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Posted by ブクログ 2023年06月05日
本書は、「失敗の歴史」の教訓とある
1941年12月08日から1945年08月15日に至る、太平洋戦争を、海戦というフィルターでみたドキュメンタリーである。
冒頭にある次のことばこそ、日本の運命を決めた、足掛け5年の戦争の重みである。
「日本の歴史を振り返るとき、太平洋戦争の持つ意味は極めて大き...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月10日
●:引用 →:感想
●アメリカの国民は、義務として兵役につき、戦争に参加している。同時にすべての兵士は国家に対して、生命の安全に関して最善の努力を払うことを要求する権利を持っている。もし一人の兵士が戦死すれば、その遺族はその兵士の死が”意義のある死”であったかどうかを知る権利を持っていた。それがア...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月02日
真珠湾攻撃から全軍特攻の終局へ、「失敗」の
本質を探る。
昭和の日本海軍はなぜ、日露戦争の完全勝利再現に
失敗したのか?海軍の敗北に読む日本の姿。
太平洋戦争と海軍と言えば、山本五十六は外せない。
本書でも、山本五十六に対する記述は、大きなウエ
イトを占める。
山本は、犠牲を顧みず真...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月20日
『海戦からみた日清戦争』『海戦からみた日露戦争』に続く『海戦から~』三部作の最終作。前2作に比べて若干質は落ちるが、なかなかの良作。
日本近代史の3つの海戦は、後世の人は「日本近代史の50年戦争」と名づけるであろうが、その成功と失敗を俯瞰するにもってこいの『海戦史』である。その中でも、範囲・量・質に...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月01日
山本五十六や井上成美をはじめ海外ツウが多く、戦後に太平洋中心に描かれる提督物の書籍も多いことから、大陸で泥臭い戦いを強いられた陸軍と対照的にインテリ感の漂う帝国海軍、そんなイメージを持たれる方が多いように感じる。
私も学生時代から何処となくその様なイメージで括っていた。近年はレイテ反転の栗田中将の評...続きを読む
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