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言葉で考える人間が、絵で伝えるものが映画だ。
言葉と映像との葛藤が劇を生み、脚本術こそが映画の核となる。
面白く、劇的な一冊だ。
──大林宣彦(映画作家)
脚本は映画の地図、作戦計画書、そして魂。
──犬童一心(映画監督)
ハリウッド映画を知るためにまず最初に師事すべきシド・フィールドの、世界で一番読まれている脚本術、待望の邦訳第二弾! あなたのアイデアを傑作に変えるプロセスのすべてを指南する。
脚本術のバイブル『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』の第二弾が登場。シド・フィールドが世界各地で行なったワークショップをベースに執筆された、より実践向きの内容となっている。本書では、脚本を書くまでの準備、そして実際の執筆にあたってのポイントを、順を追って丁寧に説明。アイデアはあるのだが何をしたらいいのかわからない読者に、脚本を書くためのプロセスを教えるwhat-to本である。長編映画でも短編でも、どんな映像の表現形態を制作するにしても必ず役に立つ。各章を読み、練習問題に取り組めばどの段階で何を書かなければならないかが即座にわかり、読み終わったら脚本が一本書けている仕組みだ。
脚本はシステマティックな技術でカバーできる部分が非常に大きいことを忘れずにいてほしい。
あなたは、思い描くようにうまくいかなくても、チャレンジし続けることができるだろうか。どうしようもなく下手くそなものを何ページも書き続ける勇気があるだろうか。怒りや不安に襲われても辛いだろうが、それで書くのを止めてしまったら何も学べない。試行錯誤を恐れず、どれだけ時間がかかっても書けば、必ず脚本を書くための技術やコツが学べる。
ジャン・ルノワールの言葉を読者に贈る。「完璧さは心の中にのみ存在するものだ。現実には存在しない」。最初から完璧を求める必要はない。すべては書くことから始まる。
Posted by ブクログ 2018年11月29日
物語のパラダイム(構成)を作るという基本を理解させてくれる本。
物語の直前までを考える、ストーリーを3つの段階に分ける、要所要所にポイントを設けてぶれないようにするなどが大事。物語を作成する人にとっては基本なのかもしれないが、今まできちんと理解していなかったことを例を挙げて分かりやすく説明してくれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月05日
ドラマの構成とは、関連のある事件・出来事・エピソードを解決に向かうように並べること
プロットポイント1とは、ストーリーの本当の始まりである
まずは、アイデアをもとに、テーマ、アクション、主人公を考える。それから、ストーリーをつなぐ4つのポイント(結末・発端・プロットポイント1・プロットポイント2...続きを読む
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