伏見憲明の作品一覧

「伏見憲明」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2021/12/03更新

ユーザーレビュー

  • 欲望問題 人は差別をなくすためだけに生きるのではない
    うーん。若いころだともう少しいろいろ考えたし、言えただろうけれど。どうありたいかを考えること自体がかなり意識的なことだけに今となるとぐるぐる回るばかり。差異をどう受け入れるかが自分ごとになってないと言われたらその通りだし。
    特権化と差異の話。生活実感と言上げの行きつ戻りつ。
  • 百年の憂鬱
    <あらすじ>
    作家業のかたわらゲイバーを経営する義明は、長年のパートナーがいながら、二十歳の美少年ユアンと関係をもつ。義明はユアンの純粋な愛情を狡猾に受け流しながら自らの渇きをいやすが、関係は少しずつ破綻してゆく。

    <感想>
    野村佐紀子さんによる表紙写真のまっすぐな瞳の少年が、ユアンのイメージに重...続きを読む
  • 欲望問題 人は差別をなくすためだけに生きるのではない
    平等とか地域開発とか、

    掲げている側がやってあげるというスタンスがある気がして、sごく気持ちが悪かったけど、
    このほんのいう、みんながしたいっていうことのせめぎあいの調整の問題なんじゃないのかな、って思った。

    むずかしい
  • 魔女の息子
    伏見憲明著。読者の置かれている状況で、全く違う感想になると思う。母の行動に戸惑うとき、兄家族と過ごすとき、鏡で自分の老いを実感したとき、誰かに頼ってみようかと思うとき…主人公の気持ちに共感できる部分が多く。(ゲイの部分は違うけどw)名作だと思う。
  • 欲望問題 人は差別をなくすためだけに生きるのではない
    命がけで書いたから命がけで読んで欲しい、と帯に書いてある。差別や社会の不公正が気になる人間が、「気持ちよく」読めるような本では、確かにない。読み手の信念を抉りにくる、という意味では確かに読む側も命がけかも。マイノリティは正義とは限らない、というところまではスムーズだったが、あちこちにトラップがあった...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!