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Posted by ブクログ 2023年02月28日
筆者の主張は以下の通り。 長期で服役している囚人たちは全然反省していない 死刑廃止を唱える人の中には被害者側の視点が欠けている 将来の更正を見込んで形を減軽したり情状酌量をつける場合があるが、更正するかどうかは未知数のものでありそれを見込んで量刑を決めるのは間違っていると主張している。犯した犯罪罪の...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月19日
【2015年4冊目】
とても良かったです!著者はとてもキレる人です。教養の深さや論理性は読めば分かります。
なぜこんな人が2件も殺人を犯した無期囚なのか…この人の能力があれば、社会で何だってできたろうに…。
残念でなりません。
私個人としては死刑制度には賛成です。この本に出てきた反対派、賛成派それ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月09日
2件の事件で2人を殺害した無期懲役囚の筆者。ここでは冤罪があるから死刑廃止という議論はやめておく。大事なのは被害者の生命権。加害者の人権や、死刑囚にも人権があるというわりには、被害者の人権(生命権)と遺族の人権への配慮が欠けていると思われる死刑廃止論者。例えば、生きたままドラム缶に入れ灯油をかけて焼...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月05日
現役の無期懲役囚(殺人犯)が刑務所の暮らしと受刑者の実態をリアルに綴った本です。日本の刑務所が更正施設としても懲罰施設としても破綻しているということがよくわかります。途中、刑務所の制度や更正プログラムについて提言している章は、机上の空論的な話でやや退屈な感じですが、それ以外の受刑者の話と、最終章の「...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月28日
無期懲役囚の著者が刑務所にいる犯罪者の考察と
死刑制度の必要性を訴えている本。
長期刑を言い渡された殺人犯や強姦犯や強盗犯の反省のしなささに怒りを覚えたり、
初めて知る刑務所内の制度(?)に驚いたり、
死刑制度の必要性を論理的に考え直したりと
新書なのに大変ボリュームがある一冊だった。
死刑廃止派に...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月26日
死刑の是非について、多くの言論人による論議がなされている。そして、ついに登場した発言者が死刑を求刑され、現無期懲役囚。
監獄で暮らす著者の日常では当然、多くの殺人経験者と接する。そこから得た結論は、殺人者は懲役刑では反省しないし、被害者や遺族に同情することもない。彼らが考えていることは懲役を早く終...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月20日
犯罪者は寒く暗く侘しい刑務所の中で、自らの犯した罪を省みて悔い改め改悛し、真人間になって社会復帰する……なんてことがもしかしたら幻想⁈妄想⁈にしか過ぎないのかもしれない。
衣食住に困ることなく、当たり前だけれど逮捕されることに怯えることもなく、テレビや読書といった娯楽にもあまり不自由しない、という...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月25日
2件の殺人事件で無期懲役となり服役中である著者が、悪質・長期受刑者の収容される刑務所で過ごしながら記した死刑肯定論。
「ほとんどの殺人犯は反省しない」「悪党の楽園化している刑務所」「終身刑の欠陥」という話には、さすが現役の無期懲役囚だと思わず感心した。
被疑者・受刑者の人権ばかりがクローズアップされ...続きを読む
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