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江戸の街を駆け、火と闘った男たちがいた。 おとっつあんは、みんなのために命を懸けて火事を退治しに行くんだ――。おのれの命とひきかえに町を守った深川・南組三之組の火消し頭徳太郎。幼いときからその背中を見て育った息子の銑太郎は、やがて一人前の火消しへと成長していく。炎の恐怖と闘い、火消しに体を張る男たちの誇り高い姿を描いた、山本一力の真骨頂。
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Posted by ブクログ
町火消しに命をかける男たちが粋で男気が素晴らしい。悲しい場面もあるが関わる人々同士の思いが読むほどにじわじわと伝わってきて、目頭が熱くなる。感に入る自分も日本人だなあと思うと嬉しくもあり誇らしくも感じる。数ある山本一力の中でも珠玉に入る一冊。日本人かくあらんや。 文庫本は単行本から大幅に加筆したとの...続きを読むこと。
山本一力の真骨頂とも言える下町の粋な人たちの人情ストーリーですが、本作は火消しを扱った作品で、己の命と引き換えに町を救った英雄である火消しの父を持つ鉄太郎が、いろいろな人たちの支えを得ながら、粋を学びながら人間として成長していく姿が最高でしたね! 火消しに命をかける男たちの姿が、まさに炎のように熱く...続きを読むて良かったです!
江戸っ子火消し達の、粋な生き様が清々しいです。 終盤の、江戸中の火消衆が一丸となって御城の火事の消火に臨む場面は、心が熱くなりました。
江戸人情物語。昔の時代は、近所付き合いとか仕事かける情熱も、何か親近感が湧いてくる。現代も、こういった人情を大切にしたいと思う作品で良かった。心の中がポカポカする作品。
面白かった。 落語の世界のような感じでした。 長くて読む気が少し萎えたが、後半は一気に読めました。 男の世界という感じで当時はやっぱり花形職業だったんでしょう。 最後の火への感謝は重要ですね。 ナウシカの谷の人の言葉を思い出しました。
火消しに命をかける男達。 徳太郎の最後は格好良すぎた。 そして泣けた。 相変わらず脇役の素晴らしいこと。 山本作品の中でもベスト3に入る素晴らしい一冊だった。
最近、山本一力にはまっていますw 江戸庶民の粋で正しい佇まいが好きで。 この作品も途中で胸が熱くなり、目頭も熱くなってしまった。 人としてこうありたい。 そんな人物が沢山出てきます。
2代に渡る誇り高き火消しのお話。いい人たちが多く、今の世の中もこんなだったらなんぼかすみやすいのになあとしみじみしてしまう作品。
気迫で「炎のほうが逃げていく」と言われ伝説となった父、命を賭した火消しを継いで成長してゆく息子。火消し親子の物語。 火消しに命を張る男たちの誇り高い姿と男の見栄を描いた江戸火消しの心意気と人情。 「武家は命を捨てる覚悟が甘くなっている。」「火消しにはぶっとい骨の通った男たちが、群れを拵えております...続きを読む。この稼業で絶対にやってはならねえのが、筋違いの振舞いなんでさ。」 「ひとつの間違いが仲間全員の命を危うくする。ゆえに現場の状況が読める格上の者には断じて口答えは許されない。短く答えて、ただちに動く。これが火消し社会の絶対の掟。」 山本作品には、滔々と流れていくような清冽さや震えるような心理描写はないが、安心して読める山本作品。江戸の生業を丹念に調べて筋立てしていることから、いろいろなを教えてくれる。
命懸けで炎から町を守る火消し親子二代の話。商人や職人やお武家にいたるまで、ちょっとカッコよすぎじゃないか(笑)?とツッコミたくなるほど清々しい江戸っ子の粋と見栄!火事場の威勢の良さが伝わってくる文章で気持ちよく読めました。 いつもながら江戸文化の描写が細かくて、江戸検定を受ける人にも役立つはず。
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