きょうも男たる証明と栄光を求めて、青空の下にかけだしていきました。
  • 帝国ホテル建築物語
    4.3
    1巻1,699円 (税込)
    「かたちあるものは必ず滅す。しかし、かたちを成すために命をかけた人々の志は、本書によって神々しく蘇る」阿川佐和子氏推薦! 帝国ホテルライト館建築をめぐる熱き男たちの物語 世界的建築家、フランク・ロイド・ライトの飽くなきこだわり、経営陣の追及……それでも彼らは諦めなかった! そして関東大震災が――1923年(大正12年)に完成した帝国ホテル2代目本館、通称「ライト館」。「東洋の宝石」と称えられたこの建物を手掛けたのは、20世紀を代表する米国人建築家、フランク・ロイド・ライトだった。明治末期、世界へと開かれた日本において相応しい迎賓館が必要だと気づいた大倉喜八郎と渋沢栄一が、ニューヨークで古美術商として働いていた林愛作を帝国ホテル支配人として招聘したことから、このプロジェクトは始まった。しかし、ライト館完成までの道のりは、想像を絶する困難なものだった――。ライト館の建築に懸けた男たちの熱い闘いを描いた、著者渾身の長編小説。
  • アースチェンジ―近未来の警告書 地球が生まれ変わった時、人類も変われるか
    -
    リーマンショック、東日本大震災、新型コロナ・パンデミック、ロシアのウクライナ侵攻……、数々の災害・危機をブログで予言し、的中させてきた著者に届いた「近未来の地球」へのメッセージ!それは、何を意味しているのかーー。いま地球は、アースチェンジ(地球変革)となる大きな変革の時代に突入しています。それは、聖書で予言された「黙示録」的時代への突入でもあります。近未来の地球では何が起こるのか。そのとき人類はどうすればいいのか。人気スピリチュアルブロガーに届いた、究極のメッセージ!
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙
    4.0
    14歳の少女ソフィーのもとに見知らぬ人物から届いた手紙。そこにはたった1行「あなたはだれ?」とだけ書かれていた……。 本書が発行された1995年、日本では阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件が相次いで発生し、人々は命の価値と自らの存在意義を模索した。そしていま、未曾有の災害が日本を襲った。「哲学」は私たちの生きる道を照らすためにある。世界50か国1500万人超が読んだ名作が、著者の新たなメッセージを加えて再登場!

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  • 大江戸妖怪の七不思議 桜咲准教授の災害伝承講義
    3.7
    地名や伝承から、その土地の災害を推測する「災害伝承」の第一人者・桜咲竜司は、東京・深川で奇妙な話を聞く。どんな傷も治す河童の秘薬を受け継ぐ、薬局の一人娘が呪われたという。秘薬と呪いの正体とは。関東大震災時に井戸から聞こえた小豆を研ぐような音。誰が何のためにそんな音を立てたのか。謎を解く中で桜咲は、数々の妖怪伝説を吞み込んだ、江戸の町の秘密に辿りつく──。
  • 日本仏教再入門
    -
    昨今、仏教研究は進展を見せ、従来の常識は大きく書き換えられつつある。 「日本仏教」とは何かから説き起こし、古代から中世の仏教の思想と歴史の流れを、聖徳太子・空海・法然・親鸞・道元・日蓮などをキーに解き明かしていきます。 そして、明治維新以降、西洋の文明に触れて大きな変貌を遂げた日本仏教が、日本の近代社会の中で果たしてきた役割を改めて問い直します。廃仏毀釈に始まり、日清・日露戦争を経て、大正デモクラシー、日中戦争から第二次世界対戦を経験する中で、仏教は重要な位置を占めています。戦後復興、そして大震災などに対して、実践としての仏教があらためて登場しつつある現状の意味を問うていきます。 また、日本仏教の深層にある思想的、歴史的な背景を読み解いていきます。葬式仏教にどのような意味があり、どのような思想を背景にしているのか。日本仏教のおおきな特色となっている「大乗仏教」の起源を探ります。また神と仏の関係を、中世の神仏習合に遡って、読み解き、仏教が日本の思想や哲学に与えた影響を検証していきます。 本書を読めば、日本仏教の思想と歴史の概観と肝要なポイントがすべてわかる、格好の入門書です。 *本書は、『日本仏教を捉え直す』(放送大学教育振興会)を底本に、大幅な加筆(第二章 1最澄の生涯と思想)と改稿をし、改題しました。 【目次】 はじめに 「日本仏教」という問題 第一章 仏教の展開と日本 序説 第二章 仏教伝来と聖徳太子 日本仏教の思想1 第三章 空海と最澄 日本仏教の思想2(頼住光子) 第四章 法然・親鸞と浄土信仰 日本仏教の思想3 第五章 道元と禅思想 日本仏教の思想4 第六章 日蓮と法華思想 日本仏教の思想5 第七章 廃仏毀釈からの出発 近代の仏教1 第八章 近代仏教の形成 近代の仏教2 第九章 グローバル化する仏教 近代の仏教3 第十章 社会活動する仏教 近代の仏教4 第十一章 日本仏教と戒律 日本仏教の深層1 第十二章 葬式仏教 日本仏教の深層2 第十三章 神仏の関係 日本仏教の深層3 第十四章 見えざる世界 日本仏教の深層4 第十五章 日本仏教の可能性 まとめ 学術文庫版あとがき
  • メディア・ディアスポラ
    3.0
    近未来、再び大震災が日本を襲った。 テレビメディアは再び国民の信を裏切り、全民放地上波局の視聴率がいっせいにゼロとなる。 その只中、メディアの復活に賭けるテレビマンたちがいた。 第一線からは退き、「ニュース速報映像」をキャッチしては局へと売り歩く元敏腕ディレクターと中継市民たちがいた。 民放地上波キー局を買収した巨大IT企業『O.I.L』の悪意と野望が“日本の放送”を席巻しようとする時、テレビマンと元敏腕ディレクター、中継市民はテレビメディアと自らの誇りを守るため再び立ち上がった…。 テレビメディアが没落していく中、突如現れた“メディアの悪魔”と対峙したテレビマンと中継市民が、熾烈を極める激闘の果てに見た驚愕の真実とは!? テレビメディアの崩壊と再生を描く、近未来サスペンスアクション小説。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 仕事は1枚の表にまとめなさい。
    4.7
    大きな仕事をなし遂げられる人の 小さな習慣 孫正義氏「東日本大震災の復興支援、スクリーニングのPCR検査、コロナワクチン… 彼は判断の難しいことを形にしてきた。この整理には、学べることがあるはずだ。」 孫正義氏の数々の“むちゃぶり”を 爆速で実行に移してきた仕事の進め方 「ざっくりすぎる指示」「むちゃぶり」「ちゃぶ台返し」…… どんな困った職場でも、劇的に仕事が進む。結果が出る。 「表で」できること ・複雑な情報をすばやく整理する ・足りない情報を的確にあぶり出す ・鋭い視点で比較検討する ・物事を深く分析する ・自身のアイデアを提案する ・チームメンバーに責任ある仕事を促す ・予定通りに物事を進める ・抜け漏れのないコミュニケーションをする ・全体像・細部ともが一目でわかる提案資料をつくる ・自分の「推し」を客観視点で把握・説明できる ・どんなカリスマとも対等な立場で交渉できる
  • 漫画で描き残す東日本大震災 ストーリー311
    3.5
    2011年3月11日以降、東日本大震災の被災地で起きた多くの悲しい出来事、厳しい避難生活の中で生まれた家族や地域とのつながり、被災を乗り越えて成長していく町の 若者の姿、日本各地から訪れるボランティアと地元住民とのふれあいなど、現地で生まれたストーリーを、漫画家自らが現地で取材し漫画に描き残すことで“語り部”的な役割を果たせないだろうか? そんな気持ちから生まれたプロジェクトからのコミックス、第一弾です。本書の印税は全額、被災地復興のために寄附いたします。参加漫画家:ひうらさとる、上田倫子、うめ、おかざき真里、岡本慶子、さちみりほ、新條まゆ、末次由紀、ななじ眺、樋口橘
  • 地球科学入門I 次に来る自然災害 地震・噴火・異常気象
    3.0
    1~2巻679~699円 (税込)
    東日本大震災はいまだ終わっていない。むしろ「巨大災害の世紀」が幕を開けたのだ。太平洋沖で起きるM8クラスの「余震」、首都圏直撃の恐れもある「直下型地震」、富士山も含めた「活火山の噴火」、300年に1度の三連動地震による「西日本大震災」――地球科学の観点から、これら4つはいつ起こっても不思議ではない。「天災は忘れたころにやってくる」は珠玉の名言。しかし現実には、次の大地震は忘れる前にやってきてしまう。「自分だけは大丈夫」に根拠はない。自分の身は自分で守るしかない時代に、これだけは知らないと危うい自然災害の基礎知識と最新情報を京大人気教授がわかりやすく解説。地震と津波、火山噴火はもとより、エルニーニョ現象やゲリラ豪雨など、「異常気象」と呼ばれる現象のメカニズムと個人がとるべき対策も網羅した。安全を約束された場所は、この国にはない。「知識は力なり」。私たちができることは何かを知っておこう。

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  • キレッキレ股関節でパフォーマンスは上がる!
