ノンフィクション・ドキュメンタリー - 集英社の検索結果

  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

    語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

    世界各地での取材の前に「ネイティヴから学ぶ」「教材を自作する」など、独自の学習法で25以上の言語を学んできた著者。本書ではその学習法と実践の記録を、コンゴでの怪獣探し、ミャンマーのアヘン王国潜入など超ド級のエピソードとともに披露している。
  • 教養としてのカレー

    教養としてのカレー

    カレーを知り、世界の解像度を上げる。 京都大学大学院で南アジアの食文化と現代インド料理をフードスタディーズの観点から研究する風雲児「カレー哲学 @philosophycurry」が、歴史・地理・文化・科学の教養をレクチャー。 「本書はカレーの境界線を揺らし、あなたのカレーの常識をじわじわと組み替えることを目指します。(中略) 読み終わった時には、カレーを見て、作って、食べる時の解像度が上がっていることでしょう。そのとき、カレーだけでなく世の中の見え方も変わっていることでしょう。カレーは、世界を組み替えるレンズだからです。それが、「教養としてのカレー」の意味です。」(本文より) 【目次】 第1部 カレーとは何か 1. カレーを定義しない 2. 狭義のカレーと広義のカレー 3. カレーがイギリス料理になるまで 4. 西洋料理がカレーライスになるまで 5. 「ふつうのカレー」の誕生と解体 第2部 インド亜大陸の食世界 6. トウガラシ以前のインド料理世界 7. 「何を食べないか」によって作られる味 8. 日常インド料理の世界 第3部 カレー作りのサイエンス 9. スパイスと油 10. 熱の話――カレー作りに重要なのはスパイスより熱 11. 知覚 第4部 なぜカレーは人生の問題になるのか 12. カレーは人間を利用して繁殖している 13. 瞑想とアヒンサー 14. 撹乱行為としての「遊び」から教養としてのカレーへ 【プロフィール】 清水侑季(カレー哲学) Shimizu Yuki インド料理研究者/合同会社東京マサラ研究所代表 1991年、長野県生まれ。東北大学文学部卒業後、ソニー株式会社に入社し、食に関わる新規事業に携わる。退社後、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に進学し、現在は博士課程に在籍。南アジアの食文化と現代インド料理を研究するかたわら、「カレー哲学」名義で執筆・編集・料理活動を行う。
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

    なぜ働いていると本が読めなくなるのか

    【人類の永遠の悩みに挑む!】 「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。 「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。 自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。 そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは? すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。 【目次】 まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました 序章   労働と読書は両立しない? 第一章  労働を煽る自己啓発書の誕生――明治時代 第二章  「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級――大正時代 第三章  戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?――昭和戦前・戦中 第四章  「ビジネスマン」に読まれたベストセラー――1950~60年代 第五章  司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン――1970年代 第六章  女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー――1980年代 第七章  行動と経済の時代への転換点――1990年代 第八章  仕事がアイデンティティになる社会――2000年代 第九章  読書は人生の「ノイズ」なのか?――2010年代 最終章  「全身全霊」をやめませんか あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします
  • 怪物 江川卓伝

    怪物 江川卓伝

    各時代の対戦相手、ライバル、チームメイトなど100人以上の関係者の証言をもとに、時代に翻弄された天才投手の光と影に彩られた軌跡をたどる評伝。 高校時代から「怪物」と称され、法政大での活躍、そして世紀のドラフト騒動「空白の一日」を経て巨人入り。つねに話題の中心にいて、短くも濃密なキャリアを送った江川卓。その圧倒的なピッチングは、彼自身だけでなく、共に戦った仲間、対峙したライバルたちの人生をも揺さぶった。昭和から令和へと受け継がれる“江川神話”の実像に迫る!
  • 対馬の海に沈む

    対馬の海に沈む

    2024年 第22回 開高健ノンフィクション賞 受賞作。 JAで「神様」と呼ばれた男の溺死。 執拗な取材の果て、辿り着いたのは、 国境の島に蠢く人間の、深い闇だった。 【あらすじ】 人口わずか3万人の長崎県の離島で、日本一の実績を誇り「JAの神様」と呼ばれた男が、自らが運転する車で海に転落し溺死した。44歳という若さだった。彼には巨額の横領の疑いがあったが、果たしてこれは彼一人の悪事だったのか………? 職員の不可解な死をきっかけに、営業ノルマというJAの構造上の問題と、「金」をめぐる人間模様をえぐりだした、衝撃のノンフィクション。 【選考委員 大絶賛】 ノンフィクションが人間の淋しさを描く器となれた、記念すべき作品である。 ――加藤陽子(東京大学教授・歴史学者) 取材の執拗なほどの粘着さと緻密さ、読む者を引き込む力の点で抜きん出ていた。 ――姜尚中(政治学者) 徹底した取材と人の内なる声を聞く聴力。受賞作に推す。 ――藤沢 周(作家) 地を這う取材と丁寧な資料の読み込みでスクープをものにした。 ――堀川惠子(ノンフィクション作家) 圧巻だった。調査報道の見本だ。最優秀な作品として推すことに全く異論はない。 ――森 達也(映画監督・作家) (選評より・五十音順) 【著者プロフィール】 窪田新之助(くぼた しんのすけ) ノンフィクション作家。1978年福岡県生まれ。明治大学文学部卒業。2004年JAグループの日本農業新聞に入社。国内外で農政や農業生産の現場を取材し、2012年よりフリーに。著書に『データ農業が日本を救う』『農協の闇(くらやみ)』、共著に『誰が農業を殺すのか』『人口減少時代の農業と食』など。
  • イスラエル軍元兵士が語る非戦論

    イスラエル軍元兵士が語る非戦論

    「抑止力」という考えはもうやめよう――。 イスラエル空軍で兵役を務めた著者が、イスラエルとアラブ諸国、パレスチナとの間で長く続けられてきた戦争を見つめていくうちに、「国のために死ぬのはすばらしい」と説く愛国教育の洗脳から覚め、やがて武力による平和実現を根底から疑うようになる、その思考の足跡を辿る。武力放棄を謳う憲法九条の価値を誰よりも評価するのは、平和ボケとは程遠い、リアルな戦争が絶えない国から来た外国人アクティビストなのである。母国のさまざまな矛盾点を指摘しつつ、軍備増強の道を進む日本の在り方にも異議を唱える一冊。 望月衣塑子氏(東京新聞記者)、推薦! ◆目次◆ 第1章 罪深い教育 第2章 軍隊を疑う 第3章 虐殺された民族が虐殺する 第4章 「全ての暴力に反対します」
  • 今夜はコの字で 完全版

    今夜はコの字で 完全版

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 広告代理店「集英企画」に勤める吉岡としのりは、今日もダメな後輩の尻ぬぐい。ある日、大学時代の先輩・田中恵子のススメでコの字酒場の扉をおそるおそる開く。コの字型カウンターならではの人と人のふれあい、店主自慢の酒と肴、恵子との恋……。吉岡はコの字の魅力にハマっていく。実在のコの字酒場を舞台に繰り広げられるグルメ&恋愛漫画。コの字酒場で呑みたくなる加藤ジャンプのエッセイも収録。
  • 右手の指先だけで夢をかなえる 寝たきり系男子ウッディの日々

    右手の指先だけで夢をかなえる 寝たきり系男子ウッディの日々

    脊髄性筋萎縮症(SMA)患者で重度障害者。28歳の夢と本音 運動ニューロン(脊髄前角細胞)と呼ばれる神経細胞の変性によって、筋力低下と筋萎縮を引き起こす進行性の難病「脊髄性筋萎縮症(SMA)」を生後間もなく発症。現在は、寝たきりで大阪にて一人暮らし生活を送る著者。唯一動かせる右手の指先とスマホを駆使してXやnoteで日々の暮らしのリアル、障害者としての考えを積極的に発信中! これまで投稿した記事に加筆修正を加えた、初の書籍が刊行。 ※電子版では掲載写真をカラーで収録。 ・障害者の「恋愛と性」 ・障害者が情報発信する意味 ・一人暮らしの夢をかなえるまで ・寝たきりの一人暮らしルーティン ・「障害者は家にいとけ」 社会から排除する言葉に対して思うこと ・目標はもっと稼いで納税すること ・障害者と災害 ・支えてくれている、家族と大切な人たち ・死について ・・・・・・etc 絶望、悲しみ、喜び、感謝。 さまざまな感情を味わったからこそ前を向けた今、 唯一動く右手の指先を使って、まだまだやりたいことがある!
  • 証言・北朝鮮帰国者 祖国に渡った「在日」はどう生きたか

    証言・北朝鮮帰国者 祖国に渡った「在日」はどう生きたか

    1959年から25年間にわたって行なわれた在日朝鮮人の「北朝鮮帰国事業」で、日本国籍者約6800人を含む9万3340人が日本から北朝鮮に渡った。“地上の楽園”という宣伝に望みを抱き、建国間もない“祖国”へ渡った人々を待っていたのはどんな暮らしだったのか。90年代に北朝鮮が国家的破局に至るまで、民衆レベルで何が起きていたのか。どうやって修羅場を生き抜いたのか。本書は、脱北した帰国者50人への聞き取りから構成。労働・衣食住・教育の実情、厳しい統制と監視・密告、政治犯収容所での体験、在日マネーと日本文化の流入、大飢饉から脱北へ至る過程など、「北朝鮮の生活史」が初めて詳細に語られる。
  • 9つの人生 現代インドの聖なるものを求めて

    9つの人生 現代インドの聖なるものを求めて

    全編にわたって、むせかえるような聖性。 それが、猥雑で、エロスに溢れており、実に尊い。 ちまたにあふれている宗教の概説書を読むより、本書の読破をお勧めする。 ――釈徹宗氏(僧侶、宗教学者) 紀行文学の名手が紡ぐ 魂の救済の物語。 鮮烈な伝統、信仰、霊性と歌の世界 ◆内容◆ 急速な経済発展を遂げ変化し続ける現代インド。その村々で伝統や信仰を受け継ぐ人々を取材した、紀行・歴史文学の名手による、19か国で翻訳出版されたノンフィクションの傑作。 死への断食に臨むジャイナ教尼僧。祭りの間、最下層の人間が神になる憑依芸能テイヤム。神に捧げられ娼婦となった女たちを守護する女神信仰。叙事詩を伝承する沙漠の歌い手。スーフィーの聖者廟に身を寄せる女性。かつてダライ・ラマ14世の警護をつとめ、亡命し兵士として人を殺めたことを懺悔するチベット仏教の老僧。約700年以上の伝統を汲む職人による官能的神像の世界観。女神信仰のもと、しゃれこうべを重用するタントラ行者。そして吟遊行者バウルとなった人々の遊行の半生――。 現代文明と精神文化の間に息づく、かけがえのない物語。 ◆海外評◆ 「文句なしにうつくしい本。高潔で誠実、そして啓蒙的で感動的。大好きな本、読めることが純粋に喜び」『食べて、祈って、恋をして』著者、エリザベス・ギルバート氏 「ジャーナリズムと文化人類学、歴史、宗教史の見事なまでの調和が、すばらしい小説作品のような描写力で文章に結実している。キプリング以来これほどインドの農村を魅力的に描き出した人はいない」インド学者、ウェンディ・ドニガー氏“Times Literary Supplement”紙
  • 激走! 日本アルプス大縦断 ~2018 終わりなき戦い~

