歴史・時代の検索結果

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  • 鍼師おしゃあ 幕末海軍史逸聞

    鍼師おしゃあ 幕末海軍史逸聞

    小説・文芸
    3.8
    1巻781円 (税込)
    一途な恋の行方を描く江戸っ子鍼師の一代記 ボコボコにされておしゃあのもとに駆け込まれた男は、瀬戸内育ちの漁師で古川庄八といい、幕府の命により水夫となり、江戸にやってきていた。女郎上がりで鍼師となったおしゃあは男嫌いだったが、庄八と恋に落ちる。庄八は、次第に重用され、オランダにまで留学するようになる。戊辰戦争では、幕府方として函館で明治政府軍と戦って捕らえられる。解放された庄八に会いたさに、函館まで出かけていったおしゃあだったが、そこには奈津という許嫁がいた……。  将軍の侍講にしてジャーナリストの成島柳北、安田銀行・安田生命の創業者である安田善次郎などの傑物もおしゃあと親しい患者として登場。  治療の腕と気っぷの良さは天下一品! 逞しいけど恋には純粋な江戸っ子おしゃあの、一途な恋の行方を描いた幕末明治一代記。  単行本刊行時には、『笹色の紅 幕末おんな鍼師恋がたり』という題名でしたが、文庫化に際し改題しました。
  • 扇野

    扇野

    小説・文芸
    4.4
    1巻781円 (税込)
    枯野の襖絵に点睛を加えるために、初めて会った芸妓に野原で扇を落させる流れ絵師。その後の二人の道行きと、その陰で力をつくす女のまごころを鮮やかに写し取った『扇野』。“三十ふり袖、四十島田”のたとえに流れる女の哀しみを、下町の人情と善意で救った『三十ふり袖』。なにげない会話や独白のなかに男女の機微と人生の深い意味を伝える“愛情もの”の秀作全9編を収録する。
  • 編笠十兵衛(上)

    編笠十兵衛

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻781~825円 (税込)
    浅野内匠頭は吉良上野介へ刃傷におよび即日切腹となる。一方の上野介には何のとがめもなかった。“武士の喧嘩両成敗”という幕府の定法にもかかわらず、将軍綱吉の裁決は一時の気まぐれである片手落ちだと世の反感をかう。柳生十兵衛の血をひき、将軍家から〔御意簡牘〕と呼ばれる秘密の鑑札を与えられている浪人・月森十兵衛は、幕府政道の〔あやまち〕を正すため隠密活動を開始する。
  • 武士(おとこ)の紋章

    武士(おとこ)の紋章

    小説・文芸
    3.6
    1巻781円 (税込)
    関ガ原の後、石田三成の義弟の妻だった真田幸村の実妹の於妙(おたえ)を娶り、睦まじく添いとげた滝川三九郎。その、運命に逆らわずしかも自己を捨てることのなかった悠然たる生涯を描いた表題作。父弟と袂を分かって家康に仕え、信州松代藩十万石の名君として93歳の長寿を全うした真田信之ほか、黒田如水、堀部安兵衛、永倉新八など、己れの信じた生き方を見事に貫いた武士(おとこ)たちの物語8編。
  • 谷中・首ふり坂

    谷中・首ふり坂

    小説・文芸
    3.5
    1巻781円 (税込)
    養子に入った武家の妻にへきえきしていた男が、初めて連れていかれた谷中の茶屋の女に魅せられ、武士の身分を捨ててしまう表題作。自堕落に暮らしていた息子が、濡れ衣を負って処刑された父の敵を討とうと決心した途端に人柄が変わってしまう「夢中男」。そのほか「尊徳雲がくれ」「へそ五郎騒動」「舞台うらの男」「かたきうち」「伊勢屋の黒助」など、全11編を収める傑作短編集。
  • 憑神

    憑神

    小説・文芸
    3.5
    1巻781円 (税込)
    妻夫木聡主演の映画原作。時は幕末、処は江戸。貧乏旗本の次男の身ながら、その才を見込まれて大身の入婿となった彦四郎。だが、跡継ぎを授かったとたん離縁され、実家に出戻るはめに。ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしてみると、なんと神様があらわれた。だが、この神様、神は神でも、貧乏神! 果たして、貧乏侍vs.貧乏神の行方は……!? とことんツイてない男が最後に選んだ真実の生きる道とは――。抱腹絶倒にして、やがては感涙必至。最近ツイてない、ツキが欲しいと思っている人、必読。
  • 人斬り半次郎 幕末編

    人斬り半次郎

    小説・文芸
    4.1
    1~2巻781~869円 (税込)
    「今に見ちょれ」。薩摩藩中でも「唐芋侍」と蔑まれる貧乏郷士の家に生れた中村半次郎は、だがその逆境に腐ることなく、いつの日かを期していた。秀抜な美男子で気がやさしい。示現流の剣は豪傑肌に強い。恵まれた資質のままに精力的に日を送っていた二十五歳のある日、半次郎は西郷吉之助と出遇う。時は幕末、惚れ込んだ男=西郷につき、半次郎は水を得た。京の町に〈人斬り半次郎〉の名が轟く。
  • 第二次湾岸戦争 上

    第二次湾岸戦争

    小説・文芸
    -
    1~2巻779円 (税込)
    聖地解放を大儀名分に、イラク軍がサウジ・アラビアへ侵攻!!日韓および欧州諸国からなる国連軍派遣が決定される。消極的な米国をしりめに、民航機、トラック、果てはロシアの巨大輸送機まで動員、奇跡的短時日のうちに大量の兵力を展開した陸海空自衛隊。初の実戦にもかかわらず、中東の戦場では、ストライク・イーグル、九〇式戦車など最新のハイテク兵器が活躍する。だが国内では、潜入したテロリストにより数千もの犠牲者が。
  • 戦略原潜浮上せず 上

    戦略原潜浮上せず

    小説・文芸
    -
    1~2巻779円 (税込)
    横浜へクルーズ中の動く海上都市”クイーン・エリザベス2世号”が、アメリカ海軍の元軍人たちに乗取られた。さらに彼らは、ソ連の最新鋭戦略原潜”レニングラード”と洋上で会合し、核魚雷の弾頭をQE2へと移す。与党ナンバー2の政治家、米国大統領令嬢夫妻らを乗せた豪華客船と、二四〇発の核を搭載した大型原潜。東京湾へと近づく両艦に対し、米軍グリーンベレーと海上自衛隊対潜哨戒機P-3C部隊による攻撃が命令された……。
  • 原子力空母を阻止せよ

    原子力空母を阻止せよ

    小説・文芸
    -
    1巻779円 (税込)
    太平洋で演習中の米原子力空母にソ連原潜が激突、炉に致命的損傷を受けた空母は横須賀に強行入港をはかる。米空母撃沈の密命を帯びた海自最新鋭潜水艦と、米ソ原潜の息づまる戦いは。
  • ラバウル烈風空戦録1 初陣篇

    ラバウル烈風空戦録

    小説・文芸
    3.0
    1~15巻779~880円 (税込)
    我々の歴史とは異なる時間世界を生きた海軍航空隊撃墜王が、九六艦戦、零戦、さらにはついに実現しなかったはずの幻の名機を駆り、南方の空に的を追う。痛快無比のSF空戦記第一弾
  • 諸葛孔明(上)

    諸葛孔明

    小説・文芸
    3.9
    1~2巻775~796円 (税込)
    後漢衰微後の群雄争覇の乱世に一人の青年が時を待っていた……。透徹した史眼、雄渾の筆致が捉えた孔明の新しい魅力と「三国志」の壮大な世界。史料の徹底的な吟味によってよみがえる孔明の「志」! 後漢の光和四年(一八一)、琅邪の諸葛家に次男が誕生した。名は亮。四歳のとき、黄巾の乱が起こった。宦官と士大夫が抗争を繰り返した後漢王朝は衰微し、中国は未曾有の動乱期に入ったのである。父を亡くした孔明は叔父にひきとられ、襄陽で青年期を迎えた。覇を競いあった群雄の多くは滅び、袁紹を破った曹操が北方の大勢力となった。万民の幸福を希求し、天下の形成を冷静に分析する「臥竜」孔明の草廬を、荊州の劉表に身を寄せる劉備が訪れる……。透徹した史眼、雄渾の筆致がとらえた諸葛孔明の新しい魅力と壮大な「三国志」の世界。
  • 彗星夜襲隊 特攻拒否の異色集団

    彗星夜襲隊 特攻拒否の異色集団

    昭和二十年四月、沖縄が決戦場となり、陸海全軍特攻の嵐が吹き荒れる只中で、強固な信念のもとに正攻法を採り続けた日本海軍芙蓉部隊。夜襲戦法を発案した指導官美濃部少佐と隊員たちは、不利な戦況をいかに戦い抜いたのか―戦場を熟知する搭乗員と整備員たちが結集し、熾烈な沖縄戦に挑んだ最後の戦いを描く。
  • 血槍三代 青春編

    血槍三代

    小説・文芸
    -
    1~3巻775~827円 (税込)
    三河刈屋の城主の嫡男・水野藤十郎勝成は、鉄砲の名手・孫六と城を出奔、戦乱の京へと向った。石田三成、舞女・お国ら多彩な人物と関わり合う中で、不思議な老人の片鎌の槍を貰い受けたことから、数奇な運命の糸に絡まれ、漂白の旅が始まる……。おのれの腕と力量を頼りに、戦国山野を逞しく生きる豪放無頼の青春を描く異色時代小説。
  • ウエスギカゲカツ―上杉景勝―

    ウエスギカゲカツ―上杉景勝―

    「皆、殿のことを心配して……帰りを待っているのです。どうか、この兼続の願い、お聞き届けを……」軍神・上杉謙信死去。謙信の二人の養子、景虎・景勝のどちらが跡を継ぐのか…家中騒然となる中、その当事者・景勝は、国境いの農村にいた!?直江兼続の必死の懇願にも駄々をこね、重い使命から逃げ出そうとする“ヘタレ男”上杉景勝、だがそんな彼にも腹をくくらねばならない瞬間が訪れようとしていた…。
  • サナダユキムラ―真田幸村―

    サナダユキムラ―真田幸村―

    真田幸村、16歳。幼い頃より悪戯や喧嘩に明け暮れて奔放に育った彼は、人質として越後・上杉家へ送られる。だが幸村の人質生活はあくまで前向きだった。「俺より強いやつのところなら、人質でもいいから行ってみてえ!」越後で彼を待っていたのは領主・景勝をはじめ勇猛な家中の侍たち。そして言い寄る女忍者と青い目の刺客…。のちに家康を苦しめる“烈火の武将”真田幸村のやんちゃな少年期!
  • アザイナガマサ―浅井長政―

