あらすじ
兵庫県知事の疑惑を告発した文書が,県政のみならず,日本の政治・社会をも揺るがす事態に発展している.どこに問題があったのか.ジャーナリスト・研究者として公益通報に造詣が深く,自らも騒動の渦中に巻き込まれた著者が,大量のデマや偽情報が氾濫する中で,一連の事実関係を丹念に整理・検証し,いま何が必要かを考える.
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大学の授業で使われる副教材
内容を読みましたが、これをこの時期によく出版したなぁと感心した。
多分、この本は評価が真っ二つに別れる。
⭐️5つか⭐️1つ。
しかし、内容は読み物と言うより、大学の授業で使う、副教材ぽいと感じた。
キチンと出典等が書かれている。
多分、今後、反論的な本も出ると思うが、この本と同じ様にキチンと出典等を書いて欲しいと思う。
今、この時点で出版したと言う心意気で私は⭐️5つを付けます。
Posted by ブクログ
タイトル通り、これを読めば兵庫県告発文書問題がなぜ問題なのかがよくわかった。
正論中のド正論。
というか、これを読んでなお、斎藤元彦を支持する方がいたら、なぜなのかを論理的に教えてもらいたい(支持者は読まないだろうけど)。
私が個人的に最初に問題だと思ったのは、告発者の県民局長が懲戒処分されたというニュースを読んだときだった。当時、私自身が職場で総務の内部告発やハラスメント対策などを担当していたから、知事が告発者探しをして懲戒処分という、ありえないニュースにびっくり仰天したのだ。
いろんなことがあったけれど、まずそこに立ち戻るべきだと思う。
そして、原点に帰って整理するのに、本書は最適。
奥山氏が繰り返し書いている内部告発の重要性を兵庫県民、日本国民全体が理解するべきだ。
だって、ひいてはそれが世の中全体を改善することだから。
斎藤元彦が再選されたことで、支持者はまるで罪が許されたかのように言い、斎藤元彦はどんどん傍若無人になっている。
けれど、「デマや印象操作で選挙に勝ったら罪もなかったことにできる」状況を許していては日本が無法地帯になってしまう。
やったことを反省して改善するならまだしも、斎藤元彦は今も「文書問題は適切適法だった」と言い張って、元県民局長の名誉回復もしていないし、改善もしていない。
加えて、本書23章にあった、兵庫県は内部通報制度を改正してもまだ不備があるというのは全然知らなかったので、あきれ返ってしまった。
2度改正しても、まだ制度に不備!!
兵庫県民としては暗澹たる気持ち。
どうか、他県の皆さんは本書を参考に、兵庫県と同じ轍を踏まないようにしてください。
ちなみに、斎藤元彦はパワハラや文書問題だけじゃなく問題のオンパレード。最初、財政のプロと称して知事になったのに、どんどん財政が悪化して、借金がふくらみ、現在は起債許可団体に陥っている。
支持者が誹謗中傷や差別発言をしていても、止めもしない。
斎藤元彦の「人の話を聞いていない」「都合の悪いことは覚えていない」「絶対に謝らない、反省しない」という人格の異常が今の困難を招いている。そして自己愛YouTubeの垂れ流し。
そんな人間が権力を握るとこんなことになる、という地獄の典型が兵庫県です。