教養を磨く~宇宙論、歴史観から、話術、人間力まで~

教養を磨く~宇宙論、歴史観から、話術、人間力まで~

ビジネス・実用
1,012円 (税込)

5pt

哲学の究極の問い/「運命」とは何か/リーダーの話術の神髄/二一世紀の文学の新たな役割/才能を開花させる技法/人工知能革命による「学歴社会」の崩壊/「明日、死ぬ」という修行/プロフェッショナルの「奥義」とは何か/「カオス的世界」に処する叡智/戦略思考の深み/上手な二流、下手な一流/「創造性」をめざす過ち/科学と宗教の対立を超えて――教養とは答えの無い問いを問い続ける力。21世紀の「新たな教養」論。

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教養を磨く~宇宙論、歴史観から、話術、人間力まで~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短編集みたいで読みやすい
    私がイメージしてた教養とは違ったけど、自己啓発っぽい割と普段の心持ちに寄り添ってくれるような文章
    硬過ぎなくて良い

    0
    2024年10月13日

    Posted by ブクログ

    かなり学びが多い高カロリーな本

    AI時代にはマネジメント能力(成長のマネジメント、心のマネジメント)
    ホスピタリティ、クリエイティビティ(集団から新しいコンセプトを生み出すのを促進する力=ファシリテーション能力)が重要となる。

    成功者は出来事に深い意味を感じ取る力が強い
    自伝本などでも 運良く、たまたま、折よくなどの単語が出てくる。

    褒めることの重要性、後輩にはどんどん褒めたい。
    新書ながら分厚い歴史書を読んでいるような満足感が得られた。

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    教養を磨く
    宇宙論、歴史観から、話術、人間力まで
    著:田坂広志
    紙版
    光文社新書 1263

    急速に進展する人工知能革命時代に求められる、新たな教養とは何か
    時代を読み、生き残るための、指針を提供してくれる書
    間違っているのか、正しいのかはわからない。ただ、暗闇をやみくもに歩くよりも、足元だけかもしれないが、明かりをもっていたほうがいいと感じました。

    気になったのは、以下です。

    ■哲学の究極の問い

    真の教養とはなにか、多くの本を読み、様々な知識を学ぶことではなく、そうした読書と知識を通じて、人間としての生き方を学び実践することである。

    現代において、教養ということの前提条件、書物を通じて学んださまざまな専門分野の該博な知識に、大きな3つの変化が起きている

     ① 該博な知識に関する時代の変化 AI革命が、該博な知識だけなら、AIにはもう人間はかなわなくなってしまっている
     ② 書物を通じてに関する時代の変化 活字メディアである書物よりも、マルチメディアである映像や動画を通じて情報を入手できるようになってきた
     ③ 様々な専門分野に関する時代の変化 難しい本を読まなくても、テレビ番組、映画や、YouTubeなどを通じて専門分野の学びができるようになってきた

    3つの深化

     ① 専門の知、から、生態系への知 への深化 個別の断片ではなく、個性的な思想体系である、知の生態系へ
     ② 言語の知 から 体験の知 への深化 活字の知から、疑似体験や共感とともにある知へ
     ③ 理論の知 から 物語の知 への深化 単なる知識から、具体的なエピソードや物語を学ぶことで人間学を学ぶよい方法となる

    人生にイエスという 
     いかに逆境に満ちた人生が与えられようとも
     いかに苦労の多い人生が与えられようとも
     それでも、それは、ただ一度かぎりの、かけがえの無い、自分の人生
     そう、思い定め、その人生を慈しみ
     与えられた逆境と苦労を魂の成長の糧として歩むとき
     運命という言葉は、いつか
     天命ということばに変わっていくのであろう

    ビスマルク 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

    過去の歴史が経験したことのない状況に人類が直面している時代において、我々が未来を知るためには
    経験に依拠した社会科学には限界があり、
    創造に依拠した、文学、特にSF文学が、大きな役割を果たすことになるだろう
    創造の力を飛翔させる文学には、21世紀、新たな役割がある

    人間のエゴ エゴを処する2つの力

     ① 相手のエゴに処する力
     ② 自分のエゴに処する力

     否定も肯定もせず、ただ、静かに見つめる
     エゴを大きく育てる ⇒ 大我は無我に似たり

    才能を開花させるには

     その人間の中から、その才能にみあった人格が現れてくることにほかならない
     どうしたら、我々は、自分の中に、必要な人格を育てることができるのか
     私淑すること、優れた人物の真似をすること
     学ぶことは真似ぶこと
     一流の経営者やリーダは、自分の中に様々な人格をもち、それらを場面と状況に応じてみごとに使い分けている

    学歴的能力よりも高度な3つの能力を磨く

     ① 職業的能力
     ② 対人的能力
     ③ 組織的能力 この3つの能力を支えるのは、人間力

    死に関する3つの真実

     ① 人は必ず死ぬ
     ② 人生は1度しかない
     ③ 人生は、いつ終わるかわからない

    ⇒ 死を直視すると3つの力が与えられる

     ① 逆境力が高まる
     ② 使命感が定まる
     ③ 人生の時間密度が高まる

    複雑系、複雑なものには生命が宿る

    不運の姿をした幸運 人間万事塞翁が馬
     人生の幸運と不運は人智ではわからない
     いまこの瞬間を生きる⇒いつ死んでも悔いがない
     人生で起こること、すべて良きこと
     