    4.0
    股関節を三次元に使いこなすことが、超一流選手への最短距離 最も鈍感な関節がフル稼働! トップアスリートは爆発力が違う 『股関節脳』理論に基づく 「走る」「打つ」「投げる」「蹴る」の力を引き出す体操を紹介 脳が正しく、股関節の位置をわかれば、 ハイパフォーマンスを発揮できる身体に変わる 切れ味のいい動き=キレッキレ股関節 通常のスポーツ選手たち、ほとんどすべてのスポーツ選手の股関節は、ドタドタ、ドサドサとガッチリと固まって 動きづらい状態になってしまっているのです。 一方で、クリスティアーノ・ロナウドなど、ほんの一握りの世界のトップアスリートが絶好調のときだけは、 まさにカミソリのような切れ味のいい股関節に仕上がっています。 これを『キレッキレ股関節』と呼ぶわけです。 この『キレッキレ股関節』がスポーツパフォーマンスにおいてどんな働きをするのか科学的な観点を多彩に使って分析し、 読者の皆さんに「なるほど」と興味深く納得していただきながら、 自分が『キレッキレ股関節』になるための画期的なトレーニングの方法を順次お届けしていくのが、本書の役割です。 【目次】 序章 なぜキレッキレ股関節がスポーツパフォーマンスに革命を起こすのか 第 1 章 鈍感大王・股関節をキレッキレ帝王に変える 第 2 章 “裏転子”という最強将軍 ──中臀筋をゆるめよ! 第 3 章 最強帝王がキレッキレに動く ──上下動・前後動・左右動・回旋動 第 4 章 “転腸連動”が最強帝国を作る ──キレッキレの転子は腸骨を巨大な軍事力に変える 【著者プロフィール】 高岡英夫(たかおか・ひでお) 運動科学者、高度能力学者、「ゆる」開発者。運動科学総合研究所所長、NPO法人日本ゆる協会理事長。 東京大学卒業後、同大学院教育学研究科を修了。東大大学院時代に西洋科学と東洋哲学を統合した「運動科学」を創始し、 人間の高度能力と身体意識の研究にたずさわる。オリンピック選手、企業経営者、芸術家などを指導しながら、 年齢・性別を問わず幅広い人々の身体・脳機能を高める「ゆる体操」をはじめ「身体意識開発法」「総合呼吸法」 「ゆるケアサイズ」など、多くの「YURUPRACTICE(ゆるプラクティス)」を開発。多くの人々に支持されている。 東日本大震災後は復興支援のため、ゆる体操プロジェクトを指揮し、自らも被災地で指導に取り組む。 著書は、『肩甲骨が立てば、パフォーマンスは上がる!』(小社)、『究極の身体』(講談社)、 『日本人が世界一になるためのサッカーゆるトレーニング55』(KADOKAWA)、 『脳と体の疲れを取って健康になる決定版 ゆる体操』(PHP研究所)など、100冊を超える。
  • また次の春へ
    3.8
    小学3年生、母を亡くした夜に父がつくってくれた"わが家" のトン汁を、避難所の炊き出しでつくった僕。東京でもどかしい思いを抱え、2カ月後に縁のあった被災地を訪れた主婦マチ子さん。あの日に同級生を喪った高校1年生の早苗さん…。厄災で断ち切られたもの。それでもまた巡り来るもの―。未曽有の被害をもたらした大震災を巡り、それぞれの位置から、再生への光と家族を描いた短篇集

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  • 弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門
    4.3
    1巻1,287円 (税込)
    本書は、元・星野リゾート マーケティング部所属の著者による ストーリーを通じて、マーケティングの基礎を学ぶ入門書です。 特長は大きく2点です。 特長その1 「これでもか! 」というくらい優しく マーケティングとは、一部のマーケターに求められる難解な知識ではなく、 本来、子どもでも理解できるとてもシンプルなもの。 できる限り専門用語や難しい理論は省き、 誰でも使える実践的なものに絞って紹介しています。 特長その2 資金に乏しい「弱者」でも実践できるマーケティング モノが売れない今の時代、 圧倒的な資金力で広告をガンガン出したり、 人海戦術的に営業を回らせたりできる「強者」なんてごくわずか。 本書の舞台である喫茶店「ワーグナー」の新米店長エミは、 家賃すら滞る赤字経営の状態から、マーケティングを実践することで 自分のお店をV字回復に持っていきます。 「弱者が強者に打ち勝つための、武器としてのマーケティング」 これが本書のコンセプト。 SNSの効果的な使い方から 弱点を強みにかえる「クロスSWOT分析」まで 「お金をかけず、売上を伸ばせるモノの売り方」にしぼって 紹介しています。 マーケティング・セールス・企画・商品開発・広告・宣伝にかかわる人はもちろん、 商品・サービスを売るすべての経営者や個人事業主・実業家にオススメできる、 マーケティングの入門書ができました! 事業規模の大きい・小さいにかかわらず、幅広く役立つ1冊となってます。 ●著者紹介 上杉惠理子(うえすぎ・えりこ) マーケティング戦略コンサルタント。 「子どもでも理解できて、誰でも実践できるマーケティング」がモットー。 法政大学社会学部、一橋大学大学院社会学研究科修了後、 環境創造企業 株式会社エステムでの営業企画部勤務を経て、 星野リゾートに入社。星野佳路代表のマーケティング志向に感銘を受け、 日本各地の地域魅力を発信する観光業のミッションと マーケティングの面白さにのめり込む。 東日本大震災後、業績の回復を目指していた北海道のスノーリゾート 「トマム」のマーケティング部門に勤務し、トマムV字回復の一役を担う。 大の着物好きで、独立後は「和装イメージコンサルタント」としても活躍。 現代だからこその和装の価値を伝えるべく「和創塾 きもので魅せるもうひとりの自分」を開設、マーケティングを武器に、 顧客の支持を得ながら順調に売上を伸ばしている。

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  • 洗脳広告代理店電通 ドクター苫米地の脱「メディア洗脳」宣言
    3.7
    東日本大震災の報道によって露になった、広告主(スポンサー企業)とメディア、そして広告代理店の癒着構造。この構造を作り上げ、独占的に支配する巨大広告代理店・電通のメディア洗脳戦略を暴き出す。

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  • 生保・損保特集 2023年版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【ご注意ください!】 ・本コンテンツは冊子版を電子化した大型電子雑誌です。ご利用いただく環境によっては、ダウンロードに時間がかかったり、一部ページの濃淡が明瞭でない場合がございますが、あらかじめご了承ください。 ・本コンテンツに社名や収録情報での検索機能はございません。巻頭の五十音順索引ページまたは本社所在地索引から、各社の掲載ページを探してください。 週刊東洋経済が臨時増刊号として毎年秋に発刊する「生保・損保特集号」。今年のメインテーマは「インフレに克つ保険」です。 昨春以降、米国をはじめとした中央銀行による政策金利の引き上げによって、株式相場や為替相場などにおける世界的なマネーの流れが一変しました。さらにロシアによるウクライナ侵攻によって、エネルギー価格を中心とした物価高が急速に進み、国内外の経済にかつてないようなインフレの波が押し寄せています。 われわれ一般の消費者にとって、インフレは家計を圧迫する大きな要因として良い印象を持ちにくいかもしれませんが、保険会社にとっては経営においてむしろプラスに働く側面が大きいかもしれません。 