    激走! 日本アルプス大縦断 ~2018 終わりなき戦い~

    2018年8月に開催された日本一過酷な山岳レース「トランスジャパンアルプスレース」に、NHK取材班が完全密着。(2018年10月27日、NHK BSプレミアムにて放送)番組では放送されなかった未公開エピソードやレースの舞台裏を満載した、疾走ノンフィクション! 4連覇中の絶対王者、望月将悟選手が挑んだ新たなチャレンジとは? 王座を狙うルーキーたちの勝利戦略は? 襲いかかる疲労の中、リタイア寸前で見せた底力。標高3,000メートルの山中で繰り広げられる、選手30人の熱き人間ドラマ。
  • 異国の味

    異国の味

    日本ほど、外国料理をありがたがる国はない! なぜ「現地風の店」が出店すると、これほど日本人は喜ぶのか。 博覧強記の料理人・イナダシュンスケが、中華・フレンチ・イタリアンにタイ・インド料理ほか「異国の味」の魅力に迫るエッセイ。 【目次】 まえがき 日本人と外国料理 chapter1 中華料理 chapter2 ドイツ料理 chapter3 フランス料理 chapter4 タイ料理 chapter5 ロシア料理 chapter6 イタリア料理 chapter7 スペイン料理 chapter8 アメリカ料理 chapter9 インド料理 chapter10 extra edition 東京エスニック あとがき いつかの誰かの未知の味
  • 分断されるアメリカ

    分断されるアメリカ

    “WHO ARE WE?” と自問する超大国アメリカ。その針路は世界主義か? 帝国主義か? それとも・・・。「入植者の国」として始まり、白人優位の民主主義で超大国となったアメリカ合衆国。しかし、二十世紀末以降は多様性を重んじた結果、国が分断される危機に陥った。再び「建国の父」らアングロ-プロテスタント(白人)文化を重要視する必要性を説く著者。その理由は? 世界的国際政治学者が2004年に予見した母国の未来が、再び大統領の座についたトランプのアメリカを読み解く2025年の必読書として復活!
  • 過疎ビジネス

    過疎ビジネス

    福島県のある町で、「企業版ふるさと納税」を財源に不可解な事業が始まろうとしていた。著者の取材から浮かび上がったのは、過疎にあえぐ小さな自治体に近づき公金を食い物にする「過疎ビジネス」と、地域の重要施策を企業に丸投げし、問題が発生すると責任逃れに終始する「限界役場」の実態だった。福島県国見町、宮城県亘理町、北海道むかわ町などへの取材をもとに、著者は「地方創生」の現実を突きつけていく。本書は「新聞労連ジャーナリズム大賞」受賞の河北新報の調査報道をもとに、さらなる追加取材によって新たに構成、「コンサル栄えて、国滅ぶ」実態を暴く。
  • 校内盗撮(インターナショナル新書)
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    校内盗撮(インターナショナル新書)

    今、学校で急増する盗撮。日々、事件がニュースになっているが、スマホやSNSが当たり前になったこの時代、教員が児童・生徒をターゲットにするだけでなく、子ども同士の事例も相次ぐ。さらに、日進月歩の生成AIを悪用した性的ディープフェイクもはびこり、事態はますます複雑化・深刻化している。「校内盗撮」という性暴力が発生する原因と、子どもを被害者にも加害者にもさせないための対策・予防法を、3500人以上の性犯罪者の治療プログラムに携わってきた著者が解説。
  • 障害者福祉ビジネス 食いものにされる税金と利用者

    障害者福祉ビジネス 食いものにされる税金と利用者

    ここ数年、障害者福祉の世界では利益優先の事業者が多く出現し、利用者・家族・スタッフの人生や生活が狂わされるケースが増えている。背景には「施設から地域社会へ」という国の政策があるが、参入ハードルは低く、不正のチェックは追いついていない。その隙を突いて税金と利用者を食いものにする事業者やコンサルが現れ、社会保障費をますますひっ迫させているのだ。障害者の就労支援、高齢者介護、精神科の訪問看護、ホスピス型住宅・・・・・・巧妙な福祉ビジネスの実態と制度の問題点を徹底追及する。
  • はじめての日本国債

    はじめての日本国債

    「国債」とは何か。おそらく多くの人が「国の借金」と答え、いい印象は抱いていないだろう。しかし、国債が経済においてどのような役割を果たしているかはあまり知られていない。実は国債の仕組みがわかれば、いま日本経済で起こっている変化を理解するのが容易になるのである。国債の定義、価格決定メカニズム、発行方法、主要投資家(日銀、銀行、生命保険会社等)の役割、そして金融政策との関連性について等、日本における国債の仕組みを入り口に、債券や証券、日銀の市場操作などの金融政策、銀行や生命保険の運用などの解説を通して、日本経済の見方が身に着く入門書。
  • ルポ 被爆二世

    ルポ 被爆二世

    被爆者の子どもを表す「被爆二世」という言葉には一定の知名度がある。親の戦争体験を語り継ぐ平和運動の担い手というポジティブな文脈で登場することが多い一方、当事者自身の遺伝的影響や健康問題、差別への苦しみなどには光が当てられてこなかった。本書では被爆二世が生きた戦後に焦点を当て、新証言の数々とともに原爆被害の本質を考察する。戦後80年を経て「核の時代」を生きる私たちは、どのように核被害と向き合うべきか。原爆被害を追い続ける気鋭のジャーナリストが、国に、社会に、自分自身に突きつける問いかけとは? 「差別する私」と向き合う渾身のノンフィクション! 第23回開高健ノンフィクション賞最終候補作。
  • 文明の衝突と21世紀の日本

    文明の衝突と21世紀の日本

    93年に発表された「文明の衝突」理論は、その後のコソボ紛争、さらに東ティモール紛争でその予見性の確かさを証明した。アメリカ合衆国の「21世紀外交政策の本音」を示して世界的ベストセラーとなった「原著」の後継版として、本書は理論の真髄を豊富なCG図版、概念図で表現。難解だったハンチントン理論の本質が、一目のもとに理解できる構成とした。その後99年に発表された二論文を収録、とくに日本版読者向けに加えた「21世紀日本の選択」は必読の論文。2000年に刊行された名著を電子版で復刻! 解題・中西輝政。
  • ショパン・コンクール見聞録 革命を起こした若きピアニストたち

    ショパン・コンクール見聞録 革命を起こした若きピアニストたち

    5年に1度行われ、世界三大音楽コンクールで最も権威があるショパン・コンクール。 若きピアニストの登竜門として有名なその第18回大会は、日本そして世界中でかつてない注目を集めた。 デビュー以来 “一番チケットが取れないピアニスト” 反田恭平が日本人として51年ぶりに2位、 前回大会も活躍した小林愛実が4位とダブル入賞をはたし、YouTuberとしても活躍する角野隼斗、 進藤実優、牛田智大、沢田蒼梧らの日本勢も大健闘した。 さらに、優勝したブルース・リウ、同率2位のガジェヴ、3位のガルシア・ガルシアなど、予選・本選を戦ったピアニストたちは皆レベルが高く個性的で、彼らは既存の価値観を覆すような “革命的な” 演奏を見せた。 これまでと大きく変わった今大会の現場では何が起こっていたのか? 音と言葉を自在に操る著者が検証する。
  • エンド・オブ・ライフ

    エンド・オブ・ライフ

    全国の書店員が選んだ「Yahoo!ニュース|本屋大賞 2020年 ノンフィクション本大賞 受賞作。 ベストセラー『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』の著者が、こだわり続けてきた「理想の死の迎え方」に真っ正面から向き合った。2013年に京都の診療所を訪れてから7年間、寄り添うように見てきた終末医療の現場を感動的に綴る。 「命の閉じ方」をレッスンする。 200名の患者を看取ってきた友人の看護師が病を得た。「看取りのプロフェッショナル」である友人の、自身の最期への向き合い方は意外なものだった。残された日々を共に過ごすことで見えてきた「理想の死の迎え方」とは。在宅医療の取材に取り組むきっかけとなった著者の難病の母と、彼女を自宅で献身的に介護する父の話を交え、7年間にわたり見つめてきた在宅での終末医療の現場を静かな筆致で描く。私たちに、自身や家族の終末期のあり方を考えさせてくれる感動ノンフィクション。
  • 沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

    沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

    2010年代初め、「沖縄の恥部」とまで言われた売春街が、浄化運動によって消滅した。戦後間もなく駐留する米兵たちによる性犯罪や性病の蔓延を緩和するための色街だった。著者は売春に従事する女性、風俗店経営者、ヤクザに綿密なインタビューを敢行。なぜ米兵や県外の観光客までこぞって遊びに訪れた色街は消されたのか? 沖縄の“もう一つの戦後史”を炙り出す比類なきノンフィクション。
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

    デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

    両手の指9本を失いながら“七大陸最高峰単独無酸素”登頂を目指した登山家・栗城史多氏。エベレスト登頂をインターネットで生中継することを掲げ、SNS時代の寵児と称賛を受けた。しかし、8度目の挑戦となった2018年5月21日、滑落死。35歳だった。彼はなぜ凍傷で指を失ったあともエベレストに挑み続けたのか? 最後の挑戦に、登れるはずのない最難関のルートを選んだ理由は何だったのか? 滑落死は本当に事故だったのか? そして、彼は何者だったのか? 謎多き人気クライマーの心の内を、綿密な取材で解き明かした第18回開高健ノンフィクション賞受賞作!
  • マチズモを削り取れ

    マチズモを削り取れ

    路上、電車、学校、オフィス、トイレなど、日本の公共空間にはびこる〈マチズモ=男性優位主義〉の実態をライターが徹底調査! ジェンダーギャップ指数、先進国でぶっちぎりの最下位――「関係ない」はもうありえない。夜道を歩くことの恐怖、通学・通勤中の痴漢被害、発言権を奪われる不条理……最も身近な日常の場面から、変わらないこの国の「体質」をあぶり出す!! 「大凡(おおよそ)日本に住む全(すべ)ての人に呼んでもらいたい一冊だ」(金原ひとみ)
  • 沈みゆく大国 アメリカ 〈逃げ切れ!日本の医療〉

    沈みゆく大国 アメリカ 〈逃げ切れ!日本の医療〉

    あなたは盲腸手術に200万円払えますか? 「医療への市場原理導入を防げ! あらためて国民皆保険の素晴らしさを啓発する良書」 日本医師会今村聡副会長推薦! リーマンショック以降、ますます巨大化するウォール街と多国籍企業群の最強タッグ。彼らが次に狙うのは、一〇〇兆円規模の日本の医療・介護ビジネスだ。世界が絶賛する〈国民皆保険〉に私たちが無関心でいるすきに、他国を次々に食い物にしてきた、強欲資本主義の魔の手がじわじわとのびる。急速に高齢化する日本は、世界規模のマネーゲームから逃げ切る事ができるのか? 気鋭のアメリカウォッチャーが、綿密な現場取材と膨大な資料を通し書き下ろした、待望の緊急出版。ベストセラー『沈みゆく大国 アメリカ』に続く驚愕の姉妹編! ■主な内容 ・「世界最速で高齢化する日本は、投資家たちのドリームランド」 ・「ヒトラーのやり方に学べ~経済財政諮問会議」 ・「超高速な新薬承認のウラ」 ・「国民皆保険は邪魔だからなくせ!(by アメリカ)」 ・「TPPより怖いTiSAって何?」 ・「お年寄りは早く死んでね(後期高齢者医療制度)」 ・「給料安くて介護職員が辞める? じゃあ外国人で!」 ・「高齢化が医療を破綻させるは、ウソ? ホント?」 ・「何が医療費を押し上げているのか?」 ・「医師は足りている? 余っている?」 ・「給食で医療費を下げる!」 ・「国の責任転嫁を逆手にとろう」 ・「総理、医療を成長産業にしましょう!」 ■目次 序章 「臨終」の格差 第一章 オバマもびっくり! こんなにアメリカ化していた日本医療 第二章 (株)アメリカに学ぶ、大衆のだまし方 第三章 マネーゲームから逃げ出すアメリカ人 第四章 逃げ切れ! 日本
  • 十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」

