国内小説 - 講談社の検索結果

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  • 列島融解
    3.8
    東日本電力社員を経て衆議院議員となった小川正人は、未曾有の大震災後、日本が直面するエネルギー問題に真っ向から取り組んでいた。原発の行方と、代替エネルギーの可能性は。停滞した経済は復調し、安全は守られるのか。日本自由党政権となり激動する政財界を見つめながら、この国のかたちを描き直す意欲作。(講談社文庫)
  • 裂

    3.7
    1巻1,672円 (税込)
    群像編集部の若手編集者羽田御名子のもとに、小説家志望の安良川王爾から持ち込まれた原稿<裂>。登場人物には御名子の名が使われ、穢されていた――。「群像」連載時から注目を集めた作品がついに単行本化。
  • 列人列景 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    1970年代の半ばに書かれた著者初の短編小説連作集。40をすぎた「タダの人」を主人公に、人間にとって切実なテーマである原風景、愛、性、志、生老病死を魅力的なタイトルのもとに描く。性的「見せもの」、いろんな人が来るデモ行進、聖と俗のガンジス河、砂漠の国の不思議、人混みの中の大仏、日本と第三世界交渉史、歴史的陰影をもつ異邦人の在日朝鮮人、人生のほとんどを旅して歩いた西行の景色……。それら人間の列と風景の列が短編のひとつひとつとなって連なっていく絵巻物。
  • レテの汀
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    それは、私の人生をもう一度、 歩き出すための旅だった。 東京郊外の大きな家で、ひとり暮らしをしている柑(かん)。なるべく人付き合いを断ち、規則正しく無機質な日々を送っているが、ある思いを胸に、亡き母の故郷である与那国島を訪ねることを決意する。それは、柑自身も覚えていないほど幼い頃に犯した、大きな罪と向き合うためだった。しかし思いがけず、小学6年生の甥っ子・伊吹もついてくることになり……。忘れられない痛みを抱えながら生きていく、すべての人に贈る物語。 【装幀】岡本歌織(woven tale)
  • レペゼン母
    4.0
    なんと潤沢な物語だろうか。 強烈なパンチラインであり、まさに「ブレイク」作品なのだ。 ――逢坂冬馬さん 予想する「面白い」の1000倍面白い! ――大垣書店京都本店 荒川夏名さん マイクを握れ、わが子と戦え! 山間の町で穏やかに暮らす深見明子。 女手一つで育て上げた一人息子の雄大は、二度の離婚に借金まみれ。 そんな時、偶然にも雄大がラップバトルの大会に出場することを知った明子。 「きっとこれが、人生最後のチャンスだ」 明子はマイクを握り立ち上がる――! 第16回小説現代長編新人賞受賞作。 ーーーーーー 選考委員も激賞! こんなにスカッと面白い作品が新人賞なら、いっそ清々しいじゃないか!(中略)おかんのラップが響く今宵、この余韻! ――朝井まかて 「親との戦い」ではなく、親の側から「子との戦い」を力強く描いた、大人の小説であると感じさせられた。 ――宮内悠介
  • レペゼン母
    4.0
    1巻1,463円 (税込)
    マイクを握れ、わが子と戦え! 山間の町で穏やかに暮らす深見明子。 女手一つで育て上げた一人息子の雄大は、二度の離婚に借金まみれ。 そんな時、偶然にも雄大がラップバトルの大会に出場することを知った明子。 「きっとこれが、人生最後のチャンスだ」 明子はマイクを握り立ち上がる――! 『晴れ、時々くらげを呼ぶ』『檸檬先生』などで最注目の新人賞から、今年も文芸界のニュースターが誕生! 第16回小説現代長編新人賞受賞作。 ーーーーーー 選考委員も激賞! こんなにスカッと面白い作品が新人賞なら、いっそ清々しいじゃないか!(中略)おかんのラップが響く今宵、この余韻! ――朝井まかて 「親との戦い」ではなく、親の側から「子との戦い」を力強く描いた、大人の小説であると感じさせられた。 ――宮内悠介