    アザイナガマサ―浅井長政―

    「生まれながらの人質」と呼ばれた浅井新九郎長政。辛く長い人質生活を強いられてきた少年は、十歳になってようやく領地・北近江に帰還し、次第に戦国武将としての器を示し始める。 領地をまとめあげ、己の“野望”へと突き進む彼の運命は天下の覇者・織田信長と、信長の妹で天下一の美女・お市と激しく交錯する。二人との出会いによって、長政は野望をはぐくみ、天下をも狙う怪物となってゆく
  • 北風の軍師たち(上)

    北風の軍師たち

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻775~817円 (税込)
    大御所・徳川家斉の気随気儘から発令された三方所替え。二百年にわたり庄内を領した酒井家に代わり、有数の貧乏藩・川越松平家が転封してくるという事態に、庄内領民は阻止運動に立ち上がった。領民を先導する謎の天狗たち、そして庄内に先乗りした川越藩忍び組。両者の戦いの幕が切って落とされた。
  • 明智光秀をめぐる武将列伝

    明智光秀をめぐる武将列伝

    小説・文芸
    4.0
    1巻774円 (税込)
    2020NHK大河ドラマ「麒麟がくる」をより面白く! 名著『武将列伝』から光秀ほか六人の武将を抜粋した特別編集版。 戦国史上最大の逆臣と言われる明智光秀。 信長に仕えて以降は詳しく伝えられているが、その出自と最期は判然としない。 そこに改めて光を当てたのが海音寺潮五郎。 名著『武将列伝』から光秀自身と、彼に関わる武将の列伝を新たに編んだのが本書である。 斎藤道三、織田信長、 豊臣秀吉、前田利家、明智光秀、黒田如水、徳川家康の七人を収録する。
  • 三国志読本

    三国志読本

    小説・文芸
    3.5
    1巻774円 (税込)
    歴史はふりかえってみるものではない。すすんでいって、みるものである。「特別随想 ふりかえること」より 『三国志』をはじめ長年、中国歴史小説を書き続ける著者が、みずからの歴史観、世界観、小説観をあますところなく開陳した。 自作解説や作家、経済人、学者など多彩なメンバーとの対談などを収録。 <目次> 【ロングインタビュー】私の「歴史小説」 【自作解説】三国志の世界 ・『三国志』の沃野に挑む--大歴史絵巻の豊穣なる世界 ・曹操と劉備、三国志の世界--正史からみえてくる英雄たちの素顔 ・『三国志』の可能性--歴史は多面体だからこそおもしろい ・『三国志』歴史に何を学ぶのか--構想十年、執筆十二年の大長編を終えて 【対談】歴史小説を語る ・水上勉--歴史と小説が出会うところ ・井上ひさし--歴史小説の沃野 時代小説の滋味 ・宮部みゆき--「言葉」の生まれる場所 ・吉川晃司--我々が中国史に辿り着くまで ・江夏豊--司馬遼太郎真剣勝負 ・五木寛之--乱世を生きるということ 【講義&対談】中国古代史の魅力 ・中国古代史入門--どこから学べばいいのか ・白川静--日本人が忘れたもうひとつの教養 ・平岩外四--逆風の中の指導者論 ・藤原正彦--英語より『論語』を ・秋山駿--春秋時代から戦国時代へ ・マイケル・レドモンド--碁盤上に宇宙が見える ・項羽と劉邦、激動の時代--ふたりを動かした英雄たちと歴史的必然 ・『三国志』をより深く楽しむための本 ・宮城谷昌光 中国歴史作品の年代一覧 ・特別随想 ふりかえること ・宮城谷昌光 出版年譜
  • 夜明けの雷鳴 医師 高松凌雲

    夜明けの雷鳴 医師 高松凌雲

    小説・文芸
    4.0
    1巻774円 (税込)
    医療は平等なり。近代医療の父の高潔な生涯 パリで神聖なる医学の精神を学んだ医師・高松凌雲は、帰国後、旧幕臣として箱館戦争に参加する。近代医療の父を描いた幕末歴史長篇。
  • 大盗禅師

    大盗禅師

    小説・文芸
    3.4
    1巻774円 (税込)
    大坂落城から三十年。摂津住吉の浦で独自の兵法を磨く浦安仙八の前に、ひとりの僧が現れる。妖しの力をあやつる怪僧と、公儀に虐げられる浪人の集団が、徳川幕府の転覆と明帝国の再興を策して闇に暗躍する。これは夢か現か―全集未収録の幻想歴史小説が、三十年ぶりに文庫で復活。
  • 太公望(上)

    太公望

    小説・文芸
    4.2
    1~3巻774円 (税込)
    古代中国史の中で、この男ほど謎と伝説に彩られた武人はいない……。羌(きょう)という遊牧の民の幼い集団が殺戮をのがれて生きのびた。年かさの少年は炎の中で、父と一族の復讐をちかう。商王を殺す――。それはこの時代、だれひとり思念にさえうかばぬ企てであった。少年の名は「望(ぼう)」、のちに商王朝を廃滅にみちびいた男である。中国古代にあって不滅の光芒をはなつこの人物を描きだす歴史叙事詩の傑作!
  • 西郷隆盛

    西郷隆盛

    西郷隆盛は、1827年、鹿児島県に生まれました。7人兄妹の長男として西郷家をささえ、薩摩藩のために身をつくしますが、二度にわたり島流しにあいます。倒幕をめぐってはげしくゆれ動く世の中で、西郷は禁門の変や薩長同盟、江戸城明けわたしなどで重要な役割をはたしました。新政府の中心人物として、数々の改革を実現した西郷でしたが、「征韓論」で下野したのち西南戦争で城山のつゆときえました。
  • 光秀夢幻

    光秀夢幻

    信長を将軍に――光秀の大戦(おおいくさ)は 〈本能寺の変〉の前に始まっていた! 運命の刻に至る熾烈な心理戦。 光秀と秀吉の、勝つのはどっちだ! 主君・織田信長が征夷大将軍の職を戴くための朝廷工作を秘密裡に始めた明智光秀。そこには、平和のうちに天下統一を果たすという大いなる野望があった。しかし、毛利攻めで戦の場にあった羽柴秀吉がその企みを知った瞬間から、計画は狂いを生じ始める――本能寺の変に至る光秀の戦いとその心理的葛藤を、圧倒的密度で描く、驚嘆の著者デビュー作。
  • 訴人
    NEW

    訴人

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    時代に翻弄され貧しい牢人暮らしの中に訪れた人生の転機とは  どうしてこんな惨めな思いをせねばらんのだ。8年間も貧乏牢人を余儀なくされている河村精一郎は、わが身の不運を呪い、封を幕府に返上した身勝手な藩主を恨めしく思った。そんな彼の元に、由比正雪を首謀者とした謀反への誘いが来る。だが、軍学道場に集まった面々の中に、裏切り者がいた。蜂起の当日、そのことに気づいた精一郎は焦った。蜂起は失敗だ。仲間に知らせるか。いや、もう間に合わない。精一郎の頭の中は忙しく揺れ動く……。  福島県文学賞を受賞した「浪人」(「訴人」へと改題)など秀逸な短編時代小説を5本を収録。電子オリジナル作品。 *訴人 *古城の日蝕 *孤愁陰影 *老執 *改革請負人 ●白川悠紀(しらかわ・ゆうき) 1956年生まれ。早稲田大学文学部卒業。高等学校教諭を定年退職。平成19年に小説「浪人」で福島県文学賞受賞。中山義秀記念文学館館長。退職後は中山義秀顕彰会理事。福島県文学賞企画委員。白河市議会議員。
  • 高次と善兵衛 京極家再興秘話
    NEW

    高次と善兵衛 京極家再興秘話

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    京極家再興という重荷を抱えながら必死に生きる高次は、姉の竜子や腹心の部下、善兵衛に支えられ、戦国の世を渡っていく。「蛍大名」とそしりを受けながらもぐっと堪える高次に去来する想いは、どんなものだったのか。すべては家を守るため──この一念で秀吉、家康を相手に重い決断をしてきた男と辛酸を舐めながらも主君を信じ抜いた男を通して、どう生きるかを考えさせられる歴史小説。
  • 吉宗影御用(3) 老虎大難

    吉宗影御用(3) 老虎大難

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    煉獄島に投獄された老師を脱牢させることができるか……闇を奔り、奸を斬る男たちの暗闘  竜元寺の住職・道順和尚から呆庵に連絡が入った。生まれ故郷である朝鮮国に去った植畠喜平が「辱国の罪」により幽閉の身にある、と。師匠の危急に居ても立っても居られなくなった呆庵は、一統の常吉、小夜吉、耶弥に留守中の指示を出すと、対馬へと旅立った。情報を集めると、喜平が囚われているのは「煉獄島」と称される監獄で、無数の暗礁、切り立った絶壁に囲まれた要害の孤島だという。常識的には収監者の救出など夢のまた夢であるが、呆庵は救出作戦を断行する……。  長篇時代小説「吉宗影御用」シリーズ、第3弾。完結編。 ●磐紀一郎(ばん・きいちろう) 1938年、福島県いわき市生まれ。手塚治虫が設立した「虫プロダクション」の文芸部を経て、作家生活に入る。十年間の休筆期間ののち、満を持して発表された『吉宗影御用』シリーズなど時代小説界に新しい風を送り込んだ。
  • 吉宗影御用(2) 陰陽の城

    吉宗影御用(2) 陰陽の城

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    幕府転覆を企む破格の陰陽師が、江戸城に在る将軍・家重以下数千人を操る  前将軍・吉宗の秘命を受けた老隠密・植畠喜平が日本を去って四カ月。喜平の弟子・呆庵は新たな権力者となりつつある田沼意次に召される。呆庵の表顔は、両国にある四ツ目屋(大人の玩具屋)の主人である。「あまりに面妖な話でな」店先にふらりと現れた意次は、城内で起こる変事の数々を語り出した。探りを入れるべく、合胸衆の女差配・耶弥と共に、江戸の闇を疾駆する呆庵。統―幕府転覆を企む謎の陰陽師の正体とは……。  長篇時代小説「吉宗影御用」シリーズ、第2弾。 ●磐紀一郎(ばん・きいちろう) 1938年、福島県いわき市生まれ。手塚治虫が設立した「虫プロダクション」の文芸部を経て、作家生活に入る。十年間の休筆期間ののち、満を持して発表された『吉宗影御用』シリーズなど時代小説界に新しい風を送り込んだ。
  • 吉宗影御用(1)

