作品一覧

  • Ai先生のSF小説教室
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    1巻1,980円 (税込)
    書き始めない言い訳として、「時間がない」も「才能がない」も(LLMの前では)通用しない。 ──九段理江 AIによって、SF、ミステリ、ホラー、ライトノベルなどジャンル小説の書き方は劇的に変わった。 AI推進のコンサルタントであり、作家・批評家でもある著者が、作家を志す人に向けてAIを活用した小説執筆のプロセスを詳細に解説。 SF短編小説『量子図書館の調律師』を執筆する全過程(アイデア、主題、キャラクター設定、プロットづくり、シーン設計からブラッシュアップまで)をさまざまなプロンプトとともに公開。 ソフトウェア開発のトレンドである「Vibe Coding」の手法を小説執筆に応用したメソッドで、読み終える頃には読者自身のSF短編小説が完成している。AIによる小説執筆入門の決定版! ──────────────────────── “創作の世界において、まさに革命的な時代が始まっています。100年前の作家たちがタイプライターの登場に目を見張り、その可能性に胸を躍らせたように、私たちは今、LLMという新たな創作メディアの黎明期に立ち会っているのです。未来の作家たちは、この時代をどのように回顧するでしょうか。おそらく、「テクノロジーと人間の創造性が、かつてない形で融合し始めた、刺激的な転換点」として記憶されるのではないでしょうか。”(「はじめに」より) ──────────────────────── 【目次】 はじめに LLM初心者のための基礎知識 序章 Creative Vibe Writing とは Chapter 1 5分でAI小説を書いてみよう(超速ハンズオン) Chapter 2 Vibe設計ワークショップ Chapter 3 キャラクターを生成する Chapter 4 世界観を構築する Chapter 5 プロットとシーン設計 Chapter 6 スタイル & 声のコントロール Chapter 7 反復改良と編集術 Chapter 8 小説のブラッシュアップと完成 Chapter 8.5 AI時代の創作倫理と著作権:共創の未来を考える(特別コラム) 付録1:他ジャンルへの応用──CVWの可能性を広げる 付録2:AI共創コミュニティと未来のコラボレーション 付録3:実践トラブルシューティングガイド──AIとの対話で困ったときに 付録4:用語集と推薦リソース──CVWの旅をさらに深めるために あとがき ──────────────────────── 樋口恭介(ひぐち・きょうすけ) 1989年生まれ。SF作家、ITコンサルタント、東京大学大学院客員准教授。岐阜県羽島市出身。早稲田大学文学部を卒業後、外資系コンサルティングファームに勤務。現在も現役コンサルタントとしてテクノロジー部門のアソシエイト・ディレクターを務め、クライアント各社のDX戦略やAI推進などを手掛ける。並行して、スタートアップ企業 Anon Inc.にて CSFO(Chief Sci-Fi Officer)を務め、情報発信・研修事業などを通じて日本国内におけるSFプロトタイピングの普及を推進。また、2017年には『構造素子』(早川書房)で第5回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、翌年同作で作家デビュー。その他の著書に『未来は予測するものではなく創造するものである』(筑摩書房)及び評論集『すべて名もなき未来』(晶文社)、編者として『異常論文』(ハヤカワ文庫JA)。テクノロジー、ビジネス、文芸などジャンルを問わず寄稿・講演等多数。分野の垣根を越えた言論活動を展開している。
  • 反逆の仕事論 AI時代を生き抜くための”はみ出す力”の鍛え方
    5.0
    1巻1,699円 (税込)
    「AIを使えること」が武器になる時代は、もう終わる。では、来たる「AIは使えて当たり前」の世界で、何を武器に戦うか? ChatGPTをはじめとする生成AIの成長が止まらない。その驚異的な進化速度のもと、今や仕事にAIを活用することは、少しずつ「普通のこと」になりつつある。しかし、その行き着く先にあるものは「仕事がラクになる」バラ色の未来ではない。プレゼン資料や書類の作成、メール・チャット対応、そしてマーケティング……あらゆるタスクがAIに奪われる近未来に、会社があなたを雇う意味はどこにあるのか。待ち受けるビジネスパーソンの大淘汰を生き残るには、そんな時代に人材価値を担保してくれるスキルを、会得しておくことが肝要だ。そのスキルとは、ずばり「はみ出し力」。自分だけのアイデアを見つける視野の広さや経験の多様さ、理想を実現可能な道筋に落とし込む力、第三者を巻き込む力。「マジメさ」では、生き残れない時代がやってくる。ビジネスの現場でAIをフル活用する現役のITコンサルであり、同時に創作の最前線でAIと格闘するSF小説家でもある著者が放つ、誰もが職を追われ得る至近未来に備えるための戦略書。
  • 異常論文
    3.9
    1巻1,364円 (税込)
    先鋭的なアイデアを架空論文の形で提示して話題を呼び、増刷なったSFマガジンの特集を書籍化。新たに十数篇の書き下ろしを追加
  • 未来は予測するものではなく創造するものである ――考える自由を取り戻すための〈SF思考〉
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    「ここではないどこか」への想像力を解放せよ。気鋭のSF作家であり、ITコンサルタントである著者が贈る理論と実践の書!――形骸化したルールや管理指標に絡めとられ、日本社会はいま停滞の中にある。イノベーションの経験も、その記憶すらも失われつつある。意味や価値のわからない仕事を再生産し続ける「制約事項」を爆破し、「本当のイノベーション」に向かって考える自由を取り戻すための思考法。
  • 構造素子
    3.4
    1巻1,122円 (税込)
    売れないSF作家だった父ダニエルの死後、エドガーは母ラブレスから未完の草稿を渡される。その物語内で、人工意識の研究者だった両親は子をもうけるかわりに人工意識、エドガー001を構築した。自己増殖するエドガー001は新たな物語を生み出し、草稿を読むエドガーもまた、父ダニエルとの思い出をそこに重ね書きしていく。選考会で絶賛を浴びた、現代SF100年の類い稀なる総括。第5回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作。解説/神林長平
  • すべて名もなき未来
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    令和。二〇一〇年代の終わり、二〇二〇年代の始まり。インターネット・ミームに覆われ、フィリップ・K・ディックが描いた悪夢にも似た、出来の悪いフィクションのように戯画化された現実を生きるわたしたち。だが、本を読むこと、物語を生きることは、未来を創ることと今も同義である。未来は無数にあり、認識可能な選択肢はつねに複数存在する。だからこそ、わたしたちは書物を読み、物語を生き、未来を創造せねばならない。ディストピア/ポストアポカリプス世代の先鋭的SF作家・批評家が、無数の失われた未来の可能性を探索する評論集。社会もまた夢を見る。

