片田敏孝の作品一覧
「片田敏孝」の「子どもたちに「生き抜く力」を」「日本水没 (Wedgeセレクション No.53)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「片田敏孝」の「子どもたちに「生き抜く力」を」「日本水没 (Wedgeセレクション No.53)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
■津波から命を守る避難三原則
・想定にとらわれるな
・その状況下において最善を尽くせ
・率先避難者たれ
■人間は自分に危険を知らせる情報について、最初の情報は無視する修正がある。これを打破するためには、同じ意味を示す2つ目の情報が必要。逃げてはいないものの非常ベルによって不安の中にある人は2つ目の情報が大きな意味を持つ。
■防災教育には「脅しの防災教育」「知識の防災教育」「姿勢の防災教育」の3つのタイプがある。
このうち最もやってはいけないのが「脅しの防災教育」。災害の怖さをいくら話ししてもあまり効果がないばかりか、自分の住んでいる街をマイナスイメージで捉えてしまう恐れがある。
「知識の防
Posted by ブクログ
☆10個くらい付けたい本。
片田さんは、津波防災の研究者だが、それにとどまらず、釜石市など全国での講演により、住民の防災意識の向上を図ってきた。
東日本大震災、甚大な被害をもたらしたが、それでも、彼の取り組みによって救われた命はいくつあったことか・・・。
この本はたしかに素晴らしい本だが、実際に災害が起きたとき、ここに書かれている行動を自分が取れなければ何の意味もない。
この本は是非、一読をお勧めしたい。
願わくば、自分自身も含め、自然災害に見舞われたとしても、災害以前と変わらず、健全な心身、命を保てるような、的確な避難行動が取れますように!
Posted by ブクログ
■「あるべき論」を論じその都度提言をまとめたとしても防災の現場は改善されない。
■防災の現場は研究者や行政の「あるべき論」で動くのではなく、その時その現場に臨んだ人が何を思うかによって動きが決まる。
■ハザードマップマップを見る必然性を感じていない人に「ハザードマップをみよう」と連呼しても、その効果は期待できない。
ハザードマップを見ようとしない住民の心の在りどころに理解を示し、その前提を共有した上で少なくともいざというときにはハザードマップを自ら活用する態度を醸成するようなコミュニケーションを行うことが大切。
■なぜ要配慮者問題は続くのか
内閣府は2004年度に「集中豪雨時等における情報