太田啓子の作品一覧
「太田啓子」の「いばらの道の男の子たちへ~ジェンダーレス時代の男の子育児論~」「男と女、どっちがずるい? 10代のジェンダー、49の疑問と悩み」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
実に読み応えある1冊。自分の中の思い込み、擦り込みにも気付かされた。老若男女すべての人に読んでもらいたい。
太田さんの近況も知らなかった。
所々に出てくるアルテイシアさんの絶妙表現がツボ過ぎた。
10代の男子2人を育児中だが発言の中にも本に出てきた様な表現が多数出てくる。
昭和のアニメやドラマの影響の模様。
我が家は家事で例えば洗濯は大分前から、お弁当作りは今年から夫がやっているが“家事は母”が本来やるものと思っている中1がいる。
そう簡単にこの擦り込み、自然な解釈は抜けないものと推察している。
昭和モノ全て撤去しない限り人々の思考アップデートは無理では?!とすら思う。
Posted by ブクログ
作家のアルテイシアさんと弁護士の太田啓子さんが、10代のジェンダー意識について縦横に語り合った内容を読みやすくまとめたのが本書である。「女性専用列車」は、男性にとって差別であるとった言説に、列車内で女性が凄まじい痴漢の被害を受けて来た歴史的経過も踏まえて反証する。男らしさ、女らしさの固定観念について考え、性のモヤモヤと男女交際の悩みについて意見交換をする。夫婦・家族について思うこととして、選択的夫婦別姓や性と生殖に関する健康と権利(リプロダクティブ・ヘルツ・ライツ)についても10代の視点でわかりやすく解説する。最後にジェンダー問題とこれからとして、今後のフェミニズムについて展望する。最初から一貫して対話形式で読みやすく、時にネットスラングが出て来て、調べながらの読書・学習となった。また、要所で歴史の事実や引用・参考文献が記されており、子文献、孫文献と学びを広げていくのにも便利な書籍となっている。
Posted by ブクログ
40代前半ですが、めちゃくちゃ勉強になりました。
言語化できていなかった部分を、医師・弁護士・ライター・精神保健福祉士の多面的な面で語られれている。
生きるための教育が日本はされていない。
セックスについて学ぶ機会がないだけでなく、更年期について学ばないため、どのように対応して良いかわからない。パートナーとの関係の構築方法もわからないし、誰でも性加害者になりうる現状も赤裸々にかかれている。性加害者の多くは、「四大卒、会社員、既婚の男性」、つまりモンスターではなく、周りにいいる普通の人たちであり、自分が加害者である自覚はない。結局、性暴力は支配欲を満たし、ひとときの心の安定と満足を得る行為。お互いの関係が対等でないところで起きる。
心に穴があいた時にストレスコーピングスキルによって暴力を抑止することが必要。
つまり、大人が性教育、生き方、コミュニケーションについて学び直しが必要。