外岡秀俊の一覧
「外岡秀俊」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧
2021/09/17更新
ユーザーレビュー
-
2005年に朝日新聞ロンドン ヨーロッパ総局長として勤務していた時に日本のみすず書房に寄せたエッセイ。9.11の後の世界情勢やイギリスの生活を本を通して紹介する名エッセイ。
僕とおない歳で東大の学生時代に石川啄木を題材にして文学賞をもらっている。めちゃくちゃ博学で文章も洗練されたいい本でした。難し...続きを読むPosted by ブクログ -
コロナ禍の中で多くの人との対話を基に構成された素晴らしい本だ.登場する人が多彩だ.千田忠、フランク・M・スノーデン、大塚隆、山口二郎、齋藤雅俊、浅井文和、服部桂、村木太郎、渡邊直樹、水野和夫、坂東眞理子、香山リカ、高橋哲哉、磯田道史、吉岡桂子、スラヴォイ・ジジェク、宮本太郎.インタビューをどのように...続きを読むPosted by ブクログ
-
食いつきにくい表題と比して内容はすごかった。コロナ危機を順を追って追求し、日本や世界の現状や問題点を明らかにし、パンデミック後の社会のありようまで考察する。多角的で勉強になった。政治家や「専門家」を凌駕する見識に拍手。
毎日読む朝日新聞には外岡さんほどの真剣さが感じられないのが残念だ。Posted by ブクログ -
有数の教養人で有り警世家、世界の地理と歴史を識る逸材。コロナ禍にあって羅針盤となれる希有の方。
さる12月逝去されたのは痛恨の極み。黙祷。
1.災害への取り組みスタンス
①現場に関わる ・・・ 当事者
②地図を整理する・・・ 関係者の相関図
③歴史を整理する・・・ 経緯を記録する
2.社会の...続きを読むPosted by ブクログ -
これは、ちょっと文章を書き慣れている、中級者向けの本だと思います。
今まで文章術の本を開くと、ごくごく初心者向けの内容ばかりだった気がします。
原稿用紙の使い方も、段落で改行することも知らない。そういった人向けの本が多いのです。
この本はそれとは対照的に「文章を書くことも本を読むことも慣れている...続きを読むPosted by ブクログ