テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅

テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅

ビジネス・実用
1,485円 (税込)

7pt

“戦犯”と呼ばれた男が全告白。

イランで現地採用され、社長に成り上がるや、米原子力事業を6400億円で買った男は、いつ、どこで、何を、どう、間違え、東芝を “奈落の底”に突き落としたのか。

大宅賞作家が第15代東芝社長、西田厚聰の肉声を交えながら描いた企業崩壊ドキュメント。

――東日本大震災、そして原発事故がなければ、東芝はどうなっていたんでしょうか。
「事故が起きなくても同じような問題が起きたんじゃないでしょうか。先延ばしされただけじゃないかな。すべては経営の問題だから」

2017年10月初旬、最後のインタビューは行われた。実は、西田は9時間を超える大手術、3ヶ月に及ぶ入院生活を経て、ようやく退院したところだった。存亡の危機に立たされていた古巣と同様、この男もまた死線をさまよっていた。

【ご注意】※この作品は一部カラーを含みます。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    ビジネス・経済 / 経営・企業
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅
  • タイトルID
    :
    481913
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年12月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    取材力が素晴らしい。
    聡明な西田氏と、手術後の西田氏の対比が、作者の同氏への愛情と落胆を感じた。
    なぜ聡明な東芝の社員が、社長になるとみなおかしくなるのか?結論はでないが、国、政治、国際情勢に翻弄され、サラリーマンとの乖離に変わらずを得ないことが理由だろうか。
    国策会社、政商会社の呪いを感じた。
    本来は、欧州だと貴族、日本だと旧華族が社長をやった方が良い会社なんだろうな。

    0
    2024年05月23日

    Posted by ブクログ

    西田社長ー会長 東芝の戦略を確立した 「半導体と原子力」に選択と集中を進めた
    尊敬するウェルチGE氏の経営戦略手法を踏襲したものか・・・
    そのダイナミックさは社内外の高い評価を得、株価も倍へ
    しかし時は味方せず

    リーマンショックと
    東北大震災・福島原発事故
    半導体と原発を直撃

    それまでの西田経営には誤りはないが、結果的にリスクが過大だったということ
    経営は結果責任 でもリタイアした西田氏は責任を受け入れず
    むしろ自己正当化

    東芝ものでは出色の一冊 それでも後味は不味い
    世界グローバル化に対応してきた男 西田社長
    それでも晩節を汚す

    勲章と財界ポストはダメ 人を腐らせる

    0
    2018年11月10日

    Posted by ブクログ

    先日亡くなられた西田元社長を軸に書かれたもの。「東芝機械ココム事件」「イラン革命」「Dynabook」「ロータス1-2-3」など、懐かしい事象に揉まれながら歩んだ西田氏の経歴が語られます。丸山眞男氏、大前研一氏なども登場し、今では反原発派の小泉氏が政権掌握時代に原発を推進すべく、東芝に圧力をかけたなども紹介。この頃の日本の政治・経済を包含しながら、今の東芝の姿に至る第一級のドキュメンタリーになっています。
    大変な勉強家で、就任時には「陽」で皆からも歓迎されながら、どうしてこうなってしまったのか、「陽極まれば陰に転ず」と言えばよいのか、読後には考えさせられます。
    「負けず嫌い」な性格でひたすら業績をあげることに注力したのでしょうが、最後のインタビューで、社員に対するコメントがなかったのが痛切です。

    0
    2018年01月22日

    Posted by ブクログ

    [異能故の功罪]後に大きく傷つくことになる原子力事業に大きく舵を切り,粉飾の原因を作り出したとも批判される元東芝社長の西田厚聰。イランにおける現地法人に採用され,韋駄天のごとく社長の椅子を手にした人物は,どこで歩みを間違え,名門企業を存続の淵に立たせることになったのか......。著者は,『堤清二 罪と業 最後の「告白」』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した児玉博。


    ノンフィクションの醍醐味を凝縮したような作品。西田厚聰という人間の歩みが東芝と重なり,そしてそのまま「壊滅」へともたれ込んでいく様子が丁寧に描かれています。他方,本書をしてただの批判本となっていない所以は,西田の成功が東芝の壊滅につながった点を示唆している点。読み終えた後の寂寥感が凄まじい作品でした。

    〜光と影。言い古された言い回しだが,西田厚聰という人物の人生にわずかばかりだが,触れさせてもらった率直な感想は,圧倒的に光り輝いた部分と,その光があまりに強いがゆえに濃さを増した影を見たような気がする。〜

