死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―

死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―

660円 (税込)

3pt

哀しい事実だが、犯罪者のほとんどは反省しない。監獄法の改正後、「自由」になった刑務所では、今日も受刑者たちの笑い声が響いている。裁判では頭を垂れるも内輪では「次は捕まらないよ」とうそぶく彼らを前に、何をすれば良いのか。犯罪者を熟知する著者は、彼ら自身を「死」と向き合わせるために「執行猶予付き死刑」を導入せよ、と説く。現役の無期懲役囚が塀の内側から放つ、圧倒的にリアルな量刑論。

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死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    筆者の主張は以下の通り。 長期で服役している囚人たちは全然反省していない 死刑廃止を唱える人の中には被害者側の視点が欠けている 将来の更正を見込んで形を減軽したり情状酌量をつける場合があるが、更正するかどうかは未知数のものでありそれを見込んで量刑を決めるのは間違っていると主張している。犯した犯罪罪の

    0
    2023年02月28日

    Posted by ブクログ

    無期囚が書いてありないようがかなりリアル。
    で、結局タイトル通り日本人には、死刑制度が必要だと再認識します。
    確かに、被害者の命が軽過ぎます

    0
    2019年06月12日

    Posted by ブクログ

    【2015年4冊目】
    とても良かったです!著者はとてもキレる人です。教養の深さや論理性は読めば分かります。
    なぜこんな人が2件も殺人を犯した無期囚なのか…この人の能力があれば、社会で何だってできたろうに…。
    残念でなりません。

    私個人としては死刑制度には賛成です。この本に出てきた反対派、賛成派それ

    0
    2015年01月19日

    Posted by ブクログ

    2件の事件で2人を殺害した無期懲役囚の筆者。ここでは冤罪があるから死刑廃止という議論はやめておく。大事なのは被害者の生命権。加害者の人権や、死刑囚にも人権があるというわりには、被害者の人権(生命権)と遺族の人権への配慮が欠けていると思われる死刑廃止論者。例えば、生きたままドラム缶に入れ灯油をかけて焼

    0
    2013年07月09日

    Posted by ブクログ

    現役の無期懲役囚(殺人犯)が刑務所の暮らしと受刑者の実態をリアルに綴った本です。日本の刑務所が更正施設としても懲罰施設としても破綻しているということがよくわかります。途中、刑務所の制度や更正プログラムについて提言している章は、机上の空論的な話でやや退屈な感じですが、それ以外の受刑者の話と、最終章の「

    0
    2011年03月05日

    Posted by ブクログ

    無期懲役囚の著者が刑務所にいる犯罪者の考察と
    死刑制度の必要性を訴えている本。
    長期刑を言い渡された殺人犯や強姦犯や強盗犯の反省のしなささに怒りを覚えたり、
    初めて知る刑務所内の制度(?)に驚いたり、
    死刑制度の必要性を論理的に考え直したりと
    新書なのに大変ボリュームがある一冊だった。
    死刑廃止派に

    0
    2010年10月28日

    Posted by ブクログ

    死刑の是非について、多くの言論人による論議がなされている。そして、ついに登場した発言者が死刑を求刑され、現無期懲役囚。

    監獄で暮らす著者の日常では当然、多くの殺人経験者と接する。そこから得た結論は、殺人者は懲役刑では反省しないし、被害者や遺族に同情することもない。彼らが考えていることは懲役を早く終

    0
    2010年12月26日

    Posted by ブクログ

    受刑者視点の刑務所の様子が細かく描写されていた。それによると大半のLB級受刑者は裁判で見せている反省の念は見せかけに過ぎず、刑務所内では自分のした凶行に対して反省することも更生して罪を償おうとする気もないことを知り、大変腹立たしい。被害者及び被害者遺族の気持ちを考えるとそんな受刑者達を活かしているこ

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    殺人者であり無期懲役囚である美逹大和の書いた本。叱る依存、反省すると犯罪者になります、からの流れで読んでみた。まずこんな知性が2人も人を殺して収監されてるって事に驚く。内容としては無期懲役囚でありながら卓越した観察力と周囲への興味を持つ美逹でしか書けないLB級刑務所の様子を反映したとても貴重な内容に

    0
    2025年01月21日

    Posted by ブクログ

    犯罪者は寒く暗く侘しい刑務所の中で、自らの犯した罪を省みて悔い改め改悛し、真人間になって社会復帰する……なんてことがもしかしたら幻想⁈妄想⁈にしか過ぎないのかもしれない。

    衣食住に困ることなく、当たり前だけれど逮捕されることに怯えることもなく、テレビや読書といった娯楽にもあまり不自由しない、という

    0
    2014年12月20日

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