碁盤斬り 柳田格之進異聞

碁盤斬り 柳田格之進異聞

790円 (税込)

3pt

4.5

妻を想う男、父を信じる娘。誇りをかけた闘いの結末は!?

藩を追われ、貧乏長屋で暮らす柳田格之進。悲劇の真実を知った彼は、仇討ちを決意し……。草なぎ剛主演映画の小説を脚本家が自ら執筆。

映画『碁盤斬り』は、落語の演目として長く親しまれてきた「柳田格之進」を題材に、『日本沈没』『クライマーズ・ハイ』『凪待ち』などを手掛けてきた脚本家の加藤正人さんが、3年半の月日をかけて書き上げたストーリー。
この映画の世界を、加藤さん自身が小説として書き下ろしました。
登場人物の細かな心情の描写はもちろん、映画では描き切れなかった若き日の格之進の姿、また映画のラストの「その後」がしっかりと描かれており、小説好きの読者も十分に楽しめる作品です。

【あらすじ】
娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らす柳田格之進。
彼は、身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われた身だった。
しかし、かねてから嗜む囲碁にはその実直な人柄が表れ、江戸で多くの知己を得る。
ある日、旧知の藩士により、彦根藩での悲劇の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意する。
絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。
父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!

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碁盤斬り 柳田格之進異聞 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年04月21日

    草彅くん主演映画の小説。あらすじから仇討ち主題かと思ってたけど違った。人として信念を持ち高潔に生きることの大切さを感じた。己の利ばかりを追っていた商人・源兵衛が格之進との碁を通じて変わっていく。読み始めた時は草彅くん以外のキャストを知らず、でも源兵衛は國村隼さんのイメージで読んでました。読み終わって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月19日

    映像化しかも白石監督とのことで拝読
    映像化のCMで何となく敵討ち物と思っていたけど読んでみたら仄々な時代物、中盤から後半まではホント仄々だが後半に来て本領発揮
    エピローグがしっかりしている話は好きだが最後はヤリすぎ

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碁盤斬り 柳田格之進異聞 の詳細情報

  • 映画化

    「碁盤斬り」

    2024年5月17日公開
    出演:草彅剛、清原果耶、中川大志

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