    吉宗影御用(1)

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    幕府庭衆十七家の陰技に賭け、断じてその男、野に放ってはならぬ  時代は宝暦の世。前将軍・徳川吉宗の股肱の臣として、三十年あまりにわたり幕閣に連なっていた大岡越前守忠相は、苦しげにうごめいた。こやつはいったい何者ぞ? 越前の前でつくねんと座り込む男。六十とも七十とも見える坊主頭の老人だ。「その才稀有。余が最も信頼する耳目なり」吉宗にそう言わしめた男が、幕府の治世を根底から揺さぶろうとしている。大岡越前が震撼し、田沼意次が仰天した「陰武鑑」とは……。  長篇時代小説「吉宗影御用」シリーズ、第1弾。 ●磐紀一郎(ばん・きいちろう) 1938年、福島県いわき市生まれ。手塚治虫が設立した「虫プロダクション」の文芸部を経て、作家生活に入る。十年間の休筆期間ののち、満を持して発表された『吉宗影御用』シリーズなど時代小説界に新しい風を送り込んだ。
  • へっぽこ膝栗毛 : 1

    へっぽこ膝栗毛

    小説・文芸
    3.0
    1~6巻770~803円 (税込)
    御蔵前の札差「小泉屋」の跡取りの新兵衛は、放蕩三昧の日々を過ごしている。ある日、両親に縁談の話を持ち掛けられる新兵衛だが、まだ身を固めて家を継ぐ気はなく、縁談を保留し、後学のためと称して諸国を巡る旅に出る。馴染みの太鼓持ちの和助と、訳ありげな用心棒の稲妻五郎の三人連れで、東海道で箱根に向かう新兵衛だが、行く先々で様々ないざこざに巻き込まれ……。笑いあり、涙ありの大注目シリーズ、堂々開幕!
  • 栄次郎江戸暦 浮世唄三味線侍

    栄次郎江戸暦 

    小説・文芸
    3.8
    1~31巻770~957円 (税込)
    下谷車坂の惣右衛門店に新内語りの春蝶を見舞った時から事件は始まった。栄次郎の見知りの宗助が妻子を捨てて失踪したのだ。お節介焼きの己れの性分を自嘲しつつも、栄次郎はその行方を追いはじめた。やがて浮上する下級旗本金谷仙太郎自害死の謎。宗助失踪の裏に何が隠れているのか? 美しく巡る江戸の四季を背景に、人と人とのつながりの儚なさと強さを叙情豊かに描く読切連作の秀作。
  • 卯の花月夜 江戸菓子茶店うさぎ屋

    江戸菓子茶店うさぎ屋

    小説・文芸
    4.5
    1~4巻770~792円 (税込)
    菓子職人・なつめが、寺を建立する母代わりの了然尼に付き添うため、駒込の菓子舗・照月堂を辞して四年。なつめは、内藤宿で菓子茶店うさぎ屋を開き、女将として切り盛りしている。店で出す菓子は、照月堂の主・久兵衛から品書きに加えることを許された「望月のうさぎ」とたれが旨いと評判のみたらし団子。ゆくゆくは体によい養生菓子も作っていきたい。照月堂の家族や、江戸店を出すことになった果林堂の職人・安吉とも交流しながら、ますます精進する菓子茶店女将・なつめの物語。大好評「江戸菓子舗照月堂」に続く物語。
  • 茶屋占い師がらん堂

    茶屋占い師がらん堂

    小説・文芸
    3.6
    1~6巻770~792円 (税込)
    最福神社門前の茶屋「たまや」を切り盛りする母を手伝いながら、明るく元気に暮らしていた娘・すず。母娘で営む茶屋は、丁寧に作られた甘味と季節の蕎麦がうまいと客の評判も上々だ。ところが一年前の春、隅田川沿いの桜を見物に行って以来、すずはどんな医者も原因がわからぬ不調に苦しむようになった。最後の望みをかけ評判の医者の元へ向かう道すがら、具合が悪くなったすずは、宇之助と名乗る謎の占い師に助けられて……。口福を満たす甘味や蕎麦とぴたりと当たる占いが明日への幸せを呼ぶ、時代小説の新シリーズ開幕!
  • 元禄豺狼伝おぼろ

    元禄豺狼伝おぼろ

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    天下の御政道に牙をむき、悪法に立ち向かって江戸の町を疾駆する巨躯の黒犬  徳川綱吉の治世。生類憐愍令(生類憐れみの令)が発布された江戸の町では、皆が“お犬様”の脅威に怯えていた。誤って犬に怪我をさせてしまえば遠島。命を奪おうものなら磔、獄門は間違いない。だが、捕縛の手から民たちを救い出す、謎の一団が突如として現れた。彼らは市中の犬どもを蹴散らすために黒犬を使う。それもすさまじいばかりの巨犬である。つややかな漆黒の体毛。頭部から肩口にかけてなびく白いたてがみ。どこからともなく忽然と現れるこの犬を、人々は「お救い犬」と呼び、噂した。一方、幕府は彼らの存在に苛立ち、選り抜きの精鋭から成る「生類改方」を組織、お救い犬の探索を命じた……。長編時代小説。 ●磐紀一郎(ばん・きいちろう) 1938年、福島県いわき市生まれ。手塚治虫が設立した「虫プロダクション」の文芸部を経て、作家生活に入る。十年間の休筆期間ののち、満を持して発表された『吉宗影御用』シリーズなど時代小説界に新しい風を送り込んだ。
  • ご隠居は福の神1

    ご隠居は福の神

    小説・文芸
    3.0
    1~15巻770~957円 (税込)
    貧乏正義漢の無役旗本、居候のスーパー爺さん、皆の心に花を咲かせる。 可哀想な人を日々助けるが、自らは貧乏にあえぐ若旗本。 その屋敷に一人の老人が…。何にでも長けた「ご隠居」が、若殿を幸せの伝達師に! 心に花が咲く! 新シリーズ第1弾! 「世のため人のために働け」の家訓を命に、小普請組の若旗本・高山和馬は金でも何でも可哀想な人たちに分け与えるため、自身は貧しさにあえいでいた。ところが、ひょんなことから、見ず知らずの「ご隠居」を屋敷に連れ帰るが、料理や大工仕事はいうに及ばず、体術剣術、医学、何にでも長けていた。和馬はこの老人と暮らすうち、いつしか幸せの伝達師に! 「ご隠居」は何者?
  • 本多平八郎忠勝 家康軍団最強の武将

    本多平八郎忠勝 家康軍団最強の武将

    小説・文芸
    3.2
    1巻770円 (税込)
    「家康に過ぎたるものが二つある。唐の頭に本多平八」……唐の頭とは徳川軍の武将がよくつけた兜の飾りであり、そして本多平八とは、生涯五十七度の合戦でついにかすり傷一つ負わずに華々しい武功を上げた不死身の武将本多平八郎忠勝である。そそり立つ鹿角の兜と黒鎧、金色の数珠を首から下げ、自慢の長槍「蜻蛉切り」を手に敵陣へと斬り込む勇姿には、信長が最大級の賞賛を与え、秀吉は配下に加えんと熱望したという。本書は、徳川四天王の一人にして、負け知らずの斬り込み隊長。高名なわりにはその実像が明らかでない戦国武将の生涯を、巷間伝えられる剛将としてばかりではなく、知略を兼ね備えた参謀としても活躍する若武者時代を中心に描く長編歴史小説。歴史好きにとっては、山岡荘八の『徳川家康』や隆慶一郎の『影武者徳川家康』などで縦横無尽に活躍する忠勝は、特にファンが多い武将である。今まで渇望されていた人物伝の待ちに待った登場である。
  • 剣客旗本と半玉同心捕物暦1 試練の初手柄

    剣客旗本と半玉同心捕物暦

    小説・文芸
    4.0
    1~7巻770~957円 (税込)
    新米同心の香取民部が槍の名手・船岡と共に初めて殺しの探索に! 船宿の女将に続いて大奥の奥女中の亡骸が発見された。 絡み合ったふたつの殺しに隠された謎を解き、民部と虎之介が権力に切り込む! 香取民部は蘭方医の道を断念し、亡き兄の跡を継いで十手御用を担ったばかり。武芸はさっぱりの「半玉」だが、相次ぐ殺しの探索を行うことに…。民部を支えるのは剣客旗本の船岡虎之介、叔父・大目付岩坂備前守の命を受け、兵藤成義一之宮藩主の闇を暴こうとしているが、それは民部の追う殺しとも関係しているらしい。そして兄・兵部の死の真相も明らかになっていく⋯。 豪放な師と一本気な弟子、新シリーズ第1弾!
  • 人生の一椀 小料理のどか屋 人情帖1

    小料理のどか屋 人情帖

    小説・文芸
    4.1
    1~45巻770~957円 (税込)
    わたしはもはや武士ではありません。思うところあって刀を捨て、包丁を選びました。刀は人を殺めます。包丁も生あるものを切りますが、正しく成仏させれば、一皿一皿、一椀一椀の料理に変わります。その味が食べていただいた方の気持ちをほぐし、素材は生まれ変わって血となり肉となります。そして、ときにはそれが、人生の一椀になったりもするのです。
  • 寿司銀捕物帖 イカスミの嘘
    完結

    寿司銀捕物帖

    小説・文芸
    3.3
    全5巻770~902円 (税込)
    日本橋で寿司屋「すし銀」を営む銀蔵は、かつて定廻り同心だった。ある日、かつての相棒が店を訪れ、「もういちど十手を預かってくれ」と頼み込む。銀蔵は、江戸を守るため再び立ち上がろうとするが……。
  • 残照

    残照

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    「海に沈む夕日を見たい――」夢を叶えるため、男はモンゴル軍の一員として地の涯をめざした。男の名は郭侃。生涯に700以上の城を陥し、「神人」と称された名将である。世界征服をもくろむモンゴル軍のなかで、郭侃はいかに戦い、何を思ったか。13世紀ユーラシアを描いた歴史小説の傑作。
  • なさけの左甚五郎

