小峰ひずみのレビュー一覧
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最後まで読み通しても、なぜSEALDsと鷲田清一を接続し架橋しようとするのかがよく理解できなかった。谷川雁の現場の思考と臨床哲学を唱えた鷲田の戸惑いを「同じ」と言い切るのはいくらなんでも乱暴にすぎないか。
また、著者は(SEALDsの思想的なバックグラウンドだった)鶴見俊輔の転向論に異を唱えた...続きを読むPosted by ブクログ -
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マルクス
表現は内容の「素材的な担い手」
表現signifié=商品W→内容signifiant =貨幣G→表現=商品
→世界文学の成立可能性(言語を深層で読まれるものと規定するから)
⇔
鷲田
言語は表層で〈ふれる〉ものである。…鷲田は、表現を内容の「担い手」であるにすぎないとは見ず、表現...続きを読むPosted by ブクログ