例えば生命保険会社の場合、契約者から預かった保険料を国債などの債券を中心に運用に回していますが、市場金利の上昇によって運用益(利差益)を出しやすくなります。またその結果として、契約者に約束する利回りである保険の「予定利率」を上げやすくなったり、契約者配当を増やしたりという施策に打って出るといった、契約者が恩恵を受ける効果も期待できます。 他方、損害保険会社の場合はどうでしょうか。物価高によって例えば自動車に修理費用や火災保険の補償費用が拡大し、保険金の支払いコストが膨らむため、経営へのマイナスの影響は生保よりも大きいかもしれません。ただ、慢性的な収支の赤字に苦しむ火災保険を中心に、インフレを大義名分にすることで保険料の引き上げをしやすくなったともいえます。 インフレが正負両面でさまざまな影響を及ぼす中で、保険会社はどう向き合い、また舵取りをしていこうとしているのか。特集では22人の「業界トップ」インタビューをはじめとして、さまざまな視点で業界の実情を掘り下げていますので、是非手に取ってご覧頂ければ幸いです。 --- 目次 --- ■協会会長インタビュー 清水 博〈生命保険協会〉/新納啓介〈日本損害保険協会〉  ■金融庁監督局長インタビュー 伊藤 豊 【特集1】生命保険業界の現状と年間展望 給付金縮小で本業益拡大 新たな資本規制が迫る生保の変革 保険募集の最前線に立つ 営業職員たちの現在地 西澤香菜子<日本生命>/水越美穂<第一生命>/橋本穂菜実<明治安田生命>/永井彩花<住友生命> 大手生保が踏み切った子育て支援策の構造転換 【特集2】損害保険業界の現状と年間展望 保険金縮小で純利益拡大 関東大震災から100年 防災・減災の最新事情 保険会社の頭脳を司るアクチュアリーのすすめ ■INTERVIEW 小田島綾子〈日本損害保険代理業協会会長〉/水野 明<保険乗合代理店協会理事長> 「経営トップ」を直撃! ■TOP INTERVIEW 生命保険会社 清水 博〈日本生命〉/隅野俊亮〈第一生命〉 永島英器〈明治安田生命〉/高田幸徳〈住友生命〉 高橋 薫〈ソニー生命〉/北原睦朗〈大同生命〉 米山好映<富国生命>/副島直樹〈太陽生命〉 吉村俊哉〈大樹生命〉/木村博紀〈朝日生命〉 川本哲文〈東京海上日動あんしん生命〉/古出眞敏〈アフラック生命〉 大場康弘〈SOMPOひまわり生命〉/加治資朗〈三井住友海上あいおい生命〉 蔵田 順〈三井住友海上プライマリー生命〉 ■TOP INTERVIEW 損害保険会社 広瀬伸一〈東京海上日動〉/舩曵真一郎〈三井住友海上〉 新納啓介〈あいおいニッセイ同和損保〉/ジェームス・ナッシュ〈AIG損害保険〉 若手社員が夢中に挑む 「客とつながる」仕事 主要生命保険会社の採用状況 主要損害保険会社の採用状況 DATA analysis JA共済 生命総合共済が低迷、LA減少などが影響 こくみん共済 coop(全労済)アプリ導入や新サポートを通じて推進強化 2022年度 生保・損保各社主要データ 編集後記
  • 東北モノローグ
    -
    東日本大震災の癒されえぬ傷痕、そのうえを流れた時間はいったいなにを残したのか。東北のひとびとがいま語ること、その地でこだまする声に耳を澄ます、文学とノンフィクションの臨界点。
  • 毛細血管で細胞力は上がる ~エコノミークラス症候群の第一人者・橋本洋一郎の5つのメソッド~
    -
    毛細血管だけが、細胞にアプローチできる! 「血管の主役は動脈と静脈」が医学の世界での常識でしたが、この2つだけでは、細胞に栄養や酸素を届けることができません。 細胞の中の老廃物や二酸化炭素を掃除するのも、毛細血管なしにはできません。 37兆個の細胞とダイレクトに物々交換できるのは、毛細血管なのです。 著者は、熊本市民病院の首席診療部長、血液循環のエキスパート。 2016年4月の熊本大震災時、エコノミークラス症候群の発症をいち早く懸念し、プロジェクトチームを立ち上げました。 そして、血液循環という自分の専門分野でまだ伝えるべきことがある、「知識は力なり」を実感したのです。 人間の血管の長さの95%を占める、膨大な毛細血管。 まだまだ解明されていない毛細血管は、脳の活動や長寿を支え、皮膚や末端の血流を担って「見た目」も左右するといいます。 筋肉運動や有酸素運動は、週1回でさえ実践が難しいもの。 禁煙支援、高血圧予防のサポートなど、数々のプロジェクトに関わった著者がおすすめするのは、 毛細血管(もちろん動脈・静脈も)を元気にする、誰でも気軽に日常的に実践できる「5つのメソッド」。 細胞力を上げて健康長寿をめざしましょう。 ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 婆ボケはじめ、犬を飼う
    完結
    5.0
    東日本大震災の津波で流された家を新築したニコ・ニコルソンの実家が、犬を飼うことに! 宮城の空の下、認知症がすすむ婆を、それに翻弄される家族を、「ヌ太郎」は癒やしてくれるのか!? 笑って泣けるファミリーエッセイ! 日本で唯一のドッグセラピー協会の活動を入魂取材した、SP描き下ろしマンガつき!!
  • 3.11 あの日を忘れない 1 ~飯舘村・ほんの森でまってる~
    4.0
    1~5巻858~968円 (税込)
    東日本大震災を風化させないために、親から子へ、語り継いでいきたい珠玉のドキュメンタリー集! 「ほんの森でまってる~原発避難区域・飯舘村の本屋さんより~」 震災後、村を守った「ほんの森いいたて」の物語!!「もう一度 青葉の杜~帰ってきた喜久屋書店漫画館仙台店!~」 震災に負けずに再オープンした喜久屋書店漫画館仙台店の奇跡!
  • アウターライズ
    4.0
    再び東北を襲った災禍「アウターライズ」の被害者がわずか六名……? 東日本大震災に匹敵する大災害にどんな対策を講じたのか注目が集まる中で突如、東北県知事会が“独立宣言”を行った。それから三年、一切の情報が遮断された「東北国」に、ジャーナリストが招かれる。あの日、何が起きたのか。鎮魂の祈りを込めた、緊迫の長篇ミステリー。
  • 山海記
    値引きあり
    3.8
    1巻1,045円 (税込)
    東北の大震災後、水辺の災害の歴史と土地の記憶を辿る旅を続ける彼は、その締めくくりとすべく、大震災と同じ年に台風12号による記録的な豪雨に襲われた紀伊半島に向かった。バスの車窓から見える土砂災害の傷跡を眺める彼の胸中には、クラシック好きで自死した友・唐谷のことなど、さまざまな思いが去来する。現代日本における私小説の名手が、地誌と人びとの営みを見つめて紡ぐ、人生後半のたしかで静謐な姿。
  • 安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ
    4.3
    コロナ禍の今、日本は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以来の国家的危機に直面している。この歴史的な国難に対して、当時首相であった安倍晋三と菅直人はどのように対処したのだろうか。危機に際して国民に何を語り、国民をどう守るかは政治家の最優先事項であり、時の政府の姿勢は、国民に対する本音を浮き彫りにする。安倍元首相は常々、民主党政権を「悪夢」と呼んでいたが、はたして安倍政権は菅直人政権をこんなに非難できるほど優れていたのか。そこで、両者の「危機の認識力」「国民への言葉」「権力の使い方」「補償」など個々の対応を徹底比較し、危機における、あるべきリーダーシップを考察。最後に安倍政権を引き継いだ菅(すが)政権のコロナ対応も評価する。10年前の記憶・記録を掘り起こすことで、今の自民党政権の“実態”が明らかになる!
