帝都物語 第壱番

帝都物語 第壱番

小説・文芸
1,012円 (税込)

5pt

関東大震災や辛亥革命など、干支にいう〈亥の年〉には、国家的規模の大異変が続発している。そして、亥年にあたる一九九五年。不幸にも阪神大震災、地下鉄サリン事件という未曾有の大惨事が発生した。だが本書はすでに、魔人・加藤保憲を駆って、破滅の予兆を孕んだ現代の姿を予見していた! ここにまた、混沌とした世紀末を乗り切るために、科学、都市計画、そして風水まで、あらゆる英知が結晶したカタストロフィ・ノベルを繙く時がやってきた――。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

帝都物語 の一覧

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 帝都物語 第壱番
    1,012円 (税込)
    関東大震災や辛亥革命など、干支にいう〈亥の年〉には、国家的規模の大異変が続発している。そして、亥年にあたる一九九五年。不幸にも阪神大震災、地下鉄サリン事件という未曾有の大惨事が発生した。だが本書はすでに、魔人・加藤保憲を駆って、破滅の予兆を孕んだ現代の姿を予見していた! ここにまた、混沌とした世紀末を乗り切るために、科学、都市計画、そして風水まで、あらゆる英知が結晶したカタストロフィ・ノベルを繙く時がやってきた――。
  • 帝都物語 第弐番
    1,133円 (税込)
    大正十二年九月一日――。平将門の霊を喚び覚まし帝都崩壊を企む魔人・加藤保憲は、妖術を操り関東に大地震を引き起こした。だが将門の霊は完全に覚醒せず、震災後、後藤新平の放射状都市と渋沢栄一らによる地下都市という二つの壮大な帝都復興計画が開始される。しかし、加藤は再び天体を利用して帝都完全崩壊を画策していた! 将門の末裔である巫女・辰宮恵子はこの危機を察知し、風水師・黒田重丸と共に加藤の野望を阻止せんと起ちあがる。
  • 帝都物語 第参番
    1,133円 (税込)
    “平将門の霊”との闘いに敗れ、加藤保憲は満州へと去った。だが、加藤の数々の秘術により、帝都の風水は脆弱し、内外から新たな魔人たちの胎動を促すことに……。一人は思想家・北一輝。血気に逸る青年将校らを背後から巧みに操り、特異な霊力で“昭和維新”を断行せんとしていた。そして、海外からは世界制覇を狙うメソニック協会の怪人・トマーゾ。“世界の眼”という究極の力を有し、混迷を極める帝都に恐るべき破壊工作を仕掛けてゆく――。
  • 帝都物語 第四番
    1,133円 (税込)
    昭和二十年八月十五日。第二次世界大戦の敗北は人々に大きな衝撃をもたらした。帝都は瓦礫の都市と化し、復興は困難な状況に陥っていた。しかも帝都を守護していた英霊の銅像の封印が解け、地霊や怨霊が跳梁跋扈し始める。そのさなか、“屍解”という仙術を駆り、不老不死の肉体を得た魔人・加藤保憲が再び日本へと舞い戻ってきた。いまだ覚醒せぬ“将門”の霊を地上に招喚するために――。カタストロフィ・ノベル戦後篇、堂々の開幕。
  • 帝都物語 第伍番
    1,133円 (税込)
    昭和三十年代、“安保阻止”のシュプレヒコールが谺(こだま)し、修羅場と化していく東京。学生運動を統べる者たちはさらに“国際反戦デー”に多角的武装蜂起を画策し、海外から謎の超能力者ドルジェフを招聘した。一方、自衛隊将校となった加藤保憲は、三島由紀夫を特別訓練生として鍛え、ドルジェフ打倒のため、祖国防衛隊を結成する。しかし、三島はやがて加藤の行動が全て“帝都壊滅”への布石であること知り、魔人に敢然と挑むのだが……。
  • 帝都物語 第六番
    1,089円 (税込)
    世紀末、一九九八年。魔人・加藤保憲は帝都完全崩壊の野望を果たすべく、海竜を駆って再び大正大震災以来の大激震を引き起こした。さらに、祟り神・将門の霊を眼醒めさせんと加藤の容赦なき殺戮は続く。だが、魔人の前には帝都の守護霊を救うべく、若き陰宅風水師・土師金鳳と三島が転生した女性・大沢美千代が立ちはだかった! 帝都の命運を握る戦いの結末は? そして、地獄と化した東京にその姿を現す平将門の怖るべき真の正体とは…!? 壮大な魔術大全、完結篇!!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

