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Posted by ブクログ
安楽死に関する本を読んでいて、その過程で何故か気になって読んでみました。
序盤や終盤の古典的フェミニズムの世界観にちょっと辟易しましたが、それでも勉強になったし、読んで良かったです。
ただ、「産まない自由」(中絶)の話がメインで、「産む自由」についての話題があまりなかったのがよく分からなかったです。
また、「リプロの権利」が強く主張されるだけで、その思想的な基盤(理論)が説明されないところには物足りなさを感じました。
* * *
PKディックの短編小説に「まだ人間じゃない」という堕胎批判目的で書かれたと思しきものがあるのですが…胎児を「まだ人間じゃない」と断言する感覚は僕には理解できません。
本書の著者はこういった批判を宗教・哲学的信念に過ぎないと切って捨てるのですが、僕は著者が批判?する田中美津の言葉の方に遥かに心を動かされてしまいます。
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