頼山陽 中

頼山陽 中

814円 (税込)

4pt

3.0

文化文政期最高峰の文筆家にして、幕末を用意した思想家・頼山陽。その天才を支えたふたりの女性がいた。家を守り、子を育てる妻と、自立し、表現者として生きる奔放な女弟子。ふたりの愛と哀しみが、山陽を軸に交差する……。

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頼山陽 のシリーズ作品

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1~3件目 / 3件
  • 頼山陽 上
    825円 (税込)
    言葉の力で幕末の歴史を変えた男、頼山陽。自由闊達な売れっ子クリエイター、反骨の文筆家として文化・文政年間を鮮やかに生き、歴史書『日本外史』で国を憂える幕末の若者たちの心を尊皇へと傾けたひとりの男の人生を描ききった本作は、第27回新田次郎賞を受賞。高い評価を得たほか、天才を支えた家族の温かな描写で、多くの年配の読者から熱い支持を得た。この上巻では儒家として名高い父に反発して放蕩を繰り返す、若き青年・山陽の姿を描く。
  • 頼山陽 中
    814円 (税込)
    文化文政期最高峰の文筆家にして、幕末を用意した思想家・頼山陽。その天才を支えたふたりの女性がいた。家を守り、子を育てる妻と、自立し、表現者として生きる奔放な女弟子。ふたりの愛と哀しみが、山陽を軸に交差する……。
  • 頼山陽 下
    792円 (税込)
    言葉の力で幕末の歴史を変えた男、頼山陽。歴史書『日本外史』で国を憂える幕末の若者たちの心を尊皇へと傾けたひとりの男の人生を描ききった本作は、第27回新田次郎賞を受賞。この下巻では二十年以上の歳月を経て、ついに名著『日本外史』を書き上げた山陽の、作家ならではの生き様・死に様を描く。

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頼山陽 中 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年09月16日

    歴史小説の長編は途中で挫折することが多い私が、本作は不思議と読める。しかし、本作には「風雲児たち」に感じた家制度、幕藩制度の矛盾、息苦しさ、恐ろしさが匂いすらない。これは、頼山陽を取り巻く人々が善人ばかりだからだろう。ゆえに気持ちよく読めるが、歴史小説を読む醍醐味とは違う気がする。

    0

    Posted by ブクログ 2018年04月02日

    山陽の名声はしだいに高まっていきます。九州への旅を終えた彼は、妻の梨影とのあいだに辰蔵と復蔵の二人の子をさずかり、さらに母の梅颸を京都への旅に招いてこれまでできなかった孝行を果たします。

    その一方で美しい女弟子の江馬細香の存在が山陽の心をかき立て、彼のなかにひそんでいた「石」を抑えるのに苦しみ、新...続きを読む

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