  • 檸檬先生
    3.8
    お前は独りじゃないよ、少年。 これは、「普通」じゃない僕だから出会えた、ある奇跡の物語――。 Z世代の新鋭が放つ、これが令和青春小説の新スタンダード! 小説現代長編新人賞を史上最年少で受賞! 小説紹介クリエイターのけんご小説紹介さん激賞&水野良樹さん(いきものがかり)、茂木健一郎さん(脳科学者)など各界からも絶賛された伝説のデビュー作を待望の文庫化! 小学三年生の私は、音や数字、人に色がついて見えるせいで、クラスメートたちからいじめられ、孤独な日々を送っていた。ある日、逃げ込んだ音楽室で中学三年生の少女と出会う。彼女もまた音に色がついて見える共感覚を持っていた。檸檬色に見える彼女のことを「先生」と慕い交流することで、私の人生は一変する! 第15回小説現代長編新人賞受賞作。 カバーイラスト:山口つばさ
  • レモン・ドロップス
    3.9
    大好きな友達や家族との日常を、「あたしなりの決意」をもって生きている、15歳の美希。恋の予感を遠くに見つけて、三日月形のレモンドロップをなめるたびに、10代だけの特別な時間が結晶に変わっていく――。大人になった"女の子"にこそまっすぐに届く、甘酸っぱいキラキラがたくさんちりばめられた、せつない物語。
  • 檸檬の棘
    4.0
    絶縁して10年――。 私はまだ、父に囚われ続けている。 歌手にして作家、唯一無二の才能がはなつ渾身の私小説。 こんなふうに鮮やかに世界を描写する言葉があったのかと、ページを繰るたびに衝撃を受けました。 澄み切った劇薬のような、忘れ難い物語です。――小島慶子(エッセイスト) 挨拶もなく消えた父。「特別な子供」になりたかった十四歳の栞は、父への怒りを拠り所に青春期を過ごす。十年後、父がもう長くないとの連絡が入る。あれだけ囚われ、憎しみ続けた存在が死ぬ――。空虚な現実を前に、栞の胸に去来するものは。鋭利な筆致で心を抉る、歌手にして小説家の異才が放つ魂の私小説。
  • 恋愛学校
    -
    フレッシュな娘・石村チヒロは、カメラマンにあこがれて、高名な写真家・香露女史の助手になった。そこで彼女が目撃したのは、みにくい大人たちの恋愛ゲームやセックスの姿。これがほんとの人生なの? 一度は失望したチヒロだが、祖母の指南を得て、理想の恋をみつけようと人生に体当り。青春像を軽快に描くロマン。
  • 恋愛さがし
    -
    学生時代に同棲し辛い別れを経た、阿沙子と伸行。一度は傷つけ合い別れた二人が8年後、夕方のラッシュの駅でバッタリ再会した。ビデオ作家として不安定ながら、自分の世界で生きていた伸行。別々の道を歩いていた二人の道がまた重なり合った時、その世界が揺れ始め、阿沙子はニューヨークへと飛び立とうとする。心模様を見事に描いた、長編恋愛小説。再び巡り会い、愛し合う男女の感情を描く!
  • 恋愛小説
    3.5
    23歳の美緒には、大好きな彼の健太郎がいる。かっこよくて、優しくて、結婚するんだろうな、と思っている彼が。――しかし、ついサスケと寝てしまった。健太郎と一緒にいるのが絶対に幸せだし、なにより健太郎のことを美緒は好きなのだ。それでも、サスケのことも好き――そんな身勝手な美緒とサスケの恋は、次第に様相が変わる。あるひとりの女の、身勝手で未熟で生々しくも鮮やかな、恋愛大河叙事小説。
  • 恋愛の解体と北区の滅亡
    3.6
    1巻1,672円 (税込)
    ヤバい世界はもう終わった。宇宙人占領下東京の平穏で危険な日常、僕らのぎりぎりの「今」を描く青春長篇小説。傑作短篇「ウンコに代わる次世代排泄物ファナモ」収録!
