無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「抑止力」という考えはもうやめよう――。
イスラエル空軍で兵役を務めた著者が、イスラエルとアラブ諸国、パレスチナとの間で長く続けられてきた戦争を見つめていくうちに、「国のために死ぬのはすばらしい」と説く愛国教育の洗脳から覚め、やがて武力による平和実現を根底から疑うようになる、その思考の足跡を辿る。武力放棄を謳う憲法九条の価値を誰よりも評価するのは、平和ボケとは程遠い、リアルな戦争が絶えない国から来た外国人アクティビストなのである。母国のさまざまな矛盾点を指摘しつつ、軍備増強の道を進む日本の在り方にも異議を唱える一冊。
望月衣塑子氏(東京新聞記者)、推薦!
◆目次◆
第1章 罪深い教育
第2章 軍隊を疑う
第3章 虐殺された民族が虐殺する
第4章 「全ての暴力に反対します」
Posted by ブクログ 2024年03月05日
理想的で、論理的な平和論の本。普段、私があーでもないこーでもないと言葉にできずにいることを、ストレートに語ってくれた。スッキリ。著者は「想像力」の大切さを説くが、まずこの本を読むこと自体が想像力を鍛えてくれるように思う。イスラエル・ガザ情勢が未だ落ち着かない今こそ、日本の在り方を問う上でも、一読の価...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月11日
ルビは無いが平易な言葉で分かりやすく、歴史の真実を著者の実体験をベースに書いているので、是非小中学生にもお勧めしたい。
何と言ってもイスラエルと言う国は戦前戦中、そして今の日本とよく似ている事か。
日本が中国を侵略し、満州国を建国し、満蒙開団・・・ソックリである。
「罪深い教育」戦後の日本では...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。