    なさけの左甚五郎

    小説・文芸
    5.0
    1巻770円 (税込)
    肌寒くなってきた秋の日。甚五郎と伊蔵はまだお美弥の幽霊を捜していた。ところがひょんな出来事から驚愕の事実が判明する。お美弥の身に起きた悲劇の鍵となるのは、かつて甚五郎が弁天様と交わした約束だった。政五郎と伊蔵のなさけを受け止めて、甚五郎は愛しい妻の魂を成仏させることができるのか。『みぎての左甚五郎』に続く痛快時代小説、待望の第2弾!
  • 隠密廻同心 北町の爺様1
    完結

    北町の爺様

    小説・文芸
    3.0
    全7巻770~957円 (税込)
    八森十蔵と和田壮平、白髪頭二人の隠し技は、早手錠と寸鉄と七変化。 定廻同心は三十から四十歳。 五十でようやく臨時廻。 その上の隠密廻同心は、六十を過ぎねば務まらない。 これぞ時代推理捕物帳! 隠密廻同心は町奉行から直に指示を受ける。将軍にとっての御庭番のような御役目だ。隠密廻は廻方で定廻と臨時廻を勤め上げ、年季が入った後に任される御役である。定廻は三十から四十、五十でようやく臨時廻、その上の隠密廻は六十を過ぎねば務まらない。北町奉行所の八森十蔵と和田壮平の二人は共に白髪頭の老練な腕っこき。早手錠と寸鉄と七変化を武器に事件の謎を解く。 老練の二人が事件を謎解く新シリーズ第1弾!
  • 江戸の探偵

    江戸の探偵

    小説・文芸
    3.3
    1~4巻770~946円 (税込)
    石見国で藩を揺るがす陰謀に巻き込まれてしまった永見功兵衛。城主を救うため、功兵衛は江戸へ奔る! 「口入屋用心棒」の著者が贈る、新シリーズ開幕!
  • うぽっぽ同心終活指南(一)

    うぽっぽ同心終活指南

    小説・文芸
    4.3
    1~4巻770~814円 (税込)
    臨時廻り同心の長尾勘兵衛は、還暦の今も江戸市中を歩きまわっていた。同年配の同心たちはほとんど隠居したが“うぽっぽ”は変わらない。勘兵衛は、十数年前に島送りとなった男の帰りを娘に伝えるか逡巡していた。そのとき偶さか居合わせた若い侍から身の潔白を訴えられて……。傑作捕物帳シリーズ新章、待望の書き下ろし。〈解説〉細谷正充
  • 白河大戦争

    白河大戦争

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    百日間の戦闘で千人の戦死者を出した戊辰戦争最大の戦い  新選組の「誠」、会津の「義」、そして、白河には「仁」の心があった。斎藤一隊長のもと、新選組も参戦した戊辰戦争最大の激戦・白河戦争で敗れ、奥羽越列藩同盟の敗戦が決定的となる。棚倉藩士(白河藩士)の子孫である著者が、戦いに翻弄されながら懸命に生きようとする武士と庶民の姿を描いた、歴史小説の力作。電子版あとがきを追加収録。 ●白川悠紀(しらかわ・ゆうき) 1956年生まれ。早稲田大学文学部卒業。高等学校教諭を定年退職。平成19年に小説「浪人」で福島県文学賞受賞。中山義秀記念文学館館長。退職後は中山義秀顕彰会理事。福島県文学賞企画委員。白河市議会議員。
  • 南町 番外同心1 名無しの手練

    南町 番外同心

    小説・文芸
    3.0
    1~7巻770~957円 (税込)
    名奉行の根岸肥前守と出自不詳の拳法同心は江戸の悪を許さない! 旅の若き僧が大川端で倒れ、経文と拳法の他は記憶喪失。 それがなぜ名奉行の下に? 御三卿清水家に秘められた開かずの間の謎とは? 名奉行根岸肥前守の下、名無しの凄腕拳法番外同心誕生の発端は、御三卿清水徳川家の開かずの間から始まった。そこから聞こえる物の怪の経文を耳にした菊千代(将軍家斉の七男)は、物の怪退治の侍多数を拳のみで倒す手練の技に魅了され教えを乞うた。願いを知った松平定信は、『耳嚢』なる著作で物の怪にも詳しい名奉行の根岸に、その手練との仲介を頼むと約した。
  • 十手浪人 名無しの権兵衛悪党狩

    名無しの権兵衛悪党狩

    小説・文芸
    3.5
    1~4巻770~880円 (税込)
    十手を預かる身でありながら、同心ではなく、その素姓は誰も知らない……人呼んで「ななしの権兵衛」が江戸の悪を成敗する! 人気シリーズを多数抱える著者、待望の新シリーズ!
  • 蔵人匡房の一番長い日 後三条帝御即位記

    蔵人匡房の一番長い日 後三条帝御即位記

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    出自は恵まれてはいないが、自身の努力で蔵人にまで出世している大江匡房は、帝の覚えもめでたい28歳。優秀な頭脳をフル回転させ、官僚としての仕事を日々実直にこなしている。そんな匡房が任された天皇の一世一代の御即位礼。これは、絶対に間違いは許されない大仕事だ。予期せぬ出来事を上手く捌いて、長い一日を無事終えることはできるのか。宮中を舞台にした平安官僚物語。
  • 二刀流大名 立花丹後

    二刀流大名 立花丹後

    小説・文芸
    -
    1~2巻770~814円 (税込)
    大和奥鹿野藩藩主・立花丹後守達人は、齢二十八で柳生新陰流の凄腕剣士。 だが彼に魚を捌かせたら家中で右に出る者はない。立花丹後は刀と包丁の二刀流大名なのだ。姿盛りの美しさは思わずため息がもれるほどで、料理も美味いと藩内外で評判が高い。 一方、江戸市中で夜な夜な凶事が起きると聞き、丹後は藩士を夜廻りに出した。だがまた若い武士が一刀で斬られる。目的は何か⁈ なんとしてでも下手人を捕らえるべく、道場仲間の火盗改方長官とともに、丹後も夜廻りに加わる。不気味な念仏と、闇夜に響く面妖な笑い。そこにはおぞましき謀が隠されていた――。 二刀流大名は町の安寧を取り戻せるか!?気迫る戦いと美味しい料理に魅了される時代小説!
  • ぬばたま一休

    ぬばたま一休

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    野ざらし髑髏に恨みあり……百鬼あふれる室町の闇に、一休禅師が挑む!  一休たちの後ろ、今まで駆けのぼってきた坂道から霧のごときものが湧き起こった。それは風に逆らって流れてくる。夜気に見紛うばかりの薄色をして、香煙のように一本細長く立ち昇っていた。しかも、その香煙はただ一本ではなく、五本、八本、十本と、次々に生き物のごとく坂道を登りきり、一休たちめがけて流れ来る。(「緋衣」より)  室町の魔と闇が織りなす時代妖異譚の粋。一休宗純を主人公とした伝奇時代小説。全6編を収録。 *木曾の褥 *ひとつ目さうし *赤い歯形 *緋衣 *邪曲回廊 *一休髑髏 ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。
  • へっつい河岸恩情番屋 夏初月の雨

    へっつい河岸恩情番屋

    小説・文芸
    -
    1~2巻770~836円 (税込)
    能勢伝七郎は、江戸城内で奥祐筆を務めた旗本。優しさゆえ城内の出世競争から降り、それがため屋敷内でも家人から疎外されて身の置き所がなかった。 一切を打ち捨てて隠居したいと思っていた折、町名主を務める幼馴染みから自身番の書役を探しているという話を聞き、家督を倅・伝之助に譲って日本橋難波町の番屋に勤めることになる。 市井でのんびり暮らせると思っていた伝七郎だが、自身番には町の厄介事が次々に持ち込まれる。酔っ払いの子どもの保護から、年頃の息子の素行調査、行方不明の父親探し、そして殺しまで……。 素性は隠してもなぜか皆に頼りにされる伝七郎が、知恵と情けで解決する。へっつい河岸にある、人呼んで「恩情番屋」の傑作捕物帳、第一弾。
  • 本丸 目付部屋 権威に媚びぬ十人

    本丸 目付部屋

    小説・文芸
    3.8
    1~16巻770~935円 (税込)
    権力に阿ることなく、自らを律し正義を貫く清々しき十人の侍たち 仮令、老中の事たりとも、非曲あらば言上すべし── 「柳之間誓詞」心得を胸に、大目付の非道と対決する。 「武家の鑑」目付の活躍! 早朝、大名の行列と旗本の一行がお城近くで鉢合わせ、旗本方の中間がけがをしたのだが、手早い目付の差配で、事件は一件落着かと思われた。ところが、目付の出しゃばりととらえた大目付の、まだ年若い大名に対する逆恨みの仕打ちに、目付筆頭の妹尾十左衛門は異を唱える。さらに大目付のいかがわしい秘密が見えてきて……。正義を貫く目付十人の清々しい活躍。
  • 霧惑い 古道具屋 皆塵堂

    霧惑い 古道具屋 皆塵堂

    小説・文芸
    3.5
    1巻770円 (税込)
    宇右衛門が若い頃に修業に行った蝋燭屋で一緒に働いていた男。伝兵衛は後に自分の店を本所に持ったが、宇右衛門と同様、今は息子に継がせて隠居。やはり本所の中之郷横川町に家を借りて、気ままな暮らしをしていた。宇右衛門とはずっと交流があり、今回も一緒に酒を飲んだが、宇右衛門と別れた後、帰り道で何者かに殺されてしまった。 日本橋の室町にある木綿問屋・河内屋の一人娘で、かなり大事にされている箱入り娘。十六歳。実際に結構な美人と思われる。 日本橋の大伝馬町にある小間物問屋の息子。お雪に一目惚れし(ちらりと横顔を見ただけ)、縁談を申し込むが最上屋から相手にされない。お雪への想いが募り、知らず知らずのうちに生霊としてお雪の寝所に現れる。
  • 大江戸秘密指令1 隠密長屋の十人

    大江戸秘密指令

    小説・文芸
    -
    1~7巻770~979円 (税込)
    堅物の侍が殿の下命で町の裏長屋の大家に。 店子は元藩士の隠密! 瓦版に描かれた奇妙な絵…。 藩主から真相を探るように仰せつかった元藩士たち。 隠密に姿を変えた十人が、絵に隠された真相を暴く! 小栗藩主の松平若狭介から「すぐにも死んでくれ」と言われて、権田又十郎は息を呑むが、平然と落ち着き払い、ひれ伏して、「ご下命とあらば…」と覚悟を決める。ところが、なんと「この後は日本橋の裏長屋の大家として生まれ変わるのじゃ」との下命だった。勘兵衛と名を変え、藩のはみ出し者たちと共に町人になりすまし、江戸にはびこる悪を懲らしめるというのだが……。
  • 大奥 将軍に愛された女たち 春日局、お万の方 ほか