    十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」

    昭和20年4月1日。少年・矢島喜八郎、のちの作家・西村京太郎は、エリート将校養成機関「東京陸軍幼年学校」に入学した。8月15日の敗戦までの、短くも濃密な4か月半。「天皇の軍隊」の実像に戸惑い、同級生の遺体を燃やしながら死生観を培い、「本土決戦で楯となれ」という命令に覚悟を決めた――。戦時下の少年は何を見て、何を悟ったのか。そして、戦後の混乱をどのように生き抜いて作家となったのか。本書は、自身の来歴について、著者が初めて書き下ろした自伝的ノンフィクション。いまこそ傾聴したい、戦中派の貴重な証言である。【目次】第一章 十五歳の戦争/第二章 私の戦後――特に昭和二十年(前半は戦争、後半は平和だった時代)/第三章 日本人は戦争に向いていない/主要参考文献
  • 恋するソマリア

    恋するソマリア

    内戦が続き無政府状態のソマリア。だがそこには、現代のテクノロジーと伝統的な氏族社会が融合した摩訶不思議な世界が広がっていた。ベテランジャーナリスト・ワイヤッブや22歳にして南部ソマリアの首都で支局長を務める剛腕美女ハムディらに導かれて、著者はソマリ世界に深く足を踏み入れていく――。世界で最も危険なエリアの真実見たり! “片想い”炸裂の過激ノンフィクション。
  • 最恐見聞録 海の怪

    最恐見聞録 海の怪

    <リング>シリーズは、「貞子」の名とともに、世界中に日本ホラーの底深さを知らしめた。「心地よい恐怖に浸るうちに怪異な闇に呑み込まれてゆく極上のミステリーに酔い痴れました」と稲川淳二氏が絶賛する本書は、25年に及ぶ自身の航海経験を中心に、海の仲間や知人友人から聞いたもの。遠洋漁業に出たマグロ漁船。荒くれ者たちが集まる船内で、ある船員が胸を刺されて死亡。船長は、無人島で遺体を火葬して隠蔽するが!?(「漂流する足首」)船の運航会社を経営する男性は、中古の豪華クルーザーの代行保守を任される。だが、船内で次々と怪異が起こり!?(「船の事故物件」)など、本当にあった海の怖い話。
  • 永遠なる「傷だらけの天使」

    永遠なる「傷だらけの天使」

    ショーケンこと萩原健一と水谷豊との名コンビが躍動した伝説のテレビドラマ『傷だらけの天使』。 1974年10月から1975年3月まで放送された本作は、鬼才・気鋭の映画監督や脚本家が招聘され、斬新な演出とセンシブルな物語を紡いでいく不朽の名作となった。 本書では、ファッションや音楽など当時の若者カルチャーの最先端を行き、現在に至るまで多くのクリエイターにも影響を及ぼしたこの番組の多くの関係者へ、新たに取材を敢行。 放送開始から50年の節目に、なぜ『傷だらけの天使』はいまだわたしたちの心に残り続けるのか、その理由と価値を問う。 ◆目次◆ 第1章 『傷だらけの天使』前夜 第2章 企画と制作準備――今までなかったテレビドラマを 第3章 嵐のシリーズ前半――鬼才監督たちの競演 第4章 路線変更――そして、伝説に 第5章 『傷だらけの天使』全26話あらすじと解説 第6章 その後の『傷だらけの天使』
  • 愛し続ける私

    愛し続ける私

    芸能生活60年を迎えて、ますます輝く、日本の映画・TV・演劇界を代表する女優・十朱幸代の初の自叙伝。 若くして黎明期のテレビ界に飛びこみ、絶大な人気を誇って以来、ずっと演じることを第一に生きてきた彼女。 その、青春、昭和のスタアたちとの交友、熱く枯れない芝居への想い、病との闘い、そして数々噂されてきた恋の真実とは……!? 死亡説も流れたほどの大手術を経て、75歳を迎えた今思う「孤独と自由の楽しみ方」、「美と健康のための秘訣」など、人生100年時代の知恵も充実。 今だから明かせる話が満載! 「ひたむきな女」の生き方を、瑞々しく記した一冊。 電子版では一部掲載されていない写真があります。 ●この本の見どころ ・豊富な写真と文章で昭和~平成のテレビ界、映画界、演劇界とその内幕が体感できる ・「私」と「恋」と「結婚」と。取捨選択に悩む女性の姿は、世代を超えて共感! ・「みんな最後はひとり」。人生100年時代を明るく生きるヒントと勇気が湧いてくる ・あの人とのことは……真実? 気になる恋愛、ビビッドな思い出を、初めて自分の言葉で振り返る 十朱幸代 1942年11月23日東京・日本橋生まれ 俳優・十朱久雄と、母・光子との間に生まれる。中学生でモデルを始め、見学に訪れたNHKでスカウトされ、『バス通り裏』の「元子」役に抜擢。以降、テレビ、映画、舞台、ラジオに活躍。 小坂一也氏との事実婚と別れを端緒として、華やかな恋と結婚の噂は常に話題の的となる。 1980年「第23回ブルーリボン賞・主演女優賞」受賞、2001年度「第27回菊田一夫演劇賞・大賞」受賞 1984~1996年「日本アカデミー賞優秀主演女優賞」5度にわたり受賞。 2014年「旭日小綬章」受章 1章 「バス通り裏」の青春 2章 駆け出し女優 3章 ひとつひとつ階段を上る 4章 脱皮 5章 ひたむきに愛して悩んで 6章 痛みと怖れに勝利 7章 自由と孤独を愛して ☆〈2章 駆け出し女優〉本文より(一部略) 初めて裕次郎さんの相手役で、一緒に映画に出させていただいたとき。 石原慎太郎さんのヨットをお借りして、ヨットでの撮影がありました。 油壺から沖に出て一日中撮影です。 待ち時間もすべて、ヨットで過ごすほかありません。しかも女性キャストは私ひとり。 心細い気持ちで船室でメイク直しをしていたら、通りかかった裕次郎さんが、 「強いなあ。こんな揺れるところでよくできるね!」 と、まるで友だちみたいにフランクに話しかけてくださって。 気分がパァッと明るくなりました。 何しろ大、大、大スタアの裕ちゃんでしたが、本当に気持ちのいい方なんです。 誰に聞いても、裕ちゃんのことは嬉しそうに話すんですよね。 みんな、裕ちゃんのことが大好きでした。
  • アイスダンスを踊る

    アイスダンスを踊る

    日本と世界のアイスダンス界。その現在地。 2020年に高橋大輔が転向して以来、フィギュアスケートのなかでもアイスダンスという競技に光が当たり始めた。 アイスダンスは「氷上の社交ダンス」とも呼ばれるが、世界的にはシングル競技と同じくらいの人気を得ている。 練習拠点の少なさやカップル競技ならではの難しさなど、アイスダンスをめぐる状況は厳しいものの、日本のアイスダンサーたちの試行錯誤と挑戦のうえに現在の道がある。 五輪出場を果たした歴代の日本の選手たちの証言はもちろん、世界で絶賛された名プログラム解説、日本と世界のアイスダンス界の実情や問題点を細やかに描く!
  • 愛と憎しみの豚

    愛と憎しみの豚

    牛や鶏と並んで日本の食文化に広く浸透する“豚”。この生き物は世界の国々でどう思われ、どう扱われているのか。コーランで禁忌とされる豚、食糧難解決のため大量飼育される豚、風刺画の中の豚。その存在は神聖か、不浄か。著者は真実を見極めるため、イスラム圏、旧ソ連圏を経て極寒の地、シベリアへ。豚を通して見えてくる文化、宗教、政治、歴史とは? 独自取材で挑む渾身のノンフィクション。
  • 愛と憎しみの豚【電子特別版】

    愛と憎しみの豚【電子特別版】

    【大幅加筆修正&写真満載の電子特別版!!】なぜ、豚は、世界中で好かれ、同時に、激しく嫌われるのか? 豚の謎を追って、灼熱のアラブから、イスラエル、東欧、そして、極寒のシベリアへ。“豚をめぐる冒険”が始まる。「インパラの朝」で第7回開高健ノンフィクション賞を受賞した著者による渾身のノンフィクション。電子化にあたり、単行本では収録されていない秘蔵写真20点以上を追加収録!!
  • あかるい死にかた

    あかるい死にかた

    「死にそうになったら延命治療なし 人工呼吸× 死んだら読経、戒名なし」という遺言を東日本大震災の年にしたためていた女優・木内みどり。2011年3月11日以降、彼女はそれまでとはがらりと生きかたを変え、政治・社会活動に積極的に参加し、脱原発や反戦運動などに奔走した。常に死を意識して、生きているうちにやれるだけのことを、と世界と日常を見つめ、日々発見をし、学習し、発信する。出張先で亡くなる直前まで元気に自らの思いを表現していた。最期も自分らしくありたいからと、亡くなる1年前には散骨の場所を見つけている。そんな彼女のあかるい死生観を、遺されたエッセイや、絵、お別れのために開催された「木内みどりさんを語りあう会」の様子から紡ぎだす。
  • アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極

    アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極

    デビュー作『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で2010年第8回開高健ノンフィクション賞、2011年第42回大宅壮一ノンフィクション賞、2011年第1回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞し、『雪男は向こうからやって来た』で2012年第31回新田次郎文学賞を受賞した若き冒険作家の最新作! 今なお命の瀬戸際まで人間を追いつめる酷寒の北極圏。19世紀、地図なき世界と戦い、還らなかった人々を追う、壮絶な1600キロ徒歩行! 人間の生と死をめぐる力強い物語!
  • 浅利慶太 劇団四季を率いた男の栄光と修羅

    浅利慶太 劇団四季を率いた男の栄光と修羅

    劇団四季を率い、日本を代表する演劇プロデューサーだった浅利慶太(一九三三~二〇一八年)。浅利は「演出家」の範疇を超え、ある時期には反体制の、また八〇年代以降においては国策に沿った文化的なキーパーソンとなり、ある種の「政商」としての存在感も示した。『ウェストサイド物語』『ジーザス・クライスト=スーパースター』『コーラスライン』『キャッツ』など、演劇界やミュージカル界を発展させた劇団四季主要作品の分析とともに、ショー・ビジネスの頂点に立った浅利がたどった劇的な軌跡を戦後日本の精神史の中で描く一冊。
  • 明日、野球やめます 選択を正解に導くロジック

