作品一覧

  • 産む自由/産まない自由 「リプロの権利」をひもとく
    3.5
    妊娠・出産したいか、したくないか。いつ産むか、何人産むか――。そのほか、中絶、避妊、月経、更年期に伴う心身の負担など、生殖関連の出来事全般に関し、当事者がどのような選択をしても不利益なく生きることのできる権利を「リプロの権利」という。1990年代、女性にとって特に重要な権利として国際的に定義・周知されたこの人権について、日本でほぼ知られていないのはなぜなのか。中絶問題研究の第一人者が国内外での議論の軌跡をたどり解説する。少子化対策と称し「出産すること」への圧力が強まる今、必読の書!
  • 新版 中絶と避妊の政治学 戦後日本のリプロダクション政策
    -
    1巻4,180円 (税込)
    中絶合法化=1948年,ピル解禁=1999年.なぜ日本では避妊よりも「まず中絶」だったのか?世界的にも特異な政策が生み出された政治的な構造とは.戦後日本が直面した人口増をめぐる産科医ら医師団体と宗教団体の攻防,女性運動など利益集団と国家アクターの駆け引きから,現在に続く生殖についての制度を設計する政治過程を描きだす.

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  • ジェーンの物語 伝説のフェミニスト中絶サービス地下組織
    -
    1巻2,500円 (税込)
    妊娠して困ってない? <ジェーン>に電話して! 中絶が違法だった半世紀前の米国シカゴ。女たちが女たちを助けようと立ち上がった違法の地下組織「ジェーン」。安全な中絶手術を求め駆け込んだ女性たちの数は推定1万1000人。激動の歴史を赤裸々に描いた衝撃的なノンフィクション。 「願っていたのは、この歴史を読むすべての人が私たちの中に自分自身を見いだし、「私もこうしていたかもしれない」と思ってくれること」(本文より) 【目次】 日本の読者のみなさんへ はじめに ヴィンテージ・ブックス版(二〇二二) プロローグ 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 第6章 第7章 第8章 第9章 第10章 第11章 第12章 第13章 第14章 第15章 第16章 第17章 第18章 第19章 第20章 第21章 第22章 第23章 第24章 第25章 第26章 第27章 エピローグ 謝辞 訳者あとがき 参考文献 【著者】 ローラ・カプラン 米シカゴの伝説のフェミニスト中絶サービス地下組織「ジェーン」のメンバーで、シカゴのエマ・ゴールドマン女性健康センターの創設メンバー。ナショナル・ウィメンズ・ヘルス・ネットワークの理事を務めていたこともあり、様々なコミュニティー・プロジェクトに携わっている。 塚原久美 中絶問題研究家、公認心理師、臨床心理士、中絶ケアカウンセラー。著書『日本の中絶』、『中絶技術とリプロダクティヴ・ライツ』(勁草書房:山川菊栄賞、ジェンダー法学会西尾学術賞)、訳書『中絶がわかる本』など。日本人のリプロの環境を改善することがライフワーク。
  • Power BIデータ分析入門
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「Microsoft Power BI」は、「BI(ビジネス・インテリジェンス)ツール」としてマイクロソフトから提供されている製品で、大量のデータ抽出や結合が容易にできます。「大量のデータを迅速に処理したい」「さまざまな指標でデータを分析したい」「プロジェクトのメンバーと情報を共有したい」――こうしたニーズに応えるためのツールです。これまでExcelを使ってきた「データ分析」業務をより本格的に行うには、Power BIを活用するのが最適。これからの時代、必須のビジネスツールといえます。Excelと似た概念で操作も比較的簡単ですが、いざ触ろうとすると、どこから手を付けてよいものか、迷う人も多いはず。そんな取っ付きにくさもあるPower BIを、本書は丁寧に解説します。本書の中で扱うサンプルは無料でダウンロード可能。まずは、無料で提供されている「Power BI Desktop」を入手し、本書の説明に沿ってサンプルのデータをいじってみましょう。Power BIの勘所が身に付き、データ分析業務に習熟することができるはずです。
  • 日本の中絶
    3.7
    1巻935円 (税込)
    昨今、中絶をめぐる議論が続いている。経口中絶薬の承認から配偶者同意要件まで、具体的にこの問題をどうとらえればいいのか。かつて戦後日本は「中絶天国」と呼ばれた。その後、世界が中絶の権利を人権として認める流れにあるなか、日本では女性差別的イデオロギーが社会に影を落としている。中絶問題の研究家が、歴史的経緯をひもとき、今後の展望を示す。
  • いちばんやさしい60代からのWindows 11
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、Windows 11の基本的な使い方はもちろん、Windows 11のパソコンを初めて使うシニア世代の方を対象に、利用すると便利な機能を厳選して、大きな文字と豊富な画面を使ってわかりやすく丁寧に説明した入門書です。全8章の構成で、1章から3章ではWindows 11の基本的な使い方を、4章から8章ではWindows 11のパソコンでできることや少し応用的な使い方を解説しています。文字の入力方法、ファイルやフォルダーの操作、インターネット・メール・アプリの利用方法、更新プログラムやアップデートプログラムの基本などを実習を進めながらWindows 11の使い方を習得できる構成にしているので、ご自身のパソコンで操作しながら本書を読み進めることができます。パソコン教室や独習のテキストとしても活用できます。
  • いちばんやさしい60代からのWindows 10 第3版
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、Windows 10の基本的な使い方はもちろん、Windows 10のパソコンを初めて使うシニア世代の方が利用すると便利な機能を厳選して、大きな文字と豊富な画面を使ってわかりやすく丁寧に説明した入門書です。 全8章で、1章から3章では、Windows 10の基本的な使い方を、4章から8章では、Windows 10のパソコンでできることや少し応用的な使い方を解説しています。文字の入力方法、ファイルやフォルダーの操作、インターネット・メール・アプリの利用方法、更新プログラムやアップデートプログラムの基本などを実習を進めながらWindows 10の使い方を習得できる構成にしているので、ご自身のパソコンで操作しながら本書を読み進めることができます。本書は2020年5月にリリースされたWindows 10 May 2020 Updateに対応しています。