  • 反・幸福論
    3.7
    無縁社会の何が悪いのか。遁世も悪くない。「ポジティブ」がそんなに善いのか。格差是正なんて欺瞞だ――。権利や豊かさや便利さを追求し「幸せになるべき」と刻苦勉励してきたはずの日本人が今、不幸の底に堕ちている。大震災、政権交代、「正義論」ブームなど近年の出来事を稀代の思想家が厳しく見つめた時、偽善の殻に包まれたこの国の正体が露わになる。柔らかい筆致の中に、日本人の禍福の真理が詰まった至高の啓蒙書。

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  • 実録!体験談 刑務所の中 小遣い付き老人ホームと化す贖罪場
    -
    刺激的娯楽漫画ルポ『実録!体験談 刑務所の中 小遣い付き老人ホームと化す贖罪場』。ギャル女囚、食ハラ、極道、少年院、死刑執行…特濃ルポ漫画を32作品大ボリューム収録! 笠松刑務所 盛り髪メイクで懲役務め♪キャバクラ工場ギャル女囚の天敵刑務官集団暴行事件内幕 淫ら!!“自慰中(オナチュー)”痴女「獄で一番困ったのは歯ブラシのフタがアソコに入って取れなくなったこと」 熾烈な階級闘争 マウンティング極道最新事情 エリート集団「炊場」の“食ハラ”地獄 夫は佐世保で服役 妻は熊本刑務所に避難…大震災で深まった夫婦の絆 美人不良姉妹 泪とエロスの女子少年院懺悔録 酒とタバコに溺れる囚人 女囚600人のボス 女極道との1年戦争 絶脈ドキュメント死刑執行マニュアル ほか
  • あんぽん 孫正義伝
    4.1
    異端経営者はなぜ生まれたのか。 今から一世紀前。韓国・大邱で食い詰め、命からがら難破船で対馬海峡を渡った一族は、豚の糞尿と密造酒の臭いが充満する佐賀・鳥栖駅前の朝鮮部落に、一人の異端児を産み落とした。 ノンフィクション作家・佐野眞一が、全4回の本人インタビューや、ルーツである朝鮮半島の現地取材によって、うさんくさく、いかがわしく、ずる狡く……時代をひっかき回し続ける男の正体に迫る。 在日三世として生をうけ、泥水をすするような「貧しさ」を体験した孫正義氏はいかにして身を起こしたのか。そして事あるごとに民族差別を受けてきたにも関わらず、なぜ国を愛するようになったのか。そしてなぜ東日本大震災以降、「脱原発」に固執し、成功者となったいま、再び全米の通信業界に喧嘩を売りにいこうとするのか――。飽くなき「経営」の原点が本書で明らかになる。
  • 震災風俗嬢
    3.4
    東日本大震災からわずか一週間後に営業を再開させた風俗店があった。 被災地の風俗嬢を五年にわたり取材した渾身のノンフィクション。 【本文より】 チャコさん(仮名)が相手にした客のほとんどが、地震と津波の被害に遭っていたという。 「家を流されたり、仕事を失ったり。それでこれから関東に出稼ぎに行くという人もいました。あと、家族を亡くしたという人もいましたね」 「えっ、そんな状況で風俗に?」 思わず声に出していた。だが彼女は表情を変えずに続ける。 「そんな場合じゃないことは、本人もわかっていたと思いますよ。ただ、その人は『どうしていいかわからない。人肌に触れないと正気でいられない』って話してました」
  • 漫画で描き残す東日本大震災 ストーリー311 あれから3年
    3.8
    東日本大震災から3年…。あの日と、あの日からの激動の日々を、人気漫画家たちが現地で取材し、そこにある想いを漫画で描き残す、感動必至の“311の物語”。印税は被災地復興の為に寄附します。
  • 大江健三郎 作家自身を語る
    4.8
    なぜ大江作品には翻訳詩が重要な役割を果たすのでしょう? 女性が主人公の未発表探偵小説は現存するのですか?──世紀を越え、つねに時代の先頭に立つ小説家が、創作秘話、東日本大震災と原発事故、同時代作家との友情と確執など、正確な聞き取りに定評のあるジャーナリストに一年をかけ語り尽くした、対話による「自伝」。最新小説『晩年様式集(イン・レイト・スタイル)』を巡るロング・インタヴューを増補。
  • ヤング・アライブ・イン・ラブ 完全版1
    3.3
    1~3巻770円 (税込)
    巨大な「湯沸かし器」=原発が稼働する東京都M市。 科学を信じる早川真(マコト)と霊能少女の稗田真奈(マナ)は、お互いを理解しないまま、手を取り合って「湯沸かし器」の謎に挑む! 東日本大震災直後に描かれた、社会派かつオカルティックなポスト3.11ラブコメディ。放射能も幽霊も、大切なものは目には視えない。 描き下ろし&ポップな新デザインでお届けするリマスター完全版は、コロナ禍以降の世界への警鐘。霊霊霊霊(・o・)
  • ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 明日へ
    完結
    4.0
    全1巻759円 (税込)
    岩手チャグチャグ新聞社の記者・坂東さきるは生まれも育ちも岩手県。東日本大震災から5年がたった今、さきるは甚大な被害を受けた沿岸部の三陸へ取材に。陸前高田・思い出の品、大船渡・恋し浜ホタテデッキ、遠野・畑わさび栽培、釜石・FM岩手釜石支局。かつて取材で訪れたことのある地を目の当たりにし、一人の人間として深い悲しみを味わいながらも、人々の心の強さ、明るさに出会い、今また新聞で岩手を元気にしようと誓う!
  • 覚悟の決め方 僧侶が伝える15の智慧
    4.0
    今回の東日本大震災により被災地の状況はじめ、制御不能になった原発、供給の滞った食物や電気など今までにない危機感を肌で感じたことにより、「死」というものをリアルに感じた人も多いだろう。本書では、震災後、これまでの価値観が揺らいだり、新しい価値観を模索している人たちのヒントとなるべき回答を著名なお坊さんが答える。

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  • 雪炎
    4.3
    東日本大震災から一年。三基の原発が立地する北海道・道南市で市長選挙が始まった。元公安警察官の和泉は、「廃炉」を公約に掲げて立候補した旧友の弁護士・小島を手伝うことに。何百億円もの原発利権に群がり、しがみつく者たちの警察ぐるみの苛烈な選挙妨害に、和泉は公安警察時代の経験で対抗。しかし、ついには選挙スタッフが殺され……。「現実」を見つめ続ける馳星周の真骨頂、ここにあり!
  • ニューズウィーク日本版別冊 特別編集  ニューズウィークが見た「平成」
    -
    86年創刊のニューズウィーク日本版は世界情勢と同時に、 国際的な視点から平成の日本を報じてきた。 いわば日本版は平成の時代と共に歩んできたといってもいい。 世界はこの国をどう伝えてきたのか。 平成が幕を閉じようとしている今、 本誌は31年間の記事を厳選し、 当時の表記やデザインをほぼ忠実に再録した。 バブル崩壊、政権交代、大震災……。 当時の時代の空気が伝わってくる「平成完全保存版」をお届けする。 目次 1989 ?1997 平成元年?9年 どこへ行く日本人 出口が見えない日中経済のトンネル Picture Power ベルリンの壁崩壊 期待外れだった「日本の貢献」 平成の天皇像 Picture Power ソ連消滅 「天皇訪中」に打算あり 押し切られてプリンセス 下剋上の時代が来た 崩れた地震列島の「耐震神話」 「妄想教団」と日本の病巣 夢を運ぶトルネード 私には「酒鬼薔薇」が見える ダイアナと雅子妃の本当の違い RearView 去りゆく象徴、善良なる男性 1998 ?2007 平成10年?19年 崩れゆく大蔵支配の構図 ハリウッドが愛したクロサワ 中田、ナカタ、ナカータ? 相撲に見るニッポン 疾走するネットの志士 世界が見たコイズミ これは「第2の真珠湾」なのか 世界が歓迎「戦う自衛隊」 「役作りはしなかった」(二宮和也) RearView 私が追い掛けた平成の日本 RearView この30年が日本を鍛え上げた 2008 ?2019 平成20年?31年 ジャパン・アズ・ナンバースリー 大震災で日本人はどこに向かうのか RearView 僕の見た平成は立派で前向き 宮崎駿が世界に残した遺産 RearView 平成は日本人に「無常」を教えた

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  • 図解 みんなの防災ハンドブック
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本書は、コンビニ限定書籍「図解 みんなの防災ハンドブック」を電子化したものです。 「知識」は「備え」。一家に一冊! さあ、家族みんなで「4コマ防災」をはじめましょう! 日本は世界でもまれに見る災害大国です。 地震、津波、豪雨、台風、大規模な水害、豪雪、火災、記録的猛暑……季節がめぐるごとに、さまざまな災害が起きています。 そして、災害は、いつもの日々のすぐそばにあります。 自分と家族の命を守り、安全に生きていくには、どうしたらいいのでしょう? この本は、2011年3月11日に発生した東日本大震災後に話題になった4コママンガ防災ブログを書籍化したものです。 防災士、イラストレーターであり、おかあさんでもある著者が、PTAや自治会を通じて16年間に渡り防災活動にかかわったことを活かし、1つの防災情報につき1つの4コママンガという形式で紹介。災害が起きたそのときに取るべき行動や、いますぐできる備え、避難生活などの非常時を乗り切るアイディアを、子どもからお年寄りまで、一目でラクラク理解することができます。 また、巻頭付録に、「7日間を自力で生きのびるために、すぐやるべき14のこと」と「わが家の逃げ地図シート」をご用意。家族がよく見る場所に貼っておけば、自然と防災意識も身につくはずです。 災害は、「他人ごと」ではなく、「自分ごと」。 さあ、自分や大切な人の身を守るために、いまこそ「防災リテラシー」を身につけましょう!
