無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
生成AIを筆頭に新しい技術の進歩は増すばかりの昨今。SNSや検索エンジンなどの情報は「アルゴリズム」によって選別されている。しかし私たちはそのしくみを知らないままで利用していることも多い。アルゴリズムを紐解くことは、偏った情報摂取に気づき、主体的にメディアを利用する第一歩なのである。本書は、GoogleやAmazon、X、食べログなどを例に、デジタル・メディアやAIのしくみを解説。ブラックボックス化している内部構造への想像力を高めることを通じて、アルゴリズム・AIを疑うための視点をわかりやすく解説、提示する。メディア・リテラシーのアップデートを図る書。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
職場の人全員に読んでほしい。
検索結果やタイムラインなど、自然の結果のように誤認しがち。
実際には、あるアルゴリズムによって生成されている。
聞くと当たり前と言うかもしれないが、理解している人がどのくらいいるか。理解していても、自分のSNSのタイムラインを前にすると、それが世界の大半だあると錯覚しはしないか。
認知負荷を自然に避けるという性質上、それが当然でもある。
常々感じているのが、プログラミング教育が必須なのではなく、アルゴリズム教育こそ必須であり、プログラミングはそれを職業にするのでなければ、アルゴリズムとは何かを理解するための手段でしかないということ。(あくまでも、現時点での学校教育においては)
また、AIのブラックボックスは、従来のブラックボックスと異なり閉じている、という話は興味深い。これも、今後AIを使いこなしていくに際し、不可欠な概念。また、情報リテラシーからメディアリテラシーへ、メタな視点を持つこともとても重要と感じた。
Posted by ブクログ
楽天でアルゴリズムを扱う仕事をし、ブラックボックス化するシステムによって利用者を誘導していく仕組みに疑問を持ったという筆者。社会インフラとなり、ますますブラックボックス化が加速するネット環境にどう対峙すべきかを説く。
ネットに限らず、電気ガス水道、自動車など、出来上がったモノを使用する際にその技術は従事者以外には全く分からなくなっているものは数多くある。ネット環境もその進化の過程でハッキングを防ぐためのセキュリティ対策や、「情報の洪水の中から効率よく必要な情報を検索する」ニーズから、宿命的に仕組みがブラックボックス化されていった。それは「自らの情報を預ける」ことや自分の意見に近い情報だけにしか注意が向かなくなるリスクと表裏一体であり、そこに溺れないために「なぜこの情報が出てくるのかを想像する」注意力が必要だと繰り返し説いている。
世間でもこのような偏向・分断の傾向はよく見聞きする。自分はそれに溺れないようにとなるべく多くの角度からモノを見られるように心がけてはいるが、「読みやすい本」ばかり選んでいないか今一度注意してみたい。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。