  • 恋愛パラドックス
    -
    恋愛にマニュアルなし! 論より過激な実体験40――本当に辛いのは、あなたがいないことではなく、あなたを忘れられないこと……。新しいロマンスが偶然やってくるのは、25歳まで。それを過ぎたら、偶然だって自分でつくらなくてはだめ! 愛情失調症で恋が始まらない、「たった一人の誰か」がほしい、そんなあなたに贈ります。論より証拠、ライブな恋愛実話集。
  • 恋情
    -
    70歳を目前にして、突然離婚を迫られた主人公が人生を振り返ると、いつも脳裏に浮かぶのは、炭坑で出会った彼女の姿だった。海岸や木々に隠れて逢瀬を繰り返していたのに突然去った君枝。あれから50年、思わぬドラマが、主人公を待ち受けていた。自伝的要素を含むエロチックで叙情的な勝目文学の真骨頂。
  • 恋慕奉行(上)
    -
    母の形見の印籠1つを抱いて江戸へでてきたお柳には、正体のわからない、不吉な影がつきまとっていた。大事な印籠は僅かな隙に盗まれ、折角きまった奉公口も次々とこわされ、千住の宿場女郎に身をおとす破目となった。――見えない、呪(のろ)いの糸が、お柳を縛っている。もし、町同心・水木半九郎に夜釣りの道楽がなかったら、お柳はとうに死んでいたろう。半九郎の鋭いカンは、暗闇に嘲笑う覆面の武士の正体を見破った。彼の名は、阪田権太夫。町奉行・大岡越前守に不敵な挑戦を宣し、江戸を恐怖の巷(ちまた)に落とす男。越前守の弱点――恋の過ちを衝くだけに、名判官の苦渋は深かった。<上下巻>
  • 老猿
    5.0
    定年を目前に妻子と別れ、ひとり軽井沢の陋屋(ろうおく)に移り住んだ中里太郎。寂寞に包まれた生活が揺れ動きだしたのは、向かいに暮らす変わった年寄りを「老猿」と名付けたときからだった。老猿、そして瀟洒な別荘で愛人生活を送る中国女の正体は。奇妙な隣人と共にいつしか日常を逸脱した中里は、思わぬ地へと向かう。(講談社文庫)
  • 牢獄
    4.0
    魔性の皇帝太祖の治下、無実の高官が投獄されて受けた鬼気迫る実験とは? 大官の誇りを砕く凄絶な究極の刑! ――異例の大昇進を遂げたその日に、厳徳ビン(ビン=王に民)は、やにわに逮捕され入牢の身となった。明の初め、魔性の初代皇帝治下の中国では、怖るべき政治と粛清が繰り返されていた。才学抜群の能吏・厳は、大官の誇りにかけて無実を弁明しようとするが、待ちうけていたのは洗脳という、傷ましい人間性の破壊であった……。無実の知識人が投獄されて受ける究極の刑。激しい拷問、破壊される人間性。凄絶な傑作、戦慄の悲劇、中国歴史長編。
  • 老人のための残酷童話
    3.3
    昔話の裏側にある摩訶不思議な世界。鬼に変貌していく老婆を捨てた息子と、その嫁の意外な末路とは……。「姥捨山(うばすてやま)」や、織女(おりひめ)と牽牛(けんぎゅう)の「天の川」といった、有名な昔話をベースにしながらも、独特の解釈で綴られた10の物語。大ベストセラー『大人のための残酷童話』の著者が、性欲や物欲、羞恥心といった、人間の奥底にひそむ感情を見事に描きだす。
  • 労働貴族
    3.5
    綿密な取材の積み重ねと作家の洞察が鋭く抉り出す落ちた偶像・塩路一郎氏の真実。労働者の間では「天皇」として恐れられ、「会社の発展」をめざすこと社長以上という、豪華クルーザーで美女と過ごし愛人を囲う「委員長」とは何か? 何が彼をそうさせ、誰がそれを許したのか? その疑問を解く独自の記録小説。
  • 蝋涙
    -
    蝋の雫のような真珠のアクセサリー。それを見るたびに蘇る、密やかな思い……。若き日への感傷をつづる表題作をはじめ、娘の出生に疑問を持つ父親の愛憎を描く「渚にて」や、夫婦の日常を通じて「老い」を語る「冬の月」など。人生の深奥を見つめた、珠玉の名作7編を収録。第38回女流文学賞に輝く、自伝的作品集。この7つの物語の中にきっと、あなたもいる。 誰もが経験する、生と死、愛と性、青春と老い、そして希望と悔恨。
  • ロカ
    4.3