帝都物語 第壱番 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あるTVで映画帝都物語の加藤を演じた人物を発見して、思わず読み出した。昔読んだけど当時は頭が追いつかず、分からなかったけど年を経てやっと読める頭をもったようで実に勉強できた。(そんな雰囲気で読んでいた)。加藤が!と思わず吃驚する場面もあり、続編でどうなるのか楽しみだ。

    ついでにカテゴリが「時代小説物」ではなくて「日本書籍」なのは、なんとなく雰囲気から。

    0
    2010年05月16日

    Posted by ブクログ

    何度読み返したことか・・・。言わずもがなの長大作SF小説。最初の部分は映画化されたりしてますが、僕は三島由紀夫が奥津城へと下っていくあたりが大好きです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    概ね史実で、概ね実在人物なのに、圧倒的にオカルト。ワクワクする。ドーマンセーマン、陰陽道、式神、地脈、霊的にも守られた最強の都市・東京を創る…。

    加藤が怖くて気持ち悪くていいかんじ。
    この兄は「ブラック労働染まり野郎」なので、妹は放っておいていい。
    妹が大変なことになっているのに、兄はシゴト漬け、いい感じだった兄の友人も奔走するものの最終的には疎遠、精神病院に送られて「ヒューマンロスト」な感じになっている妹が不憫でならない。

    不思議な地震とか、加藤の暗躍とか、老陰陽師が最期に残した手紙とか、ワクワクする舞台じかけがいっぱい。
    絶妙なフィクション具合だと思います。

    0
    2019年04月25日

    Posted by ブクログ

    「1・神霊篇」と「2・魔都(バビロン)篇」の新装合本版。今では漫画やらゲームやらでお馴染みになっている魔術用語(陰陽道、蟲術など)も、発表当時は斬新で衝撃的だったんだろうなと思います。史実や実在の人物(幸田露伴、寺田寅彦など)が登場する群像劇的面白さとオカルティズムが相まって独特の雰囲気を醸造してます。加藤最高。

    0
    2016年06月04日

    Posted by ブクログ

    数年ぶりに読み返してみましたが好きなものの詰め合わせで、やっぱり面白いなあ。歴史上の偉人をうまく盛り込ませているのでリアリティもあって、なにより荒俣先生の膨大な知識量に脱帽です。

    0
    2016年04月07日

    Posted by ブクログ

    強烈なアンチヒーローを中心に展開する、帝都を巡る壮大なスケールの陰謀物語。善のヒーローが明確に設定されていないので感情移入がしにくい面はありますが、これを読むだけで東洋魔術方面の知識を相当仕入れられます。興味深いトピックが次から次へと登場するので、探求心をビリビリくすぐられて、気がつけば次々とGoogle先生に質問を・・・ 史実や事実がこれでもかというぐらい詳細に書き連ねられているので、現実にはありえない幻想が薄気味悪いリアリティを帯びてくる。明治の役人、学者、文士たちの会議のシーンから見世物小屋の口上まで、独特の文体の勉強にも役に立つと思います。

    0
    2012年05月25日

    Posted by ブクログ

    リアルな作品
    ・歴史的な情報、科学的な情報、奇術の情報。これら全てを
    適時に的確に盛り込むことによって、物語が非常にリアルな
    ものになっています。
    ・中でも歴史上の実在の人物による都市計画の遂行などは
    それ自体、興味深いものです。

    物語の展開の仕方もスムーズで、読み進むうちに、怪しい世界に
    吸い込まれてしまいそうになります。

    0
    2010年07月11日

    Posted by ブクログ

    明治の帝都を舞台に、陰陽道を操り帝都崩壊を
    目論む加藤の姿を追う伝奇シリーズ。

    想像していたよりずっとスペクタル。
    おまけに完全な非現実味溢れる伝奇と思いきや
    史実・政変もしっかり絡める上、陰陽道はじめとした
    民俗学・歴史的知識もスゴイ。
    綿密な調査と練りに練って書かれた熱を感じます。

    この一冊ですでに明治~大正への時代をまたぐ数年を描きますが
    これからのプロローグにしか感じられなくらい。
    壮大だけど尻込みしない、続きが気になる。
    登場人物の視点がころころかわるので、
    「これだれ?誰が主役なの?」と前半はあわあわしてましたが、
    慣れるとその人の網目も面白い。