    大奥

    家康から十五代続いた徳川将軍の本拠地・江戸城。その奥には将軍の妻たちが暮らす、男子禁制の絢爛豪華な「大奥」があった――!! 「本能寺の変」にて謀反人となった父を持つ福(春日局)は、敵の姫・江と運命的な出会いを果たす。仇同士のふたりはやがて協力し合い「大奥」の礎をつくる! 尼から大奥総取締となったお万(まん)の方、罪人の娘から将軍生母になったお楽(らく)の方、将軍生母になり損ねたお満流(まり)の方・・・・・・他、お夏の方、お玉の方など、華麗なる江戸城にて将軍を支え「大奥」に生きた女たちの物語。
  • 成り上がり弐吉札差帖

    成り上がり弐吉札差帖

    小説・文芸
    3.7
    1~6巻770~858円 (税込)
    武家社会の中で江戸の裏長屋暮らしだった少年・弐吉は、直参の侍の狼藉がもとで両親を亡くし、札差・笠倉屋で小僧奉公をすることに。逃げ場のない俊吉は、家族を奪った武家への強い恨みを心の底に持ちつつも日々夢中で働いていた。弐吉の一生懸命な働きぶりと持ち前の優しさが伝わり、周囲には少しずつ味方が増えていく。また、札差の仕事を通じて、傲慢で威張ってばかりいるようにしか見えなかった直参御家人のお金事情やそれぞれの家の問題点が見えてくる。「これは、おもしろい」弐吉は、この稼業に一生をかけようと決めた。 その矢先、笠倉屋からの貸金がある札旦那が、辻斬りの嫌疑をかけられて御家断絶の危機に。そうなると貸金は一文の回収もできなくなる。主人から「冤罪を晴らせ」と命じられた弐吉は札旦那の身辺を探り始め……。著者渾身の新シリーズ始動!
  • みぎての左甚五郎

    みぎての左甚五郎

    小説・文芸
    5.0
    1巻770円 (税込)
    幽霊を捜して歩く右手が義手の男は、「絶対に中を覗くなよ」と言い残し、依頼主に惚れ込んだ時だけ仕事をする。「天下一の彫り物職人、左甚五郎たぁ、俺のことだっ!」理不尽な事態に巻き込まれて困っている人を放っておけない、謎多き男・甚五郎。今は亡き妻への想いを胸に、江戸へと向かう道中で降りかかる厄介事をおのれの「みぎて」で解決する、人情時代小説ついに開幕!
  • 深川の重蔵捕物控ゑ1 契りの十手

    深川の重蔵捕物控ゑ

    小説・文芸
    -
    1~6巻770~935円 (税込)
    殺された恋女房に誓う人情十手の新ヒーロー。 心優しい庶民の味方! 警察小説の匠の時代小説、新シリーズ第1弾! 川で見つかった亡骸を追う重蔵が町場で偶然出会う、今にも倒れそうな爺さんと同じ裏長屋で隠れ暮らす女。 絡む運命の糸を手繰ると…。 目の前で恋女房を破落戸に殺された重蔵は、悪党が一人もいなくなるまでお勤めに励むことを亡き女房に誓う。それから十年が経った命日の日、近くの川で男の骸がみつかる。体中に刺されたり切りつけられた痕があるのだが、なぜか顔だけはきれいだった。手札をもらう同心・千坂京之介、義弟の下っ引き・定吉と探索に乗り出す重蔵だったが…。 人情十手の新ヒーロー誕生! 感涙必至!!
  • 夢の痕 古道具屋 皆塵堂

    夢の痕 古道具屋 皆塵堂

    小説・文芸
    3.5
    1巻770円 (税込)
    古道具屋皆塵堂は、小僧の峰吉で回っている。自在な客あしらい、目利きの確かさ、道具の修繕は職人並みの腕前、と釣り好きで店になかなかいない店主の伊平次に代わって、皆塵堂を切り回している。曰くつきの古道具を手に入れても、峰吉は幽霊を見ないから平気だ。向かいの油屋の小僧参太は、峰吉と違い、幽霊が見える。よその店の古道具の憑きものを見ては、いつも震えさせられている。 それが悔しくてたまらない参太は、一度くらい峰吉に幽霊を見せて、震え上がる姿を見てみたいと思う。幽霊話を仕入れては、峰吉に幽霊を見せようとするが、実際に見て怖い思いをするのはいつも参太ばかり。 そんな参太をご隠居の清左衛門たちも応援にまわる。大人の巳之助、茂蔵、円九郎がとっておきの幽霊話を引っさげ、峰吉に怖い思いをさせる刺客としてやってくるのだが……。 参太のまわりに集まってくるのは、夢がらみの幽霊譚。 夢はお告げか、誰かが救いを求める声か? 職人のじいさんが隠した櫛が気になって成仏できないばあさん。隠し先を峰吉は見破ろうとするが? 二階からあるいは草むらから自分の姿も見える夢を見る菊次郎、誰が夢を見せようとしているのか?  幸ちゃんとしか覚えていない幼なじみの夢を見る円九郎。やっと町名を思いだした円九郎は、峰吉と向かうが、蕎麦打ちに行き詰まり、首を吊ろうとしていた男と出くわした。 ……などなど。他人の夢の話はつまらない、とうそぶきながらも、峰吉は、夢の謎を解く鍵を見つけていく。 皆が期待する峰吉が震え上がる日は来るのか?
  • 表裏の旗 戊辰野辺地戦争秘聞

    表裏の旗 戊辰野辺地戦争秘聞

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    侍とは何か、忠義と何か、汚名を覚悟してなお生きる道とは  風雲の幕末期。大政奉還により誕生した新政府軍、旧江戸幕府を支持する奥羽越列藩同盟との間で板挟みになる弘前藩(現在の青森県西部)。軍備も思惑もばらばらな同盟軍が新政府軍に勝てるわけがない。だが新政府に恭順すれば他の同盟藩から攻撃される。混迷を深める政治情勢の中、頭脳明晰ながら人付き合いが苦手な弘前藩家老・西舘宇膳と、剣の達人、絵の名手として名高い藩士・小島左近。固い友情で結ばれた二人は、土地と民草の生活を守り抜くため、命を賭して奔走する……。  戊辰戦争の戦いの一つである「野辺地戦争」を材に取った歴史小説。電子オリジナル作品。 ●葛西伸哉(かさい・しんや) 1965年、青森県木造町(現・つがる市)生まれ。92年『ソードワールド短編集 スチャラカ冒険隊、南へ』収録の「かくもささやかな凱歌」でデビュー。98年から本格的な作家活動を開始し、シリアスからコメディまで多彩な作品を手がける。岸杯也(きし・はいや)の名義で手がけた『しゅらばら!』(MF文庫J)は全11巻を重ねるヒット作。
  • 侠

    侠

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    かつては名うての博徒、今や寂れた蕎麦屋の銀平。最期に挑むは自らの生を賭した大博奕。人生の黄昏に涙する、時代小説の新たな傑作! 文庫シリーズ『落としの左平次』も大好評の著者、第26回大藪春彦賞受賞作! たとえ落ちぶれようと、塵芥のように死んだとしても、一生懸命に生きたという事実は変わらない。ちっぽけな存在でも、誰かのために命を燃やすことができる。ひとりの男の生涯を通じて、作者は人間の生きる意味を謳い上げているのである。 細谷正充(書評家)――本書解説より
  • 古来稀なる大目付 まむしの末裔1

    古来稀なる大目付

    小説・文芸
    4.0
    1~12巻770~880円 (税込)
    古稀とは思えぬ若さ、明晰な頭脳と剣の冴え。 新しい大目付の誕生! 常陸の極小藩への誹謗中傷、調べを進めると、隣の藩に由々しき問題が見えてくる。 策謀を重ねる大名家相手に、新任大目付の活躍はいかに。 痛快時代小説の開幕! 新シリーズ第1弾! 「大目付になれ」──将軍吉宗の突然の下命に、一瞬声を失う松波三郎兵衛正春だった。蝮と綽名された戦国の梟雄斎藤道三の末裔といわれるが、見た目は若くもすでに古稀を過ぎた身である。しかも吉宗は本気で職務を全うしろと。「悪くはないな」──冥土まであと何里の今、三郎兵衛が性根を据え最後の勤めとばかり、大名たちの不正に立ち向かっていく。痛快時代小説の開幕!
  • 初代北町奉行 米津勘兵衛〈一〉 弦月の帥

    初代北町奉行 米津勘兵衛

    小説・文芸
    3.5
    1~11巻770~1,056円 (税込)
    これぞ、令和版『鬼平犯科帳』!(文芸評論家 末國善己氏) 徳川幕府開府の翌年、三河以来の譜代の臣米津勘兵衛は、家康直々の命で初代北町奉行に任じられた。 戦国の殺気が未だ燻り豊臣恩顧の大名も多い。国情は不安定で、治安は最重要課題だった。 得意の槍と剣で悪を断ち、豊かな発想で奉行所の礎を築いていく勘兵衛。次第に悪党から恐れられるが、敵は城内にも―― 「信長の軍師」シリーズの著者が江戸創成期を守り抜いた男を描く、かつてない衝撃の捕物帳!
  • 朽木の花 新編・東山殿御庭

    朽木の花 新編・東山殿御庭

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    怪異や妖かしに立ち向かう一休宗純の壮絶な生涯を描いた傑作室町伝奇小説  鉛丹侯は口をいっぱいに開いた。唇を失った彼がそうすると、髑髏が笑ったようだった。その、恐ろしい笑い顔の、呉藍色をした口の奥から、暗い色をした粘液が溢れ出した。粘液は黒よりも暗い色をしていた。涅色――海底で何億年もかけて溜まった泥の色だ。一休が感じた、夜行城を包む気配の色だった。(「尊氏膏」より)  第58回日本推理作家協会賞短篇部門候補の「東山殿御庭」ほか、一休宗純の活躍を描いた短編集。 *尊氏膏 *邪笑う闇 *甤(ずい) *應仁黄泉圖 *朽木の花 *東山殿御庭 ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。
  • 一休魔仏行

