作品一覧

  • 非・保守という選択肢
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    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕膨張する与党、棄権する有権者…… 野党再生に足りないイズムと強さ 宇野重規×中北浩爾 ●1993年体制と「3・2・1の法則」 政治的選択肢の健全な拮抗のために 大井赤亥 ●〔対談〕いま、『資本論』をひもとく意味 資本主義が倒れるか、先に地球が潰れるか 斎藤幸平×佐藤 優 ●欧州の社会民主主義勢力が直面する課題 四つの圧力、二つのジレンマ 近藤康史 ●2000年代ラテンアメリカの政治潮流 「ピンクタイド」は今どこへ 宮地隆廣 ●平成世代が描く左翼像 エンパワーメントによる新しい連帯のかたち 小峰ひずみ
  • 平成転向論 SEALDs 鷲田清一 谷川雁
    3.0
    1巻1,562円 (税込)
    選考委員からレベルが高いとの指摘があった第65回群像評論新人賞候補作、その中から優秀作に選ばれ、「群像」誌上に発表されると大反響と共に話題となった傑作批評に大幅加筆した増補改訂完全版。シールズの運動とその後を総括、我々と鷲田清一の平成における転向の軌跡、後続する臨床哲学の担い手たち。日本社会のひずみに鋭く切り込み、コロナ禍に顕在化したケアの問題にまで発展する極めてアクチュアルかつクリティカルな論考である。 目次 序 論駁するということ 射影の方法をめぐって 第一章 二〇一五年の鷲田清一 第二章 〈戦前〉から〈戦後〉へ 第三章 〈ふれる〉ケアと加害の反転 第四章 平成の転向者たち 第五章 〈戦中〉派としてのSEALs 第六章 鷲田清一から臨床哲学へ 第七章 軸と回転 谷川雁vs.鶴見俊輔 第八章 〈地方〉と〈中央〉 第九章 〈旗〉と〈声〉 臨床哲学再論 第十章 SEALsとその錯誤 終論 待兼山の麓から――エッセイストたちの実践
  • 悪口論 脅しと嘲笑に対抗する技術
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    1巻2,420円 (税込)
    私たちは社会を賢くしなければならないのであって、あなたが賢くなる必要はない。『平成転向論 SEALDs 鷲田清一 谷川雁』著者が、哲学対話をきっかけに考えた「悪口」という戦術。 私たちは社会を賢くしなければならないのであって、あなたが賢くなる必要はない。 『平成転向論 SEALDs 鷲田清一 谷川雁』著者が、哲学対話をきっかけに考えた「悪口」という戦術。 【目次】 第一章 感情論 Ⅰ 男根主義 Ⅱ 感情 Ⅲ 連帯 Ⅳ 力 Ⅴ 問題 第二章 悪口論 Ⅰ 職場で Ⅱ 政治運動で Ⅲ 悪口 Ⅳ 狂信者 Ⅴ レーニン 第三章 (生き)恥論 Ⅰ 恥 Ⅱ 罵倒 Ⅲ 仲間 Ⅳ 死 Ⅴ 裏切り 第四章 言行論 Ⅰ シェアハウス Ⅱ シニシズム Ⅲ 技術 Ⅳ 臨床哲学 第五章 何をいかに受け継ぐべきか Ⅰ 対話 Ⅱ 嘲笑 Ⅲ 社会 Ⅳ 物語 Ⅴ 誰でも、いつでも、どこでも Ⅵ ブーメラン 【著者】 小峰ひずみ 大阪府生。大阪大学文学部卒。第65回群像新人評論賞で「平成転向論 鷲田清一をめぐって」が優秀作に選出される。著書に『平成転向論 SEALDs 鷲田清一 谷川雁』(講談社)。

ユーザーレビュー

  • 平成転向論 SEALDs 鷲田清一 谷川雁

    Posted by ブクログ

     最後まで読み通しても、なぜSEALDsと鷲田清一を接続し架橋しようとするのかがよく理解できなかった。谷川雁の現場の思考と臨床哲学を唱えた鷲田の戸惑いを「同じ」と言い切るのはいくらなんでも乱暴にすぎないか。

     また、著者は(SEALDsの思想的なバックグラウンドだった)鶴見俊輔の転向論に異を唱えた谷川雁の「独楽」の思考(=非転向の技法としての弁証法)でたどり直した上で、その「独楽」の軸となる場所として、インターナショナリズムでもナショナリズムでもない場としての「地方」が重要だ、とする。だが、これでは単純に1930年代の転向者の反復ではないか。もっといえば、1940年代の大政翼賛会文化部のコン

    0
    2024年04月11日
  • 平成転向論 SEALDs 鷲田清一 谷川雁

    Posted by ブクログ

    30
    マルクス
    表現は内容の「素材的な担い手」
    表現signifié=商品W→内容signifiant =貨幣G→表現=商品
    →世界文学の成立可能性(言語を深層で読まれるものと規定するから)

    鷲田 
    言語は表層で〈ふれる〉ものである。…鷲田は、表現を内容の「担い手」であるにすぎないとは見ず、表現の〈ふれる〉という側面を強調する。彼の文体論は翻訳を拒む。

    谷川雁『原点が存在する』p.48
    「私はあくまで工作という契機ーー加害者の思想が現代文学の必須の柱であることを主張する。」

    鷲田はケアをするために〈ふれる〉。他方、谷川は加害のために〈ふれる〉。

    どちらも九州や関西など地方で活動してい

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    2023年01月20日

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