  • 震度0
    3.6
    1巻850円 (税込)
    阪神大震災が起きたその朝、700キロ離れたN県警で幹部の一人、警務課長の不破義仁が失踪した。人望も厚い筆頭課長がなぜ? 組織を大きく揺るがしかねない事態に、本部長以下幹部らはそれぞれに手がかりとなりそうな情報を調べるが、保身や対抗意識から駆け引きや情報戦の応酬に陥ってしまう。不破の安否はおろか、蒸発か事件かも判らぬまま時間が過ぎ――。組織と個人の本質を鋭くえぐる本格警察サスペンス。

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  • 羊の怒る時 ――関東大震災の三日間
    4.4
    1923年9月1日11時58分32秒、関東大震災が発生。関東一帯の大地が激動し、東京は火の海になった。突然起こった惨禍に、人々は動揺し、流言蜚語が発生。「朝鮮人が暴動を起こす。火をつける」というデマにより、多くの朝鮮人が虐殺された。自らの衝撃的な体験をもとに書かれ、震災の翌年から連載が開始された記録文学の金字塔。巻末に石牟礼道子によるエッセイを収録。
  • 帝都物語 第壱番
    3.8
    関東大震災や辛亥革命など、干支にいう〈亥の年〉には、国家的規模の大異変が続発している。そして、亥年にあたる一九九五年。不幸にも阪神大震災、地下鉄サリン事件という未曾有の大惨事が発生した。だが本書はすでに、魔人・加藤保憲を駆って、破滅の予兆を孕んだ現代の姿を予見していた! ここにまた、混沌とした世紀末を乗り切るために、科学、都市計画、そして風水まで、あらゆる英知が結晶したカタストロフィ・ノベルを繙く時がやってきた――。
  • ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来
    3.7
    『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作家、最新刊! そのいちごの名前は違法!? 絶体絶命からの大逆転ほど胸のすくものはない。 ――大矢博子(書評家)※「労働新聞」令和5年2月27日掲載の書評より抜粋 種苗法、商標権、農業ってかなり大変なんです。生産者の苦労を助けてくれるキレキレの頭脳に読む手が止まらない。 ――鈴木典子(ヤマト屋書店仙台三越店) 大震災からの復興を目指し、新品種“絆姫”の開発に成功した久郷いちご園。 そこに、大手商社の田中山物産から絆姫の名称は、商標権侵害との警告書が届いた。 さらに、クリスマスケーキに絆姫を使用することが決定している世界的パティスリー「カリス」から、 名称変更せずに解決か、全被害額を支払うかを迫られ――。 大手商社という巨大な敵から、いちごの名称と農家たちの熱い想いを守るため、 弁理士・大鳳未来は驚天動地の策に出る! (著者情報) 南原 詠(なんばら・えい) 1980年生まれ、東京都目黒区出身。東京工業大学大学院修士課程修了。元エンジニア。現在は企業内弁理士として勤務。第20回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、『特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来』(宝島社)で2022年にデビュー。 ※本書は2022年9月に刊行した単行本 『ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来』を文庫化したものです。
  • 愚民社会
    3.9
    近代への努力を怠ってきたツケが、今この社会を襲っている。 日本の終わりを書きとめるための、過激な社会学者と実践的評論家による奇跡の対談集。 2003年~04年にかけて『新現実』に掲載された2本の対談に加え、2011年夏に行われた新たな対談を収録。東日本大震災を経てより明確になった日本の問題点を、真摯かつ過激に語り合う。 私たちは、やりなおせるのか――。 空気に縛られやすく、政治を人任せにしてきた日本人が、自分で考える力を持った近代的個人となるためにはどんな教育が必要か。民主主義を制度にとどめず、私たちの心の習慣にするための真摯な提言は必読。
  • 貝に続く場所にて
    3.0
    芥川賞受賞の鮮烈デビュー作、待望の文庫化。 あの日行方不明となった彼が、ドイツの私の元を現れる。 忘却に抗う言語芸術の傑作にして、鮮烈なるデビュー小説。 第165回芥川賞受賞作 第64回群像新人文学賞受賞作 ドイツの学術都市ゲッティンゲンに暮らす私の元に、東日本大震災で行方不明になった彼が現れる。 陽に透けないほどの存在感を持つその訪問者に私は安堵するが、死者との邂逅はその街と人の様相を重層的な記憶を掘り起こすように変容させてゆく。 群像新人文学賞と芥川賞をダブル受賞した著者のデビュー作。 解説=松永美穂(ドイツ文学者、翻訳家)
  • 十津川警部 仙石線殺人事件
    値引きあり
    4.0
    青梅の精神科病院で殺人未遂事件が発生した。被害者は入院患者の千石典子。容疑者として浮上した男性が、松島海岸近くで遺体で発見された。殺人事件の捜査を進めていくと、東日本大震災で沈没し、海底から引き揚げられたグズマン二世号の客室から発見された大量のプラチナ事件と繫がり、十津川警部はそこに潜む闇資金の謎を追う。
  • 小説 後藤新平―行革と都市政策の先駆者
    4.1
    これからの日本、こんな指導者がほしい! 東北の没落平民から身を起こし、医師、行政マンを経て台湾・満鉄の経営、東京市の大改革、関東大震災からの復興――。大胆な先見性をもとに新しい政策を次々に打ち立て、行革を断行した後藤新平。無私と実行力に貫かれた生涯をいきいきと描く。
  • 地震に備えるスマートサバイバル読本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東日本大震災から10年。 今こそ気を引き締めて対策! 備蓄と装備、避難認識を再確認! 東日本大震災から10年の節目の2021年。人びとの防災意識は再度高まると予想されます。 首都圏直下型、東南海、富士山の噴火など、地震と噴火の不安も高まっており、最新の知識と対策を受け入れる必要があります。 当ムックでは、消防庁などのエキスパートがレクチャーする最新のサバイバルテクニック、家庭での備え、いままでの地震、噴火事例のケーススタディをふまえて整理。 令和の「スマート(クレバー)なサバイバル」ノウハウをまとめます。 ●大震災から26年の町はいま ●帰宅困難を考える ●震災後3日間を生きる ●防災用品を見にホームセンターへ など
  • オレがマリオ
    4.3
    新しい光に満ちた第五歌集。 「電信柱抜けそうなほど揺れていた」震度7とはそういうことか 空腹を訴える子と手をつなぐ百円あれどおにぎりあらず 子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え 東日本大震災発生当時、東京にいた著者が仙台の家に帰れたのは、4日後だった。余震と原発事故が落ち着くまでと思い、翌朝息子の手をひいて、西へ向かう。 醤油さし買おうと思うこの部屋にもう少し長く住む予感して 第三者的には「軟禁」とも言える車を持たぬ離島の暮らし 「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ 紆余曲折ののち、沖縄の石垣島に住むことになった親子。豊かな自然、地域の人々との密な触れ合いは、様々な変化をもたらした。 愛、発見、出会い――。かけがえのない石垣島の日々から生まれた第五歌集。 解説・松村由利子(歌人)
  • 最新版 消滅する市町村 744全リスト
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●『地方自治体「持続可能性」 分析レポート』 ――地域特性に応じた人口減少対策が必要 三村明夫+人口戦略会議 ●データ解説 新たな「消滅」、半数が北海道・東北 本誌編集部 ●全国1729自治体の9分類データ ●〔対談〕人口減を止められなかった10年 ――外国人・寄合・デジタルは救いとなるか 増田寛也×宇野重規 ●10年前のショックを糧に 消滅可能性都市から脱却した豊島区がいま目指すもの 高際みゆき ●人口増加は結果、目的ではない 東日本大震災があっても健闘の女川町 須田善明 ●人口減少率最大の秋田県、「資源県」の強みを活かす 佐竹敬久 ●多国籍タウン・大久保と向き合って 図書館は移民のシェルターになれる 米田雅朗 ●〔座談会〕結婚に恋愛は必要か ――少子化対策への手がかりを探る 牛窪 恵×山田昌弘×干場弓子