    明日、野球やめます 選択を正解に導くロジック

    「40歳まで遊撃手を守る」「試合に出続ける」という目標をみごとに体現したプロ野球人生18年間。 NPB歴代2位の1939試合連続出場、遊撃手としては歴代1位となる667試合連続フルイニング出場という輝かしい軌跡を辿るとともに、誰にも言わなかった苦悩の日々を初めて本書で明かします。 さらに、プロ野球という個性派集団の中で“ポジション”を守り抜いた著者ならではの思考・発想も紹介!
  • アセクシュアル アロマンティック入門 性的惹かれや恋愛感情を持たない人たち

    アセクシュアル アロマンティック入門 性的惹かれや恋愛感情を持たない人たち

    LGBTに関する議論から取りこぼされてきたものがある。それが「アセクシュアル」「アロマンティック」などのセクシュアリティだ。アセクシュアルとは「他者に性的に惹かれない」という指向で、アロマンティックとは「他者に恋愛的に惹かれない」指向をいう。私たちは「誰しも他者を恋愛的な意味で『好き』になったり、性的な関係を持ちたいと思ったりするはずだ」という前提で日々を過ごしがちだが、そういった思い込みは彼らの存在を否定することになる。本書ではアセクシュアルやアロマンティックの人々の経験や置かれている状況、歴史、そして関連する用語や概念を詳細に解説し、性愛や恋愛の「常識」を再考する。
  • アティカス、冒険と人生をくれた犬

    アティカス、冒険と人生をくれた犬

    アメリカ東部、ニューベリーポート。ひとりで新聞を発行する著者トムは、独身の太った中年男だ。ひょんなことから犬を飼い、初めて念願の家族を得る。ミニチュア・シュナウザーのアティカスと登山をはじめると、ふたりともたちまち夢中になった。アティカスはトムを先導し、山頂で悠然と景色を堪能する。山に通ううちに、疎遠だったトムと父親の距離も少しずつ近づいてきた。やがて友人のがんをきっかけにチャリティ登山に挑み、1シーズンで1200メートル以上の冬山、81峰登頂を成し遂げ、多くの寄付を集める。ところが町に戻ると、アティカスの様子が急変した――。アティカスのおかげでどんどん変わる人生。トムは次の一歩を踏み出した。
  • あなたの隣にある沖縄

    あなたの隣にある沖縄

    沖縄は好きですか? 年に何回くらい行きますか? 現地に行かずとも沖縄を感じられるものがあるといいですよね。身近な草花や歌謡曲、TVのヒーローものや美術作品など、あなたが触れる身近なものに、実は沖縄とのリンクが存在します。それらを頼りに、沖縄の歴史や現在抱えている問題を見つめ直し、未来を照射する。中世のグスク(城)、学童集団疎開、ハンセン病、基地問題……。丹念な取材で、曖昧な知識を確かな認識へと昇華させた、ヤマトンチュによる沖縄をたどる旅。著者の真骨頂といえるノンフィクション!
  • #あなたを幸せにしたいんだ 山本太郎とれいわ新選組

    #あなたを幸せにしたいんだ 山本太郎とれいわ新選組

    本書では、「総理になる」と公言して憚らない山本代表が党立ち上げの経緯、常識破りの選挙戦の舞台裏、そして注目の「次なる一手」を綴る。 さらに、重度障害者、創価学会員、元東京電力社員、女性装の東大教授、元コンビニオーナー、環境保護NGO職員、元外資系為替ディーラー、シングルマザーで元派遣労働者と、いずれも「今の日本が抱える課題の当事者」として参院選に立候補した“れいわメンバー”全員のベストスピーチとロングインタビューを収録。 彼らの戦いはこれからが本番だ。この一冊で“れいわ旋風”のすべてがわかる!
  • アニメ聖地移住(インターナショナル新書)

    アニメ聖地移住(インターナショナル新書)

    2016年にヒットした映画『君の名は。』以降、アニメの舞台になった場所を巡るアニメ“聖地巡礼”は社会に広く知られるようになり、“聖地巡礼”はファンによる活動の一ジャンルとして定着した。さらに近年、巡礼にとどまらず、その土地の魅力に惹かれて移住する人が増えている。この“聖地移住”が、現代人のライフスタイルや地域再生においてどのような意味をもつのか、その実態に迫る。
  • アフリカ 人類の未来を握る大陸

    アフリカ 人類の未来を握る大陸

    2050年、アフリカ大陸の人口は25億人に迫り、世界の4人に1人が「アフリカの人」になると言われている。人口激増は食糧問題や経済発展、環境破壊に大きな影響を及ぼす。つまり、人類全体の未来は、アフリカを抜きには語れないということだ。そのアフリカは、経済発展している一方で、砂漠化、飢餓、貧困、紛争など、グローバル資本主義の矛盾も多く抱えている。アフリカはこの先どうなっていくのか? その現状と未来を、現役NHK特派員が現地からレポート!
  • 安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ

    安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ

    コロナ禍の今、日本は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以来の国家的危機に直面している。この歴史的な国難に対して、当時首相であった安倍晋三と菅直人はどのように対処したのだろうか。危機に際して国民に何を語り、国民をどう守るかは政治家の最優先事項であり、時の政府の姿勢は、国民に対する本音を浮き彫りにする。安倍元首相は常々、民主党政権を「悪夢」と呼んでいたが、はたして安倍政権は菅直人政権をこんなに非難できるほど優れていたのか。そこで、両者の「危機の認識力」「国民への言葉」「権力の使い方」「補償」など個々の対応を徹底比較し、危機における、あるべきリーダーシップを考察。最後に安倍政権を引き継いだ菅(すが)政権のコロナ対応も評価する。10年前の記憶・記録を掘り起こすことで、今の自民党政権の“実態”が明らかになる!
  • 天草エアラインの奇跡。

    天草エアラインの奇跡。

    「社長室の壁を取っ払ってください!」新社長の一言が風を起こす。50人足らずの社員たちが有機的に動き出し、彼らの熱が外部からの応援者も呼び寄せた。経営危機からのV字回復。飛行機を一機しか持たない、日本最小の航空会社が奇跡的に復興した、現代のおとぎ話。その秘密に迫るべく、社員一人ひとりに寄り添って取材したドキュメント。熊本地震や世界遺産登録を経ての天草の現状も追加取材。
  • 天草エアラインの奇跡。赤字企業を5年連続の黒字にさせた変革力!

    天草エアラインの奇跡。赤字企業を5年連続の黒字にさせた変革力!

    たった一機の飛行機しかない日本最小の航空会社、熊本の天草エアラインは赤字経営が続き倒産寸前にまで追い込まれていた。しかし2009年、新社長の就任で会社の空気が一変する。彼らが黒字への奇跡のV字回復を達成した秘密とは? どうして日本一小さい航空会社が日本一有名な地域航空会社になりえたのか? さまざまな変革をもたらした社長だけではなく、自分がまかされた仕事の中で何ができるかを精一杯考えてきた整備部から営業部、パイロットやCAを1年半にわたって密着取材。さらに強力なサポーターである小山薫堂やパラダイス山元への取材を通して描いた企業回生の物語。
  • アメリカのいちばん長い戦争

    アメリカのいちばん長い戦争

    1975年4月30日。かつて「アメリカ史上最長の戦争」だったヴェトナム戦争が、大きな挫折に終わった日から50年。その一部は新たな「最長の戦争」となったアフガン戦争終結までの日々とも重なる。ケネディ政権時代に始まり、ニクソン/フォード政権期に終わったはずの戦争は、その後も長く遺恨を残していまに至る。ふたつの「いちばん長い戦争」のあいだに起こったことは何か。そこで残されたものは何か。現代アメリカの「分断」の源流をたどる、新たな視角から直視したアメリカの政治文化と社会の現代史。
  • アメリカのプロレスラーはなぜ講道館柔道に戦いを挑んだのか 大正十年「サンテル事件」を読み解く

    アメリカのプロレスラーはなぜ講道館柔道に戦いを挑んだのか 大正十年「サンテル事件」を読み解く

    一九二一年三月、講道館の嘉納治五郎の制止を振り切る形で柔道家と米国の強豪プロレスラーが靖国神社境内にて相まみえた。試合後に嘉納が門下生に処分を科して幕引きとなった一連の出来事は、「サンテル事件」と呼ばれる。本書はまず二〇世紀初頭に米国で人気を博した異種格闘技の興行に遡り、なぜ「サンテル事件」に至ったのかを明らかにする。それは同時に、やがてアントニオ猪木の異種格闘技戦が大きな流れをつくり現在のMMA(総合格闘技)に到達する原点ともなった、この歴史的一戦の意義を問い直す試みである。プロとは、興行とは、真剣勝負とは?
  • アメリカの未解決問題

    アメリカの未解決問題

    ドナルド・トランプが再選された2024年の米大統領選挙と並走しながら、米国を見つめてきた注目の論客二人が緊急対談! 超大国のリアルと、山積する“未解決問題”について徹底的に議論する。「反ユダヤ主義」には過剰反応しつつイスラエルのジェノサイドを黙認する大手メディアの矛盾、中国やロシアの言論統制を糾弾しつつ米国内のデモ取り締まりは擁護する自国の民主主義への絶望――。今、アメリカの価値観は一体どうなっているのか。民主主義の真実〈リアル〉とは? メディアの偏見〈バイアス〉とは? 日本が影響を受けざるをえない国の分岐点と未来、そして新たな日米関係のあり方が見えてくる一冊。
  • 争うは本意ならねど 日本サッカーを救った我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール

    争うは本意ならねど 日本サッカーを救った我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール

    我那覇和樹を襲った、日本サッカー史上最悪の冤罪事件。沖縄出身者として初の日本代表入りを果たした彼のキャリアは、権力者の認識不足と理不尽な姿勢により暗転した。チームやリーグと争いたいわけではない。ただ、正当な医療行為が許されない状況を何とかしなければ。これは一人の選手と彼を支える人々が、日本サッカーの未来を救った苦闘の記録である。覚悟と信念が宿るノンフィクション。
  • アルゴリズム・AIを疑う 誰がブラックボックスをつくるのか

    アルゴリズム・AIを疑う 誰がブラックボックスをつくるのか

    生成AIを筆頭に新しい技術の進歩は増すばかりの昨今。SNSや検索エンジンなどの情報は「アルゴリズム」によって選別されている。しかし私たちはそのしくみを知らないままで利用していることも多い。アルゴリズムを紐解くことは、偏った情報摂取に気づき、主体的にメディアを利用する第一歩なのである。本書は、GoogleやAmazon、X、食べログなどを例に、デジタル・メディアやAIのしくみを解説。ブラックボックス化している内部構造への想像力を高めることを通じて、アルゴリズム・AIを疑うための視点をわかりやすく解説、提示する。メディア・リテラシーのアップデートを図る書。
  • アントニオ猪木とは何だったのか

    アントニオ猪木とは何だったのか

    2022年10月1日、享年79。 不世出のプロレスラー、アントニオ猪木は死んだ。 わたしたちは「猪木ロス」を乗り越えて、問わなければならない。 わたしにとって、あなたにとって、プロレス界にとって、時代にとって、社会にとって、アントニオ猪木という存在は何だったのか。 アントニオ猪木とは果たして何者だったのか。 哲学者から芸人まで独自の視点を持つ7人の論客が、あらゆる枠を越境したプロレスラー、アントニオ猪木という存在の謎に迫る。 全て書き下ろし。 ◆目次◆ 壁抜けしつつ留まる猪木――入不二基義 馬場派からの猪木論――香山リカ A LONG TIME AGO……――水道橋博士 存在無意識に生きたプロレスラー――ターザン山本 1000万人に届く言葉を求めた人――松原隆一郎 アントニオ猪木 あれやこれやの語――夢枕 獏 猪木について考えることは喜びである――吉田 豪
  • 言い訳【無料試し読み小冊子1】
    無料あり

