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日本ほど、外国料理をありがたがる国はない!
なぜ「現地風の店」が出店すると、これほど日本人は喜ぶのか。
博覧強記の料理人・イナダシュンスケが、中華・フレンチ・イタリアンにタイ・インド料理ほか「異国の味」の魅力に迫るエッセイ。
【目次】
まえがき 日本人と外国料理
chapter1 中華料理
chapter2 ドイツ料理
chapter3 フランス料理
chapter4 タイ料理
chapter5 ロシア料理
chapter6 イタリア料理
chapter7 スペイン料理
chapter8 アメリカ料理
chapter9 インド料理
chapter10 extra edition 東京エスニック
あとがき いつかの誰かの未知の味
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
日本、特に東京では世界各国の料理を味わうこと
ができます。
しかも日本風にアレンジされたものや、最近よく
聞く本場の味をそのまま再現した「ガチ系」まで、
様々です。
しかし、フト振り返って見るとそのように一般に
浸透しているのは一部の国の料理であることに
気づきます。
ドイツ料理なんて言われてもジャーマンポテト
くらいしか思いつかないですし、ましては世界
の三大料理の一つと言われるトルコ料理なんて
全く見かけません。
この差って何なのでしょうか。
それを紐解いたのが本書です。
単なるイタメシブームから完全に日本人に定着
したイタリア料理のアドバンテージはどこに
あったのか。
なるほど、日本人は何でも日本風にアレンジして
受け入れる、とよく言われますがその過程がなけ
れば受け入れることがないのだな、と理解できる
一冊です。
Posted by ブクログ
私も食べることが大好きで、仕事の関係でこの本で紹介されている料理の全ての国に訪れた経験もあり、時代や経験の面でも共感できる部分が多く、とても楽しく読む事ができました。
飲食業界だけではないと思いますが、日本人はオリジナリティを出すよりも、何かを取り入れて改良する方が上手だと言われてきたと思います。
本書は別にそれが時代遅れとか、オリジナルの追求が正解とかそう言う話ではなく、文化として受け入れられていく過程や失敗例を、ちゃんと自分自身の経験で見極めてきた集大成のような内容です。
他のビジネスでも参考になる視点が多いのではないでしょうか。
エリックサウス、行ってみたいと思います!
Posted by ブクログ
南インドのミールスが食べたくなって、この感想を書きながら八重洲地下街のエリックサウスの列に並んでいます。なんなら著者は同店を作った人だそうで。
日本における異国料理の変遷を、著者の体験をもとに紐解いた本です。
せっかく異国料理を食べるなら、本場の食べ方をしたいという「原理主義」的な考えは私にもあります。当然本場で腕を磨いた料理人もそう願っているはずなのに、日本人に馴染んだ料理を求めるお客とのせめぎ合いになるという現実。そんな葛藤と妥協の末にあるのが日本で生き残ってきた外国料理店なのだと言います。
日本は異国の料理を柔軟に受け入れて来たというイメージがありますが、本書を読んでむしろ逆なのではないかと思いました。
イタ飯ブームや本格インドカレーブームはぼんやり通過し、大学生頃のエスニックブームにもなんとなく過ごしていた私ですが、社会人になり、会食やデートでレストランを真面目に選ぶ中で異国料理への解像度は上がってきた気がしますが、本書でバブル期などの異国料理事情を懐かしみながら理解することができました。
Posted by ブクログ
私が読む本は小説か仕事関係の本か、ほぼ2択だけど、たまに読んでみるそれ以外の本。それ以外の本は自分の知らない世界が広がっている。
食にこだわりのない私にとって、栄養もカロリーも完璧なサプリが開発されたらそれを摂取して生きたいくらいですが、お寿司が好きだったり、サイゼリヤが好きだったり、近くにある和フレンチのランチが好きだったり、と全く興味がないわけではないなぁと気付かされた。
食べることが好きな人は見ていて気持ちがいい。作者のように食が大好きな人の人生は豊かなのだろうなと感じた。
寒くなってきて、田舎の割に存在してるロシア料理屋のボルシチを食べたくなりました。
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