    一休魔仏行

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    “天の瓊矛”争奪戦! 中世神話の異様な世界を舞台に展開する怒涛のストーリー  神代より伝わる秘呪具“天の瓊矛”が大内裏から強奪されたのが怪異の始まりだった。局地的な大地震が起き、太陽は二つに分かれ、熱海沖には一夜にして魔神の横顔にも似た島“真仏島”が隆起する。強奪に巻き込まれ惨殺された辻君の無念を晴らすため、瓊矛奪引に立ち上がった一休宗純の前に、神、仏、魔王を超えた存在“魔仏”たらんとする六代将軍・足利義教、魔少年・赤松貞村、謎の神官・吉田憲法らが立ちふさがる……。長編伝奇時代小説。 ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。
  • 一休破軍行

    一休破軍行

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    混沌の時代・室町の闇を討つ! 恐るべき陰謀に挑む一休の激闘を壮大なスケールで描く  青墨色の闇の中、“邪宝剣”八支刀三柄剣が十賊色に輝き、殺戮と焼尽の幕が切って落とされた。終わらない旱天に流行病、続発する民衆の暴動。時は正長元年、南朝復興を叫ぶ伊勢国司・北畠満雅は、伊勢裡宮に伝わる秘法により次代の帝・彦仁王の魂魄を抜き取った! 彦仁王の魂は、“器”と定められた虚丸の肉体に憑依する。放浪の僧・一休宗純は二人の少年を救うべく、伊勢裡宮へと旅立つ。“黒衣の宰相”三宝院満斎、北畠満雅、“旧司等”の神々を祀る裡宮の血族、それぞれの思惑は……。長編伝奇時代小説。 ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。
  • 一休虚月行

    一休虚月行

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    招くは闇、赴くは魔界! 中世・室町を舞台に邪宗の徒や妖物と死闘を繰り広げる  解き放たれた魔燈が暗黒き炎を点すとき、海を渡ってきた魔“悪巣(あくす)”があらわれた。四代将軍・足利義持の懸命の願いを受けた放浪の僧・一休宗純は、五代将軍・義量を“悪巣”の呪詛より救うため、彼に伴い鯖街道を若狭小浜へ向かう。道中に待つは敵の放った最強の忍びたち、そして“悪巣”の妖術による奇怪な罠。一方、“黒衣の宰相”三宝院満済も邪悪な秘術を使い陰謀を巡らせる……。長編伝奇時代小説。 ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。
  • P+D BOOKS 怒濤逆巻くも (上)

    怒濤逆巻くも

    小説・文芸
    -
    1~2巻770~880円 (税込)
    幕府船初の太平洋往復を成功に導いた男。 ――咸臨丸は蒸気を焚いて、午後三時三十分、浦賀を出航した。……しばらく木村も勝も甲板に立っていたが、風と揺れに耐えられなくなり、船室に降りていった。……友五郎と浜口が羅針盤をのぞいて針路を確認しあっているところへ、万次郎と福沢諭吉がやってきた。――  数学や測量に造詣の深い笠間藩士の四男・小野友五郎は、開明的な旗本の子・小栗忠順と出会ったことをきっかけに、幕府の海軍伝習所に入所。やがて遣米使節団を乗せるポーハタン号に咸臨丸が随行することになった際は、その航海長として、幕府船初の太平洋往復を成功に導く。  勝海舟、福沢諭吉などの陰に隠れてスポットライトを浴びることのなかったテクノクラートに光を当てた大作の前編。
  • 公家さま隠密 冷泉為長

    公家さま隠密 冷泉為長

    小説・文芸
    -
    1~2巻770~792円 (税込)
    ひょんなことから、北町奉行所隠密廻り春田猪之助の同心長屋に転がりこむことになった男。なりは烏帽子に狩衣、面妖な京言葉を使い、学もあるが、なによりも剣は凄腕。 じつはこの男、かの冷泉家の血筋を引く、やんごとなきお公家さま・冷泉為長だった。 名家とはいえその傍流。生来のあぶれ者の為長は、風の吹くまま江戸に流れてきたという。隠密同心の店子となった為長はみずから公家隠密と名乗り、猪之助の手下をつとめることになった。  そんな折、巷では男児が攫われる事件が頻発。その中の一人が骸となって発見される。咎人を捕縛すべく動きだす猪之助と為長だが、彼らが目をつけたのは誰もが知る超有名人だった…。新シリーズ第一弾。
  • 殿様の家出 神田のっぴき横丁1

    神田のっぴき横丁

    小説・文芸
    -
    1~7巻770~880円 (税込)
    次は勘定奉行か町奉行、四十七歳の大身旗本が突如隠居を決め家出! 三千石真木家の下屋敷は、神田の横丁に借りた二階屋。 のっぴきならない人たちが〈よろず相談〉に訪れる横丁で繰り広げられるのは……。 次は勘定奉行か町奉行と目される三千石の大身旗本真木登一郎、四十七歳。ある日、城から帰るや突如、隠居を宣言、家督を長男に譲って家を出るという。いったい城中で何があったのか? 隠居が暮らす下屋敷は、神田のっぴき横丁に借りた二階屋。のっぴきならない人たちが〈よろず相談〉に訪れる横丁には心あたたまる話があふれ、なかには大事件につながることも……。 心があたたかくなる! 新シリーズ第1弾!
  • 藁化け 古道具屋 皆塵堂

    藁化け 古道具屋 皆塵堂

    小説・文芸
    3.5
    1巻770円 (税込)
    幽霊が見えて、数々の幽霊話を解決してきた太一郎の幼馴染みの巳之助は、浅草の道具屋の若旦那の太一郎とは対照的に、鬼も逃げ出すいかつい風貌で怪力の持ち主だ。なぜか深川の皆塵堂には、昔から出入りしていて、力仕事に重宝されている。 長屋のかみさん連中に魚を売る、気ままな棒手振りで、まるで女っ気がなかった巳之助は、札差の大店大和屋の、とびきりの美人女中お志乃に一目惚れ、なんとか嫁さんにもらいたいと願う。 誰がどうみても、お志乃は高嶺の花。皆塵堂の主、伊平次たちも面白がって、呪い話で手に入った藁人形を巳之助に手渡し、四日の内に次々交換して、お志乃さんにふさわしい価値ある贈り物に替えてみせることができたら、材木商鳴海屋のご隠居清左衛門にかけあってもらい、みんなで背中を押そう、と巳之助をけしかける。 藁人形がはたしてどこまで化けるのか、巳之助の涙ぐましい奮闘がはじまる。 そうこうするうちにも、皆塵堂には、次々と怪異話が舞い込んで……。 皆塵堂シリーズきっての強力キャラ、自称江戸一の猫好き、棒手振りの巳之助が巻き起こす一世一代の「わらしべ長者」奮戦記!
  • おやこしぐれ

    おやこしぐれ

    ふたりはいつの日か、本当の母子になれるのか。 藩の要職につく岩井長弼の妻・十和に悲報が届く。 藩校に通う子供同士の諍いが原因で、十五歳の息子・誠志郎が下級武士の子息・谷田小太郎に誤って斬り殺されたというのだ。 跡取りを亡くした長弼は、十歳にして文武両道と評判の小太郎を養子に迎えることに。 我が子を殺めた咎人の“母”となった十和の心は乱れ、小太郎も苦悩と悔恨の日々を送るが……。
  • 椿平九郎 留守居秘録1 逆転! 評定所

    椿平九郎 留守居秘録

    小説・文芸
    -
    1~10巻770円 (税込)
    「最高裁」たる評定所で前代未聞の裁許! 平九郎は巻き返せるか。 出羽横手藩の新任留守居役、宿敵喜多方藩の策謀に苦慮。 剣豪祐筆・上野法賢の秘密。 錣無念流秘剣、熊の爪に、平九郎の必殺剣朧月は……。 爽やかで一本気な27歳! 新シリーズ第1弾!! 出羽横手藩十万石の大内山の城守盛義は江戸藩邸から野駆けに出た向島の百姓家できりたんぽ鍋を味わっていた。鍋を作っているのは、馬廻りの一人、椿平九郎義正、二十七歳。そこへ、浅草の見世物小屋に運ばれる途中の虎が逃げ出し、飛び込んできた。平九郎は、獰猛な虎に秘剣朧月をもって対処……。さらに十人程の野盗らが襲ってくるのを撃退。これが家老の耳に入り……。
  • 初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖
    完結

    木挽町芝居茶屋事件帖

    小説・文芸
    3.9
    全6巻770~792円 (税込)
    木挽町の芝居茶屋かささぎは、若い店主・喜八とその兄弟分・弥助、料理人・松次郎の三人で営む小さな店。誰もが振り向く色男・喜八と冷たい風貌で女心を痺れさせる弥助目当ての女客や、気の利いた小料理を求める常連に愛されている。が、じつは喜八、かつて江戸市中の風紀を乱す無頼の徒と粛清され、命を落とした町奴かささぎ組親分のひとり息子。それ故、鬼勘の異名をとる火付改・中山直房に、なにかと敵視され……。芝居の町を舞台に、喜八と鬼勘の掛け合いが見どころの事件帖、人情たっぷりにいざ開幕!
  • 明治サムライ時代論 明治維新は「戦う自由」を解放した

    明治サムライ時代論

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    徳川幕藩体制の解体から日露戦争終結までの日本近代史を「サムライ」をキーワードに描く。 日本は明治時代に急速な近代化を遂げたと指摘される。しかし、これは「文明開化」や「殖産興業」のみに着目した偏った見方である。当時の指導者たちは西郷隆盛はもちろん、板垣退助も伊藤博文も福沢諭吉も、みな元は武士であった。彼らは明治時代になっても「サムライ精神」を胸に抱き、武士道を導きの糸として、わが国の未来を切り開いた。 サムライたちは「戦い」において本領を発揮する。わが国中世において最大の戦いは豊臣秀吉の朝鮮出兵であったが、徳川幕藩体制はこの「戦う自由」を封じ込めることにより天下太平の世を実現した。その一方、秀吉が夢見た朝鮮さらには中国の征服は江戸時代、国学の流れをくむ学者たちにより正当化され、この思想は幕末の志士たちに受け継がれた。 幕末の動乱により天下太平に幕が引かれ、わが国は再び「戦い」の時代に突入する。封じ込められていた「戦う自由」が呼び覚まされ、朝鮮や中国を「征服する自由」も復活する。日清戦争、日露戦争を経て日中戦争、太平洋戦争にまで連なる「戦い」の近代史は中世から流れる「サムライ精神」により引き起こされたのである。 本書の続編に当たる『民衆 対 陸軍』は日露戦争終結後から太平洋戦争までを「民衆の台頭」をキーワードとして描く。
  • 竜神の髭 天然流指南1