    言い訳【無料試し読み小冊子3】

    【「ヤホー!」では調べられません!】「集英社新書プラス」での著者インタビュー(1)に加え、サンドウィッチマン・伊達みきおとの対談、『言い訳』の試し読み(1)を収録した無料電子小冊子第一弾です。M-1チャンピオンになれなかった塙だからこそ分かる歴代王者のストロングポイント、M-1必勝法とは? 「ツッコミ全盛時代」「関東芸人の強み」「フリートーク」などのトピックから「ヤホー漫才」誕生秘話まで、<絶対漫才感>の持ち主が存分に吠える。M-1審査員として名を轟かせた芸人が漫才を徹底解剖。令和の漫才バイブル、ここに誕生。

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  • 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

    言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

    2018年、M-1審査員として名を轟かせた芸人が漫才を徹底解剖。M-1チャンピオンになれなかった塙だからこそ分かる歴代王者のストロングポイント、M-1必勝法とは? 「ツッコミ全盛時代」「関東芸人の強み」「フリートーク」などのトピックから「ヤホー漫才」誕生秘話まで、“絶対漫才感”の持ち主が存分に吠える。どうしてウケるのかだけを40年以上考え続けてきた、「笑い脳」に侵された男がたどりついた現代漫才論とは? 漫才師の聖典とも呼ばれるDVD『紳竜の研究』に続く令和時代の漫才バイブル、ここに誕生!
  • 粋 北の富士勝昭が遺した言葉と時代

    粋 北の富士勝昭が遺した言葉と時代

    「北の富士らしく笑って死ね」――直筆の手帖にはこう書かれていた。 2024年11月12日、82歳での別れから1年。「第52代横綱」として、「千代の富士と北勝海、ふたりの名横綱を育てた九重親方」として、「NHK大相撲中継の名解説者」として、昭和・平成・令和と3代にわたり、土俵と人を愛し続けた北の富士勝昭。 大相撲中継で約25年間タッグを組んだ、元NHKアナウンサーである著者が書き残していた取材メモや資料、放送でのやりとりやインタビューなどを中心に、肉親である妹、50年来の親友、行きつけの居酒屋の店主と女将など、素顔の故人を知る人物たちにも新規取材。「昭和の粋人」、北の富士勝昭の魅力あふれる生涯と言葉を、書き残すノンフィクション。 解説者同士としてのやりとりも人気だった、舞の海秀平との特別対談も収録。 【目次】 はじめに 第1章 出会い/第2章 少年時代/第3章 出世/第4章 独立と初優勝/第5章 北玉時代/第6章 引退/第7章 九重親方/第8章 語りの天才/第9章 別れのとき 特別対談 舞の海秀平×藤井康生「北の富士さんのいない放送席で」 おわりに 【著者プロフィール】 ふじい・やすお/昭和32年1月7日生まれ、岡山県倉敷市出身。岡山朝日高校、中央大学法学部を経て、昭和54年4月、日本放送協会(NHK)入局。43年間のアナウンサー職を経て、令和4年1月、NHKを退局。大相撲は昭和 59年七月場所から約 38年間担当した。現在はフリーアナウンサーとして「ABEMA大相撲 LIVE」で実況を担当。公益財団法人日本相撲協会記者クラブ会友、JRA日本中央競馬会記者クラブ会友など多方面で活躍。
  • 生きて還る 完全試合投手となった特攻帰還兵 武智文雄

    生きて還る 完全試合投手となった特攻帰還兵 武智文雄

    「桜花」特攻隊から奇跡の生還を遂げた武智(旧姓・田中)文雄は、実業団・大日本土木を経て、新生・近鉄パールス契約第1号選手となる。昭和三十年には、プロ野球史上二人目、パ・リーグ第1号の完全試合を達成。シーズン途中の理不尽なルール変更によるチーム消滅の危機には、大車輪の活躍で10ゲーム差を大逆転……。野球とは、「生きてホーム(家)に還る」スポーツ。「生きて還ってきた男」の痛快な野球人生を描く戦後史発掘ノンフィクション。
  • 戦雲 要塞化する沖縄、島々の記録

    戦雲 要塞化する沖縄、島々の記録

    戦力配備が進む南西諸島の実態に迫った8年の記録 「圧殺されたのは沖縄の声だけではない。 いつか助けを求める、あなたの声だ」 ◆内容◆ アメリカと日本政府が主導する、近隣諸国を仮想敵とした防衛計画のもと、戦力配備が続く沖縄、南西諸島は予断を許さない状況が続いている。基地の地下化、シェルター設置、弾薬庫大増設、離島を含む空港と港湾の軍事化が、民意をよそに急ピッチで進んでいるのだ。著者は2015年以来、沖縄島のみならず与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島など島々を歩き、実態を取材してきた。 2022年末の安保三文書では「南西諸島にミサイルを並べ、最悪の場合報復攻撃の戦場になるもやむなし」という現地の犠牲を覚悟したものであることも暴露された。本土メディアがこの問題をほとんど報じない中、沖縄から日本全土に広がる戦雲の予兆に警鐘を鳴らす。
  • 石橋湛山を語る いまよみがえる保守本流の真髄

    石橋湛山を語る いまよみがえる保守本流の真髄

    世襲、裏金、カルトとの癒着、経済失政、そして、アメリカに何もものが言えない自民党政治。この自民党の源流は岸信介・清和会にあると言える。しかし戦後、岸やGHQとも一線を画す、保守本流の源流となった政治家がいた。石橋湛山。その湛山に今、国内外から注目が集まっている。そこで湛山の孫弟子である元衆議院議員の田中秀征と、湛山に関する著作もある評論家の佐高信が、彼の思想や真髄を語り、日本政治に必要な保守本流の考え方、政治家像、日本はこの先世界でどうふるまって行くべきかという改革の方向性を語り尽くす。
  • 移植病棟24時

    移植病棟24時

    ヘリコプターで重症患者が絶え間なく運びこまれるマイアミ大学病院。ディズニーランドに行きたいと願う難病の少女、娘にアメリカで移植手術を受けさせるため必死で募金を集める日本人の両親…生と死がせめぎあう移植ERで、さまざまな事情を抱えた患者たちの命のドラマが繰り広げられる。卓越した手術技術から「神の手」と呼ばれる日本人外科医が体験した、メディカル・ヒューマンドラマ!
  • 移植病棟24時 赤ちゃんを救え!

    移植病棟24時 赤ちゃんを救え!

    重篤な先天的な疾患とともに生まれてきた彩花ちゃんの両親に希望を与えたのは、多臓器移植でいのちをとりとめた、同じような病を持つ1歳児・大橋陽佑ちゃんのニュースだった。両親は、縋るような気持ちで執刀医の加藤医師にメールを送る……。前例がほとんどなかった、乳幼児の多臓器移植の現実と、手術を受けた子ども達のその後を、克明に綴る「いのちの現場」からのリアルレポート。
  • 異端のチェアマン 村井満、Jリーグ再建の真実(集英社インターナショナル)

    異端のチェアマン 村井満、Jリーグ再建の真実(集英社インターナショナル)

    日本プロスポーツ界に確固たる地位を築くJリーグが、実は長年、人気低迷と資金繰りにあえいできたことはあまり知られていない。この再建を託されたのがリクルート出身という異端の経歴をもつ5代目チェアマン、村井満だ。ビジネスの現場で培った経験をもとに抜本的な改革に取り組むが、スキャンダルや災害、さらには新型コロナ禍が追い打ちをかけ、リーグの存続さえ危ぶまれる。この危機をいかにして乗り越え、再建を果たしたのか? Jリーグ村井体制の激動の8年間を描き出す。
  • 一億総貧困時代

    一億総貧困時代

    性的虐待の果て、父親の子どもを産んだ女性。長年の介護生活の果て、両親とともに死のうと川に車で突っ込み、娘だけが生き残った「利根川一家心中事件」。介護離職から路上へ、そして支援者となった男性――。ごく一部の富裕層を除き、多くの人々にとってすでに他人事ではない「貧困/自己責任大国」日本の現実とその構造を、さまざまな「当事者」たちへの取材を通して、平易な言葉であぶり出す。疲弊する個人と社会に、今、どんな処方箋がありうるのか。<貧困問題>を10年以上にわたりさまざまな角度から追ってきた著者による、いままさに、切実な1冊。超格差・超高齢化社会の中で、今後、必然的に<弱者>となる多くの私たちは、どう生き抜くことができるのか? 奨学金、ブラック企業、性産業、そして原発事故や外国人労働者問題など、現代のこの国に潜む、あらゆる「貧困」に斬り込んだ渾身の一冊。
  • 1945 最後の秘密

    1945 最後の秘密

    人は戦時下で、どう生きようとしたのか――。 「ヘルダイバーズ」と呼ばれた真珠湾攻撃隊の青春。 アフリカを攻撃した「特殊潜航艇」日本兵の最期。 「空母赤城」整備兵が語るミッドウェイ海戦とその後。 101歳の元満州国官僚が死の直前に綴った最後の「極秘計画」。 回天が配備された八丈島の疎開船「東光丸」の悲劇。 原爆に奪われた「元タカラジェンヌ」園井恵子の希望。 国家に背いて全市民の「原爆疎開」を決断した新潟県知事の覚悟。 「あの戦争」と「いま」をつなぐ7つの物語。
  • いつも鏡を見てる

    いつも鏡を見てる

    「極端に言ったらさ、フロントガラスの向こうに日本が見えてるんだと俺は思うよ」(本文より)物語の時代は昭和、平成、令和。舞台は京都、大分、東京。オイルショック、バブルの熱狂と崩壊、聖域なき構造改革、リーマンショック、そして、新型コロナウイルス……。常に時代を乗せて、時代に翻弄されて、走り続けるタクシードライバーたちが、あるタクシー会社で交差する。彼らが背負ってきたものとは? そして運転席から見つめてきた日本とは? タクシードライバーの職務経験を持つ著者が、様々な背景を持つ多くのドライバーたちの人生を徹底取材して描く、ドラマティック・ノンフィクション!
  • 犬と歩けばワンダフル 密着!猟犬猟師の春夏秋冬