    ■ 科学と宗教の対立を超えて

    共感、書物を読んだだけでは決して身につかない
    人生において、自身が、様々な苦労を重ねること
    共感力と人間力

    うまへた と へたうま
     上手そうにみえて実は下手
     下手そうにみえて実は上手
     守破離 まず、基本の型をしっかり覚え、次にその型を崩していく段階がある

    創造性をめざす過ち
     結果にすぎないものを、目的にしてしまう

    世界には、自然の生態系とともに、心の生態系がある

    賢明なもう一人の自分が、自分を見ている

    言葉には重みがある、言葉を語るとき、書物で学んだ言葉なのか、自身の体験を通じてつかんだ言葉なのか

    謙虚と感謝
     自分に本当の自信がなければ謙虚になれない
     本当の強さを身につけていないと感謝ができない

    我流、プライドと慢心、我流の我とは自我の我、かたくななエゴに他ならない

    ■戦略的反射神経

    AIで決して代替できない3つの能力

     ① マネジメントの能力 それは管理ではなく、成長のマネジメント、心のマネジメントをいう
     ② ホスピタリティの能力 非言語的コミュニケーション能力 顧客の声に耳を傾け、相手の気持ちを察する能力
     ③ クリエイティブの能力 集団知を活性化させ、その集団から新たなアイデアやコンセプトが生まれてくることを促す能力

    自分は、自分に似ている人を嫌悪する ⇒ 自分の中にある欠点を許す
    結局、自分を愛せない人は、人を愛せない

    人生百年時代 体力だけでなく、精神のスタミナの大切さ、タフな精神を鍛える、精神は60を超えても高めることができる

    進歩史観 歴史は必ず、人類の進歩に向かって進んでいるという歴史観

    透明な感性 すべてを諦め、死を覚悟したとき、静かで透明な心境が訪れる

    メメント・モロ 死を想え ラテン語

    2つのパラダイム
     ロボットとはしょせん機械である  
     サイボーグとは、人間である
     人間の能力は最先端の科学技術をしても、測り尽くせないほどの奥深さがある

    無と空を大切にする 自己の内側を見つめる沈黙の時間を持つこと、そのとき我々の精神の深化が始まる

    シンクタンクではなくドゥタンク

    戦略的反射神経とは、目の前の現実が予想外の展開をしたとき、状況の変化を瞬時に判断し、速やかに戦略を修正しながら、その新事業を前に進めていく能力のこと

    自然(じねん)の思想 自然として生きること

    静かな強さ すべては自分に原因がある すべてを自分自身の責任として引き受けること

    ■フォースを使う技法

    新しい資本主義
     貨幣経済、交換経済、贈与経済
     経済として流通するのは貨幣であるが、ボランタリ経済において流通するのは、知識、関係、信頼、評判など目に見えない資本である

    マネジメントの道を進める3つの理由

     ① 人間として成長できる
     ② 生涯を通じて活躍できる
     ③ 淘汰の嵐を超えていける

    知能と知性
     知能とは 答えのある問い、いちはやく正確にたどりつける能力
     知性とは、答えのない問い、問い続ける能力

    ■ポジティビズム

    成功者の不思議な偶然
     折よく、たまたま、ちょうどその時、ふとしたことから
     人生の出来事に、深い意味を感じ取る力

    統合的・超越的人格=賢明なもう一人の自分
     ① 自分の心の中のエゴの動きを静かに見つめることができるので、エゴや感情に流されることがなくなり、人間関係が好転する
     ② エゴや感情に振り回されない心の状態が生まれ、直観力が鋭くなる
     ③ 直観力がするどくなると、人生の岐路において、選択を過たず、運気を引き寄せる力が高まる

    仏の思想家、ジャック・アタリの提唱する、ポジティビズム:積極主義

     楽観主義:オプテイミズム 観客として自分の好きなサッカーチームが勝つだろうと思う
     積極主義:ポジティビズム 選手としていま負けていても、必ず勝てると信じ、力を尽くすこと

    不動心とは

     決して乱れぬ心ではない
     乱れ続けぬ心、乱れてもすみやかに平常心にもどることができる心

    優秀な人間がつき当たる7つの壁

     ① 学歴の壁
     ② 経験の壁
     ③ 感情の壁
     ④ 我流の壁
     ⑤ 人格の壁
     ⑥ エゴの壁
     ⑦ 他責の壁

    死とは

     必ずしも、恐怖や絶望を表すものではない
     やすらぎ、救いと考えることもある

    エゴはすてなくてもよい

     ただ静かに見つめること
     心は蛇蝎のごとくなり 親鸞 エゴは決してなくならない

    プロはなぜ育たない
     本を読めば、楽をして成功を手にいれるという安易な考えをとっていないか
     敵は我にあり

    ■神の技術がもたらすもの

    神は細部に宿る

    現代は複雑系の知:
     摂動敏感性 小さなゆらぎが全体に波及していき予想がつかなくなる
     管理不能性 システムがあたかも、意思をもった生物のようにふるまう

