社会問題作品一覧

  • 検証 東電原発トラブル隠し
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    東京電力の原子力発電所の自主点検作業において、80年代後半から、ひび割れの存在を隠すなどの不正が行われていた。この衝撃的な「トラブル隠し」は何を意味するのか。事件の事実関係を整理し、原発の安全性を問い直す。

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  • ブラック企業、世にはばかる
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    外見はマトモなのに、内実はとんでもないブラック企業。(1)「新卒使い捨て」の肉食系、(2)成長のチャンスを奪う草食系、(3)大手だけど「時給がコンビニ以下!?」のグレーカラー。今日の勝ち組も「明日はわが身、いやわが子の身」かもしれない。本書は、600人以上の転職支援をした著者の経験とキャリアカウンセラーとして内々に入手した情報に基づく。後半では転落者が再チャレンジできる方策について徹底的に検証する【光文社新書】
  • ホームレス博士~派遣村・ブラック企業化する大学院~
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    「東大卒の博士でも就職率は40パーセント程度」「職なし・非正規博士は10万人」――悪化する「高学歴ワーキングプア」問題の解決策を、渦中の僧職系博士が考察する。【光文社新書】
  • ドメスティック・バイオレンスの真実
    値引きあり
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    1巻499円 (税込)
    DV(ドメスティック・バイオレンス)とは夫や恋人が女性に加える身体的・精神的暴力のこと。 DVをテーマにした一般書の先駆けでもある『女を殴る男たち―DV(ドメスティック・バイオレンス)は犯罪である』を最新の情報も盛り込み、待望の電子書籍化! ■はじめにより抜粋 本書は、99年に出版した『女を殴る男たち―DV(ドメスティック・バイオレンス)は犯罪である』(文藝春秋)をベースに、 DV防止法施行後の日本の状況を踏まえて大幅に加筆し、編集を加えたものである。 ドメスティック・バイオレンスの本質、虐待のメカニズム、被害者・加害者の心理、子どもへの影響など、原書の根幹をなす部分は残しているが、構成を大幅に変え、情報を最新のものに改めた。 日本の被害者の現状、最近注目されているモラル・ハラスメントとの関連など、今日的なテーマも新たに盛り込んでいる。 特に、子どもの虐待との関連については力を入れた。暴力のある家庭で育ち、親のドメスティック・バイオレンスを目撃した子どもたちは、たとえ自身が直接虐待されていなくても心に深刻なダメージを受ける。 それが長期にわたって子どもたちを苦しめ、ひいては社会に悪影響を及ぼすことを、私たちはもっと認識する必要があると思うからだ。 夫や恋人との関係に悩んでいる人、知人・友人にDV被害者がいる人に、読んでいただければ幸いである。 被害者を保護、支援する側にいる人には、アメリカの対策やパワフルな女性リーダーの活躍ぶりも参考になるのではないだろうか。 DV防止法成立前後に比べ、メディアがドメスティック・バイオレンスを取り上げる機会は減っている。 世間一般の関心が薄くなったからといって、問題が解決したわけでも、被害が減少したわけでもないのは言うまでもない。 いま、この瞬間にも新たな被害者が生まれ、生命が脅かされている。救援の現場では、待ったなしの緊迫した状況が続いているのだ。そんななか、この電子書籍を発行できた意味は大きいと考えている。
  • ほんとうは強い日本
    3.7
    東日本大震災は、大地震、巨大津波、福島第一原発の事故という未曾有の大災害をもたらした。福島県出身の著者は、政府の避難勧告の方法に怒りをあらわにする。それはなぜか。現在の放射線医学では、低線量率の放射線は健康にとって有益であるとする説もあるほどで、放射線を限りなくゼロに近いほうがよいという誤った認識のもと、住民が強制的に避難させられているからだ。緊急避難の意思決定の科学的根拠は何か。一事が万事。「政治主導はもういらない」と民主党政権を斬って捨てる。マスコミのミスリードを嘆くとともに、原発には当分頼らざるをえない。自衛隊しか日本を守れない。消費税増税よりも復興債を。国内市場を重視した内需主導型の経済で国難を乗り切る。党派を超えた保守派政治家が集結して、いまこそ憲法改正が必要だと説く。日本はほんとうは強いという信念のもと、震災後の我が国の針路を指し示す。
  • 原発のウソ
    4.0
    「原発のコストは高い」「“安全な被曝量”は存在しない」「原発を全部止めても電気は足りる」。40年間原発の危険性を訴え続けてきた研究者が語る「原発の真実」とは。

