関ヶ原(上)

関ヶ原(上)

825円 (税込)

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東西両軍の兵力じつに十数万、日本国内における古今最大の戦闘となったこの天下分け目の決戦の起因から終結までを克明に描きながら、己れとその一族の生き方を求めて苦闘した著名な戦国諸雄の人間像を浮彫りにする壮大な歴史絵巻。秀吉の死によって傾きはじめた豊臣政権を簒奪するために家康はいかなる謀略をめぐらし、豊家安泰を守ろうとする石田三成はいかに戦ったのか?

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関ヶ原 のシリーズ作品

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  • 関ヶ原(上)
    825円 (税込)
    東西両軍の兵力じつに十数万、日本国内における古今最大の戦闘となったこの天下分け目の決戦の起因から終結までを克明に描きながら、己れとその一族の生き方を求めて苦闘した著名な戦国諸雄の人間像を浮彫りにする壮大な歴史絵巻。秀吉の死によって傾きはじめた豊臣政権を簒奪するために家康はいかなる謀略をめぐらし、豊家安泰を守ろうとする石田三成はいかに戦ったのか?
  • 関ヶ原(中)
    825円 (税込)
    秀吉の死後、天下は騒然となった。太閤の最信任を獲得した能吏三成は主君の遺命をひたすら堅守したが、加藤清正、福島正則ら戦場一途の武将たちは三成を憎んで追放せんとする。周到な謀略によって豊家乗っ取りにかかった家康は、次々と反三成派を籠絡しつつ、上杉景勝討伐の途上、野州小山の軍議において、秀頼の命を奉ずる諸将を、一挙に徳川家の私兵へと転換させてしまう。
  • 関ヶ原(下)
    825円 (税込)
    天下取りの見果てぬ夢を追い求めて関ヶ原盆地に群れ集った十数万の戦国将兵たち……。老獪、緻密な家康の策謀は、三成の率いる西軍の陣営をどのように崩壊させたか? 両雄の権謀の渦の中で、戦国将兵たちはいかにして明日の天下に命運をつなぎ、また亡び去ったのか? 戦闘俯瞰図とも言うべき雄大な描写の中に、決戦に臨む武将たちの人間像とその盛衰を描く、波瀾の完結編。

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関ヶ原(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月16日

    上中下とすべて読んだ上での感想だが、上が一番面白かった。関ヶ原の前に、ここまでの工作が行われていたとは。
    徳川家康の狸親父っぷりが憎い。しかしこれくらいできないと、天下など手にできないし、手にできても収められないんだろうなも感じた。

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月22日

    ・秀吉の死後〜前田家人質
    ・心情や時代背景の描写が細かく、時間を忘れて見入ってしまう。
    ・まだまだ先は長いので続きが楽しみ。

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    Posted by ブクログ 2023年05月26日

    関ヶ原の戦いの流れがよく分かりました。
    徳川家康の戦略が凄すぎて、そりゃ勝つよなと思っていたけれど、戦いの展開が熱くて面白かったです。
    石田三成は残念な言動に歯痒くなる所もあるけど、結末を含めてとても好きな人物になりました。

    人物の描写、細かいエピソード、武将ギャグ含めて全部面白いまとめられていま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月07日

    何年ぶりかで読んだ。歴史の教科書では秀吉亡き後関ヶ原の合戦で徳川家康が石田三成に勝って江戸幕府を開いた、と簡潔に書かれるかもしれないけど、豊臣家一途の三成に家康があの手この手で謀略をしかける関ヶ原前夜の駆け引きも面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月09日

     豊臣秀吉が没したあたりから話が始める。この上巻では主に石田三成に焦点が当てられ、特別に悪役に仕立てるでもなく過度に称賛するでもなく、でも良くも悪くも魅力のある人物として描いてゆく。「峠」と比較するともう少し随想的なところも多く、「空海の風景」と比較すると小説的な要素が多い。いかにも司馬遼太郎らしく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月05日

    史実に特別詳しいわけではないが、人物像がよく伝わってきて、物語として楽しめた。
    教科書では数行で完結されてしまう関ヶ原の戦いの幕開けを読めて、一気にそれがとてつもなく壮大なものに感じるようになった。
    ここでの三成や家康の描き方と、他の作品の描き方を比べ、もっと自分の中で彼らへのイメージを深めていきた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月05日

    関ケ原3部作上巻、大戦の前。とっくにその勝敗は決していたんだという感想。三成は嘘のように青臭いし、家康とその謀臣は嘘のように狡猾に感じる。のちに260年続く江戸幕府の創始者だと思えば当然の能力なのかもしれないが。

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月11日

    事実は小説より奇なり、とはまさにこのこと。智略・謀略の限りを尽くし天下を簒奪しようとする家康と、それを防ごうとする石田三成。太閤がいなくなり、秀頼が幼いという状況では、だれもが自身の今後が心配になるはずであり、その人々の心の移ろいまでを利用した家康に軍配が上がったのだろう。

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    Posted by ブクログ 2021年04月11日

    映画を見た後に3巻まとめて買って、そのまま積読。
    1巻はまだ合戦前。秀吉も死んで、利家も死んで天下を手中に収めようとする家康と、秀吉の遺訓に従い秀頼を守ろうとする三成。
    ここで誰かの行動が違ったら、歴史が違っていたんだろうなとは思うけど、家康と本田正信の謀略に抜かりはないから、どうなっても家康の世に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月01日

    豊臣秀吉死後から、関ヶ原合戦前夜までの上巻。
    徳川家の執拗な、策謀家ぶりが際立つ。
    如何にして、家康が石田三成を討つか。
    そこに至るまでの、プロローグのような位置付けか。
    今から、四十年以上前の作品とは思えないくらい、読みやすい作品。

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