お客さん物語―飲食店の舞台裏と料理人の本音―(新潮新書)

お客さん物語―飲食店の舞台裏と料理人の本音―(新潮新書)

小説・文芸
946円 (税込)

4pt

レストランは物語の宝庫だ。そこには様々な人々が集い、日夜濃厚なドラマを繰り広げている――。人気の南インド料理店「エリックサウス」総料理長が、楽しくも不思議なお客さんの生態や店の舞台裏を本音で綴り、サービスの本質を真摯に問う。また、レビューサイトの意外な活用術や「おひとり様」指南など、飲食店をより楽しむ方法も提案。食にまつわる心躍るエピソードが満載、人生の深遠を感じる「客商売」をめぐるドラマ!

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お客さん物語―飲食店の舞台裏と料理人の本音―(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    イナダさんのmondやツイッターが好きで、ご著書も拝読。
    決して感情的ではないのに熱がこもった文章、やっぱり好きだなあと思いながら読み進めました。料理人や経営者の立場からすると、ついお客さんに「こう振る舞ってください」「こういう注文の仕方が理想です」と上から目線でお説教したくなる(しかも本書は新書だし)かもしれないところ、そんな押し付けがましい雰囲気は感じません。ご自身もお客さんとして食を楽しんでいるゆえでしょうか。わかりやすい教訓がない分、「So what?」と感じる読者もいるのかな? と他のレビューを見て思いましたが、私自身は日常に活かすというより飲食店をめぐる悲喜こもごもをじんわり味わうことができて楽しい一冊でした。

    0
    2024年04月15日

    Posted by ブクログ

    「尊敬する人は?」と訊かれたら、タイミングによっては「稲田俊輔」と答えるかもしれないくらいの料理人であり情報発信者である稲田俊輔氏の飲食店運営の日々を綴ったというか思い返したエッセイに似た何か。こういう苦労や努力を積み上げていまのアウトプットがあるのだなと。

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

    稲田さんの飲食業界への愛が伝わる本。
    とても読みやすい文章で気楽に読めました。
    自分が飲食店でご飯を食べることがまた一段と楽しみになりました。

    0
    2023年12月05日

    Posted by ブクログ

    飲食業界のあれこれをお客さん目線で説明
    著者は酒類メーカーを経て飲食業界に従事する

    飲食店の様々な人間模様
    食事をする人も様々
    常連客もいれば、ネットワークビジネス目的の人、店員さんにマウントを取りたい人、1000円の定食を高いと感じる人
    飲食店は特に、お客さんとのコミュニケーションの大切さ
    が特に目立った気がします。美味しいものを食べるだけなら、テイクアウトでも良いかもしれませんが、外で食事をすることは従業員さんとのコミュニケーションなどを通じて社交性を磨く場でもあるのかとも思う

    0
    2023年11月18日

    Posted by ブクログ

    なかなか無い本。
    ・飲食店側から見た、お客さんのあるべき振る舞い方
    ・稲田さんがどこかの店に客として行った時に見たほかのお客さんの姿

    稲田さんは、インドカレーオンリーの人だと思っていたら、がっつりあらゆる飲食系を経験された方だった。(お客さんとしても、調理人としても、経営者としても) 根底にあるのは、人間観察が好きなんだろうな、ということ。

    0
    2026年03月20日

    Posted by ブクログ

    店側、客側から見た、店、客、のいろんな目撃談?といった内容。

    「キャリーバッグはおひとり様の免罪符である。別に性格に問題があるから友達がいないとかじゃなく、旅先だからたまたま1人なだけなんですよ!と。」…みたいなくだりがあるが、
    なんだかびっくりした。
    たしかにー!!!
    というか友達いないと思われる可能性があったのですか!!
    出張先などでもその地域の店を楽しみたいから1人でがんがんお店入るのだが、
    回転寿司、お好み焼き、ラーメン、バー、
    気が引けるなァって業態も行ったけれど、全然気にしてなかったなあ。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    飲食店にまつわるエッセイ集。まぁ面白いエピソードもある。ただのグルメレポートではなく経営者目線でのコメントもあったりするのが良いかな。

    0
    2026年02月21日

    Posted by ブクログ

    飲食店の裏側がよくわかって面白い。真っ当な感覚なんだと思うけど、ここまでいろいろ考えてしまうと、生きづらいこともあるんだろうな、と感じた。

    0
    2026年01月11日

    Posted by ブクログ

    何だろう。この本のエピソードのいくつか既読感があった。最初のほうとかだけなら一度読んで途中でやめたのかなとか思うけど、全体にわたってところどころ読んだことがあるって感じだった。
    著者が勧める岐阜のピッツェリアに2回も行ったんだけど、この本読むと感覚的に相容れないところもちらほらあった。一番最初のエピソード「客、お客さん、お客様」からして、ムダにというか魂入れずに慇懃無礼なのに意味がないと思うんだけど、著者もそのような考えでいるようでいながら慇懃無礼な接客をよしとしているんだよね。商売だからって割り切ってるのかもしれないしとか遠回しに皮肉ってるのかなとも思ったけど、心底そういう接客でいいと思ってるみたいだった。

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    南インド料理専門店として近年、メディアでの露出も増えた印象のある「エリックサウス」の総料理長である著者が、WEBマガジンに連載したエッセイを書籍化した一冊。

    雑誌連載ということもあり、そこまで全体を通貫するテーマがあるわけではないが、食を愛する料理人・経営者が昨今の飲食を巡る状況をどう見ているのかを知れるのは、食を愛する自分にとっては面白かった。

    個人的に慧眼だったのは、名前こそ伏せられているが明らかにアメリカンダイナーのシズラーを舞台にしたエピソードだった。自分もシズラーは大ファンで、あのリッチなサラダバーやチーズトースト、そして肉やシーフードのメイン料理のセットを食べるのは至福のひとときであるのだが、本書ではある若い女性客が、サラダバーだけで満腹になるレベルの量を楽しんだあげくに、メインのスペアリブを店員にごねてテイクアウトにさせる、というエピソードが紹介される。一見、これは店にゴリ押しをする客の悪癖を指摘するのかと思いきや、著者の着眼点はそうではなく、「シズラーの経営的にそのようなテイクアウトは許容されない」というものである。
    シズラーのサラダバーは一度味わえば誰もが納得するように、それだけで相応の価格を払う価値があるものであり、メイン料理とのセットは確かに安くはないが、それなりのお得感を与えてくれる。そうしたプライシングが成り立っているのは、メインの料理を食べる胃袋の余裕を持たせるために客はサラダを食べる量を一定程度セーブするであろう、という見立てである。その見立てが、一定のお得感の源泉となっているにも関わらず、サラダバーを満腹に食べて、さらにメイン料理をテイクアウトして事後に食べるという行為をされるとこのモデルが破綻する、というのが著者の指摘である。

    こうしたビジネス的な観点でシズラーのような食べ放題セット+メイン料理を含む飲食店を捉えたことがなかったので、経営的にはこう考えるのか、という見方がとても新鮮だった。

    0
    2023年10月08日

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