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Posted by ブクログ 2012年06月29日
タイトルがミーハー週刊誌ぽくて好きじゃないけど、さすが田坂さん。なんて論理的で的確なんでしょう。
原子力の本質を非常にわかりやすく伝えている。
「含みある一言→それは何?→○○です。」
のパターンを多用しており、内容に引き込まれるし、小気味よいリズム感もあり、内容もさることながら文体としても素晴らし...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月29日
ほんと題名のとおり、「官邸から見た原発事故の真実」が虚心坦懐に述べられているものであった。
原発を推進する立場にあったが、原発という人間が本来制御できないものであるので、人間としての矜持をちゃんと持っておられる内閣府元参与だった。
政府が答えるべき「国民の七つの疑問」にこんご政府がどう向き合って...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月28日
p.252
「我々は、運が良かった」
著者のこの一言が、すべてを言い表していると思う。
そして、根拠のない楽観的空気に厳しい警鐘を鳴らす。
だから、僕は言い続けようと思う。
原発は、いらない。
たとえ、自分の使える電気が少なくなっても、街がちょっと暗くなっても、職場が多少暑くても、我慢しよう。...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月14日
原子力の専門で、内閣官房参与としてあのときに対応にあたったヒトのなかで実は情報をここまでつまびらかにしているケースは少ないと思うので、貴重な発言の数々だと思う。このヒトの本はわかりやすい本が多いが、難しい内容をこうしてわかりやすく説明する技術は一級だと思う。この疑問に原発推進の方々はこたえないといけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月16日
僕のバイブルである「仕事の報酬とは何か」の著者で、
原子力工学を学び、現在はシンクタンク代表を務める田坂広志さん。
原子力、危機管理の専門家として内閣官房参与となった田坂さんが居なければ管政権は何もできなかったであろうことがよく分かる。
ただ、田坂さんのような専門家を招聘できるのも一つの力ではある...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月22日
"大阪へ向かう新幹線で読む。本日は東日本大震災が起きてちょうど1年たつ3月11日。原発事故対策として内閣官房参与として活躍した著者。
事故の影響の大きさを改めて知る。そして、まだわからないことが一杯あることも知った。
日本は、原子力爆弾を2つも落とされ、核実験でも被害を受け、今回の原発事故...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月19日
原子力推進派の著書が、今のままでの原子力利用に警笛を鳴らす。
国民誰もが感じている、福島原発事故の徹底的原因追求がないままの
原発再稼働の危うさ。
技術的な見地からは当然だが、政治的、構造的、原子力産業、
エネルギー政策の抜本的に改革なくして、同じ事の繰り返しになってしまって、
福島原発事故を教訓...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月14日
根拠のない楽観的空気が最大のリスクである。
原子力の問題を語る際、安全、安心が重要であるとされるが、原子力の問題で最も大切なものは、【信頼】である。
福島原発事故が起きた後で、政府は今後のエネルギー政策を慎重に考えなければならない。
【いかなる状況にも備える】
4つの挑戦
①原子力エネルギーの安...続きを読む
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