江馬修の作品一覧
「江馬修」の「羊の怒る時 ――関東大震災の三日間」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「江馬修」の「羊の怒る時 ――関東大震災の三日間」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
震災時の朝鮮人虐殺事件は、風化し忘れ去れろうとしているし、今も多くの人にとっては、忘れたいのだろう。日本人がいかに愚かな民族であることの証明でもあるのだから、歴史の改竄の厭わない政党も出てきている。
「日本人一般が日常の教養において如何に浅薄だることを暴露した」「人種的偏見というものは、人が自覚するよりももっと深い所に根を持っていて、想像以上に凶暴なものだ」
遠い過去の話ではなく、今やSNS、フィルターバブルを起点として、民衆の日常思考の劇症的な毒性化が至る所で起きている。煽る参政党。
教養が敗北し、民主主義が崩壊しつつある。
多くの人に、読んでもらいたい。
Posted by ブクログ
関東大震災発生から数日間の、朝鮮人虐殺について著者が経験したことを記録した本、原著は1925年に書かれているとのこと。小説と言ってるからフィクションも含まれるはずだが、フィクション=事実を捻じ曲げてるわけではない(と思う)
明らかに起こったと思われる事件を、綿密な調査と、それに裏付けされた想像力により、この物語が生まれた
この物語を読んだ時に、何に想いをはせるのかは読んだ人の自由(と、この本は教えてくれる)
こういう本を教科書に載せてほしい
先日かなり前に見た映画の「福田村事件」で発せられた「朝鮮人ならええのか!」の一言を、改めて噛みしめることになった
Posted by ブクログ
読中・読後、辛くて堪らなくなってしまった。だが、「過去を学ばぬものは未来に対しても目を閉ざしていることになる」から、心身のあたうかぎり、折に触れ読み返したいと思う。ーー本書は、関東大震災(1923.9.1)とその後の2日間を、直に目の当たりにした作家が、小説のかたちで表したものだ。その眼は、『どこから出たかもわからない』デマゴギーから、日本庶民が朝鮮の無辜の人びとをどう扱ったかを、震災の様子ともども明確にとどめている。いちばんのおそれは、石牟礼道子さんが末尾の解説で語っているが、『五十年百年経って、われわれが同じことをしない保証がない』ことだと思う。ーーきょうは、あとは茨木のり子の詩「あの人の