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  • 放射能汚染の現実を超えて
    3.7
    1巻880円 (税込)
    放射能汚染の中で生きるとはどういうことか?長年にわたって原子炉実験所の現場にいながら、原発の危険を訴え、反原発を主張してきた京都大学原子炉実験所助教の著者が、かつて旧ソ連チェルノブイリ事故後、人々が放射能にどう立ち向かうか、放射能汚染にさらされた食糧や健康被害について、科学的に数字を上げながら綴っていた!野菜、牛乳、母乳、玄米など、すでにチェルノブイリ後から放射能汚染の数字は出ていた。食糧汚染や健康被害をどう受け止め、どう生きていくか。今こそ読むべき、原発を考える最適な1冊!

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  • 奇跡の生還 緊急現地ルポ 3・11東日本大震災 そのとき私たちはこうして生き残った!!
    4.0
    1巻880円 (税込)
    失ったものはあまりに大きいが、見つけたものも少なくない! 本書は、岩手県陸前高田市出身のジャーナリストが緊急現地ルポ。奇跡的な生還を果たした人たち、人命救助に活躍した人たち、そして、何もかも失ったが再興に向け、立ち上がった人たちの生の声を綴った。陸前高田市参与、渡邉美樹・ワタミ株式会社取締役会長推薦。
  • ロッカショ 2万4000年後の地球へのメッセージ
    3.8
    人類にとって最も「不都合な真実」は日本にあった! 2008年2月に本格稼働を予定する「六ヶ所村核燃料再処理施設」は、世界中の人々が恐れるモンスターだった!
  • 階級社会 現代日本の格差を問う
    3.7
    一握りの富裕層が富を独占する一方で、職のない若者たちはアンダークラス化し、貧困層は増大し続ける。日本は今や階級格差の超大国であり、階級格差は今もなお拡大し続けている。衝撃的現実を客観的データに基づいてレポートし、現代日本に警鐘を鳴らす。
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ
    -
    チェンメ、リツイート(RT)……災害流言という人災! 流言やデマはどのように生まれ、どのように広がるのか? 真偽を確認するにはどうすればいいのか? 「有害物質の雨が降る?」「被災地で外国人犯罪が増えている?」「あの政治家がこんな失言をした?」「関西電力の節電呼びかけチェーンメール」など、東日本大震災に際して広まった実例をもとに、そのメカニズムを解説し、ダマされない・広めない基礎知識を伝授。【光文社新書】
  • 暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと
    4.4
    1巻1,144円 (税込)
    チェルノブイリから福島へ 戦慄の明日チェルノブイリ原発事故以降、ウクライナとベラルーシ、周辺諸国でどのように汚染が広がり、人々が食べ物から被曝していったか、5年後、10年後のデータで明らかにしていきます。 2011年5月1日現在、日本の子どもたちが通う福島県の幼稚園・小・中学校で暫定基準とされた放射線の年間被曝許容量は、ウクライナで強制避難地域とされた土地で年間に被曝する放射線量の4倍です。このままでは、チェルノブイリの被曝の悪夢が、日本で再現されてしまいます。 50回以上チェルノブイリ原発事故被災地の取材を重ねた著者が、現地と協力して93年に避難民健康調査をしたデータも掲載。事故直後の政府からの「健康に影響はない」発言、避難地域をなるべく小さくしようと動いたこと、食べ物の放射線基準値の引き上げ…旧ソ連と2011年の日本は同じ事が起きているのが読み進むにつれて戦慄をもって迫ってきます。 これから福島がどのように復興していく道があるのかを考えるための必読書です。

