以下、無用のことながら

以下、無用のことながら

950円 (税込)

4pt

「新春漫語」「綿菓子」「古本の街のいまむかし」「学生時代の私の読書」といった身辺雑記から「自作発見『竜馬がゆく』」「『翔ぶが如く』について」自作について、「文化と文明について」「日韓断想」「バスクへの尽きぬ回想」といった地域、歴史への想いなど、折りにふれて書かれた、厖大な量のエッセイから厳選した七十一編。森羅万象への深い知見、序文や跋文に光るユーモアとエスプリ、弔文に流れだす、人間存在へのあふれるような愛情と尊敬――。日本人の高潔さと美しさを見つめた視線の先には何があったのか。司馬遼太郎という作家の豊穣な世界に、あらためて酔う一冊。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    好き・数奇=身を滅ぼすのも覚悟した精神の傾斜
    知魚楽(荘子、秋水の句)
    今治の農業土木学
    ウラル・アルタイル語説
    などなど、面白すぎる!

    0
    2018年12月31日

    Posted by ブクログ

    毎夜寝る前の30分ほど読んでいましたが、この本を読むと不思議に神経が休まり、安眠に導いてくれるのです。
    500ページ以上のボリュームがありますが、司馬遼太郎の豊穣な世界に改めて酔うことの出来る一冊です。

    以下興味を持った箇所の一部です。
    『裾野の水』
    「かつて『箱根の坂』という作品を書いたとき・・

    0
    2016年02月09日

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎という人間の人との関わり方が記されている。現在の価値観では極端と思われる人が多いが、凡庸でない人とはそういうものであろう。
    こういう文章をリアルタイムで、読むことができたらと想像してしまう。
    司馬さんが存命であれば、21世紀をどのように見られるのかが、妄想が膨らんでしまう。

    0
    2013年05月22日

    Posted by ブクログ

    読めば必ず面白くためになり血肉になるとわかっていてもだいたい娯楽本に手を伸ばすこと多しで、しばらくぶりに読みました。司馬さんの本。文明と文化について、浄土思想について、さまざまな方への追悼文や思い出を語った文章などなど、膨大な量のエッセイから厳選された1冊。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎が書いてきたエッセイ71編。色々なテーマが取り上げられており、読んでいて飽きない。その中でも、人物についてのエッセイがいいかな。

    0
    2011年11月20日

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎の文体は、読んでいると影響されるから困る。

    でもなんか好きなんだよなあ。
    キザっぽいからかな。このタイトルとか、もろに。

    0
    2010年06月19日

    Posted by ブクログ

    司馬小説のあとがきのあとがきといった感じの本ですね、これまで書いた様々な小説のバックボーンや司馬さんの意図などが良く見えてきますよ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    没後5年に刊行された単行本が、この度文庫化されました。
    膨大な量のエッセイから厳選して集められたエッセイの数々・・・。
    司馬さんについて知るのにいいかもしれません。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    司馬氏のエッセイ集です。親交のあった様々な作家さんの評価なども含まれており、また小説とは違った楽しさがあります。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

     司馬さんの小説はほとんど読んだことがない、あの『坂の上の雲』も読んでいない。読まず嫌いということもないのだが、何となく敬遠してきてしまった。その代わりといっては何だが、『街道をゆく』シリーズはほとんど読んだし、エッセイがとても好きだ。歴史を通しての深い知見がちりばめられ、難しいことも分かりやすく説

    0
    2023年10月03日

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