    何より魔人・加藤のインパクトは強烈過ぎる。
    敵役ながら彼が出てくると、不思議と沸き立ちます。

    0
    2010年04月29日

    Posted by ブクログ

    いろんな分野で名高い荒俣さんの小説デビュー。登場人物が多いので、人物紹介ページがあるのは嬉しい! ……だけどそこに「凶刃に倒れる」とかいうネタバレはやめてええ。

    0
    2009年12月08日

    Posted by ブクログ

    無条件で楽しめます。無粋な言い方やけど山田風太郎の豪放さと江戸川乱歩の大仰さを持つ設定が現代の作品らしい細やかさで描かれてるという感じかも/帝都改造(霊的改造含む)が計画される/計画にも関わっている軍人、加藤保憲がなんらかの目的のために辰宮由佳理を手中にしようとするのを土御門家の陰陽師らが阻止しようとする(人柱?)/渋沢栄一、織田完之、森鷗外、寺田寅彦、森田正馬ら著名人が絡む。特に幸田露伴大活躍。/ずっと以前数巻読んでたけど途中やめになってたのを今度は新装版で最初から読み直すことにしました。この巻は「神霊篇」と「魔都(バビロン)篇」が一冊に。

    ■帝都についての簡単なメモ

    【牛込の協会】→碑文協会
    【エンデ・ウント・ベックマン事務所】ベルリンの建築事務所。東京改造計画の立案に尽力した。また、新日本橋の設計をした妻木頼黃が教えを受けた。
    【大蔵省】頻繁に火事に襲われるのは祟りのせい。
    【大河内正敏/おおこうち・まさとし】寺田寅彦の実験の相棒。エリート。寺田寅彦は「殿さま」と呼ぶが実際に旧藩主の家柄で家族年鑑になを連ねている。
    【織田完之/おだ・ひろゆき】碑文協会を主宰し平将門と佐藤信淵と二宮尊徳の三人の名誉を明治政府に認めさせようとしている。帝都改造計画では将門に霊的守護を任せ、全国の学校に二宮尊徳像を設置する計画を持っている。元大蔵官僚。
    【カール・ハウスホーファー】ドイツの軍人で学者。作中では加藤を介して三合会に入会する。
    【鏡】いろいろヤバいアイテム。
    【加藤保憲/かとう・やすのり】陸軍の将校。威圧感があり気味が悪いほど顔が長い。東洋の卜占のほとんどすべてを身につけた超人。帝都改造計画に参加しており渋沢栄一の秘密会議にも参加している。中国の秘密結社三合会にも参加している。和歌山の龍神出身。父親は吉備の人らしい。
    【賀茂】土御門家の代表として渋沢栄一の秘密会議に招かれた。
    【哥老会/かろうかい】中国の秘密結社。
    【神田明神】平将門を祀っている。
    【木立/きだち】中央気象台の官吏。陰陽師をバカにしている。
    【吉備】太古には朝廷にまつろわぬ民だった。
    【奇門遁甲】諸葛孔明が発明し吉備真備が日本に持ち帰ったらしい魔術。地政学に似ている。
    【金烏玉兎集/きんうぎょくとしゅう】安倍晴明が編んだとされる土御門家最大の秘伝書だが行方不明。
    【金曜の星】赤く不吉。虚星。
    【空海】東洋錬金術の道士でもあった。
    【工藤】渋沢栄一が主宰した秘密会議に陸軍参謀本部より招かれた。東京を小さな集落型にし円形高層要塞都市にすべきと進言した。
    【幸田成行/こうだ・しげゆき】幸田露伴。かつて東京改造論を展開した。
    【洪鳳/こうほう】鳴滝が知り合った女性。生まれも育ちも日本。天道教の道員。療養中の辰宮由佳理を世話することになった。
    【蠱術】おなじみのちょっとイヤな感じの魔術。毒を使うらしい。
    【佐藤信淵/さとう・のぶひろ】江戸時代の経世家。思い切った思想だったらしい。
    【三合会】香港を中心としたいわば超巨大な犯罪組織。
    【三本脚の烏】金烏は太陽を表し、その三本脚は太陽黒点を表す。
    【式神】おなじみの使い魔。土御門家は烏の形を好んで使うらしい。
    【渋沢栄一】将門雪冤運動の重鎮だがそちらはどちらかといえば織田が進めている。帝都改造計画のための秘密会議を開く。自分自身はかつて水上都市計画を抱いていたが失敗した。