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  • 僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由
    4.1
    高校を中退したのち、大検を経て大学に入学した著者が、「社会に出て働くこと」について、自分と同じように不安や違和感を抱えながら生きる、同年代の8人を取材する。「将来浮浪者になるかも」と思っても、働く気力が湧かないM島。入社1年目で転職を考えてしまうT田。引きこもりから脱出すべく、14年間もがきつづけるN澤。都会の忙しなさになじめず、石垣島で海人(うみんちゅ)になることを選ぶY太……。彼らの葛藤を、21歳の同じ目線で伝えるリアルレポート!
  • 自殺──生き残りの証言
    -
    「こんなに切ったのに何で死ねないんですか……」「何で血が止まっちゃうんですか?」自分の手首を、もう少しで切断するくらい切り裂いた男性が、治療にあたった医師たちに言った言葉だ。救命救急医療センターで、自殺を図って死ねなかった未遂者たちに取材した異色のルポルタージュ。なぜ人は自殺を企てるのか、なぜその方法を選んだのか、本当に死ぬつもりだったのか、自殺する瞬間は怖いと思うのか……。自殺未遂者の肉声を基にその心理を解きあかす!
  • 日本の「水」がなくなる日
    4.0
    1巻838円 (税込)
    日本の林業の衰退に伴って、山林の価値は下落し続けている。木材の生産以外に用途が見込めない山林は維持するだけで莫大な固定資産税がかかるため、地主は売却に躍起だが、なかなか売れず、手をこまねいているという。そこへ近年、日本の山林を買い占めている外国人グループがいるという。彼らは全国の名水の水源地がある山林を積極的に買っているが、将来、水源地の水利権を主張するのではないかと危惧されている。

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  • 原発事故を問う―チェルノブイリから、もんじゅへ―
    5.0
    1巻880円 (税込)
    史上最悪の大事故から25年。事故の影響も原因究明も-チェルノブイリは終わっていない。原発作業員からゴルバチョフまで100人以上の証言と内部資料をもとに、隠された真実を発掘。さらに、ソ連一国を越える巨大な「隠す側」の構図を追及。ソ連の原発政策と情報操作の結末は、まさしく「もんじゅ」の国への伝言である。

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  • 市民科学者として生きる
    4.3
    専門性を持った科学者が、狭いアカデミズムの枠を超え、市民の立場で行動することは可能なのか。長年にわたって核問題に取り組み、反原発運動に大きな影響を与えてきた著者が、自分史を振り返りつつ、自立した科学者として生きることの意味を問い、未来への希望に基づいた「市民の科学」のあり方を探る。

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  • ウィキリークスの衝撃
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    小さなハッカー組織が流出する機密情報に世界各国が震撼している。外交ルールやメディアのあり方を根底から変える、ジュリアン・アサンジは神か悪魔か?勝つのはアメリカかハッカーか? そして日本の情報漏洩は?国際政治の専門家が徹底分析した、「日経ビジネスオンライン」の連載を緊急出版!

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  • 原発はなぜ危険か 元設計技師の証言
    3.9
    1巻770円 (税込)
    福島原発の心臓部である圧力容器の設計に携わった著者が、自ら体験した製造中の重大事故を紹介し、現在運転中の原発の問題点をえぐり出すとともに、脱原発のための条件を探る。チェルノブイリの事故が世界に大きな衝撃を与えたにもかかわらず、日本の原発政策には何の変化も見られない。日本の原発ははたして安全なのだろうか。

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  • 原発事故はなぜくりかえすのか
    -
    原子力施設の事故はなぜ繰り返されるのか? 国の政策や原子力産業の問題を問い直し、安全性の考え方、これからの技術と人間のあり方を語る。生涯をかけて原発問題に取り組み、ガンで逝った市民科学者・高木仁三郎が、壮絶な闘病生活のなかで最後に残したメッセージ。

