「見延典子」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2018/03/30更新

ユーザーレビュー

  • 頼山陽 下
    下巻では、20年来の念願であった『日本外史』がついに完成し、松平定信のお墨付きも得て、いよいよ功成り名を遂げた山陽が、惜しまれながら病に倒れるまでを描いています。

    最後まで『日本外史』に手を入れつづけようとする山陽の気迫が心を打ちます。
  • 頼山陽 下
    長編歴史小説にしばしば(司馬司馬)挫折する私には珍しく、最後まで飽きずに読めた。資料を渉猟したと思うが、作中の蘊蓄は最小限にとどめてくれていて、大変助かる。論文のような歴史小説が多い中、本来小説とはこういうものだと思う。早すぎた近代人として頼山陽を捉え、生活者としての視点からその事跡をたどるのは安易...続きを読む
  • 頼山陽 上
    頼山陽は「風雲児たち幕末編」にもなぜか登場しない。本書が小説で頼山陽を描いた初出と思う。今後、これが人物像の基本になるだろう。上巻は、頼山陽が周りを不幸にしまくって、自己実現していくだけの話で、主人公視点だからまだ読めるが、被害者視点からなら、周りが彼を甘やかしているとしか見えない。特に玉蘊はかわい...続きを読む
  • 頼山陽 中
    歴史小説の長編は途中で挫折することが多い私が、本作は不思議と読める。しかし、本作には「風雲児たち」に感じた家制度、幕藩制度の矛盾、息苦しさ、恐ろしさが匂いすらない。これは、頼山陽を取り巻く人々が善人ばかりだからだろう。ゆえに気持ちよく読めるが、歴史小説を読む醍醐味とは違う気がする。
  • 頼山陽 中
    山陽の名声はしだいに高まっていきます。九州への旅を終えた彼は、妻の梨影とのあいだに辰蔵と復蔵の二人の子をさずかり、さらに母の梅颸を京都への旅に招いてこれまでできなかった孝行を果たします。

    その一方で美しい女弟子の江馬細香の存在が山陽の心をかき立て、彼のなかにひそんでいた「石」を抑えるのに苦しみ、新...続きを読む