    【将校】将校には年齢がない。人間と言うものは、将校になったとたん、年齢に関係なく「世界」との対峙のしかたを身につける。たった一人で「世界」に挑む力と勇気とを、かれらは将校の肩書きを得た瞬間から、自分のものにする。(p.19)
    【新日本橋】加藤保憲はこの橋に殺気を感じる。設計者は妻木頼黄。
    【孫文】二人の孫のうちの一人。
    【孫秉煕/そん・へいき】天道教初代教主。
    【平将門】東京最大の祟り神。
    【辰宮由佳理/たつみや・ゆかり】洋一郎の妹。憑かれやすいタイプだったがそれ故に加藤に狙われた。
    【辰宮洋一郎】大蔵省の官僚。秀才タイプ。
    【妻木頼黃/つまき・らいこう】新日本橋の設計者。
    【緑公所/デイ・グリュン・ロジェ】三合会、哥老会、天道教が集まっている。対日本の活動をしている。
    【帝都改造計画】都市計画とともに風水や奇門遁甲やらで霊的な改造もほどこそうとしている。
    【寺田寅彦】長岡半太郎が「天才」と宣言した帝大物理学講師。地震等の災害対策にも関心がある。渋沢栄一主宰の秘密会議では地下都市計画を開陳する。
    【天道教】朝鮮の秘教集団。東学党が日本の手先に使われたことを正すため誕生した。
    【天文暦法】陰陽道とセットになって陰陽師たちが司っていた天の変異により地の変異を読み解く技術。
    【ドーマンセーマン】五芒星の護符。その名は安倍晴明と蘆屋道満が合体したものらしい。
    【土砂加持】斬り落とされた加藤の腕を復活させた業。
    【長岡半太郎】鳴滝の恩師。帝大物理学。研究に熱を入れて日露戦争があったことも知らなかったという噂が立つタイプ。《わが輩だって俗物だよ。》第一巻p.80
    【鳴滝純一/なるたき・じゅんいち】東京帝国大学理科大学実験物理学科。辰宮洋一郎の友人。由佳理を憎からず思ってるようだ。おおような優男。
    【二宮尊徳】織田完之が復権をめざした人物。
    【覗く】覗くという行為は、見たいと念じていたものを実際に肉眼で見てしまうための秘儀みたいなものだから。(第一巻p.235)
    【一言主】どんなことにも一言で答える神様?
    【秘密会議】渋沢栄一が主宰した会議に参加していたのは加藤保憲、辰宮洋一郎、織田完之、陰陽師の賀茂、中央気象台の木立、陸軍の工藤参謀、寺田寅彦。
    【碑文協会/ひもんきょうかい】織田完之が主幹。牛込の協会とも呼ばれる。
    【平井保昌/ひらい・やすまさ】土御門家の陰陽師。奇門遁甲の術に長じる。
    【風水】今ではおなじみの自然エネルギーを利用した建設・土木技術。
    【腹中虫】そんなもん、飲むなよと言いたくなった。由佳理さん不幸の始まり。
    【舞剣謄空の術】洪鳳が使った業。呪歌により剣を持って舞いテンションが上がれば宙に浮くこともできる。
    【ミルン】ジョン・ミルン。英国の学者。日本の地震学の基礎を築いた。妻は日本人のトネ。
    【明治四十年】物語のはじまりの年。
    【森田正馬/もりた・まさたけ】医師。長く巣鴨病院に勤務していた精神医学の若き権威。
    【森林太郎】森鷗外。陸軍軍医監察官。近頃幸田成行との交流が途絶えがちなのが気になっている。
    【ユタ子/寛子】寺田寅彦の妻。名前の通り心の寛い女性。
    【依童/よりわら】巫女的な存在らしい。
    【林覚】緑公所のメンバー。美貌の青年。《中国独立のため闘うこの美青年には、どういうわけか、悲壮感やら緊張やらといった張りつめた雰囲気が見当たらない。その爽やかさ、無邪気さが、いつも加藤の救いであった。》第一巻p.289

    0
    2024年02月04日

帝都物語 第壱番 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

帝都物語 のシリーズ、関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

荒俣宏 のこれもおすすめ

帝都物語 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す