    天然流指南

    小説・文芸
    -
    1~4巻770~880円 (税込)
    内藤新宿の長屋を改造、正体不明の道場主以下、個性派揃いの高弟たち 道場主の酔狂道人洒楽斎(しゃらくさい)に、血溜りの女が遺言した「リュウジンノヒゲ」とは? 諏訪大明神家子孫が治める藩の闘いに巻き込まれ……。 内藤新宿天然流道場を開いている酔狂道人洒楽斎は、五十年配の武芸者。高弟には旅役者の猿川市之丞、深川芸者の乱菊がいる。市之丞は抜忍の甲賀三郎で、七変化を得意とする忍びだった。乱菊は「先読みのお菊」と言われた勘のよい女で、先の先を読むことで舞を武に変じたらん乱舞の名手。塾頭の津金仙太郎は甲州の山村地主の嫡男。剣で江戸に遊学、負けを知らぬ天才剣士。 大久保智弘、再登場! 新シリーズ第1弾
  • 振り出し 旗本出世双六(一)

    旗本出世双六

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    文政六年、いじめに耐えかねた西丸書院番二番組の新参・松平外記が三名の古参を城中で斬り殺す大事件、いわゆる「千代田の刃傷」が起きた。幕閣が混乱する中、二百二十五石の小旗本で無役の小普請組・北条志真佑は、番士を一新し再編成された二番組に抜擢され、妹の幸や叔父の相模八左衛門とともに喜んでいた。上泉新陰流を使い、十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと腕を撫す志真佑だったが……。待望の新シリーズ始動! 【目次】 第一章 騒動の後始末 第二章 役付の誉れ 第三章 城中規律 第四章 恨の根 第五章 盾の意味
  • われ凍土(ツンドラ)の下に埋もれ アッツ島玉砕戦
    完結

    われ凍土(ツンドラ)の下に埋もれ アッツ島玉砕戦

    太平洋戦争での日本劣勢が確実となった昭和18年、山崎保代率いるアッツ島の守備隊への援軍の約束は果たされなかった。見捨てられた将兵は上陸の米軍にバンザイ突撃を敢行、98%が命を落とす。大本営、マスコミはこの不条理を「軍神」の辞をもって美化、隠蔽する。「玉砕」が初めて使われたアッツ島の戦いを描く迫真のドキュメンタリー。
  • 超武装空母「大和」【1】謎の巨大艦隊
    完結

    超武装空母「大和」

    小説・文芸
    -
    全4巻770~781円 (税込)
    超弩級戦艦建造を中止し、超弩級戦闘航空母艦へ改装せよ── 大艦巨砲主義を見切り、航空戦力の増大を図りたい連合艦隊司令長官・山本五十六は、最新鋭兵器の研究、開発を行なっていた海軍超技術開発局の助けを借り、戦艦として計画されていた「大和」を、最新鋭の武装が施された超弩級空母へと造り替える。 そして1941年12月、巨大空母を中心とした謎の航空戦隊が、真珠湾奇襲作戦で日本が撃ち漏らした米空母「サラトガ」に襲いかかる。竜胆啓太中将率いる「大和」超武装艦隊の初陣であった。 山本の特命を受け、正体を隠しつつ、マレー沖海戦、スラバヤ沖海戦、珊瑚海海戦と転戦、米英艦船を次々と撃沈させる超弩級空母「大和」──。 その比類なき活躍を描く傑作架空戦記! この作品は2009年12月に小社より刊行された『超武装空母「大和」【上】』第一部を加筆訂正したものです。
  • 柳橋ものがたり 船宿『篠屋』の綾

    柳橋ものがたり

    小説・文芸
    3.3
    1~10巻770円 (税込)
    しっとりとした筆致で、江戸に生きる人の綾を時代推理の俊英が描く 訳あって武家の娘・綾は、江戸一番の花街の入り口に建つ船宿の住み込み女中に。 そこで遭遇した思いがけぬ六つの謎と事件の行方……。 船宿『篠屋』の勝手口から端正な侍が飛び込んで来て、追われていると言う。予約客の寺侍・梶原だ。女将のお廉は梶原を二階に急がせ、まだ目見え(試用)の女中・綾に、あんたも急いで二階に上がり、湯文字ひとつで梶原様の床に入るんだ、と叫ぶ。追手の足音も迫る。同衾を装うための芝居をしろというのだ。綾は床で丸くなって考えていた。この船宿は断ろうと。だが……。 6つの謎と事件の行方新シリーズ第1弾!
  • うぽっぽ同心十手綴り かじけ鳥
    完結

    うぽっぽ同心十手綴り

    小説・文芸
    3.5
    全1巻770円 (税込)
    男手ひとつで育てあげた愛娘の綾乃が手許から去ってしまった。溜息を吐く長尾勘兵衛のもとに、失踪した妻・静の消息を知るという女が現れる。勘兵衛はその女を追うが、一足違いで殺されてしまい……。寒さと寂しさが骨身に染みる雪の日は、ひとりぼっちのうぽっぽになにを連れてくるのか――。傑作捕物帳「十手綴り」シリーズ、悲喜交々の最終巻。
  • 江戸に花咲く 時代小説アンソロジー

    江戸に花咲く 時代小説アンソロジー

    練達のベテランから気鋭の若手まで、時代小説の粋 江戸の華〈祭り〉をテーマに人気時代小説作家が競作! 宮部みゆき「三島屋変調百物語」の最新作など、読み応え十分のアンソロジー。
  • うぽっぽ同心十手綴り 病み蛍

    うぽっぽ同心十手綴り

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    妊婦が大八車に轢かれたという凶事を耳にした長尾勘兵衛。駆けつけた先で、自分に顔も姿も瓜ふたつの同心、占部と知り合う。瓜を買い占め、卸値を吊り上げている悪党どもがいると憤慨し「かならずや証拠をあげてみせる」と息巻く占部を、勘兵衛は応援したくなるが……。この世は理不尽だが“うぽっぽ”がいる! 傑作捕物帳シリーズ第六弾。
  • 闇試し 古道具屋 皆塵堂

    闇試し 古道具屋 皆塵堂

    小説・文芸
    3.5
    1巻770円 (税込)
    古道具屋銀杏屋の若旦那太一郎は、幽霊が見える。修業先だった曰く物ばかり集める皆塵堂に降りかかる幽霊騒ぎの数々にかかわってきた。 銀杏屋に浅草森田町の札差大和屋の養女お縫がやって来た。まだ十歳くらいに見えるが、年は十三歳。綺麗な女中と下男を連れ、ふるまいは堂に入っていて、売りたい壺があるという。太一郎は壺に執着する幽霊に気づき、札差を贔屓にしたい番頭の勧めで壺を買おうとする。お縫は太一郎を一軒の袋物屋に連れて行く、その家で太一郎は壺に執着するおかみさんの幽霊を見るが、それに気づいたお縫は、皆の目の前で壺を叩き割ってしまう。壺に執着していた幽霊は消え去ってしまった。 お縫は、太一郎が幽霊が見えるのを知っていて、自分にも見えないものか試したくて、幽霊の出そうなあちこちに太一郎を引きずりまわしたいらしい。 だが太一郎は、お縫の人懐っこい笑顔に悪い予感を抱いていた……。 太一郎のように幽霊を見たいお嬢様に皆塵堂の面々が翻弄される。はたしてその正体は? 「皆塵堂」シリーズに新キャラクター登場!
  • 血壁 ある時代の青春 陸軍士官学校56期生
    完結

    血壁 ある時代の青春 陸軍士官学校56期生

    昭和14年、陸軍士官学校に入校した56期生たちの武窓生活、同期や家族との交流、卒業後のアジア・太平洋戦線での戦い、そして終戦後の人生を、遺書、日記、取材をもとに描きだした群像ノンフィクション作品。あるものは戦場に散り、あるものは戦後、ビジネスの世界その身を投じ、またあるものは、他者の救済にその身を捧げる。ノンフィクション作品が流行した昭和50年代にエポックとなった代表的な戦記作品の一つ。
  • 新・読み解き三国志

    新・読み解き三国志

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    小説、マンガ、ゲームと絶大な人気を誇る「三国志」。本書は、一般に知られている“演義"の世界観を踏まえつつ、“正史"に基づいて、時代背景、人間関係の真実に踏み込んでいる。特に重視したのは戦争の記述。合戦の配置図などをまじえ、難解な史実を著者の見解も合わせてわかりやすく解説。初心者からマニアまで楽しめる1冊。 第一章 三国志の前史と社会背景  『三国志』の『正史』と『演義』はどう違うのか  後漢王朝はなぜ衰退したのか  清流派と濁流派って何?  民衆の蜂起が三国志のはじまり 第二章 群雄の政略と軍略  董卓の奪権はなぜ可能だったのか  董卓と呂布の因縁と結末  袁紹はなぜ群雄の旗手になれなかったのか  曹操はほんとうに乱世における姦雄なのか  曹操台頭の秘訣とは一体どんなものだったのか  曹操はなぜブレーンと武将に恵まれたのか  関羽・張飛はなぜ劉備に心酔したのか  劉備ははたして凡将か名将か  呂布は三国志随一のトリックスター  孫堅・孫策の強さと弱点とは? 第三章 三国志を彩る戦争Ⅰ  汜水関の戦い  兗州争奪戦  宛城攻防戦  下邳の戦い  官渡の戦い  長坂坡の戦い  赤壁の戦い 第四章 諸葛孔明の登場と戦い  諸葛孔明と劉備の「三顧の礼」、本当はどうだったのか  「天下三分の計」の非凡と弱点  荊州争奪戦で得をしたのは誰か  周瑜の知られざる「天下二分の計」  周瑜の死にまつわる謎とはどんなものか  劉備入蜀のバランスシート  馬超にみる西涼軍閥の実態  関羽はなぜ非業の死を遂げたのか  曹操はなぜ帝位に就かなかったのか  関羽・張飛の死で劉備はキレたのか  「五虎将軍」とは誰のことをさすのか  諸葛孔明の北伐は無謀だったのか  孔明の好敵手司馬懿とはどんな人物だったか  三国に仕えて繁栄した諸葛一族 第五章 三国志を彩る戦争Ⅱ  巴蜀攻略戦  合肥の戦い  定軍山の戦い  樊城の戦い  夷陵の戦い  蜀漢軍の南征  第一次北伐  第二次北伐  第三次北伐  第四次北伐  第五次北伐  蜀平定戦 第六章 三国志きらめく軍師列伝  荀彧  賈詡  程昱  魯粛  陸遜  龐統 最終章 三国鼎立の最終勝利者は誰か  その後の三国の動向  司馬懿の活躍と卑弥呼  司馬懿と曹爽の対決  三国鼎立の終焉 ●桐野作人(きりの・さくじん) 1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『猫の日本史』(洋泉社新書)など多数。
  • うぽっぽ同心十手綴り 藪雨