    長らく文庫化されなかった、中島らも、最後の小説。天才が予見した自らの未来は。作家・小歩危ルカ、六十八歳。巨額の印税を得て以来、新宿のホテルで一人暮らし。相棒はWネックのギター「ロカ」。あとは酒と大麻と鮟鱇鍋。「IQが185もあると予知能力が備わる。だから私の予知したことは、ほぼ、九十六パーセント当たるんだ」。著者が急逝直前まで書いていた、問題の近未来の私小説。
  • 6時間後に君は死ぬ
    3.8
    突如、予告された自らの死。未来をかけた戦いが始まる! 緊迫のカウントダウン・サスペンス ドラマ化された話題作、ついに文庫化! 6時間後の死を予言された美緒。他人の未来が見えるという青年・圭史の言葉は真実なのか。美緒は半信半疑のまま、殺人者を探し出そうとするが――刻一刻と迫る運命の瞬間。血も凍るサスペンスから心温まるファンタジーまで、稀代(きたい)のストーリーテラーが卓抜したアイディアで描き出す、珠玉の連作ミステリー。
  • 鹿鳴館貴婦人考
    -
    鹿鳴館の時代は、男たちにとっては、ファルスであったにすぎないが、共演した女たちにとっては、残酷なドラマであった。井上武子、伊藤梅子、大隈綾子、大山捨松、森常ら、近代日本を形成した若き獅子の夫人たちの、おびただしい汗と涙が、カドリールの曲や、バッスルのドレスのかげから浮かびあがってくる。
  • 路地
    -
    名刹が点在し、高級住宅地が広がる古都・鎌倉。 だが、そんな町にも、様々な人生が交錯する「路地」がある。古書店主、観光人力車を曳く男、図書館勤めの小市民……、市井の7人それぞれが、過去に秘めている罪や愛が、彼らの平穏な日常を波立たせる一瞬を犀利に捉え、人生の細やかな真実を温もりとともに掬いあげる短編連作。谷崎潤一郎賞受賞作。
  • 魯迅作品集
    -
    清朝末から革命期へという混乱の時代に、ペンを執って敢然と立ちあがり、新しい中国文学を切り拓いた、偉大な作家・魯迅の代表作を、その著作『吶喊』『彷徨』『朝花夕拾』から集める。人に食われることを恐れる男を主人公に封建制度と儒教道徳を徹底批判した「狂人日記」のほか、「阿Q正伝」「藤野先生」「小さな事件」「家鴨の喜劇」など13編を収録。中国近代文学の父・魯迅の代表作がいっぱい!
  • 地底獣国の殺人
    3.5
    創世記の謎を追う奇人学者と連続殺人?!――1930年代。創世記の伝説を探るため、アララト山を目指した〈ノアの方舟探検隊〉の飛行船。奇人学者や美人秘書、新聞記者ら一行を待ち受けていたのは、絶滅したはずの恐竜と謎の部族、そしてスパイに、連続殺人。冒険に満ちた古の怪異を、博覧強記の俊英が精緻な論理で解き明かす、奇想天外な傑作本格ミステリ。
  • ロズウェルなんか知らない
    3.9
    温泉もない、名所があるわけでもない、嫁のきてもない。観光客の途絶えた過疎の町、駒木野。青年クラブのメンバーたちは町を再生することで、自らの生き方にも活路を見出そうとするが。地方の現実に直面する人々の愚かしくも愛しい奮闘を描いた胸に迫る長篇。「日本の四次元地帯」として駒木野は再生するのか? (講談社文庫)
  • ロック母
    3.9
    作家としての苦悩のはじまりに"しょぼんとたたずむ"忘れ難い作品、「ゆうべの神様」。シングルマザーになる覚悟で離島の実家に帰った私を待っていたのは、恐ろしいほど変わらない風景と"壊れた"母親だった。――川端康成賞受賞作、「ロック母」など、15年にわたる作家活動をあまさずとらえた傑作作品集。
  • ロッテルダムの灯
    -
    戦地における命あるものの美しさと儚さ――作家・庄野潤三の兄で、数多くの児童文学作品を世に残した著者が、従軍した中国や東南アジアで胸に刻まれた命あるものの美しさ、尊さ、儚さを、異国情緒をまじえて綴った初めての随筆集。戦中の思い出と戦後の日本、欧州とが絡まり、作者自らが「何よりも愛着深い作品」と述懐した、エッセイストクラブ賞受賞の名作。児童文学の大家である著者が、従軍した際の経験をまとめた名随筆集にして、弟の庄野潤三をして「英ちゃんのいちばんの名作」と言わしめた作品。
  • ロミオとジュリエットと三人の魔女
    3.5
    ロミオとジュリエットとフォルスタッフとイアーゴーとヴァイオラとシャイロック……さらにはシェイクスピアまでが一堂に会して、どたばたを繰り広げる。あの世界的名作群の誕生秘話が、今明かされる!?