    これまでの西欧的手段は、機械的世界観
    これからは東洋的手段で、生命的世界観

    直感とは追い詰められて、もうあとがないという時に閃くことが多い
    追い詰められた自分を楽しむ、もう一人の自分を生みだす

    アイデアとは、自分という小さな存在が生み出すものではなく、自分を超えた大いなる何かから降りてくるもの
    我が業は我が為すにあらず 棟方志功

    合理的利他主義

     我々が利他的行動をとるのは、自己犠牲の精神からではなく
     その行動が自分にとっての利益になるからであり、幸せにつながるから

    はじめに 二一世紀に求められる「新たな教養」とは何か
    第1部 哲学の究極の問い
    第2部 科学と宗教の対立を超えて
    第3部 「戦略的反射神経」の時代
    第4部 「フォース」を使う技法
    第5部 「ポジティビズム」の時代
    第6部 「神の技術」がもたらすもの
    第7部 思想を紡ぎ出す読書
    謝辞
    さらに学びを深めたい読者のために

    ISBN:9784334046705
    。出版社:光文社
    。判型:新書
    。ページ数:352ページ
    。定価:920円(本体)
    。発行年月日:2023年07月
    。発売日:2023年07月30日第1刷

    0
    2024年01月23日

    Posted by ブクログ

    田坂さんの最新作。多数本を読ませていただいているが、一つ一つの内容が本質を掴んだものであり、とても腑に落ちる。東大卒と言う学歴に奢ることなく、逆に学歴が高い人が勘違いして仕事で壁にぶち当たる理由など、述べられている。あと最も共感したのは、発生した事象に対しどう解釈するかが大切である事。人生に起きるいずれの出来事も、自分を更に成長させる神様のテストだと解釈して、前むにき過ごして行ける人生を歩んで行きたい。

    0
    2023年12月10日

    Posted by ブクログ

    こんな本を読めば教養が身につく的な本とは一線を画す。
    Iトピック4ページなのも読みやすい。
    他のシリーズも読んでみたい。


    『卒業しない試験は追いかけてくる』
    身につまされる。

    0
    2023年11月09日

    Posted by ブクログ

    色々と考えさせられる話題が多かったが、可能的自我が私には最もインパクトある新しいことだった。田坂さんの他の本も読んで見ようと思う。

    0
    2023年10月10日

    Posted by ブクログ

    【ひぐ的2023夏休み課題図書②】
    書店で本書を買うか否か?暫く悩んだ。著者→知らない(今思えばアンテナが錆びついてた)。タイトル→ちょっと胡散臭い。買う決め手となったのは、副題の「21世紀の新たな教養とは何か」と、著者;田坂広志さんの多彩な経歴だった。
    結果、買って良かった!久しぶりの五つ星(最高評価)☆彡知の巨人ともいうべき知識・情報量と、深くて広い経験に裏付けされた名言・格言の数々。税込1,012円は安過ぎる。他の著書も読んでみよう。
    特に響いた言葉↓
    「否定も肯定もせず、ただ、静かに見つめる(p44)」
    「人生で起こること、すべて良きこと(p330)」

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    心のあり方というか、失敗や成功などの様々な経験や体験、そして読書から得たものをただ記憶として留めておくだけではなく、それを自分自身で解釈し糧として、どの様に自分の言葉として伝え、そして行動して次に繋げていくか。
    ただ記憶として残しているだけでは、意味がなく勿体無い。

    0
    2026年01月04日

    Posted by ブクログ

    人間、つまるところ「心のあり方」が大切だということがわかります。
    言葉巧みなノウハウを学べるビジネス書を読むよりもずっと大切な、人間力というものを学べる本だと思います。
    宗教的なことや、運などの言葉をスピリチュアル的に捉えずに純粋に読んでいると、確かになと思う事柄が多くあります。たくさんのビジネスパーソンを見てきたからこそ見えるものがあるのでしょう。結局は精神年齢というもの自体も目に見えるものではないですが、感じるものとしてたしかに「有る」もの。この本を読む人読まない人の生き方、働き方は違うと思います。

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    好きな言葉ではないが「自己啓発書」として大いに感銘を受けた。ピンとこない話もいくつかあるが。残り限られた人生を、何をやりたいかだけでなく、どう生きたいか今一度じっくり考えて参考にしていきたい。以下備忘録。
    知の生態系
    自分の中に「様々な人格」を持つ
    多重人格のマネジメント
    エゴを大きく育てる
    知性とは答えのない問いを問う力である
    卒業しない試験は追いかけてくる
    賢明なもう一人の自分
    自分の中にある欠点を許す
    静かな強さ
    日々「演じる」という修行を行う

    0
    2025年06月24日

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