ユーザーレビュー

  • 反逆の仕事論 AI時代を生き抜くための”はみ出す力”の鍛え方

    Posted by ブクログ

    反逆の仕事論 AI時代を生き抜くための"はみ出す力"の鍛え方
    著:樋口 恭介

    近い将来必ず到来する「AIが人間の仕事を奪う時代」に、必要とされる人材であり続けるためにはどんなスキルが必要なのか。そして、そのスキルはどうすれば身につくのか。本書では、そんな実践的な話を「正しくはみ出せる人材」を根底として説明されている。

    今後到来する本格的なAI時代に、自分の人材価値を保ち、会社で自分の居場所を保持し続けるためには、「はみ出せる力」を身につけておく必要がある。

    構成は以下の5章から成る。
    ①マジメな社員から淘汰されていく
    ②今後生き残る「正しくはみ出せる人材」像とは
    ③上

    0
    2025年07月27日
  • 構造素子

    Posted by ブクログ

    自分がまさに読みたかったやつ

    人の生死 人生 物語 愛...

    言葉では表せないと分かっていても、それらを言葉というコードで記述しようと足掻くこと。人が紡いできたコードに今を生きる人々が書き足していくように、これまで続いてきた歴史を未来に繋げていくのだなと私は解釈しました。

    難解で、一周ではまだまだ消化不良なので、また今度読み直します

    0
    2023年03月18日
  • 異常論文

    Posted by ブクログ

    わけわからんものと面白いのが交互に出てくる感じ。掃除、SF作家、樋口一葉、四海文書、とかが良かったが最後のレナディアン語がすごく良い

    0
    2022年01月28日
  • 異常論文

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    * テクノミュティス
    円城塔とはいえ、最初にこれは心を折られるので、もっとわかりやすいやつを持ってくれば、と思ったが、異常論文というコンセプトとしては、読みやすいよりもむしろこういうやつだという気もするので難しい。
    数式が出てくると、なんとか意味を理解しようとトライしてしまうので勘弁していただきたい。
    予測と想像により存在そのものが上書きされるとかなんとか。

    * レウム語
    一番好きかもしれない。ただし、現実と虚構が混ざっており、複雑。ザグロス山脈が存在するのか調べないようにしている。
    遺伝子に全員が聴覚異常を持つレウムという民族… 確かにそういうのは有り得そうではある。その民族は音声による会

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    2022年01月14日
  • 未来は予測するものではなく創造するものである ――考える自由を取り戻すための〈SF思考〉

    Posted by ブクログ

    冒頭は難解な内容で読み進めるのに心が折れかけた。が、SFプロトタイピングという考え方はビジネスを創出していく中で非常に有用な方法であると知ることができ、勉強になった。

    0
    2022年01月10日

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