異常論文

異常論文

小説・文芸
1,364円 (税込)

6pt

先鋭的なアイデアを架空論文の形で提示して話題を呼び、増刷なったSFマガジンの特集を書籍化。新たに十数篇の書き下ろしを追加

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異常論文 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    わけわからんものと面白いのが交互に出てくる感じ。掃除、SF作家、樋口一葉、四海文書、とかが良かったが最後のレナディアン語がすごく良い

    0
    2022年01月28日

    Posted by ブクログ

    面白い。みんな良い意味でポエムになっているが、小川哲の『SF作家の倒し方』…これ、よく怒られなかったなぁ…どの作品も面白い。

    0
    2021年11月20日

    Posted by ブクログ

    論文形式で書かれた短編小説集。ではこの作品は終わらない。小説と論文という正反対の方向性を持つ種類の文章の中間に全く新たなジャンルを確立している。文章は存在するはずだった世界を抜け出し、私たちのいる現実世界へと浸出すると同時に私たち自身もすでに異常論文の世界に取り込まれている。記述されている異常論文が読者によってコンパイルされ、脳内に展開を始めた時点で異常論文の時空世界はすでに新たな現実として存在を始める。

    0
    2021年11月12日

    Posted by ブクログ

    面白い。とても。
    星新一賞で初代グランプリの方の作品も論文形式を取っていた。他にも以前京都で開催された異世界生物学?みたいなものも異世界の事象(例えばドラゴンの吐く炎)を研究して考察するみたいなお遊び半分真面目半分のものでとても楽しかった。
    論文やレポートという形は現実と虚構の認識が重なって、空想の世界が現実のものとして感じられる。
    論文形式をとることでさらにSFの世界というか可能世界を体験することができる。
    『異常論文』は小説でありながらもしもボックスでありタイムマシンでありSFそのものだ。

    0
    2021年10月27日

    Posted by ブクログ

    しばらく前に買い、読み進めていたものの途中で挫折。ゴールデンウィークに時間があったため、ようやく読み終えることができた。

    内容は本当に意味不明。巻頭言にもあったが、現実と虚構が入り混じりすぎている。登場している作家ですら現実なのか虚構なのか、実際にはいないんじゃないかと思ってしまうほどの異常さ。自分の知らないどこかで実際に起こっていそうな出来事や事件、それらの表現とリアルさ。理解しようにも理解できない。わかりたくてもわからない。不気味で脳内がぐちゃぐちゃになるのに読み進めたくなる作品。スペキュレイティブ・エンジン。

    ここに評価を書きたくなったのも、異常論文が紛れもなく「強い小説」だったからだと思う。

    0
    2022年05月05日

    Posted by ブクログ

    なかなか読むのにエネルギーを費やした本だった。そもそも論文を読みなれていないので、正常な論文と異常な論文との区別がつかない私である。どう読み、どう感じればいいのか戸惑う作品だった。異常論文とは事実を追求すると見せかけた虚構と思えばいいのだろうか。難しい作品ばかりだが、最初の「決定論的自由意志改変攻撃について」(円城塔)は未来を予測できないことを尤もらしい数式で読者を煙に巻くようで面白かった。最後の「解説--最後のレナディアン語通訳」(伴名練)は最も小説らしい作品で素直に楽しめた。

    0
    2022年01月08日

    Posted by ブクログ

    学術論文の体を取った虚構作品を”異常論文”という定義し、23本の作品を収めたSFアンソロジー。23本もあれば多様性も極めて高くなっており、質のバラつきはあるものの、数作品に関してはちょっと驚愕してしまうようなクオリティであり、アンソロジーとしてのレベルは非常に高い。

    最も驚愕したのは、鈴木一平+山本浩貴による「無断と土」という作品。これは架空のVRホラーゲームの謎を解説した人文学の論文テイストの虚構であるが、その作品で引用される菅原文草なる20世紀前半の詩人にフォーカスする。実際のテクストなどの分析を元にしながら、このVRホラーゲームでなぜ彼の作品が引用されたのかを明らかにしていく体を取っているのだが、しっかり脚注での解説や参考文献なども用意されていることから、全てが史実のように見える完成度を誇りつつ、微妙に虚構が入り混じっており、何が真実かなのかがわからなくなってくるうちに、どっぷりとその世界にはまってしまう仕掛け。

    ”異常論文”という概念によってバラバラだった作品間に1つの関連性を見出しつつ、新たな虚構世界を作り出すためのテクニックとしても十分に可能性を秘めているということがこの豊饒な作品を読むと深く理解できる。幾人かの作家についてはこれを機に単著を読みたいとも思ったし、日本の若手SF作家を知るためのアンソロジーとしても有益。

    0
    2022年01月02日

    Posted by ブクログ

    色々あってプチ炎上した企画本
    (詳しく知らない人は調べなくていい。もしかしたら好きな作家が嫌いになったりする可能性がある)

    論文とついているが専門性を高くしたアンソロジーSF短編集
    たくさんの作家が各々好き放題書いており、あまり一貫性もない
    ワクワクする話もあれば一休さんのようなポクポクもあるし壮大な楽屋ネタもある
    読み応えはとてもあるけれど…
    小川哲「SF作家の倒し方」はやりすぎでは
    僕は雑食なのでにこやかに楽しめました

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    小川哲さんの「SF作家の倒し方」がくだらなすきて面白い。人気SF作家の人となりが伺える、
    ・柴田勝家さんは巨漢のいい人らしい。
    ・樋口恭介さんは空気読まない系らしい。
    ・藤井太洋さんは腕を失った場合を想定して片手タイピング練習しているらしい。
    ・高山羽根子さんとのビブリオバトル悪口に笑う。
    ・宮内悠介さんはガチの分析家研究家らしい。

    0
    2023年10月26日

    Posted by ブクログ

    異常論文は批評・解釈を拒絶する。異常論文はこの世界のこれまでとこれからを論じる。異常論文は疑問や課題を解き明かす。異常論文は新たなる問題を提起する。異常論文は何の役にも立たない、どーでもいい論文集である。

    0
    2023年07月23日

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