奥山俊宏の作品一覧
「奥山俊宏」の「現代アメリカ政治とメディア」「内部告発のケーススタディから読み解く組織の現実 改正公益通報者保護法で何が変わるのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「奥山俊宏」の「現代アメリカ政治とメディア」「内部告発のケーススタディから読み解く組織の現実 改正公益通報者保護法で何が変わるのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
経済の知識もなく、バブル経済事件と言われても、何のことか具体的に思い起こされることもない経済オンチである。しかし、この本を読んで、複雑で難解な事件の一端を知ることとなり、時代の大きなうねりの中で人生を狂わされ、大きな代償を払うことになった人々の人間ドラマに大きく感情を揺さぶられた。バブル絶頂期に放漫経営で銀行に多くの損失を積み重ねた経営陣は、巨大な利益を手に逃げおおせ、たまたま悪い時に、いるべきでない場所にいたと言うだけで、多大な犠牲を強いられる理不尽に、怒りが収まらない。
ひとつ新鮮に感じたのは、大蔵省や政権の腐敗と失政に国民が怒り、為政者の決断に変更を迫っていたということだ。不正を怒り告発するジャーナリストがいて、それに反応して正義を求め声を上げる民衆がいる。彼らの非難や糾弾が大きな力を持っているため、為政者は民意を無視しては公費投入などの処理することができない。公文書改ざんのような民主主義の根幹を揺るがす不正をしてなお、政権中枢で権力を保つことができる現在から見ると、いろいろなことがまだ健全だったのだなと思わずにはいられない。
Posted by ブクログ
僕は記者会見の映像を見ていないので詳しいことはなんとも言えないんですけれど、一つ言えるのはあの場で言ったことを家や仕事や故郷を失った福島県の人の目の前で同じことを繰り返せますか?ということです。
この本が朝日新聞の記者が東京電力のすべての会見現場に立会い、東電側の社員と自分を含め貴社との一ヶ月のやり取りをつぶさに記録したものでございます。何の本からは忘れましたが
「東電の人間は官僚以上に官僚的だ」
という言葉が、この本を読んでなるほどなと納得するにいたりました。
僕は朝日新聞を読まないので、いま、震災から一ヶ月間の縮刷版を読んで事件および震災の足取りをたどっていますけれど、震災および原発事故の一ヶ月間とここに記録させている一ヶ月間の東電側と記者とのやり取りを照合して読んでいくと、彼らの持つ「体質」というのが浮き彫りにされてきて、なんともいえない気持ちになりました。一連のことはおそらく私よりも皆様のほうがよくご存知かと思います。僕はほとんどテレビを見ていませんので。この本に書かれているやり取りはおそらく映像として流れたであろうと推察されます。
動画サイトで見る、という選択肢もないではありませんでしたが、ここに活字で記されてあることを映像で確認するのは非常に苦痛を伴う作業でしたので。申し訳ありませんが、断念させていただきました。この本を読むと現場の混乱と追及する記者。そしていかに責任を逃れようとする東電側の答弁がカオスとなって、読んでいる人間に迫ってきます。今回の震災および原発事故が日本人の美徳と醜悪な部分を同時に晒したのだということを実感するにはいい本だと思いますよ。
Posted by ブクログ
タイトル通り、これを読めば兵庫県告発文書問題がなぜ問題なのかがよくわかった。
正論中のド正論。
というか、これを読んでなお、斎藤元彦を支持する方がいたら、なぜなのかを論理的に教えてもらいたい(支持者は読まないだろうけど)。
私が個人的に最初に問題だと思ったのは、告発者の県民局長が懲戒処分されたというニュースを読んだときだった。当時、私自身が職場で総務の内部告発やハラスメント対策などを担当していたから、知事が告発者探しをして懲戒処分という、ありえないニュースにびっくり仰天したのだ。
いろんなことがあったけれど、まずそこに立ち戻るべきだと思う。
そして、原点に帰って整理するのに、本書は最適。
奥山氏が繰り返し書いている内部告発の重要性を兵庫県民、日本国民全体が理解するべきだ。
だって、ひいてはそれが世の中全体を改善することだから。
斎藤元彦が再選されたことで、支持者はまるで罪が許されたかのように言い、斎藤元彦はどんどん傍若無人になっている。
けれど、「デマや印象操作で選挙に勝ったら罪もなかったことにできる」状況を許していては日本が無法地帯になってしまう。
やったことを反省して改善するならまだしも、斎藤元彦は今も「文書問題は適切適法だった」と言い張って、元県民局長の名誉回復もしていないし、改善もしていない。
加えて、本書23章にあった、兵庫県は内部通報制度を改正してもまだ不備があるというのは全然知らなかったので、あきれ返ってしまった。
2度改正しても、まだ制度に不備!!
兵庫県民としては暗澹たる気持ち。
どうか、他県の皆さんは本書を参考に、兵庫県と同じ轍を踏まないようにしてください。
ちなみに、斎藤元彦はパワハラや文書問題だけじゃなく問題のオンパレード。最初、財政のプロと称して知事になったのに、どんどん財政が悪化して、借金がふくらみ、現在は起債許可団体に陥っている。
支持者が誹謗中傷や差別発言をしていても、止めもしない。
斎藤元彦の「人の話を聞いていない」「都合の悪いことは覚えていない」「絶対に謝らない、反省しない」という人格の異常が今の困難を招いている。そして自己愛YouTubeの垂れ流し。
そんな人間が権力を握るとこんなことになる、という地獄の典型が兵庫県です。