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マルクス
表現は内容の「素材的な担い手」
表現signifié=商品W→内容signifiant =貨幣G→表現=商品
→世界文学の成立可能性(言語を深層で読まれるものと規定するから)
⇔
鷲田
言語は表層で〈ふれる〉ものである。…鷲田は、表現を内容の「担い手」であるにすぎないとは見ず、表現
...続きを読むの〈ふれる〉という側面を強調する。彼の文体論は翻訳を拒む。
谷川雁『原点が存在する』p.48
「私はあくまで工作という契機ーー加害者の思想が現代文学の必須の柱であることを主張する。」
鷲田はケアをするために〈ふれる〉。他方、谷川は加害のために〈ふれる〉。
どちらも九州や関西など地方で活動している
鷲田の臨床哲学=ソクラテス
「加害者の思想」から「他者への想像力」(ケア)へ。これが転向の論理である。
P.69
〈声〉=「われわれ」という意識、無人称の共同性
共存 共同的な想像力
鷲田は哲学という言葉を捨てなかった。→加害性を捨てなかった。
P.105 疑い・否定
アンダークラスとの連帯を放棄した
P.146 ジジェク