幽霊が返した借金 おでん屋こはる事件帖

幽霊が返した借金 おでん屋こはる事件帖

789円 (税込)

3pt

3.0

時は天保年間の江戸・神田白壁町。おでん屋を営む主人公のこはるは、気になることがあると、首をつっこまずにはいられない性分である。ひょんなことから近所に住む夫婦喧嘩の仲裁をしていたところ、奇妙な事件に巻き込まれてしまうこはる。不思議なことに、借金を返したのは、すでに死んでいた女だというのである。そんなことがあり得るのか? 断片的な材料から、こはるが導き出した謎の答えとは――。表題作のほか、できすぎた女の失踪に隠された真実をあぶりだす「神隠し」、放火未遂に対する証言の違いの謎を解く「嘘吐き弥次郎」など四編を収録。定町廻り同心もお手上げの怪事件の数々に、こはるが挑む“人情&ミステリー”時代小説。

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幽霊が返した借金 おでん屋こはる事件帖 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    夫に先立たれ幼な子を抱えながら実家のおでん屋を母親と共に営む娘のこはるが探偵のように事件の真相を突き止めていく時代小説。真犯人が子供だったり、賭博に溺れ暴力を振るわれる女房だったりで情けをかけられて闇に葬られる。殺されてもしょうがない輩だからいいのだが謎解きもあっさりしていて少し物足りなかった。

    0
    2024年06月27日

    Posted by ブクログ

    「翔田寛」の連作短篇時代小説『幽霊が返した借金 おでん屋こはる事件帖(『神隠し―子預かり屋こはる事件帖』を改題)』を読みました。

    「池波正太郎」、「木村忠啓」、「月村了衛」、「神楽坂淳」の作品に続き時代小説です、、、

    「翔田寛」作品は、5年くらい前に読んだ『消えた山高帽子 ― チャールズ・ワーグ

    0
    2023年05月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おでん屋を営む主人公は、気になる事があると
    つい首を突っ込んでしまう。

    連続短編になっていて、事件はきっちり解決。
    しかも、今だと考えられないような事件のごまかし。
    すべて関わった人達が幸せにはなっていますが
    後ろを知らなかったら、それでも…と
    言いたくなるような事件も。

    江戸で、人情で、という

    0
    2020年04月30日

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