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Posted by ブクログ
木更津の薪炭問屋の娘おきょうは、深川の材木商と談判する為に単身江戸に向かいますが、折しも江戸は黒船来航で異常なピリピリムード。
通常ならさっさと通れるはずの船番所に留置されてしまいます。彼女を救うべく、取引先の薪炭問屋の手代・仙之助をはじめ男たちが動きだします。
実は、おきょうが留め置かれてしまったのは、吟味女・おせいの、個人的な恨みというか意地悪のせいだったのですが、生殺与奪の権力を持った人は本当に人間性が試されるというか、権力をかさににきて弱いものいじめをするクズが多い気がします。船番所同心の堀田なんて、クズ役人の最たるもので威張るだけでなく、悪事にも手を染めようとしていました。
与力の佐野塚さんは、思慮深くていい人ではあったけど、思慮深すぎて、じれったい部分も。てか、おきょうを釈放してくれたのはいいですが、おせいはお咎め無しでしたよね?謝罪はしてほしかったです。
後半、留置の騒動に乗じた悪事を暴いて懲らしめる場面は、痛快に読めました。
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