もらい泣き

もらい泣き

473円 (税込)

2pt

一族みんなに恐れられていた厳格な祖母が亡くなった。遺品の金庫に入っていた意外な中身は……(「金庫と花丸」)。東日本大震災の後、福島空港で車がなく途方にくれる著者に「乗りますか」と声をかけてくれた男性。彼の父親の、痛快すぎるエピソードとは……(「インドと豆腐」)。思わずホロリ、もらい泣き。稀代のストーリーテラーが実話を元に創作した、33話の「泣ける」ショートストーリー集。

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もらい泣き のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

     

    面白かった。
    どれもいい話で、短く区切られてるからすらすら読めたな。
    何個か、これはあの人の話じゃないか?ってのがあったな。

    #感動する #深い #タメになる

    0
    2022年09月28日

    Posted by ブクログ

    はじめは面白くないと思いました。

    途中から「あれ?」と…

    最後には自分の中の残しておきたい本のひとつになりました。

    好みはあるかもしれません。
    1日寝る前ひとつのお話。
    終わってしまったのが寂しいです。

    0
    2018年09月17日

    購入済み

    「実話をもとにした」という前提のフィクションです。作者冲方丁の周りで起こる、不思議でいていかにもありそうな、ちょっとホロリとするエピソードの数々。ショートショートの名手、眉村卓の「普通の家族」を思い出させました。

    0
    2017年10月11日

    Posted by ブクログ

    ホントにいろいろな人生があるんだなぁ。
    33エピソードの中で、20エピソードは心の琴線に響いた。もちろんポロポロと泣けたエピソードもある。心がささくれ立った時に読み返そう。

    0
    2017年08月09日

    Posted by ブクログ

    一青窈を思い出しますね。

    •金庫と花丸
    厳しい母の本当の気持ちに涙

    •心霊写真
    亡くなった奥さんの手に、ありがとう

    •ぬいぐるみ
    この子は光を奪われたんじゃない、この子の中に光があるんだ

    •運転免許とTシャツ
    異国の地にいる息子を車に乗せたい

    •心臓の音
    これはあなたの心臓の音ですよ

    0
    2016年03月13日

    Posted by ブクログ

    泣くかどうかというとあまり泣けませんが、いい話だなぁと思う話が多かったです。1話が4~5ページでよみやすいです。

    0
    2015年09月15日

    Posted by ブクログ

    お涙ちょうだいのお話かなと
    思ったけれど
    意外とじわっとくる話が多かった
    個人的にはぬいぐるみという
    話が好きだった

    0
    2024年12月04日

    Posted by ブクログ

    どの話ももらい泣くことはできなかったけど、知り合いの小咄を聞いているみたいで楽しかった。個人的には「爆弾発言」と「旅人たちのバス」は登場人物に興味を引いてとても印象に残った。
    本の後半、震災後に書かれたショートストーリーは、どこか人の繋がりを強く感じた話しが多かった。「盟友トルコ」の『近くの親類より

    0
    2023年05月06日

    Posted by ブクログ

    馬瀬あずささんの漫画版を読んでからいつか読もうと思っていた冲方丁さんの原作。
    ショートストーリーとある通り、33 話いずれも短く入りやすく読みやすい。また、個人情報や物語の構成上の理由からまるまるノンフィクションというわけではないが、それでも実話をもとにした話かと思うと、どの話も胸をあたたかくさせる

    0
    2022年05月06日

    Posted by ブクログ

    一話約5ページのショートストーリー集。待ちに待った文庫版が発売、さっそく買おうとわくわくしていた矢先に例の報道を聞きました…。それはさておき、この本を手にとった人がどの程度訴えてくる『涙モノ』を期待しているのかはわからないけれど、自分以外の人生を垣間見ることのできる素敵な一冊だなと思います。あっさり

    0
    2021年10月25日

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