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Posted by ブクログ 2020年11月25日
司馬遼太郎の短編七作品集。
全部忍者モノの話かと思いきや、この中の3つだけで他は違う題材。
総じて面白い。
そもそも、忍者話を読もうと思って読み始めたけど
なんやかんやでそこではない話(天明の絵師、けろりの道頓)が個人的にはとても良かった
道頓堀って道頓が作ってた堀だから道頓堀とな…と
また新たなこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月26日
京都画壇四条派の呉春を題材にした短編(『天明の絵師』)が目当てで読みましたが、それよりも、長沢蘆雪が主人公の作品(『蘆雪を殺す』)が入ってたことにびっくりしました。
何より、両作とも軽く四、五十年前の作品のはずなのに、つい最近「発見」されたはずの「奇想画の系譜」のイメージにぴったりの人物造形っていう...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月30日
恐らくいずれも初期の(梟の城の頃の)作品でしょうね。当然ながら、再読(何回目でしょうか)です。
名前のように最初の三篇がこの時代に流行った忍者物。いささか古臭さ(荒唐無稽さ)は感じさせますが、なかなかです。「外法仏」は密教の修法を題材にした作品で、ある意味忍者物に通じるものがあります。「天明の絵師...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月05日
*いろんなテイストの短編集。忍者ものはファンタジーっぽいし、絵師ものは淡々と、平安ものはグロかったり。幅広いなあ。
*忍者というとNARUTOが思い浮かぶ私ですが、人物名やら術やら制度やら、忍者ものの源流を見た思い。
*半蔵門の半蔵は服部半蔵の半蔵。
*けろりの道頓。これが読みたくてこの本を読んだの...続きを読む
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