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Posted by ブクログ
上・下巻分冊ではなく、ひとまとめになってる昔の分厚いやつを読みました。
史実ではないけど、痛快なエンタテインメント小説として楽しめる。
主人公の霧隠才蔵は、忍者としてずば抜けた術技を持っているし、女には惚れられまくりだし、ありえないけど本当にかっこいい。
他の登場人物も、猿飛佐助、真田幸村、後藤又兵衛などヒーローめじろ押し。宮本武蔵が才蔵と戦ったりもしちゃう。
単純な読み物として充分に楽しめる。
それに加えて重要なのは、才蔵の生き方。
才蔵は、主人を持たない。集団で行動しない。自分の力に絶対の自信を持つ。徹底して、個人主義である。
物語の中の才蔵が言うことには、忍者はたとえ主君に仕えても、その技術は売るが、心までは売らない。よって、忍者には忠誠とか忠義といった概念がない。忠誠心をもって主人に仕えるのは、実は何もできない人だ、と。自分に能力がないから、主人に頭を下げ、へーこらしなくちゃならない。そんな生き方は、つまらない。
励まされました、すごく。
Posted by ブクログ
才蔵が主人公。
幸村と佐助は、才蔵と対立状態になることもあるため(才蔵は幸村の部下ではない)、ふたりに苛立つこともあります(笑)。
どうしても才蔵を応援してしまう。
何となく、才蔵が幸村方につくのが、いやというか……。
孤高の忍びであってほしいのですね。
こんなに幸村と佐助に敵愾心を抱いたことは、初めてです(笑)。
幸村は、普段はにこにこしてるけど、才蔵の力量を高く買っているので、「味方にならぬのなら殺してしまわなければならぬ」くらい平気で思っている、黒い人です。
佐助はまあ、幸村が大好きな、普通のかわいこちゃんです。
豊臣も徳川もどうでもいいけど、主に惚れてしまったので、そのために働く、とか何とか、言ってましたね……。
勝手にしろい^^
才蔵は、異様なほどに女にもてる、色男。
出てくる女、みんな才蔵に惚れていきます。
おおお。
上巻なので、人間模様から、才蔵と佐助が協力して家康を討ちに出た、というところくらいまで。
下巻ではどうなるのかなあ。
才蔵には、幸村の部下にならないでもらいたいんだけどなあ。
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