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  • 新型インフルエンザ
    4.0
    1巻616円 (税込)
    アジアを中心に流行している鳥インフルエンザ。病原性の強いこのウイルスが人間への感染力を獲得するのは、もはや時間の問題かもしれない。グローバル化が進行する現在の世界において、地球規模の感染症対策を考える際に忘れてはならないことは何か。第一線で対策に奔走する著者が多角的な視点から提言する。

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  • 民族問題入門
    3.0
    ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、旧ソ連、パレスチナ……今なお世界を揺るがし続ける民族紛争はなぜ起こるのか、その実態はどのようなものなのか。著者専門のイスラム史と国際関係史を軸に、人類永遠の課題・民族問題の理解と解決のための基礎的分析を試みた意欲作。
  • 小学生が「うつ」で自殺している
    3.5
    1巻470円 (税込)
    小5男児が病院で首吊り自殺した。彼の心を蝕んだのは紛れもなく「うつ」だった。彼は決して特別な例ではない。気鋭の心理学者による「児童が抱える心の闇」衝撃の臨床ルポ

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  • 職場砂漠
    4.0
    成果主義という「武器」を手に部下を襲う上司、M&Aでトップが変わった途端に始まる性急な「改革」……。グローバル化やIT化がもたらした職場環境の激変で、ストレスに押し潰されたサラリーマンが次々に心を病んでいる。人を大切にしなくなった会社で何が起きているのか。気鋭ジャーナリストが激しく迫る。「格差」だけが問題なのではない! 「うつ」や「過労死」、あなたの会社は大丈夫か?

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  • パブリック・ジャーナリスト宣言。
    3.7
    ネット空間で、爆発的に繁殖し、活動を始めた「パブリック・ジャーナリスト」。「PJが世界を変える」って、信じていいの? 賞味期限切れ偽装問題、地下鉄運転手さぼり事件など、PJが世に放った特ダネとともに、新時代の新メディアとしての存在意義、将来の可能性を問う。はじめて世に出たPJ入門書! 欲求不満の市民より、始末に困る市民記者になりたい、あなたへ。

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  • 派遣の逆襲
    3.0
    雇用の調整弁として「派遣切り」され、職と住まいを同時に奪われた労働者。20年にわたる規制緩和策と労働政策の失敗が、「多様な働き方」の虚妄を白日のもとに晒した。年越し派遣村はどんな教訓を残したのか。雇用と生活を守るにはどうすればいいか。派遣労働者の問題に一貫して取り組み、「年越し派遣村」を主導した派遣ユニオン書記長による、強欲資本主義との闘いの記録と、日本の雇用再生への提言。

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  • 「健康格差社会」を生き抜く
    3.8
    深刻な格差社会の拡大。低所得と病気を関連づける疫学データは多い。だが、それだけではない。社会福祉の専門家で医師の著者は、格差社会の拡大は病院に満足にかかれない低所得層を産むだけでなく、富裕層の「勝ち組」をも不健康にして社会全体の地盤沈下を招いていることを解明。健康格差に対抗し、隣人・友人とのネットワーク作りなど、社会と個人の「心とからだ」の健康を守る処方箋を提案する。

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  • 文明の内なる衝突 テロ後の世界を考える NHKブックスセレクション
    4.0
    9・11テロは、文明の「外的」が引き起こした事件というだけではない。私たちの内にもテロに呼応する側面があるのではないか。テロリストは、私たちの内なる欲望を映しだす鏡ではないか? 現代世界の深層に横たわる葛藤の根源的要因を、資本のグローバル化との関連で鋭く読み解き、この葛藤を克服するための方策を探る、スリリングな 1 冊!