    犬と歩けばワンダフル 密着!猟犬猟師の春夏秋冬

    信州にくらす猟犬と猟師に密着! 知られざるワンダフルワールドへようこそ! 盲導犬、警察犬、麻薬探知犬……。犬はいろいろいるけれど「猟犬」ってどんな犬? ペットの犬とどう違う? 猟師との間にどんな絆が? 好奇心を胸に「猟犬猟師」と山に入れば、驚きのてんこ盛り。わが家のワンコを見る目が変わるドキュメンタリー。 馳 星周氏絶賛! 「太古の時代、人と犬は狩りのパートナーだった。現代においては猟師こそがあるべき犬との姿を貫いている。そこにあるのは愛と信頼。美しい絆に心が震える」 【まえがきより】犬を使った狩猟は昔から行われていて、とりたてて珍しくもない。「一犬、二足、三鉄砲」と言われるように、狩猟では優れた相棒である犬と山を歩くことの大切さが説かれてきた。数こそ少ないが、ひとりで犬を連れて山に入る猟師もいる。でも、僕が出会った猟師はちょっと、いや、かなり変わった人なのだ。犬が好きすぎるのである。あまりにも好きだから、「そんなに必要なのか?」と思わずにいられない頭数を連れていき、かえって効率の悪い猟になることもしばしば。それでもまったく気にすることなく、日が暮れるまで家へ帰ろうとしない。そういう人をどう呼べばいいかと考えて、「猟犬猟師」と命名した。
  • 猪木と馬場

    猪木と馬場

    “燃える闘魂”と“東洋の巨人”の終わりなき物語。 昭和のあの頃、金曜夜8時に「男の子」はみんなテレビの前にいた――。 アントニオ猪木とジャイアント馬場は力道山門下で同日デビューし、やがて最強タッグ「BI砲」で頂点に上り詰めた。 その後、独立してそれぞれの道を歩み、二人は仁義なき興行戦争へと突入していく。 プロレスラーとしての闘いからプロデューサーとしての闘いへ。 猪木と馬場のライバル物語を追うことは、もちろん日本のプロレス史を辿ることであるが、本書の内容はそれだけではない。 プロレスの本質を理解するための視座を伝える一冊である。
  • 生命の旅、シエラレオネ

    生命の旅、シエラレオネ

    ひとつでも多くの生命を救いたい。国境なき医師団の小児科医のエボラとの壮絶な戦いや葛藤、かわいい患者のこどもたちの姿を通し、生命とは何か、利他とは何かを問う感動のノンフィクション。2014年12月、西アフリカのシエラレオネ共和国。致死率の高さから「殺人ウイルス」と恐れられるエボラウイルス病の治療センターに、「国境なき医師団」の小児科医として著者は派遣される。あっという間に生命が奪われていく壮絶な現場で出会ったのは、家族をなくしながらも必死に耐えて明るさを失わず、他のこどもの世話を買って出るこどもたちだった。前任地の南スーダンでの活動によるPTSDに苦しみ、生きる意味を見出せなくなっていた著者は、彼らによって次第に再生へと導かれて行く――。第20回開高健ノンフィクション賞最終候補作。
  • イマジナリー・ネガティブ 認知科学で読み解く「こころ」の闇

    イマジナリー・ネガティブ 認知科学で読み解く「こころ」の闇

    認知科学の概念「プロジェクション」とは、自分の内的世界を外部の事物に重ね合わせるこころの働きのこと。プロジェクションには “推し”の存在に生きる意味を見出すようなポジティブな面がある一方で、霊感商法、オレオレ詐欺、陰謀論、ジェンダー規範など、他者によってこころを操られたり自分自身を無意識のうちに縛ったりすることでネガティブな問題を生じさせる面もある。実際には起きていないことや存在しないものを想像して現実に投射できるがゆえに生まれる「イマジナリー・ネガティブ」を認知科学の視点で考察する一冊。
  • 癒されぬアメリカ 先住民社会を生きる

    癒されぬアメリカ 先住民社会を生きる

    『ヒルビリー・エレジー』では決して描かれることのない悲哀……。トランプ政権下のアメリカ、もうひとつの今。あらゆる局面を「取り引き」になぞらえる今日のトランプ政権下にあっては、アメリカ先住民社会もまた、かつてない苦境に立たされている。ネイティブ・アメリカンは何を守り、何を奪われてきたのか。貧困、ドラッグ、アルコールに染め抜かれたコミュニティを通して見える悲哀、アメリカ社会の実相に迫る。開拓者精神、古きよきアメリカ、正義の国……。今日の米国が掲げる「理想」によって徹底的に踏みにじられてきたのが、先住民の存在だ。無二の研究者が交流を通じて記録したノンフィクション。
  • 医療再生 日本とアメリカの現場から

    医療再生 日本とアメリカの現場から

    医師不足や医療不信が同時多発的に拡大し、社会問題化した「医療崩壊」は、その後どのような道を辿ったのか。本書では、繰り返される医療事故をはじめ、「医療崩壊」後の日本医療が今なお抱える問題を、独自の職業観や医局運営術も交えながら検討し、米国での無給研究員時代より続く著者自身の実践から捉え直す。新医療事故調査制度や新専門医制度などの相次ぐ制度改革や、アメリカ型医療の流入といった目まぐるしい変化について、日米両国の現場で外科医療に携わった体験を交えて考察した一冊。【目次】はじめに/第一章 米国医療の光と影/第二章 日本の医療はなぜ崩壊したのか/第三章 外科医療はトキメキの宝庫/第四章 意識改革で外科医局再生――トキメキと安らぎのある村社会/第五章 日本医療の未来像/参考資料 「読売新聞」連載コラム
  • インディーゲーム中毒者の幸福な孤独

    インディーゲーム中毒者の幸福な孤独

    人生のどこかの瞬間と響き合う、個人的なゲームたち―― 異能のアニメーション作家による唯一無二のエッセイ集。 戦火のウクライナ発の奇怪な経営シミュレーション、セラピストと絵文字だけで会話するゲーム、認知症患者となりその混乱や不安を体験…… 「数多くの個人的なゲームたちと確かに交流したのだという幸福な錯覚は、自分と世界との距離を見つめ直そうとする私に流れる孤独な時間を、今も静かに支え続けてくれている」(本文より) 【目次】 ▼はじめに ▼まるでボトルレターのように ▼オーダーメイドゲーム作家 ▼祖母を見舞う ▼アルツハイマー病患者の苦悩と孤独 ▼トイレットシミュレーターの世界 ▼自家製マリオワールド ▼常識はずれのゲーム達2021 ▼語られたがった布団の中の物語 ▼戦火の中でリリースされたゲーム ▼誤解の中で呼吸するヒロイン ▼老後も遊べるゲーム ▼本から広がる言葉の宇宙 ▼誰とでも共作できる美術館 ▼暗い橋の上から ▼人間臭いゲームたち ▼正解の無い会話 ▼めくるめく無慈悲な肯定 ▼終わらせなければ、終わらない
  • インド残酷物語 世界一たくましい民

    インド残酷物語 世界一たくましい民

    世界有数の大国として驀進するインド。その13億人のなかにひそむ、声なき声。残酷なカースト制度や理不尽な変化にひるまず生きる民の強さに、現地で長年研究を続けた気鋭の社会人類学者が迫る! 日本にとって親しみやすい国になったとはいえ、インドに関する著作物は実はあまり多くない。 また、そのテーマは宗教や食文化、芸術などのエキゾチシズムに偏る傾向にあり、近年ではその経済成長にのみ焦点を当てたものが目立つ。 本書は、カーストがもたらす残酷性から目をそらさず、市井の人々の声をすくいあげ、知られざる営みを綴った貴重な記録である。 徹底したリアリティにこだわりつつ、学術的な解説も付した、インドの真の姿を伝える一冊といえる。 この未曾有のコロナ禍において、過酷な状況におけるレジリエンスの重要性があらためて見直されている。 超格差社会にあるインドの人々の生き様こそが、「新しい強さ」を持って生きぬかなければならない現代への示唆となるはず。
  • インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日

    インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日

    【第7回開高健ノンフィクション賞受賞作】広大なユーラシア大陸を横断し、イスラム圏の国々を越えてアフリカ大陸へ――。絵葉書を売るカンボジアの少女に凜とした生きる意志を感じ、排他的な印象を抱いていたイランで受けた細やかな配慮に戸惑い、ザンビアでは貧富についての議論を交わす。周囲の声に惑わされず、自らの素直な感覚を頼りに47カ国を旅した著者が綴った684日間。
  • インパール作戦従軍記―葦平「従軍手帖」全文翻刻

    インパール作戦従軍記―葦平「従軍手帖」全文翻刻

    『麦と兵隊』の火野葦平は、兵士・報道班員として従軍し、戦地から20数冊の手帖を持ち帰った。戦場は中国大陸・マレー半島・比島・ビルマ・インドに及ぶ。勝ち戦から敗北の撤退戦までが、つぶさに記録されたその膨大な直筆の「従軍手帖」から、本書では「インパール編」6冊をその図版も含め活字化。加えて、同行した画家・向井潤吉のリアルな戦場スケッチも掲載。現役NHKディレクターが詳細に解説する立体構成。 【目次】「従軍手帖」解題 増田周子/凡例/インパール作戦概略図/手帖関連地図(ビルマ地区)/手帖関連地図(雲南・フーコン地区)/インパールへの道 渡辺 考/第1章 日本本土を発つ/第2章 司令部跡を拠点に/第3章 第三三師団拠点のティディムへ/第4章 最前線・インパールへの思い/第5章 画伯・向井潤吉との冒険行/第6章 白骨街道撤退/第7章 菊兵団が奮戦する雲南前線へ/第8章 帰国/もうひとりの主役 渡辺 考/解説 増田周子/資料編―手帖巻末控/インパール作戦「従軍手帖」関連年表/火野葦平年譜 増田周子/あとがき 玉井史太郎
  • ウクライナ侵攻とグローバル・サウス

    ウクライナ侵攻とグローバル・サウス

    ロシアによるウクライナ侵攻。 この暴挙は明らかな侵略戦争にもかかわらず、アフリカやアジアなどのグローバル・サウス諸国の一部は、ロシアに対して明確な非難姿勢を見せず、欧米と一線を画す態度をみせている。 この分断は、グローバル・サウスのグローバル・ノースに対する不信感、さらには植民地主義時代から始まった西洋の軍事、経済による世界支配の終焉の表れなのではないだろうか。 ウクライナ戦争が浮き彫りにした、この大きな歴史的うねり・変化の深層を、ウクライナの戦場とアフリカ諸国の現地ルポを通して、NHK記者が立体的に描き出す。
  • 牛と土 福島、3.11その後。

    牛と土 福島、3.11その後。

    【第37回講談社ノンフィクション賞、第58回日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)受賞作】東日本大震災、福島第一原発事故で被曝地となった福島。警戒区域内の家畜を殺処分するよう政府は指示を出した。しかし、自らの賠償金や慰謝料をつぎ込んでまで、被曝した牛たちの「生きる意味」を見出し、抗い続けた牛飼いたちがいた。牛たちの営みはやがて大地を癒していく―。そう信じた彼らの闘いに光を当てる、忘れてはならない真実の記録。
  • 失われゆくものの記

    失われゆくものの記

    近江の琴糸、月瀬の奈良さらし、越後の筆匠、佐渡の人形遣い、雪の中の瞽女たち、信濃の山蚕、忘れられた巨桜たち……。昔ながらに手間と日数をかける職人の精緻な手仕事と、日本の山野の美は、まさに滅びようとしている。各地を訪ね、痛恨の思いと復興への願いをこめて書きしるす、記念碑的ルポルタージュ16章。
  • 虚ろな革命家たち ――連合赤軍 森恒夫の足跡をたどって