  • 論理と感性は相反しない
    3.6
    神田川歩美と真野秀雄は、つき合い始めた頃にときどきケンカした。真野の論理と、神田川の感性は、ぶつかり合いながらも共生の道を探っていくが……(表題作)。男と女、宇宙、音楽と文学、伊勢物語……それぞれの登場人物がオーバーラップして展開していく十四編。意欲に満ちた、著者初の書下ろし小説集。(講談社文庫)
  • YA! アンソロジー 友情リアル
    4.5
    友がいるからこそ、今の僕がある。講談社児童文学新人賞50周年企画 受賞作家4人が紡ぎ出す、YA世代のための4つの友情物語。■背は低い、力もない。でも野球大好き 「打順未定、ポジションは駄菓子屋前」■1年半ぶりにアイツが帰ってくる!? ■「マリモの携帯ストラップ」■ボクシングにかけた友への思い 「Boy Fight」■10年前、雄風丸のデッキにて―― 「エデンへ……。」
  • YA! アンソロジー 初恋リアル
    3.0
    好きになる気持ちを抑えきれない。講談社児童文学新人賞50周年企画。5人の受賞作家が「初恋」をテーマに描く、ピュアフル・ストーリー! ■初恋のたねが、芽を出したら――。「初恋のたねは、ころんとゆれる。」■マッチの灯りに願う、つかの間の夢 「マッチ売りの少年」■初めて書いたラブレターが行方不明に!? ■「ローリングストーン」■死んだ親友の姉さんが部屋に来て 「東京プリン」■高校生からもらった不思議な石 「恋の石」
  • YA! アンソロジー 卒業
    -
    小林深雪『卒業までの24時間』……東京に住む高校三年生の若葉は、突然彼氏の孝之から、京都の大学に行くと告げられる。勝手な決断に傷つけられ、口を聞かないまま、卒業式前日を迎えていた。このまま離ればなれに!? 残された時間は、たったの24時間! 他にも、福田隆浩『アフロとチビタと青空と/石川宏千花『牛嶋のはなうた/河合二湖『ガラスの教会、銀の竜』/如月かずさ『りんちゃん先生にさようなら』を収録。
  • YA! アンソロジー ハピネス
    -
    YA! ENTERTAINMENT10周年を記念し、「YA! アンソロジー ハピネス」と「YA! アンソロジー エール」を2冊同時刊行! 小林深雪○「覚えたての呪文」魚住直子○「生きているだけでhappiness」吉野万理子○「運命の白い糸」片川優子○「スパイラル&エスケープ」菅野雪虫○「ランチボックス」装画/牧村久実(「泣いちゃいそうだよ」シリーズ)
  • YA! アンソロジー 秘密
    3.5
    いつも廊下ですれ違う名前を知らないあの子にだって、教室で明るく振る舞うあのクラスメイトにだって、秘密はあるのかもしれない--物語が交差する、YA!アンソロジー第3弾。区立四葉中学校を舞台に、「泣いちゃいそうだよ」シリーズの小林深雪と、講談社児童文学新人賞受賞作家たちが、秘密を抱えた少年少女を描きます。誰にも知られたくないと思う一方で、誰かに理解してほしいと願ってしまう秘密の正体とは?