    うぽっぽ同心十手綴り

    小説・文芸
    4.4
    1巻770円 (税込)
    おででこでん、おででこでん。女だけで芝居を打つ「緒川佐保之丞」一座は大入り人気で江戸を騒がしていた。愛娘の綾乃が女役者の赤子を取り上げた縁があり、臨時廻り同心の長尾勘兵衛も足を運ぶ。しかし夕刻、大惨事が起こってしまう……。たかが“うぽっぽ”と侮るなかれ、怒らせたら手が付けられぬ鬼と化す――。傑作捕物帳シリーズ第五弾!
  • まんぷく旅籠 朝日屋 とろとろ白玉の三宝づくし

    まんぷく旅籠 朝日屋

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    朝日屋に、加賀の若き料理人一平がやってきた。かつての修行仲間矢太郎の弟子だと聞いた慎介は一平を歓迎するが、連日、江戸で芸者遊びできる店に通っているのを知ったちはるは不審を募らせる――(第二話「過去」)。久馬がまたぞろ悪事を始め、火盗改や権八郎一味も動き出し……出汁も香るが事件も匂う待望のシリーズ第五巻!文庫書き下ろし 目次 第一話 命の潮 第二話 過去 第三話 天職 第四話 朝影
  • 罷免家老 世直し帖1 傘張り剣客

    罷免家老 世直し帖

    小説・文芸
    -
    1~6巻770円 (税込)
    神田佐久間町 の名物は、傘張り屋敷の元御家老。 剣客なのに傘張り名人。 鶴岡藩江戸家老来栖左膳は、忍びの「羽黒組」も束ねるが、新藩主と対立し野に下った。 折しも旧主暗殺の予告が…。御家老の侍の矜持が疼く。 口癖は、止まぬ雨はない! 新シリーズ第1弾! 出羽国鶴岡藩八万石の江戸家老・ 来栖左膳は、戦国以来の忍び集団「 羽黒組 」を束ね、幕府老中となった先代藩主の名声を高めてきた。羽黒組の諜報活動活用と自身の剣の腕、また 傘張りの下士への奨励により藩を支えてきた江戸家老だが、新任の若き藩主と対立、罷免され藩を去った。だが、新藩主への暗殺予告がなされるにおよび、来栖左膳の武士の矜持に火がついて……。
  • 千葉道場の鬼鉄 時雨橋あじさい亭1

    時雨橋あじさい亭

    小説・文芸
    3.0
    1~3巻770円 (税込)
    幕末を駆け抜けた鬼鉄こと山岡鉄太郎。剣豪の疾風怒涛の青春。 父は小野派一刀流の宗家。「着物はボロだが心は錦」の六尺二寸、天衣無縫の怪人。 幕府講武所の剣術世話役を務めて四年目の二十五歳。 父は浅草の御蔵奉行をつとめた六百石の旗本小野朝右衛門、小野派一刀流の宗家でもあった。その四男の鉄太郎は少年期、剣に天賦の才をみせ、江戸では北辰一刀流の千葉道場に通い、激烈な剣術修行に明け暮れた。父の病死後、二十歳で格下の百俵二人扶持の山岡家に婿入りし小野姓を捨てた。幕府講武所の剣術世話役をつとめて四年目の万延元年三月三日、桜田門外で……。 若き日の山岡鉄舟、新シリーズ第1弾!
  • うぽっぽ同心十手綴り 凍て雲

    うぽっぽ同心十手綴り

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    天は照々として誠を照らす――。斬首に立ち会った臨時廻り同心の長尾勘兵衛は、罪人の最期の言葉を受け取ってしまった。多くの者に慕われていた医師は、己の命と引き換えに、一体何を守ろうとしたのか……。「正義を貫くってのは難しいことよのう」生きざまに筋を通すため、この一件、決着をつけねばならぬ。傑作捕物帳シリーズ第四弾!
  • 覇権大戦1945(3) 東欧進攻最終作戦

    覇権大戦1945(3) 東欧進攻最終作戦

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    対ソ戦の早期終結に向けて連合国軍は黒海からの進攻作戦を展開。バルカン半島の中立国トルコを陣営に組み入れ、ソ連領オデッサへM26パーシングとM36ジャクソン戦車駆逐車を中心とした戦車第4師団を投入した。一方、スターリンも同方面の重要性は認識しており、モスクワ特別軍管区のJS重戦車を含む親衛戦車師団を投入し激しい応戦を繰り広げてきた。かくして覇権をめぐるアジアから欧州に拡大した激突は、最終局面へ突入することになった……。  架空戦記「覇権大戦1945」シリーズ、第3弾。完結編。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
  • 覇権大戦1945(2) 日米英連合艦隊の強襲

    覇権大戦1945(2) 日米英連合艦隊の強襲

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    スターリンが長距離爆撃機によるミュンヘン空爆を指示。その情報を掴んだ連合軍は、バルト海沿岸に敷設されたソ連軍の機雷原に掃海隊、駆潜隊、魚雷艇隊を次々と投入して撤去作業を行ない無力化した。バルチック艦隊の根拠地クロンシュタットはレニングラードを外敵から守るための強固な地下要塞であり、それを攻撃するため日米英の戦艦12隻が集結。連合軍は空爆での破壊は困難と判断し、単縦陣で進む戦艦群による主砲の一斉艦砲射撃を敢行した……。  架空戦記「覇権大戦1945」シリーズ、第2弾。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
  • 覇権大戦1945(1) B29シベリア空爆作戦

    覇権大戦1945(1) B29シベリア空爆作戦

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    1945年、ヒトラーが自決し戦火は収まるかに見えたが、ソ連軍がベルリンの単独占領を企み、連合軍との新たな紛争が勃発。チャーチルはトルーマンに、日米講和と両軍によるソ連攻略という驚愕の提案をした。この説得により米国は、極東の軍港ウラジオストックを日本軍と共に攻撃する作戦を展開。一方、スターリンは日米連合軍がシベリア鉄道の分断を画策と判断し兵站の強化を図る。かくて日本軍はアムール河を遡上しハバロフスクへ軍を進めた……。  架空戦記「覇権大戦1945」シリーズ、第1弾。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
  • 闇の風林火山 謀殺の川中島

    闇の風林火山

    小説・文芸
    -
    1~2巻770円 (税込)
    天文十一年(1542)、信濃の名家・諏訪家が武田氏によって亡ぼされた。諏訪一門の血を引く忍者・霧丸は、諏訪家再興を願い、武田晴信(後の信玄)の側室となった湖舞姫を助け、その息子の四郎勝頼を武田家の頭領にしようと暗躍する。川中島の合戦では上杉政虎(後の謙信)の影となって晴信に肉迫するが……。著者渾身のシリーズ第一弾!
  • 関ヶ原の鬼武者 鑓の才蔵

    関ヶ原の鬼武者 鑓の才蔵

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    若くして宝蔵院流鑓術の奥義を極めた可児才蔵は、鑓一本で身を立てるべく明智光秀、柴田勝家、織田信孝、前田利家、佐々成政などの武将に仕え、幾多の戦場で手柄を立てた。そして最後には、福島正則の定番衆となり、戦国時代最大の戦、関ヶ原の合戦に臨む……。戦国の世を生き抜いた鬼武者の苛烈な人生を描く、著者渾身の力作。
  • 三国志蒼竜伝 周瑜・中原制覇の軍略

    三国志蒼竜伝 周瑜・中原制覇の軍略

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    蜀を獲り、馬超と連携して曹操を討つべし! 赤壁の戦いで魏の大軍を撃破した呉の智将・周瑜は、孫権に進言する。それは孔明の天下三分の計の上をいく大戦略だった。だが周瑜の壮図の前に、劉備と天才軍師・諸葛孔明、そして思わぬ敵が立ちはだかる。  英雄、豪傑、謀将雲の如き三国志の中でも屈指の軍略家にして白面の貴公子、呉の大都督・周瑜公瑾。彼が赤壁の戦いののち急死せず、中原制覇の大計に邁進していたら……。曹操が、孫権が、劉備・孔明が覇を競った戦乱の三世紀初頭を描く壮大な三国志シミュレーション小説。 ●桐野作人(きりの・さくじん) 1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『猫の日本史』(洋泉社新書)など多数。
  • 剣客大名 柳生俊平 将軍の影目付

    剣客大名 柳生俊平

    小説・文芸
    3.8
    1~19巻770円 (税込)
    久松松平家の十一男が将軍家剣術指南役・柳生家第六代藩主に! 実在の大名の痛快な物語、新シリーズ第1弾! 伊予小松藩主の一柳頼邦、筑後三池藩主の立花貫長と一万石大名の契りを結んだ俊平は、八代将軍吉宗から密かに影目付を命じられた。 徳川家御一門である久松松平家の越後高田藩主の十一男は、将軍家剣術指南役の柳生家一万石の第六代藩主となった。享保十五年(一七三〇)九月朔日、江戸城表御殿菊の間において柳生俊平は、伊予小松藩主一柳頼邦、筑後三池藩主の立花貫長と初体面で意気投合、一万石大名の契りを結んだ。同じ頃俊平は、八代将軍吉宗から密かに影目付を命じられ難題に取り組むことに……。
  • 朝鮮半島 侵攻指令

    朝鮮半島 侵攻指令

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    金正日の時代から、北朝鮮で秘密裏に進められてきた核爆弾・中距離弾道弾開発。人民軍が強行した発射実験によって、次第に明らかになるその実態に、日米政府は憂慮していた。ミサイル開発費を捻出すべく、武器輸出・麻薬密輸などの非合法取引に手を染め、日本国内の闇社会や拉致問題に深く関わる北朝鮮に対し、日本政府は経済制裁を加えるとともに、武器開発を停滞させる奇策を講じることを決意する。そして10年後、金正日の後継者となった正恩は、米本土を射程に収めるICBMによって対米恫喝を行った。恐れていた暴走に、日米中はついに動きだす。日米はBMDシステムでミサイル邀撃体制を完備。そして中国は、北朝鮮指導部を崩壊させるべく謀略を巡らせ始めた……。緊迫の軍事サスペンス小説。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。

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