    虚ろな革命家たち ――連合赤軍 森恒夫の足跡をたどって

    第20回開高健ノンフィクション賞、史上最年少受賞! 「脱」というより、「没」政治化(a-political)が極限まで進んでしまった現代日本の若者にとって何を意味するのか。この困難な問題に「平成」生まれの三〇歳になったばかりのフリーランスライターが挑戦している点で出色である。――姜尚中(東京大学名誉教授) この作品の良さは、読む者に答えを示したことではなく、さらなる問いを投げかけたことだろう。――田中優子(法政大学名誉教授) すべてを政治化することの危険性、不安と恐怖から湧き上がる防衛意識など、現代においても重要な問題を提示しているのだ。――藤沢 周(芥川賞作家) 時代の「感触」は、このようにして人から人へと受け継がれていくのだろうか。ノンフィクションによる「経験の伝承」という視点からも素晴らしい作品と言えよう。――茂木健一郎(脳科学者) 今年三〇歳になる筆者が同世代の若者に対して、なぜ政治的なイシューを共有できないのかと向ける切実な問いかけだ。――森 達也(映画監督・作家) (開高健ノンフィクション賞選評より・五十音順) <連合赤軍事件とは。今、若者の目線で見つめ直す。> 大学院で学生運動について研究していた著者は、ある手紙に出合う。父から子への想いが綴られたその手紙は、12人の同志を殺害した連合赤軍リーダー森恒夫によるものだった。残酷な事件を起こした犯人像と、手紙から受ける印象が結びつかない筆者は、森恒夫の足跡(そくせき)を追い……。 なぜ28歳の青年・森恒夫は日本に革命を起こそうとしたのか、なぜ同志を殺害したのか、そしてなぜ自ら命を絶ったのか……。 その答えを求め、森の高校時代の同級生、北朝鮮に渡った大学時代の後輩、「総括」を生き延びた連合赤軍の元メンバー、よど号ハイジャック事件実行犯の一人・若林盛亮らと対話する。 ――誰だって、「彼」に成りうるのかもしれない。 開高健ノンフィクション賞を史上最年少で受賞した若き著者が、事件を追いながら、いつの世もつきまとう「政治と暴力」を解決するヒントを探る。
  • 冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場(集英社インターナショナル)

    冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場(集英社インターナショナル)

    冲方丁逮捕――。2015年8月、各マスコミがいっせいに報じた人気作家、まさかの「DV逮捕劇」。9日間にわたって東京・渋谷警察署の留置場に閉じ込められたのちに釈放され、その約2カ月後に不起訴処分が下された。冲方氏が、この体験からなにより衝撃を受け、失望を禁じえなかったのが、警察、検察、裁判所の複雑怪奇な実態だ。「容疑を認めさせようとありえないストーリーを持ちだす取り調べの刑事」、「体力を奪って被疑者を屈服させる前近代的な留置場のありよう」、「被疑者の言いぶんに聞く耳を持たず不起訴確定に時間をかける検事」、「勾留請求にただハンコを押すだけの裁判官」など…。そこで目の当たりにしたのは世間の常識などいっさい通用しない法律ゲームの世界であり、誤認逮捕や冤罪を生み出しかねない日本の刑事司法の「不条理な現実」だった! これを「悲劇」ととらえれば何も変わらない。自由を奪われた9日間で見た想像を絶する警察、検察、裁判所の実態をあえて「喜劇」として笑い飛ばせ! 『週刊プレイボーイ』の好評連載から大幅に加筆。150万部ベストセラー『天地明察』の作家がつづる前代未聞の留置場体験記!! 痴漢冤罪事件をテーマに、刑事司法の問題点を浮かび上がらせた映画『それでもボクはやってない』の周防正行監督との対談、担当弁護士のQ&Aも収録!
  • 海と生きる 「気仙沼つばき会」と『気仙沼漁師カレンダー』の10年

    海と生きる 「気仙沼つばき会」と『気仙沼漁師カレンダー』の10年

    「作り手の本気が伝わるカレンダー。 そのドキュメントを一気に読みました。 最後には、漁師さんの向こうにある美しい海が残りました」(樋口可南子・女優) 藤井保・浅田政志・川島小鳥・竹沢うるま・奥山由之・前康輔・幡野広志・市橋織江・公文健太郎・瀧本幹也――日本を代表する10名の写真家が撮影を担当し、2014年版から2024年版まで全10作を刊行。国内外で多数の賞も受賞した『気仙沼漁師カレンダー』。 そのきっかけは、地元を愛する女性たちの会、「気仙沼つばき会」の「街の宝である漁師さんたちを世界に発信したい!」という強い想いだった。 本人たちいわく「田舎の普通のおばさん」たちが、いかにして『気仙沼漁師カレンダー』プロジェクトを10年にわたり継続させることができたのか。 被写体となった漁師、撮影を担当した10名の写真家、「気仙沼つばき会」ふくむ制作スタッフなど徹底取材。 多数の証言でその舞台裏を綴る。元気と感動と地方創生のヒントも学べるノンフィクション。 10名の写真家が選んだカレンダーでの思い入れの深い写真や、単独インタビューも掲載。写真ファンにとっても貴重な一冊でもある。 【著者略歴】 からさわ・かずや●1967年、愛知県生まれ。 明治大学卒業後、広告代理店勤務を経てフリーライターに。 単著に『負け犬伝説』『マイク一本、一千万』(ともに、ぴあ)、 企画・構成書に、爆笑問題・太田光自伝『カラス』(小学館)、 田口壮『何苦楚日記』(主婦と生活社)、 森田まさのり『べしゃる漫画家』(集英社)などがある。
  • 産む自由/産まない自由 「リプロの権利」をひもとく

    産む自由/産まない自由 「リプロの権利」をひもとく

    妊娠・出産したいか、したくないか。いつ産むか、何人産むか――。そのほか、中絶、避妊、月経、更年期に伴う心身の負担など、生殖関連の出来事全般に関し、当事者がどのような選択をしても不利益なく生きることのできる権利を「リプロの権利」という。1990年代、女性にとって特に重要な権利として国際的に定義・周知されたこの人権について、日本でほぼ知られていないのはなぜなのか。中絶問題研究の第一人者が国内外での議論の軌跡をたどり解説する。少子化対策と称し「出産すること」への圧力が強まる今、必読の書!
  • ウーマン アローン

    ウーマン アローン

    【第2回開高健ノンフィクション賞受賞作】女ひとり、ユーコン川にカヌーを浮かべる。100年前を生きた「男」に恋をしてしまったのだ。漠としていても、心の芯がうずく「夢」探し。アラスカの大自然は、夢追い人にかけがえのない贈り物を用意してくれた。――伝説の日本人の足跡を訪ねるため、初めてのカヌーを繰ってアラスカ・ユーコン川下りに挑んだ著者。様々な表情を見せる自然、人々との交流。それは楽しい学びの時でもあった。電子版では口絵写真50点余をすべて大サイズで収録。写真集並みの迫力とボリューム!
  • 映画『おらおらでひとりいぐも』 喜びも悲しみも、自由の道連れ。〈独り〉だから、歩める人生もある(映画監督トークス)

    映画『おらおらでひとりいぐも』 喜びも悲しみも、自由の道連れ。〈独り〉だから、歩める人生もある(映画監督トークス)

    そこにあるのは孤独か、自由か。芥川賞・文藝賞W受賞、若竹千佐子の話題作『おらおらでひとりいぐも』を沖田修一監督が映像化。究極のエンターテインメント作品として昇華させた。夫と死別した独居老人の桃子さん七五歳。ひとりごとが増え、頭の中では、何人もが騒がしく議論しているような気がしてならない。すべての人に共通する〈老い〉に対する複雑な思いを独特のユーモアとペーソスを添えて描いた本作について沖田監督に伺った。「だから私はどうしてもこの映画をつくりたかった。」絶対観たくなる! 珠玉の独立系映画監督インタビューシリーズ。
  • 映画『マーティン・エデン』 教養を得て生まれ変わり、人生にリベンジした若者は、栄光の果てに何を見たか(映画監督トークス)

    映画『マーティン・エデン』 教養を得て生まれ変わり、人生にリベンジした若者は、栄光の果てに何を見たか(映画監督トークス)

    〈階級社会を独学と才能で這い上がる若者。これは現代の物語だ。世界のどこにでもある絶望の。〉二〇二〇年にアカデミー作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督が「二〇二〇年代に注目すべき監督」の一人に選んだマルチェッロ監督。そんなマルチェッロ監督にとって、初のストーリー映画で長編映画第二作目となる『マーティン・エデン』。随所に古い時代のアーカイブ映像を差し挟み、フィクションでありながらドキュメンタリーの趣が漂う不思議な味わいの作品に仕上がっている。独特な世界のなかでいつまでも浮遊するような不思議な感覚が残る本作についてマルチェッロ監督に伺った。「だから私はどうしてもこの映画をつくりたかった。」絶対観たくなる! 珠玉の独立系映画監督インタビューシリーズ。
  • HHH インド人、ジャパンの競馬をHelpします!

    HHH インド人、ジャパンの競馬をHelpします!

    「HHH(エイチ エイチ エイチ)」とは、 Hindi Hokkaido Horseman(ヒンディー・ホッカイドウ・ホースマン)のこと。 インド人が急増している町が北海道にある。 競走馬の産地、浦河町。 (2025年初夏時点で、400人ほどがこの町に暮らす)。 今、競走馬の生産現場は、多くのインドからの働き手によって支えられているのだ。 そこに密着2年間。そしてわかった 「インド人がいなかったら、日本の競馬は成り立たない!」というリアル。 そして「なぜ、この町では多民族が共生できているのか?」の謎。 ・インド人は、なぜ灼熱の地から氷点下10℃の北海道にやってきたのか? ・彼らは競走馬の調教に長けているのか? ・日本社会を彼らはどのように見ているのか? ・一方で、日本社会は彼らをどのように受け入れているのか? ・そもそも、競走馬の育成システムはどのようなものなのか? ・JRAはなぜ「競走馬の育成は、外国人がいなければ成り立たない」という現状に沈黙を続けるのか? ・そして、外国籍の方に対して厳しい日本は、少しでもマシな国になっていくのか? ・・・・・・など。 何も問題がないなんてことはありえない。むしろ、毎日問題は起きている。 でも共存。だって仲間で、同じ人間じゃないか。 競走馬育成の現場を通して多文化理解を志す人々を見つめた、 友情と傷心と希望のノンフィクション! 【著者プロフィール】 河野 啓(こうの さとし) 1963年愛媛県生まれ。北海道大学法学部卒業。1987年北海道放送入社。ドキュメンタリー、ドラマ、情報番組などを制作する一方、ノンフィクションの執筆に取り組む。著書に『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(第18回開高健ノンフィクション賞)、『北緯43度の雪 もうひとつの中国とオリンピック』(第18回小学館ノンフィクション大賞)、『ヤンキー 母校に恥じる ヨシイエと義家氏』など。
  • Hマートで泣きながら

    Hマートで泣きながら

    「Hマート」は、アジアの食材を専門に扱うアメリカのスーパーマーケット。人々が「故郷のかけら」や「自分のかけら」を探しにくるところ。韓国人の母とアメリカ人の父のあいだに生まれたザウナーは、アイデンティティに揺れる十代のときに音楽活動にのめりこみ、猛反対する母親とは険悪な関係に。それから十年、やっとわだかまりがとけかかったころ、母親の病気が発覚。辛い闘病生活の末に母は亡くなってしまう。喪失感から立ち直れず、途方にくれていた彼女を癒してくれたのは、セラピーでも旅行でもなく――韓国料理だった。ミュージシャンとしても活躍するミシェル・ザウナー(ジャパニーズ・ブレックファスト)のメモワール。
  • 永六輔の伝言 僕が愛した「芸と反骨」