  • YA! アンソロジー ひとりぼっちの教室
    3.7
    「もし、今日、わたしが、死んだら、明日、泣いてくれる人間は、このクラスに何人いるんだろう? 一人もいないかもね」YA!アンソロジー第7弾。「いじめ」をテーマに、加害者、被害者、傍観者の立場だけに終わらない、リアルな学園ドラマを届けます。小林深雪『友達なんかいない』/戸森しるこ『これは加部慎太郎に送る手紙』/吉田桃子『転生☆少女』/栗沢まり『イッチダンケツ』
  • YA! アンソロジー わたしを決めつけないで
    4.0
    「お前、女子力ないな」と男子に言われてムカつきつつも、「このままじゃいけないの?」と、不安にもなる。誰にでもある「男らしさ」「女らしさ」の悩みを描く「女子力なんてない!」(小林深雪)ほか、「兄弟」をテーマにした「兄弟前夜」(落合由佳)、「国籍」をテーマにした「夜の間だけ、シッカは鏡にベールをかける」(黒川裕子)、「自分らしさ」をテーマにした「空、雲、シュークリーム、おれ」(大島恵真)の4作を収録。
  • ワインとヌーディストビーチ あるバイセクシャルの告白
    -
    1巻550円 (税込)
    大事な人のために唯一無二のワインを探す男・・・ 彼には消せない過去があった。 男でも女でもない、ひとりの人間の衝撃告白。 禁断の愛を、マジョルカ島、ワインを絡めながら描くフィクション作品。 数多くのノンフィクション作品を刊行している作家・三上義一が描く新境地。 ワインの銘柄もふんだんに登場し、数多くのマジョルカ島のカラー写真も楽しめる。
  • 若い川の流れ
    -
    川崎専務から頼まれて専務邸に大きな包みを届けた健助は、その娘・ふさ子に出会った。専務にユーモアのある見合いをさせられたことに気づいた二人は、お互いに好意をもつが前後多難――痛快明朗編。映画化、テレビドラマ化もされた。
  • 若い樹々
    -
    快活で美しい立花理々子には、父がない。中学を卒業すると、東京に出て働きながら夜間高校に学ぼうと決心する。上京した彼女はお手伝いさん勤めをするが、慣れない環境で身も心も疲れていった。そういう理々子の心の支えになるのが、洗濯屋のご用聞きをしている戦災孤児の橘悟くん。周囲の無理解と蔑視に傷つき、また悩みながら、しかし希望をもって彼等は生きる……。幸せを願い、明日をさして伸びゆく若い樹々のような若者たち。働く人たちの愛と生活を暖かく描いて定評ある壺井文学の名作長篇。大映映画化。若い世代に贈る話題の1冊。
  • 和解・小僧の神様 ほか十三編
    -
    透徹した人間観察の眼で、生命観にあふれた独自の世界を築き、格調高い近代日本文学の典型を創造した志賀直哉の初期中短編集。表題作のほか「網走まで」「城の崎にて」など13編を収録。原本に、志賀直哉を正しく理解するための数編の短篇と自筆の絵などを加えた完全版。
  • 若き見知らぬ者たち
    3.6
    ★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 映画「若き見知らぬ者たち」 2024年10月公開予定 【出演】磯村勇斗×岸井ゆきの×福山翔大 【原案・脚本・監督】内山拓也 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 芥川賞候補「オン・ザ・プラネット」の著者が描き切る、鮮烈な人間ドラマ。 静かな怒りを、彩人は感じていた。 亡き父の借金。難病の母の介護。 先が見えない日々の中、昼も夜も働き続ける。 幾重もの困難に遭いながらも、弟や恋人、友人らの支えで、なんとか生活を送っていた。 だが、ある夜、思いもよらぬ暴力が降りかかる――。 目を背けたくなる痛みに対峙する、鮮烈な一作。〈文庫書下ろし〉
  • 若草軍記(上)
    -
    紀ノ川の近くの館で、真田昌幸・幸村に仕える忍びの又四郎。また猿飛佐助。徳川の策略で秀頼は……。そして真田が動くとき……。大阪城落城前後の攻防のとき、隠密の活躍や人心の混乱を描き、被害を受けた善意の人々を浮彫にした異色時代長編。<上下巻>
  • 若草の歌
    -
