作品一覧

  • 石橋湛山を語る いまよみがえる保守本流の真髄
    4.3
    世襲、裏金、カルトとの癒着、経済失政、そして、アメリカに何もものが言えない自民党政治。この自民党の源流は岸信介・清和会にあると言える。しかし戦後、岸やGHQとも一線を画す、保守本流の源流となった政治家がいた。石橋湛山。その湛山に今、国内外から注目が集まっている。そこで湛山の孫弟子である元衆議院議員の田中秀征と、湛山に関する著作もある評論家の佐高信が、彼の思想や真髄を語り、日本政治に必要な保守本流の考え方、政治家像、日本はこの先世界でどうふるまって行くべきかという改革の方向性を語り尽くす。
  • 梅の花咲く 決断の人・高杉晋作
    3.5
    1巻680円 (税込)
    命を投げうった若き英雄に刮目せよ! ーー幕末維新の群像の中で、ひときわ激しく光芒を放った男・高杉晋作。この若き天才指導者は忽然と現れ、わずか2年半、見事に咲き誇り、そして爽やかに散った……。命を懸けて幕府の息の根を止め、新しい国家への道を切り拓いたリーダーの生き方は、今の日本人に何を問いかけるのか? 元経済企画庁長官、初の小説。
  • 平成史への証言 政治はなぜ劣化したか
    4.5
    1巻1,799円 (税込)
    1989年の冷戦終結で、政治・経済・軍事と世界の戦後秩序は大きく転換し始めた。日本では「改革」の嵐が吹き荒れ、不十分なその場しのぎで日本の針路は不明確なまま今に至る。常に政権に関わり凝視してきた著者が語る日本政治の30年。
  • 自民党本流と保守本流 保守二党ふたたび
    4.7
    1巻1,430円 (税込)
    いまの日本政治の危機の本質は保守本流の不在にある。政界有数の論客が、自民党結党の源流まで遡り、戦後政治を解明した画期的論考!
  • 判断力と決断力
    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    「判断」と「決断」を下すにいたった東西政治家の思考と行動を詳細に分析することで、一般の人でも政治家の力を推し量る基準を持つことができる。判断力がありながら決断を下せなかった政治家、またその反対など、政治史に大きな影響を与えることになった分水嶺を選び出し、膨大な文献と当事者の証言を織り交ぜながら描く書下ろす長編評論。
  • 日本リベラルと石橋湛山 いま政治が必要としていること
    -
    1巻1,485円 (税込)
    政治家不在の現代、湛山に学ぶ。「若しも世界の平和がそれによって保たれるならば日本は滅んでもよい」。二者択一的思考の中、広い視野なき議論を続ける現代政治。確たる指導性を発揮できず、劣化するばかりの日本政治の歴史において、没後30年なお輝きを増す石橋湛山。その思想と政策を追い、「今の政治に必要なもの」を考察する。(講談社選書メチエ)
  • 石橋湛山を語る いまよみがえる保守本流の真髄

    Posted by ブクログ

    日本の生き残る道が書いてある。教育と科学と歴史認識だ。これは湛山が戦前から言ってきたこと。通用すると思ったし、最後の希望だ。いまの自民党には、利権と米国従属とニセの経済効果などなどひとくくりに腐りきった組織のレッテルを貼っていた。しかし自民党には湛山からの系譜もあった。そのひとりで著者である田中さん、衆院選の社民党応援演説で知った佐高さん、熱い。よみがえらせるのは大変なことだが、なんとか応援したいと思った。

    0
    2024年11月12日
  • 石橋湛山を語る いまよみがえる保守本流の真髄

    Posted by ブクログ

    石橋湛山、自由主義者。保守本流。自民本流とは過去の戦争を反省せず、戦前の日本の侵略、15年戦争を肯定的に見てる人たち。保守本流は戦争は過ちであり、憲法擁護の立場に立ち9条を実践し経済を重視する立場の人たち。

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    2024年11月01日
  • 自民党本流と保守本流 保守二党ふたたび

    Posted by ブクログ

    自民党史の流れを理解するのに参考になった。これまで何が保守でリベラルなのか、その軸が全くと言っていいほど理解できず混乱していたが、野党も保守を名乗るようになっている現在、本書の自民党本流と保守本流という流れで考えると現状の整理がしやすく、今後の政治の動きへの見方が深まるように感じる。著者の議員時代の直接の経験をベースに書かれており、それぞれのキーパーソンに対する印象、評価、その変遷等についても興味深く読んだ。

    0
    2019年02月12日
  • 平成史への証言 政治はなぜ劣化したか

    Posted by ブクログ

     ここに語られている時代以降は、政治の理念というものが感じられず、ただ、左顧右眄の政治ごっこのようで。

    0
    2018年11月19日
  • 自民党本流と保守本流 保守二党ふたたび

    Posted by ブクログ

    自民党総裁選の動きが地味に始まっている。でも、「どうせ安倍さん続投でしょ」という、諦めムードなのか全然盛り上がる感じがない。(対抗馬いないというのが大きいところか?)

    一昔前なら自民党総裁選となれば、個性派の候補者が出てきて「次はどうなるのか?」という期待感があったような気がするが、最近は気が付いたら終わっていたなんてこともざら。

    なんでそんなことが起きるんだろう?
    そもそも「自民党」ってなんだろう?とニュースを見ていて気になったので早速本屋に行ってみた。気になったことは関連する書籍を「5冊」読むのが近藤の鉄則。一冊だけだと思想などに偏りが生まれるので必ずしも正しい情報ではないことが多い。

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    2018年08月22日

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