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  • ノンフィクション選集1/日本の内幕(電子復刻版)
    -
    〈日本の内幕〉取材グループが〈日本が戦争に巻き込まれたら、どうなるか?〉をテーマに取材した結果、じつに戦慄すべき事実が判明したのだ。敵国をはっきりと定め、各航空団の配置も細部まできめられ、アジア地区の自由主義諸国の防空防衛策も攻撃用に転用できるものであった(S・ドラゴン作戦)。政財界、医学界、宗教界、官僚、あらゆる階層を描破する梶山季之〈日本の内幕〉総集篇。

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  • やっかい老人と付き合う法~彼らは、何を考えているのか~
    -
    「老人問題」とは、老人自身の幸せを考える問題であると同時に、家庭や会社を問わず、老人と付き合わなければならない人の、とりわけ精神的なダメージや苦痛をどう癒やすのかが問われている問題でもあるのです。「未熟な老人」の多い今ほど、「ケア・フォア・ケアテイカー」すなわち「老人を介護している(老人と付き合っている)人をケアし、癒やす」ことが求められている時代ではないかと思います(著者のことば)。

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  • 世界の「紛争」ハンドブック いつでもどこでも読める
    3.0
    1巻880円 (税込)
    人はなぜ殺し合うのか? テレビやラジオは、毎日世界各地で繰り広げられる紛争を報道するが、いったい何人の人がその理由を正確に説明できるだろうか? 本書は世界43地域の紛争をコンパクトにかつ詳細に解き明かす。原語表記併用で、英字新聞や海外ウェブサイトにも対応。

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  • 教養としての麻薬
    12/9入荷
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    麻薬は、規制されているから危ないのではない。 危ないから規制されているのだ。 国連職員として30年、麻薬帰省の現場を見て来た著者が、 無責任な『合法化論』に警鐘を鳴らす! 医療・研究用には不可欠な規制薬物・麻薬。 同時に、その横流し、密造、密輸、乱用による悪事も絶えることがなく、 国際条約体制もその対応のために進化し続けている。 麻薬をめぐって世界で起きた事例を軸に、国際社会の薬物対応の原点を理解する。 麻薬をめぐって世界中で起きた事実の記録と、 それぞれの時代に起こった事柄と対策、現状、未来に向けての課題を浮き彫りにする。 世界中で無責任な薬物の娯楽目的の使用を合法化しようとする風潮を抑止するため、必読の書。 多面的な麻薬の姿を改めて問い直し、現代に生きる鎮痛・治療の役割、 20世紀以降の規制と戦争、現代社会における乱用と依存の問題までを網羅的に扱い、 「なぜ麻薬は社会において危険とされるのか」 「なぜ規制の対象となったのか」といった根本的な問いに迫り、 読者が日常生活や社会問題を考えるうえで役立つ 「リテラシー」としての麻薬知識を身につける手助けとなる、現代人必読の書。 ■目次 ・はじめに ●第一章 麻薬とは何か――近代世界を動かした物質 ・1 どんな麻薬が乱用されてきたのか ・2 密造・密輸と乱用の実態――麻薬その他の規制薬物はどこでつくられているのか ・3 正規の医療用麻薬について ●第二章 犯罪組織との戦い――過去から現代へ ●第三章 麻薬の国際規制――条約体制の芽生えと進化 ●第四章 国際オペレーション――新たな始まりのとき ●第五章 国々の戦い――異なる視点から ●第六章 歴史は韻を踏む――現代の憂うべき風潮 ・おわりに 未来へ向けて ・謝辞として ・参考文献 ■著者 藤野彰(ふじの・あきら) 公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター理事長 国際基督教大学(ICU)大学院修士(国際法)、 カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)大学院修士(国際関係論)を経て、 国際基督教大学(ICU)大学院博士課程(国際法)在学中に国連に採用され、 ウィーンに通算25年、その間にバンコクに5年赴任。 主に麻薬などの国際規制に携わり、新たなメカニズム構築に尽力する。 国際麻薬統制委員会(INCB)事務局次長、国連薬物・犯罪事務所(UNODC) 東アジア・太平洋センター(当時)代表、UNODC事務局長特別顧問などを歴任し、帰国。 日本学生協会(JNSA)基金理事長等を経て、 現在は公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター(DAPC)理事長、 一般社団法人国際麻薬情報フォーラム(IDIF)代表理事、 特定非営利活動法人アジアケシ転作支援機構理事、 認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャー(ELNA)代表理事、 合同会社共同クリエイションズ会長などを務める。

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