    美人でしとやかな千秋と、愛らしくドライな元子は、東京西郊の住宅地で繁昌している、そば屋の二人娘である。中学卒業と同時に、二人とも、「手に職を持つこと」を望んで、理容師になる。そして、実力とPRと親バカを利用して、ささやかな店を持ったが、青春の街道は、照る日ばかりではなかった……。「紀ノ川」「有田川」など、女の歴史を才筆で辿った作者は、この作品で、現代女性の生き方を、軽妙なタッチで、輪切りにした。若い女性の、職業・恋愛・結婚・親子問題などが、精妙に織り込まれた、ユニークな青春小説。
  • 若様組まいる
    3.7
    明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子店を開いた。店には、旧幕臣の「若様組」の面々や、女学校に通うお嬢様・沙羅が甘い菓子と安らぎを求めてやってきた。その少し前――。徳川の世であれば、「若殿様」と呼ばれていたはずの旧幕臣の子息・長瀬とその友人は、暮らしのために巡査になることを決意。今は芝愛宕の巡査教習所で訓練を受けていた。ピストル強盗の噂が絶えない物騒な昨今、教習所でも銃に絡む事件が起きた。若様組の他、薩摩出身者、直参で徳川について静岡に行った士族たち、商家の子息たち、さまざまな生徒に、何やら胡散臭い所長や教員を巻き込んで、犯人捜しが始まる。大好評『アイスクリン強し』の前日譚。
  • 若様とロマン
    3.7
    明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子店を開いた。店には、旧幕臣の「若様組」の面々や、女学校に通うお嬢様・沙羅が甘い菓子と安らぎを求めてやってくる。しかし平和そうに見える世の中に、不穏な空気が漂いはじめていた。数年以内に“戦争”が始まるかもしれない――。 明治になって現れた「成金」のひとり、小泉琢磨は、戦へと突き進む一派の意向を押さえるべく動いていた。が、このままでは開戦派のやりたいようになってしまうという懸念から、今いる仲間以上に人を集めようと考える。 その秘策がなんと、「若様たちのお見合い」だったのだ! はたしてその成り行きは――?
  • 若妻舞衣子の秘密
    -
    若妻に漂う色香が男たちを惑わす。若い男を次々につまみ食い長編官能ロマン! 中年の夫では満足できない。不動産会社社長、夫の部下…いろんな男を攻め落とす。若妻に漂う色香が男たちを惑わす! ――「あーん。なめて……。手抜きしないで」……若妻の舞衣子は、今日も密会の真っ最中だ。長松部長は、日本舞踊家の彼女を後妻に迎えた。だが、舞衣子はまだ若く、女盛りである。当然、夜の生活で、60ちかい夫に満足しない。夫の部下、不動産会社の社長など、次々に他の男をつまみ食いしていく。二人はどうなる? 官能ロマン。
  • わからん薬学事始1
    3.6
    1~3巻1,100円 (税込)
    薬の製造を唯一の産業とする島「久寿理島」で、470年間、女子直系一族だった木葉家に突然生まれた男子・草太は、島の人から「ぼっちゃんは天が下さったのです」と言われて、大事に育てられてきた。15歳の春、草太は、その製法が女性のみに受け継がれてきた「気やすめ丸」を万人に効く薬へ改良するために、島の運命を背負って東京へと旅立つ。
  • 若鷲の歌(『歩兵の本領』講談社文庫所収)
    -
    予科練出身で大男、徒手格闘術特級。そんな噂とともに着任した川原准尉は、旧式の制服を着た貧相なロートル。幹部待遇を拒み、営内のいわれなき制裁や体罰を咎めたりする妙な男だった。ある晩、亡霊が出ることで有名な宿舎の不寝番を命じられた私は、信じがたいものを見てしまう。浅田次郎が自らの自衛隊体験を活写した、涙と笑いの青春グラフィティ! 『歩兵の本領』所収。
  • 我が愛する詩人の伝記
    5.0
    「各詩人の人がらから潜って往って、詩を解くより外に私に方針はなかった。私はそのようにして書き、これに間違いないことを知った」。藤村、光太郎、暮鳥、白秋、朔太郎から釈迢空、千家元麿、百田宗治、堀辰雄、津村信夫、立原道造まで。親交のあった十一名の詩人の生身の姿と、その言葉に託した詩魂を優しく照射し、いまなお深く胸を打つ、毎日出版文化賞受賞の名作。