  • 終わりと始まり
    4.0
    移動する文化人として、さまざまな土地を訪れ深い思索を積み重ねてきた作家がつづる、感動、怒り、戸惑い、落胆、祈り──。3.11の大震災と福島原発事故を経て、少数者の居場所、民主主義の多数決の欺瞞などを問う、明晰で情のある名コラム。
  • 共に在りて 陸前高田・正徳寺、避難所となった我が家の140日
    値引きあり
    4.5
    東日本大震災の大津波は著者の生家・陸前高田の高台にある正徳寺の真下にまで及んだ。その夜から寺に避難した人は最大で150名を数え、庫裏での共同生活が始まった。住職で市役所職員の実弟と坊守の義妹、地域のリーダー、たじろぎつつも支援に立ち上がった全国の僧侶たちの活動を追った、心揺さぶるノンフィクション。
  • 「イヤな気持ち」を消す技術 ポケット版
    4.0
    ■ネガティブな思いに囚われた、すべての人の処方箋 本書は2012年に刊行され、東日本大震災(2011年3月11日)で傷ついた多くの人々の心を救った 5万部超のロングセラー『「イヤな気持ち」を消す技術』のポケット版です 現在、新型コロナウイルスが引き起こした世界規模のパンデミックによる社会不安、 それに伴う経済的な不況、社会の混乱、人心の分断、 フェイクニュース、陰謀論…われわれを取り巻く世界はさまざまなネガティブな事象によって、日々不安が絶えません。 ■そんな今こそ求められているのが、科学的エビデンスに基づいた冷静な判断 過去の記憶に囚われることのない自由な生き方です。 本書『「イヤな記憶」を消す技術』はそんな生き方を実現するための最強のガイドといえます。 本書は、最先端の科学的知見をもとに「悩み・不安の正体」を記憶と脳の関係で解き明かします。 さらには、脳の仕組みとその特性を利用して、 「どうすればイヤな記憶を忘れることが出来るのか」について具体的に示した画期的な書です。 これを読めば、ネガティブな情動に囚われずに生きていくことができるようになります。 ■本書の内容 ・再版にあたって ・はじめに ・第1章 なぜイヤな記憶ばかりが甦るのか ・第2章 記憶とは何か。それとどうつき合っていくか ・第3章 その「自我」があなたを不幸にする ・第4章 悲惨な体験をトラウマにしない ・第5章 うつ病は一瞬で治る ・第6章 イヤな気持ちから自分を解放するために
  • ルポ 新宿歌舞伎町 路上売春
    3.0
    ここ最近、新宿歌舞伎町のハイジア・大久保公園外周、 通称「交縁」(こうえん)には、若い日本人女性の立ちんぼが急増している。 その様子が動画サイトにアップされ、 多くのギャラリーが集まり、現地でトラブルが起きるなど、 ちょっとした社会現象にもなっている。 彼女たちはなぜ路上に立つのか。他に選択肢はなかったのか。 SNS売春が全盛のこの時代に、わざわざ路上で客を引く以上、 そこには彼女たちなりの事情が存在するに違いない。 「まだ死ねないからここにいるの」 一人の立ちんぼが力なく笑った。 本書では、ベストセラーノンフィクション『売春島』の著者・高木瑞穂が、 「交縁」の立ちんぼに約1年の密着取材を敢行。 路上売春の“現在地”をあぶり出すとともに、 彼女たちそれぞれの「事情」と「深い闇」を追った――。 ■目次 ・プロローグ(序章) ・第1章 統合失調症とASDを抱える女・琴音(31歳) ・第2章 二度の逮捕歴がある女・未華子(32歳) ・第3章 ハイジア・大久保公園界隈に街娼が集まり始めたルーツ ・第4章 歌舞伎町で起きた事件から紐解く、路上売春史 ・第5章 ヤクザに拉致られた女・梨花(21歳) ・第6章 1ヶ月350万円を稼ぐ女子大生・恵美奈(19歳) ・第7章 彼氏に勧められて路上に立つ女・紗希(20歳) ・第8章 歌舞伎町案内人と巡る“交縁”の現在 ・第9章 名物立ちんぼとして知られる老女・久美さん(年齢不詳) ・エピローグ(終章) ■著者 高木瑞穂 ノンフィクションライター。 1976年生まれ。月刊誌編集長、週刊誌記者などを経てフリーに。 主に社会・風俗の犯罪事件を取材・執筆。著書に『売春島「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ』 『東日本大震災 東京電力「黒い賠償」の真実』『覚醒剤アンダーグラウンド「日本の覚醒剤流通の全てを知り尽くした男」』(彩図社)、 『裏オプ JKビジネスを天国と呼ぶ“女子高生"12人の生告白』(大洋図書)『日影のこえ』(共著、小社刊)ほか。 Twitter @takagimizuho2
  • 絆 走れ奇跡の子馬
    4.0
    拓馬の家は福島県南相馬の競走馬生産牧場だ。2011年3月11日、東日本大震災の津波で牧場は壊滅。愛馬シロは子馬を産み落とし事切れた。恋人も失った拓馬に唯一残された希望である子馬は「リヤンドノール(北の絆)」と名付けられる。競走馬として成長して迎えた日本ダービー。拓馬の、福島の思いを背負うリヤンは奇跡を起こすのか。伝統の祭、相馬野馬追の地を舞台に描く、人と馬の祈りの物語。
  • 福満しげゆきのほのぼのゲームエッセイマンガ
    4.0
    2009年からスタートした『福満しげゆきのほのぼのゲームエッセイマンガ』が、ついに単行本として刊行される。東日本大震災の影響もあって、一時は連載終了か? と著者を悩ませた衝撃の連載も、紆余曲折がありながらも回を重ねて150話を突破。連載当時を振り返っての新規書き下ろし著者コメントも、全話に収録しました。『僕小』『うち妻』につづく、新しい福満ワールドをご堪能ください。
  • 震災風俗嬢(分冊版) 【第1話】
    続巻入荷
    3.0
    「人肌に触れないと正気でいられない……」 東日本大震災からわずか1週間で、風俗店が再開した。 家を流され、家族を失い、絶望のどん底に落とされた被災者たちが、温もりを求めてやってくる。 みずからも被災者でありながら、客を受け止める風俗嬢たち。 ホテルを一歩出れば、そこには耐えられないほど残酷な現実がある。 喪失感を抱えた男と女は、肌と肌を重ね合わせなければ、立ち上がれなかった――! ※この作品は「comic RiSky(リスキー) Vol.54」に収録されています。重複購入にご注意ください。
  • 三陸海岸大津波
    4.2
    その時、沖合から不気味な大轟音が鳴り響いた――「ヨダだ!」大海嘯ともヨダとも呼ばれる大津波は、明治29年、昭和8年、昭和35年の3度にわたって三陸沿岸を襲った。平成23年、東日本大震災で東北を襲った巨大津波は「未曾有」ではなかったのだ。津波の前兆、海面から50メートルの高さまで上り家々をなぎ倒す海水、家族を亡くした嘆き、地方自治体の必死の闘い…生き延びた人々の貴重なインタビューや子どもたちの作文が伝える、忘れてはいけない歴史の真実。
  • 暗い夜、星を数えて―3・11被災鉄道からの脱出―(新潮文庫)
    4.2
    遺書は書けなかった。いやだった。どうしても、どうしても――。あの日福島県に向かう常磐線で、作家は東日本大震災に遭う。攪拌(かくはん)されるような暴力的な揺れ、みるみる迫る黒い津波。自分の死を確かに意識したその夜、町は跡形もなく消え、恐ろしいほど繊細な星空だけが残っていた。地元の人々と支え合った極限の5日間、後に再訪した現地で見て感じたすべてを映し出す、渾身のルポルタージュ。(解説・石井光太)
  • もらい泣き
    3.8
    一族みんなに恐れられていた厳格な祖母が亡くなった。遺品の金庫に入っていた意外な中身は……(「金庫と花丸」)。東日本大震災の後、福島空港で車がなく途方にくれる著者に「乗りますか」と声をかけてくれた男性。彼の父親の、痛快すぎるエピソードとは……(「インドと豆腐」)。思わずホロリ、もらい泣き。稀代のストーリーテラーが実話を元に創作した、33話の「泣ける」ショートストーリー集。
  • 想像ラジオ
    4.1
    深夜二時四十六分。海沿いの小さな町を見下ろす杉の木のてっぺんから、「想像」という電波を使って「あなたの想像力の中」だけで聴こえるという、ラジオ番組のオンエアを始めたDJアーク。その理由は―東日本大震災を背景に、生者と死者の新たな関係を描き出しベストセラーとなった著者代表作。 野間文芸新人賞受賞。
  • 浅田家!