    サラリーマン/ウーマンなら読んで損なし☆5つ

    0
    2017年12月18日

    Posted by ブクログ

    他責と批判しかしなくなってしまった西田元社長の姿に虚しさを覚える。しかしどの本読んでも佐々木則夫さんは俗に言う やべー奴 すぎる。

    0
    2026年05月15日

    Posted by ブクログ

    経営の原点は自責、当事者意識

    自分の手でコントロールできないことが多すぎるからこそ、自分にベクトルを向けるパラドックス

    ■概要
    東芝の栄枯盛衰を1人のサラリーマン経営者である西田厚聰氏にフォーカスし、ドラマチックに見ていく。ウェスティングハウスのM&Aは博打だったのか?3.11と原発事故が無かったとしたら?"不正会計"なのか"不適切会計なのか"?大企業の権力争い、社長指名の実態と経営者の資質...
    迫真のノンフィクション

    ■感想
    ・経営者は自責というタイトルに関して
    不確実性が極めて高く、従業員の生活を背負う覚悟、株主や顧客(競合も交えた市場)といったステークホルダーに向き合い、何より「意思決定」の最高責任者である経営者に必要なものは自責である。
    環境のせい、部下のせい、過去からの...こういう言葉が出てくる者は経営者に値しない。西田氏はサラリーマンとしては極めて優秀だったのだろうが、サラリーマン経営者、操業経営者とも呼べないのではないか。様々なフォロー、観点もあって然るべきだが、このインタビューの発言が本当であれば、いくら切り取りが仮にあったとしても酷い考え方である。その反面教師になる個人ドラマだった
    →圧倒的当事者意識を持つリクルートがなぜ経営者(何なら起業家)を輩出できるのか?その対偶を見ているようである

    ・1人のサラリーマンとして捉えると
    これは大変優秀な方であるし、婚約者の事情とは自らイランに行って、現地採用→本社採用→社長にまで出世する、というのは圧巻であった。特にイランの国政や環境に翻弄されながらも、東芝の中東進出の足掛かりを作ったことや、後に出てくるラップトップPCの普及と欧州市場攻略に胸躍るものや学ぶものはある

    ・そもそも経営者任期が短すぎる
    4年の社長任期じゃ何もできないし、結果責任を取れないだろう。半導体にしろ、原子力発電にしろ長期で投資判断の是非が問われるのに対して、後任に対する足枷になりかねない意思決定を簡単にしかねないインセンティブ設計に見える。
    そこを後任が思い通りに進めないことに対して、他責になるのも納得であり、西田氏の資質というよりは東芝という会社としての経営者選定プロセスが機能不全を起こしており、日本企業の多くが同様の悩みを持つのであれば、その問題点を濃縮した様な企業であった

    0
    2024年08月14日

    Posted by ブクログ

    未だに続く東芝の迷走の原点を西田という異色の経歴を持つ元社長にスポットを当てて描いた作品。丹念な取材と読み易い文章で纏められている。
    この人の本を初めて読んだが凄く面白く読めた。他の作品も読みたい。

    0
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    東芝が失墜していった背景について書かれた書ではなく、西田とその近くの人物についてフォーカスされた書。ノンフィクションの物語として面白く読めた。西田とのインタビューを書いた章では、著書の西田に対する思い、拘りが透けて読める。

    0
    2024年05月10日

    Posted by ブクログ

    中途採用という異色のスタートから社員20万人を抱える東芝という大企業の社長となった西田厚聰さんに関する本。ビジネスマンとして、本当に才能があり、実績も残し、すごい人だということは分かったが、最後には欲に溺れ、自分を正当化する。WHの買収、パソコン事業でのバイセル行為。過去を振り返っても、反省しても現実は変わらないが、この方、また歴代社長の判断によってどれほど多くの人が露頭に迷ったことか。内部にいても全く情報が無かったが、こんなやりとりが上層部ではあったのかと。

    0
    2021年06月06日

    Posted by ブクログ

    権力は腐敗する。
    より上の世界を知るとその世界の住人になりたいと願い、そこに至るとそこから落ちることを怖れるようになる。
    優秀な人材で有ってもその罠を逃れることが出来る人は少ない。そのような人たちをトップにしてしまった会社の悲劇である。
    力のある会社なので、真っ当な会社になって欲しい。

    0
    2018年05月24日

テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    ビジネス・経済 / 経営・企業
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅
  • タイトルID
    :
    481913
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年12月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

児玉博 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す