ルビは無いが平易な言葉で分かりやすく、歴史の真実を著者の実体験をベースに書いているので、是非小中学生にもお勧めしたい。
何と言ってもイスラエルと言う国は戦前戦中、そして今の日本とよく似ている事か。
日本が中国を侵略し、満州国を建国し、満蒙開団・・・ソックリである。
「罪深い教育」戦後の日本では
...続きを読む1953年の池田・ロバートソン会談を拠り所にそれが行われている。
そして「ゼロ戦はやと」「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」「超時空要塞マクロス」・・・・最近では「鬼滅の刃」と近未来の有権者から暴力とその最たる物である戦争への批判力を奪うための、学校教育からサブカルチャー、玩具に至るまでを利用した、策動は、巧妙かつ執拗に続けられている。
これは日本を使い捨ての砲台として次の戦争に利用しようとするアメリカと日本の戦争推進勢力の仕業である。
本書は殆ど共感できる内容だが、あと少し足りないと思うのが、このアメリカの問題。
私には日本もイスラエルもアメリカの世界支配戦略の道具に過ぎない様に見える。
イスラエルはアメリカの中東支店、日本は東アジア支店。
世界人口1%未満の超富裕層に主導された世界支配戦略=戦争推進を終わらせないとイスラエル人もパレスチナ人も日本人もアメリカ人も・・・平和と自由を得られない。
繰り返しますが、本書は是非若い世代にこそ読んで欲しい。