    4.2
    二宮和也主演!「家族」を撮りつづけた写真家と、彼を支えつづけた「家族」の笑いと涙あふれる感動実話。映画『浅田家!』10月2日(金)全国公開に先がけ、小説版8月7日(金)発売! 「一生にあと一枚しか、写真と撮れないとしたら?」 彼が選んだのは、“家族”だった――。 消防士、レーサー、ヒーロー、バンドマン……家族全員を巻き込んで、それぞれが“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、その姿を撮影したユニークすぎる《家族写真》で、写真界の芥川賞・木村伊兵衛写真賞を受賞した、写真家・浅田政志(二宮和也)。受賞をきっかけに各地の家族から撮影依頼を受け、《家族写真家》としてようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こる――。かつて撮影した家族の安否を確かめる為に向かった被災地で、政志が目にしたのは、家族も家も全てを失った人々の姿だった。 「家族ってなんだろう?」 「写真家の自分にできることは何か?」 シャッターを切ることが出来ず、自問自答を繰り返す政志。津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗浄して、家族の元に返す《写真洗浄》の活動に参加し、そこで写真を見つけ嬉しそうに帰っていく人々の笑顔に触れることで、再び《写真の持つチカラ》を信じられるようになる。そんな時、一人の少女が現れる。「私も家族写真を撮って欲しい!」。それは津波で父親を失った少女の願いだった――。
  • あの日からのマンガ
    4.0
    3.11…史上最悪の震災によって、すべてが変わってしまったあの日。それ以来、しりあがり寿は、誰にも追いつけないスピードとヴィヴィッドさで、東日本大震災をテーマにしたマンガを描き続けている。震災からわずかひと月後に掲載され、ネットや新聞・雑誌などに大きな反響を呼んだ月刊コミックビーム発表作を中心に、朝日新聞夕刊連載の4コマ『地球防衛家のヒトビト』など、未曾有の危機の時代に挑むように、アグレッシブに天才が発し続けたマンガ作品を集めた緊急出版本、ついに電子化。
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく
    3.8
    村上春樹が語るアメリカ体験や1960年代学生紛争、オウム事件と阪神大震災の衝撃を、河合隼雄は深く受けとめ、箱庭療法の奥深さや、一人一人が独自の「物語」を生きることの重要さを訴える。「個人は日本歴史といかに結びつくか」から「結婚生活の勘どころ」まで、現場の最先端からの思索はやがて、疲弊した日本社会こそ、いまポジティブな転換点にあることを浮き彫りにする。
  • スネア(立東舎文庫)
    -
    元BOOWY、現JET SET BOYSのドラマー、高橋まことの自伝が、10年分のエピソードを加え、文庫として復活! 元BOOWYやDe+LAXのドラマーとして知られ、現在JET SET BOYSで活躍する高橋まこと。彼が2007年に出版した自叙伝『スネア』が、文庫版として復活します。そして文庫化に伴い、単行本で出版された2007年から、2017年までの10年のエピソードを加えた“完全版”として生まれ変わりました。 単行本出版時に話題となった、バンドが伝説へと上り詰めるまでのでの活動の記録から、“ひとつの事件”として当時の社会現象にもなった解散といったBOOWYでのエピソードはもちろん、多感な幼少時代、挫折もあった青春時代、De+LAXやソロ活動といったBOOWY後の新たな試みなど、高橋まことの波瀾万丈な人生が、細かく記されています。また、文庫版で加えられた新たな事柄――自身の故郷・福島を襲った東日本大震災、還暦という自身の年齢、父のこと、そして今改めてBOOWYに思うこと......なども、読み応え充分です。 8ビートにこだわり、いまも変わらず力強く熱いビートを刻み続ける“ミスター・8ビート”。決して平坦ではなかったそのロックな生き方からは、生きていくうえでの力や勇気を得ることができるはずです。
  • さんてつ―日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録―
    完結
    4.6
    3.11のあの日、岩手県沿岸部を走る三陸鉄道では、路線の多くを被災した。大地震、津波の爪痕が生々しいガレキの中、それでも、さんてつマンたちは、自らの力で立ち上がろうとする……。三陸鉄道関係者、周辺の人々への綿密な取材を元に再構成する震災ドキュメンタリー漫画。「ブラックジャック創作秘話」の異才、吉本浩二が描く真実の人間ドラマの決定版!!
  • 3.11東日本大震災 君と見た風景(分冊版) 【第1話】
    完結
    4.0
    2011年3月11日、東日本大震災発生。妊娠9ヶ月の妻、4歳の娘と手を取り歩んだ激震からの30日間を綴りました。物資不足、原発事故、今なお続く余震…それでも粛々と生きています。3千万人がかたずをのんで見守った被災ブログまんがの著者が緊急描き下ろし! 被災地より、日本中の皆様へ、迫真のコミックエッセイ!
  • 人生はいつもちぐはぐ
    -
    昔のおとなが背中で伝えた、生きるうえで大切なこと。 未来の同業者にみっともない仕事はできないという、職人の矜持。 般若心経を丸ごと暗記した五歳児のまなざしの先にあるもの。 大きな災害を前に口ごもるしかない、私たちの気持ち――。 生きることの機微をめぐる思考が、 日々の出会いやエピソード、遠い日の記憶から立ち上がる。 まなび、痛み、しあわせ、自由、弱さなど、 身近なことばを起点に広がってゆく哲学エッセイ。 【目次】 まえがき ―― 「これで死ねる」と言えるとき 1.伝えること/応えること 2.おとなの背中 3.人生はいつもちぐはぐ 4.ぐずぐずする権利 5.言葉についておもうこと 6.贈りあうこと 7.東日本大震災後 2011-12 ※本書は、小社より二〇一三年九月に刊行された単行本『おとなの背中』を改題し文庫化したものが底本です。
  • 神々の密談
    完結
    -
    高千穂、出雲大社などを巡り、日本古来の神々の声に耳を傾ける。大震災・経済危機……混沌の時代に、私たち日本人は、どこへ向かうのか!? 著者渾身のスピリチュアルルポをこの一冊に一挙収録!
  • 3.11東日本大震災 君と見た風景
    完結
    3.9
    全1巻660円 (税込)
    2011年3月11日、東日本大震災発生。妊娠9カ月の妻、4歳の娘と手を取り歩んだ激震からの30日間を綴りました。物資不足、原発事故、今なお続く余震…それでも粛々と生きています。3千万人がかたずをのんで見守った被災ブログまんがの著者が緊急描き下ろし! 被災地より、日本中の皆様へ、迫真のコミックエッセイ!
