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日本屈指のライブハウス「ロフト」創業者が、千葉県鴨川市にある入居費6000万円の超高級老人ホームに入居した。海が見える高層階に住み、館内は食堂、バー、図書館、露天風呂、ジム、カラオケ、ビリヤードなど高級ホテル並みの豪華施設が揃っているうえ、スタッフも親切で、提携する病院によるサポートも完璧、まったく不満のない老後を送るはずだったのだが、わずか2年でそこを去ることに・・・・・・。富裕層住人の知られざる実態と共に、自らの入居から退去までの顛末を面白おかしく、そして哀しく綴る体験記。
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Posted by ブクログ
老人ホームの話というより、年取った平野悠という、ロフト創立者の日記。 しかしこの人、鴨川の街で自分たちがどう見られているか全く自覚がない。地元のテニスクラブに入ったは良いけど、そこのメンバーが新しいサングラス自慢してたら、冗談のつもりで「百円ショップで買ったの?」って言っちゃう。 こんなエピソードが...続きを読む満載。 昔は学生運動家だったらしいけど、学生運動が市民に支えられなかった理由がよくわかるというおまけ付き。 肝心の三井の鴨川のホームだけど、やっぱり経営は超順調というわけにはいかないらしい。そんな気がしてた。
離婚したくても決断してくれない、さりとて交流もない妻から離れて、ついの棲み家として毎日海を見ていたい作者のハートを捉えたこの超高級老人ホームにたどり着いた。 が、そこはたとえ超高級であろうとなかろうと、死を待つだけの場所だった 彼は安住の地にたどり着いたにもかかわらず常に生を求め、鳶に餌をあげたり、...続きを読むめだかを飼ってみたり果ては近隣の住人と軋轢を生み、そこも安住の地ではなくなった。[人生は自分探しの旅]というが、いくつになっても自分を満足させることは容易ではない。
ロフト創業者が鴨川の高級老人ホームに入っていたときの実体験の記。考えさせられることが多い。老人ホームそのものもそうだが、70代後半以降の暮らし方とか生き方についてヒントやあきらめが感じられる本だった。
エピローグの冒頭がすべてだろう。まだやりたいことがある、あちこち出歩く元気のある人が老人ホームに入るのは早い。 生活がままならなくなってきて、「余命十年」ぐらいで入るのがちょうどいいのだと分かった。それが分かれば苦労はしないのだけど。 自分は、できるだけ自宅で自由に最後まで暮らしたい。こういう、赤の...続きを読む他人が生活する場所では息が詰まってしまう。
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平野悠
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