作品一覧

  • 秘密解除 ロッキード事件 田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    秘密指定解除が進む米国の公文書を解読し,戦後最大の疑獄事件であるロッキード事件に新たな光を当てる.「田中角栄逮捕は米国の虎の尾を踏んだから」説の真相,CIAと児玉誉士夫との関係,中曽根康弘と米政府との知られざる秘密などを探った傑作ノンフィクション.第21回司馬遼太郎賞受賞作,待望の文庫化.(解説=真山仁)

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  • 内部告発のケーススタディから読み解く組織の現実 改正公益通報者保護法で何が変わるのか
    5.0
    「公益通報者保護法」が一部改正され2022年6月に施行、事業者には罰則規定も設けられる。難解な条文の意味をひもとき、これまで日本の組織で起こってきた事例をふまえ、関係者の知るべき法改正の実質、義務・制裁の必須ポイントをわかりやすく解説する
  • バブル経済事件の深層
    4.0
    1巻902円 (税込)
    バブル崩壊がきっかけとなって発生した数々の経済事件。それらはやがて、日本の金融・行政システムをも揺るがし、長年にわたって日本経済を苦しめることになった。「平成」が終わろうとする今、そこから何を未来への教訓とすべきか。新証言や新資料を発掘し、新たな視点から重要な事件を再検証。背後にある深い闇の奥へとわけ入る。

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  • 現代アメリカ政治とメディア
    -
    1巻3,080円 (税込)
    テレビ番組の人気ホストとして知名度を上げ、メディアが創りだしたともいわれるトランプ大統領は、メディアを敵視する発言を繰り返している。トランプvs.伝統メディアの構図は、アメリカの政治・世論の深刻な分裂ももたらしている。アメリカ政治とメディアの歴史も踏まえつつ、分極化の過去・現在・未来を展望する「アメリカ政治とメディア」の決定本。 学者とジャーナリストによるコラボで、アメリカメディアの今を、多角的に解説・分析。ニューヨーク、ワシントン、シリコンバレー取材のベテラン記者が、伝統メディアと新興メディアの攻防やフェイクニュースなどの現状を描き、トランプ支持者を350人以上取材した記者が、トランプ支持者のメディア消費を探る。パナマ文書などのスクープにもかかわった調査報道記者が、司法省によるジャーナリストの情報源の訴追や、アメリカの調査報道の現状について解説する。 「分極化するメディア」は政治をどう変えたのか。日本に対する多くの示唆を含んだ書。
  • パラダイス文書 連鎖する内部告発、パナマ文書を経て「調査報道」がいま暴く
    -
    1巻1,400円 (税込)
    「パラダイス文書」が2017年11月5日(日本時間6日)に公開され、世界中で反響を呼んでいる。富める者をさらに富ませ、貧しい者をさらに貧しく、世界中で格差を広げる仕組み。メガ内部告発、メガ調査報道の潮流を、源までさかのぼって見せる。
  • ルポ 東京電力 原発危機1カ月
    4.3
    1巻779円 (税込)
    ――これ以上、悪くなることもあると? 「なる可能性もあります。やはり、今回ので、いろいろなものが壊れてございますので……」 日がたつにつれ、新聞社やテレビ局の記者だけでない多様な人が「ジャーナリスト」として東電本店に集うようになり、東電を厳しく問いただした。新聞では決して報道されることのなかった「やりとり」の詳細を朝日新聞記者が50日にわたり克明に取材・記録。いままさに、東電の「汚染」と「隠蔽」体質が浮き彫りになる。

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ユーザーレビュー

  • バブル経済事件の深層

    Posted by ブクログ

     経済の知識もなく、バブル経済事件と言われても、何のことか具体的に思い起こされることもない経済オンチである。しかし、この本を読んで、複雑で難解な事件の一端を知ることとなり、時代の大きなうねりの中で人生を狂わされ、大きな代償を払うことになった人々の人間ドラマに大きく感情を揺さぶられた。バブル絶頂期に放漫経営で銀行に多くの損失を積み重ねた経営陣は、巨大な利益を手に逃げおおせ、たまたま悪い時に、いるべきでない場所にいたと言うだけで、多大な犠牲を強いられる理不尽に、怒りが収まらない。
     ひとつ新鮮に感じたのは、大蔵省や政権の腐敗と失政に国民が怒り、為政者の決断に変更を迫っていたということだ。不正を怒り

    0
    2024年11月24日
  • 内部告発のケーススタディから読み解く組織の現実 改正公益通報者保護法で何が変わるのか

    Posted by ブクログ

    多くのケーススタディーとともに、その背景事実に迫るドキュメンタリーとしても読める本。内部告発と言うテーマでの本だが、組織というものに内在するリスクとその改善ポイントをも示している貴重な本。内部告発者の告発の際の具体的な行動や、その後の事実の推移についても丁寧に書かれている。諸外国のとの比較についても非常に学びになる。米国の巨額の報奨金を出すが、そのコストを遥かに上回る是正がされてきたとのこと。表題からは仕事の上で内部告発の部署を担当する人などが対象の専門書のようにも思えるが、組織に働くすべての人が読んで発見のある本。

    0
    2024年09月15日
  • 内部告発のケーススタディから読み解く組織の現実 改正公益通報者保護法で何が変わるのか

    Posted by ブクログ

    資料集、事例集としても教材としても秀逸。これ一冊で内部告発の歴史や実例、公益通報者保護法の成立や改正までが詳しく理解できる。今の世の中の「当たり前」に至るまでには、厳しい戦いがあった。告発される側の方が常に強い立場だ。だからこそ、揉み消したり、報復したりと、やりたい放題、弱者を虐げた。「世の正義」対「組織の論理」。

    ベトナム戦争での機密文書をダニエル・エルズバーグ博士がニューヨーク・タイムズに提示した事例。ニクソン大統領は極秘文書の漏洩事件として差し止めを求めたが最高裁判所は応じず。有名なペンタゴン文書だ。その後、博士は機密文書の窃盗罪で起訴されるが、ホワイトハウスの工作員による盗聴などを理

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    2022年11月24日
  • ルポ 東京電力 原発危機1カ月

    Posted by ブクログ

    僕は記者会見の映像を見ていないので詳しいことはなんとも言えないんですけれど、一つ言えるのはあの場で言ったことを家や仕事や故郷を失った福島県の人の目の前で同じことを繰り返せますか?ということです。

    この本が朝日新聞の記者が東京電力のすべての会見現場に立会い、東電側の社員と自分を含め貴社との一ヶ月のやり取りをつぶさに記録したものでございます。何の本からは忘れましたが
    「東電の人間は官僚以上に官僚的だ」
    という言葉が、この本を読んでなるほどなと納得するにいたりました。

    僕は朝日新聞を読まないので、いま、震災から一ヶ月間の縮刷版を読んで事件および震災の足取りをたどっていますけれど、震災および原発事

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    2011年12月17日
  • 秘密解除 ロッキード事件 田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか

    Posted by ブクログ

    米国で解除となった公文書からロッキード事件、未公開のものもあるなか40年経過した中間報告として書かれていました。
    話が前後して読み辛かったので時間がかかりました。
    「虎の尾」を踏んだ説はどうも違うようでしたが、発言
    、政策など米国の受ける印象は難しかったよう。
    全体像はよくわからないままでしたが、発覚の経緯、日米関係、貿易不均衡、企業と政府、それぞれの立ち位置に読み込んでしまったのは、公文書が想像より細かく書かれていたからかもしれません。

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    2025年10月15日

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