  • 悲しみの秘義
    4.5
    もしあなたが今、このうえなく大切な何かを失って、 暗闇のなかにいるとしたら、この本をおすすめしたい――(解説・俵万智) 宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトン、小林英雄、ユングらの、 死者や哀しみや孤独について書かれた文章を読み解き、人間の絶望と癒しをそこに見出す26編。 「言葉にならないことで全身が満たされたとき人は、言葉との関係をもっとも深める」 ―-自らの深い悲しみの経験を得た著者が、その魂を賭けて言葉を味わい、深い癒しと示唆を与えてくれる26編。 「一日一編読んでいる」 「自分の無意識のどこかに必ず染みてきて、涙がにじむ」 「どんな仕事でもそれを支えているのは、『語り得ない何か』。その一つが悲しみである、という言葉の凄さに慰められた」 日経新聞連載時から話題を呼び、静かなロングセラーとなった一冊。 東日本大震災後の福島にて、柳美里さんが営む書店「フルハウス」では2018年売り上げベスト6位に本書が入っている。 文庫化に際して「死者の季節」「あとがき」を増補。 解説・俵万智 ※この電子書籍は2015年11月にナナロク社より刊行された単行本『若松英輔エッセイ集 悲しみの秘義』の文庫版を底本としています。
  • キセキ~3.11に生まれた命~
    完結
    -
    2011年3月11日、東日本大震災発生当日。数知れぬ命が失われたその日、被災した東北3県で104人の赤ちゃんが生まれた。表題作『キセキ 〜3.11に生まれた命〜』は、その1/104の物語。震災の日に出産した母・史佳の姿を詳細に描く渾身のドキュメンタリー。史佳は、自宅で開いていたアロマ教室でのレッスンを休みにして間近に控えた出産に備える。お腹の中の子どもにはすでに「虎」と名づけ、ベガルタ仙台のアカデミーコーチの夫・誠と共に産まれてくるのを楽しみにしていた。運命の3月11日、陣痛で苦しむ史佳とつき添う誠は、後に「東日本大震災」と呼ばれる大地震に見舞われる。雪のちらつく駐車場に一旦は避難するものの、出産の瞬間は目の前に迫っている。めちゃくちゃに壊れ電気は全て止まってしまった病院の中で、奔走する看護師たちに支えられ、史佳と誠の命がけの出産が始まった!表題作に加え、主婦となった女性たちの内面をみずみずしく描かれた珠玉の2編を収録。 『あの海に、恋をした。』は、平凡な主婦・真保の想い出旅行の物語。結婚して埼玉に住む真保だったが通った高校は鎌倉にあった。その想い出の地に高校時代の友人たちと一泊旅行に出掛ける話が持ち上がる。後悔の残る青春の地に複雑な想いを持ちつつも、友人たちとの旅行を楽しみにしたいた真保。けれど友人たちには次々と急用が入り、気づけばひとり。帰ろうか、とも思った矢先、立ち寄った冬の鎌倉の海で華麗にサーフボードを乗りこなす男性を見かける。それは真保の初恋の人、高校時代に憧れた同級生・水瀬明広だった……。 『engage−エンゲージ−』は趣味がインスタの平凡な主婦・尚美が病院で受けた診断結果に衝撃を受けて姿を消すところから始まる。妻が残すインスタ投稿の意味を探りながら彼女を追いかける夫。夫婦が辿り着いたその場所は? 「平凡な日々にも数え切れないドラマがある」 実力派漫画家・折原みとの描き出す、大人の少女漫画にときめこう。
  • 15才の時に東日本大震災で家族を亡くし、天涯孤独の身になり東京でホームレスになった話 1話
    完結
    -
    2011年3月11日。日本中が大混乱に陥った東日本大震災でたった15歳の少年は家族・親戚全てを失った…。中学生にして天涯孤独の身になった少年は、故郷を捨てて上京することを決意する。そして東京で少年が出会ったのはまさかのホームレス!? SNSで超話題!!「あぶくま君」の波瀾万丈な震災後の生活を描いたTwitter漫画がついに連載に―ー!
  • 生ききる。
    3.6
    岩手県・天台寺の名誉住職である瀬戸内寂聴と、宮城県出身で日本を代表する哲学者・梅原猛が緊急対談! 東日本大震災後、日本人がこの難局を乗り越え、希望を見いだすために語り合う。
  • 不純な婚姻と禁忌の愛【タテヨミ】 1話 兄と妹
    -
    時は関東大震災後の大正13年。妹の紗夜を溺愛する兄・鉄平と、しっかり者の妹・紗夜は親もなく、身を寄せあって生きてきた。しかし二人は血のつながらない兄妹。鉄平が赤ん坊だった紗夜を拾って、育ててきたのだ。そんな兄のことを密かに想い続けてきた紗夜だが、鉄平は紗夜によい縁談を見つけることだけが生きがいの朴念仁。自分の願いは叶わないことを紗夜は知っていた。そんな折、紗夜が女中として働くお屋敷に、東京から客人がやってきた。事業に成功を収めた元軍人で、家柄もよく、30代半ばとは思えない麗しい姿に浮き立つ女中たち。彼の世話役を命じられた紗夜は…!? 数奇な運命が3人を翻弄する、大正ロマンミステリー!

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  • まんが 車いすのカウンセラー、いのちの声をきく。(分冊版) 【第1話】
    完結
    -
    24時間テレビ「車いすでぼくは空を飛ぶ」のモデルにもなった心理カウンセラー長谷川泰三の壮絶人生と、彼が命をかけたカウンセリングを初のコミカライズ! 義父との確執、バイク事故、自殺未遂、どん底を味わった彼にしかできないカウンセリングを、人気作家・折原みとの絵でリアルに再現! 東日本大震災で妻を失った夫、息子との確執に悩む母、複雑な生い立ちから、わが子を持つことに不安を抱く男性など、多くの相談者を救った長谷川泰三の軌跡を余すところなく描いた一冊です。
  • ~石巻からの復興情報コミック~ マンガッタン=デジタル Vol.1
    無料あり
    5.0
    石ノ森萬画館がある宮城県石巻市は、東日本大震災による日本最大の被災地となった。 あれから10年…、当時の様子や復興に向かう人々の姿をマンガで紹介!!
  • こちら大阪社会部【合本版】(1)
    無料あり
    3.0
    全3巻0~1,320円 (税込)
    大島やすいち先生・大谷昭宏先生の『こちら大阪社会部』が合本版として登場! なんでもありの街、大阪。なかでも、愛隣地区、通称釜ヶ崎は、様々な人種が蠢いている。新米記者の谷一平は、着任早々矢継ぎ早に起こる事件に、息つく暇もない。ドヤのホテルでの変死事件、博打場への手入れ、乳児院での人質立て籠もりや連続婦女暴行事件、医大不正入試疑惑。殺人から街の話題まで、特ダネを追って一平は、今日もカマの街を走る! 1991年~1996年、合本版全3巻。 ※3巻には、同シリーズの「阪神大震災編」を併録しています。
  • 女性の視点を活かした防災ミニブック
    無料あり
    4.8
    近年、九州各地で大規模災害が続いて起こっています。実際に東日本大震災などの災害の経験やデータから、災害時には女性や子育て家庭ならではの不安や困難が、たくさんあったことが分かっています。この「女性の視点を活かした防災ミニブック」には、災害への備えに必要な情報がたくさん詰まっています。
  • 神々の密談(分冊版) 【第1話】
    完結
    -
    高千穂、出雲大社などを巡り、日本古来の神々の声に耳を傾ける。大震災・経済危機……混沌の時代に、私たち日本人は、どこへ向かうのか!? 著者渾身のスピリチュアルルポ!
  • 婆ボケはじめ、犬を飼う(分冊版) 【第1話】
    完結
    3.7
    東日本大震災の津波で流された家を新築したニコ・ニコルソンの実家が、犬を飼うことに! 宮城の空の下、認知症がすすむ婆を、それに翻弄される家族を、「ヌ太郎」は癒やしてくれるのか!? 笑って泣けるファミリーエッセイ!
  • IoT、AIを活用した‘超スマート社会’実現への道
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2015年頃より、IoT(Internet of Things)や人工知能(AI)が注目され始め、これらの技術を使って家電や自動車などあらゆるモノがネットワークにつながり、効率的な社会を創造することが期待されています。このような社会を総称して「超スマート社会」と呼びます。超スマート社会とは、サイバー空間と現実社会が高度に融合した未来社会をいい、2016(平成28)年1月22日に閣議決定された、第5期科学技術計画(平成28~32年度)において提起されています。世界各国では、このスマート社会の実現に向けて、効率的な都市の構築に向けた実験が始まっています。日本では、2011(平成23)年に発生した東日本大震災を契機にエネルギー問題が注目され、エネルギー効率の良い都市の構築に向けて各種の取り組みがなされています。本書は、一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)スマート社会ソフウェア専門委員が平成24(2012)年度から5年間、超スマート社会に関する国内外の動向について調査したレポートをもとにまとめたものです。「スマートさとは何か」「国内外のスマート社会関連プロジェクトの動向」「ベンチャー企業の調査」「超スマート社会構想(Society 5.0)を実現するためのソフトウェアコンセプト‘Software Defined Society(SDS)'」「人工知能(AI)とデータ流通促進の取り組み」「ビジネスモデル」など、「超スマート社会」を実現するうえで情報通信分野の視点で重要な情報をコンパクトに整理しています。

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