ユーザーレビュー

  • 産む自由/産まない自由 「リプロの権利」をひもとく

    Posted by ブクログ

    女性としての権利、尊厳がいかに損なわれてきたのか(いるのか)がよく理解できた。産まない自由、特に中絶へのアクセスをより身近なものへすることで、孤独な出産や育児、虐待、殺害などを減らせるのではないだろうか。子供を産み育てることは簡単ではないからこそ、産まないという選択肢も尊重されるべきだと感じた。

    0
    2025年09月30日
  • 日本の中絶

    Posted by ブクログ

    2023年までの中絶に関する法律や、WHOなど世界の医療の流れと、その中で日本ではどのような状況であったかの、調査がまとめられている
    後半、不妊治療への医療助成の話など、リプロ・ヘルス&ライツの観点から中絶と少し離れた話も含まれる
    多少反復している箇所もあるが、全体としてわかりやすい
    コロナ禍で世界がこの分野でも激変した事がわかる。アメリカの2025トランプ政権下のWHO脱退や中絶禁止など、この本の続きの世界状況もすごく気になる

    0
    2025年02月07日
  • いちばんやさしい60代からのWindows 10 第3版

    Posted by ブクログ

    シニア講習会用に利用しています。還暦を超えて初めてパソコンをやろうとする方によく出来ていると思います。

    0
    2023年04月23日
  • 日本の中絶

    Posted by ブクログ

    中絶に良いイメージを持つ人はほとんどいないだろう。
    堕胎、経済的困窮、望まぬ妊娠などなど、とにかく「中絶=悪」としか思えないのが多くの人の本心だろう。
    また、近時のニュースでは、生まれた子を放置して死なせる(保護責任者遺棄及び死体遺棄)女性の処罰が話題に上る。
    そこに至る背景として、パートナーの同意が得られないまま中絶期間を過ぎていた、ということがある(24頁)。
    考えてみてほしい。
    なぜ中絶が罪で、そして女性だけがその罪を被るのか。
    父親たる人間には何の咎もなく、「おろせよ」といった言葉で済まされてしまう現実を。
    法的にもおかしな話で、刑法で堕胎罪があるのに母体保護法でそれは修正されている。

    0
    2022年11月09日
  • 産む自由/産まない自由 「リプロの権利」をひもとく

    Posted by ブクログ

    安楽死に関する本を読んでいて、その過程で何故か気になって読んでみました。
    序盤や終盤の古典的フェミニズムの世界観にちょっと辟易しましたが、それでも勉強になったし、読んで良かったです。
    ただ、「産まない自由」(中絶)の話がメインで、「産む自由」についての話題があまりなかったのがよく分からなかったです。
    また、「リプロの権利」が強く主張されるだけで、その思想的な基盤(理論)が説明されないところには物足りなさを感じました。
    * * *
    PKディックの短編小説に「まだ人間じゃない」という堕胎批判目的で書かれたと思しきものがあるのですが…胎児を「まだ人間じゃない」と断言する感覚は僕には理解できません。

    0
    2025年10月12日

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