    永六輔の伝言 僕が愛した「芸と反骨」

    中学生のときにラジオ番組に投稿を始め、放送作家への道を歩み始めた永六輔は、やがて戦後放送文化のトップランナーとして新しい時代の価値を次々と生み出していく。その道程で出会い、学び、繋ぎ、そして見送ってきた多くの先輩や仲間たち。渥美清、三木鶏郎、小沢昭一、野坂昭如、中村八大、いずみたく、三国連太郎、美空ひばり、井上ひさし……皆に共通していたのは、自由と平和への希求、そして反骨の心意気だった。半世紀にわたり永に伴走してきた盟友・矢崎泰久が本人に成り代わって活写した、永六輔と彼らの熱い交わり。それは、不透明な時代を生きる私たちに知恵と勇気をくれる「昭和からの伝言」である。【目次】まえがき/第一章 青春の出会い/第二章 三木鶏郎の伝説/第三章 規格外れの先輩たち/第四章 中村八大の才能/第五章 昭和の歌い手/第六章 「中年御三家」の反戦/第七章 昭和の知性/あとがき/参考資料
  • 江戸の色ごと仕置帳

    江戸の色ごと仕置帳

    名奉行が輩出した江戸時代。彼らによって残された大量の裁判記録の中から、男女間の性的な事件・犯罪に対する仕置をまとめたのが本書である。粋な町民文化の象徴と思われがちな「色ごと」だが、不義密通はもちろん、婚前交際ですら、奉行所で一旦裁きにかかると、死刑や追放といった厳しい刑罰が待っていた。おおらかに性を楽しんでいたように見える江戸庶民。しかし実際は、身分差別や儒教による秩序原理によって縛られ、恋愛においても殆ど自由がない生活を強いられていたことが、この「色ごと仕置帳」から見えてくる。【目次】まえがき/第一章 江戸の罪と罰/第二章 密通いたせし者は/第三章 手込めの儀につき/第四章 春をひさぐ女/第五章 心中は恋の終わりか/第六章 女犯(にょぼん)せし僧は/第七章 殴る亭主/あとがき/主要参考文献/【別表】江戸時代の刑罰と対応する罪
  • EPICソニーとその時代

    EPICソニーとその時代

    「80年代」と書いて、「EPICソニー」と読む――。先進的な音楽性により80年代の音楽シーンを席捲したレコード会社「EPICソニー」。レーベルの個性が見えにくい日本の音楽業界の中で、なぜEPICだけがひと際異彩を放つレーベルとして君臨できたのか? そして、なぜその煌めきは失われていったのか? 佐野元春《SOMEDAY》、渡辺美里《My Revolution》、ドリカム《うれしはずかし朝帰り》など名曲の数々を分析する中でレーベルの特異性はもちろん、当時の音楽シーンや「80年代」の時代性が浮かび上がっていく。佐野元春ロングインタビュー収録。
  • エンジェルフライト 国際霊柩送還士

    エンジェルフライト 国際霊柩送還士

    【第10回開高健ノンフィクション賞受賞作】異境の地で亡くなった人は一体どうなるのか――。国境を越えて遺体を故国へ送り届ける仕事が存在する。どんな姿でもいいから一目だけでも最後に会いたいと願う遺族に寄り添い、一刻も早く綺麗な遺体を送り届けたいと奔走する“国際霊柩送還士”。彼らを追い、愛する人を亡くすことの悲しみや、死のあり方を真正面から見つめる異色の感動作。(解説・石井光太)
  • A3 上

    A3

    【第33回講談社ノンフィクション賞受賞作】判決の日、東京地裁で初めて完全に「壊れている」麻原を見た著者は愕然とする。明らかに異常な裁判に、誰も声をあげようとしない。麻原彰晃とその側近たちを死刑にすることで、すべてを忘れようとしているかのようだ―戦後最凶最悪と言われたオウム事件によって変わってしまった日本。麻原とオウムを探り、日本社会の深層を浮き彫りにする。
  • 王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記

    王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記

    「マーケティング、戦略、DX・・・そんなものを超えたマンガへの異常な愛がここにある。 時代を変えた仕事人たちの熱いドキュメント! 読み始めたらもう終わり。仕事のやる気が出まくるヤバい本」 ――佐久間宣行(テレビプロデューサー)さん激賞ッ! 2014年9月22日創刊。昨年、2024年9月で10周年を迎えたマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」。その10年の間に、『SPY×FAMILY』『怪獣8号』『ルックバック』『タコピーの原罪』『ダンダダン』など、ヒットマンガや新人作家も続々誕生。多くの読者を獲得し、人気マンガ誌アプリとなった。そんな「少年ジャンプ+」は、どのようにして生まれ、どのようにして進化し、そして今後どこを目指していくのか? 著者は『タモリ学』『笑福亭鶴瓶論』『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』など、テレビを中心に「エンタメ」とその制作者たちを愛する戸部田誠(てれびのスキマ)氏。 戸部田氏が編集者・社内外スタッフ・外部会社・作家など多くの関係者に徹底取材し、「少年ジャンプ+」の秘密に迫るノンフィクション。 「本書は、僕から見た「ジャンプ+」の“物語”だ。 別の人から見ればまた違ったものになるに違いない。 僕が見た『ジャンプ+』の10年は、挫折を味わった者たちが、奇妙な縁で支え合いながら、あがき戦う姿だ」(本書の「はじめに」より) 【著者プロフィール】 戸部田誠(てれびのスキマ)/1978年生まれ。ライター。ペンネームは「てれびのスキマ」。 『タモリ学』『1989年のテレビっ子』『笑福亭鶴瓶論』『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』『売れるには理由がある』『芸能界誕生』など著書多数。公式X@u5u
  • オウム真理教の子どもたち 知られざる30年(集英社インターナショナル)

    オウム真理教の子どもたち 知られざる30年(集英社インターナショナル)

    1995年にオウム真理教が起こした地下鉄サリン事件の後、山梨県旧・上九一色村の教団施設から信者の子ども53人が保護された。親から離され、悪臭が漂う第10サティアンで生活していた子どもたちは、あれからどんな人生を歩んだのか。今の日常生活にもカルトの教義や修行の記憶が影を落としているのか――。子どもが保護された山梨県の児童相談所の記録2800点を入手し、大人になった当事者たちに会いに行くと、「オウムの子」の苦難の30年が浮かび上がってきた。
  • 大の里を育てた〈かにや旅館〉物語(集英社インターナショナル)

    大の里を育てた〈かにや旅館〉物語(集英社インターナショナル)

    新潟県糸魚川市能生に、全国の相撲少年が集まる寮〈かにや旅館〉がある。海洋高校相撲部の田海哲也総監督が経営していた元旅館だ。そこが実質、相撲部屋となり、続々と未来のスター力士を輩出している。パワハラ、いじめ、不登校など、難しい問題が渦巻く中、田海夫妻が彼らの心身の成長に深くかかわり、そのおかげで生徒たちは練習に打ち込めている。本書は、大の里をはじめ多くの力士たちと田海夫妻を中心にした、〈かにや旅館〉で繰り広げられる感動の子育て、力士育成の物語。
  • おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像

    おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像

    『独立愚連隊』等で知られる鬼才、岡本喜八。発掘された若き日の日記を紐解き、その実像を通して戦中派の心情に迫るノンフィクション。 岡本喜八は一九二四(大正十三)年生まれ。 『独立愚連隊』『日本のいちばん長い日』『江分利満氏の優雅な生活』など、 戦中派の心情をそこかしこに込めた映画を撮り続けた職人肌の監督として知られる。 陸軍予備士官学校で終戦を迎え、戦後映画界に復帰すると、 戦争、時代劇、SF、青春群像など、バリエーション豊かで喜劇性にあふれた作品をつくった。 喜八が生涯を通じてこだわり抜いた戦中派とは何なのか。 新たに発掘された若き日の日記をひも解きつつ、映画監督・岡本喜八の実像と戦中派の心情に迫るノンフィクション。 はじめに 第一章  米子 第二章  なぜ死なねばならないのか 第三章  早生まれ 第四章  戦中派 おわりに
  • 沖縄戦いまだ終わらず

    沖縄戦いまだ終わらず

    戦後70年の沈黙を破って、孤児たちが“あの夏”の辛く哀しい記憶を語り始めた。だが、オスプレイ、米軍基地、集団レイプ……沖縄の現状はあの頃と変わっていない。沖縄の叫びはなぜ本土に届かないのか。『僕の島は戦場だった』を改題し、米軍普天間基地の辺野古移設問題が争点だった2014年県知事選挙の原稿を加え、今なお続く“沖縄戦”に迫る。現代日本の歪みを暴く渾身のルポルタージュ。
  • 沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのか

    沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのか

    1945年3月末から約3か月間にわたり、米軍と激しい地上戦が繰り広げられた沖縄戦。軍民あわせ約20万人もの命が失われた。戦後、日本は平和憲法を制定したが、沖縄は米軍の軍事支配に委ねられ、日本に返還後、今なお多くの米軍基地が存在している。また、近隣国を仮想敵とし、全国で自衛隊基地の強靭化や南西諸島へのミサイル配備といった、戦争準備が進行中である。狭い国土の日本が戦場になるとどうなるのか? 80年前の悲劇から学び、その教訓を未来に生かすために、国土防衛戦の実相を第一人者が膨大な史料と最新の知見を駆使し編み上げた、沖縄戦史の決定版!
  • 沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上

    沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史

    沖縄の戦後65年余を知らずに現代日本は語れない。歴史的な政権交代と鳩山民主党による普天間飛行場移設問題の裏切り、「琉球処分」後に王朝尚家を見舞った数奇な運命、尖閣諸島の秘められた歴史、沖縄の戦後そのものの人生を生きたヒットマンの悲しい最期など……東日本大震災後の沖縄の今日を視座に入れながら、大幅加筆200枚。沖縄戦後史を抉る渾身のルポルタージュ。
  • 沖縄を変えた男 栽弘義――高校野球に捧げた生涯

    沖縄を変えた男 栽弘義――高校野球に捧げた生涯

    1990、91年と沖縄水産高校を甲子園準優勝へと導いた名将・栽弘義監督。常識を覆す独自の練習法と、暴力さえ厭わない苛烈な指導で、沖縄野球を全国レベルに押し上げた。大酒飲みで女好き、公私ともに豪放磊落な栽には敵も多かった。それでも、沖縄人の誇りとアイデンティティーを失わないために、生涯を野球に捧げた。成功の裏に隠された命を削るほどの重圧と孤独に迫る傑作ノンフィクション。
  • おクジラさま ふたつの正義の物語

    おクジラさま ふたつの正義の物語

    大ヒットドキュメンタリー映画『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』の佐々木芽生監督が、同名映画の取材をもとに書き下ろしたノンフィクション。和歌山県太地町。映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞して以来、「くじらの町」として400年の歴史を持つこの漁師町は、シーシェパードを中心とした世界中の活動家たちから集中非難の的に。歴史・宗教・イデオロギー、自分と相容れない他者との共存は果たして可能なのか。小さな町に押し寄せた、クジラを巡る大きな衝突。

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