  • わが愛と命の記録
    -
    将来の伴侶と決めた同僚の教師・中村謙一に伴われ、彼の実家をたずねた中川タミ子は、この結婚に反対する彼の両親から、ひどい侮辱を受けて席を立った。よく晴れた夜空にまたたく何千、何万の星、その孤独な光は人間の孤独に似てはいるが、人間には星にない愛情がある。家を捨ててきた中村とその夜タミ子は近くの温泉に一泊し、進んで契りを結ぶ。昔気質の人格者だが、女癖の悪い彼女の父、二号さんが公認されている中村の家、そんな生活だけは、と笑い合った二人だが……。一時代前の女の赤裸々な記録を通して、現代の若い男女に愛と結婚のモラルを訴える力作長編。
  • 我が産声を聞きに
    3.7
    コロナ禍、夫の良治に乞われ、病院に同行した名香子。肺がんの診断を受けた良治は、今日からは好きな人と暮らし治療をすると告げて家を出てしまう。人生をやり直すという一方的な言い分に、二十数年の夫婦生活を思い呆然とする名香子。自らの命と真に向き合ったとき、人は何を選ぶのか。直木賞作家渾身の作。 ”もう一度” 人生をやり直したかったのは、 あなただったのか、それとも――。 自分のものなのに、こんなにも自分の力でどうにもならない人生を、 生まれてしまったという理由だけで、私たちは生きている。 角田光代(文庫収録書評より) 生まれ、生き、そして死ぬ。 それって一体何だ?  【目次】   0 兆し   1 影   2 告知   3 悪い冗談   4 苦い思い出   5 家出の原因   6 ミーコ   7 夫の恋人   8 失敗   9 帰郷  10 高級な終わり方  11 再会  12 枯向日葵  13 もう一度  14 産声    人生は作り上げられるのか 角田光代(「小説現代」2021年4月号掲載書評)    解説 國兼秀二
  • わが恋う人は(上)
    -
    1~2巻660円 (税込)
    霧の軽井沢で雑誌記者・秋月美子がめぐり会った男は、豊臣秀吉の家臣・小西行長の子孫だった。戦国のならいによって夫との仲を裂かれた行長の娘・たえは、別離に際して男女の雛人形を夫と分けあったという。女雛に託された悲しみと呪いが、400年の時を越えて現代に甦える恐怖の物語。サスペンス大作。<上下2巻>
  • わが師の恩
    -
    わが恩師・西村計雄氏との、破天荒な人生大漫談! この世は、頓珍漢な会話に、味があるのです。桁外れに面白いエッセイ――恩師・西村計雄氏との、頓珍漢で桁外れな、超世間的大漫談! 世界的画家でありながら、気張らず威張らず、仙人のような生き方をする、80すぎの翁と、教え子の、ユーモアあふれる問答エッセイ。その破天荒な魅力を、敬愛の筆致で綴るとともに、自身のルーツも紹介。二人の「人生の達人」が交わす、会話の妙味に拍手喝采。
  • わがシングルへの道
    -
    遊びの天才がゴルフに挑戦するあくなき闘い! ――はじめてのパー、はじめてのバーディ……。一所懸命やればやるほど、ゴルフは悦楽を与えてくれる。遊びの天才がゴルフに取りつかれ、我流のフォームを解体し、シングルの悦楽を味わうまで。リー・トレビノ、アーノルド・パーマーらとプレイする黄金期、そして…。懐かしいイレブンPMでもお馴染のゴルフ狂の、30年余にわたるシングルへのあくなき闘いの貴重な記録。
  • わがスタンダール
    -
    ファブリスを中心にみれば、『パルムの僧院』は宛然一個の冒険小説である。―――スタンダールに魅了され、それを終生問い続けた当代屈指のスタンダリアン=大岡昇平。綿密な探究と思考、対象を徹底的に見極めようとするダイナミックな意志。鮮明な自己認識の大いなる軌跡を示す〈スタンダール論〉34篇を収録した決定版。
  • 我が父たち
    4.0
    血のつながりのやり切れなさを、鋭敏な感性でつづり、独自の文学世界をひらく。不思議な物語の魅力あふれる力作中篇集。(講談社文庫)
  • わが鎮魂歌
    -
    新聞社の入社試験で肺に空洞を発見され不採用となった俊吉は、失望の日々を酒や女に費やす。新聞記者から作家へというのが、彼の人生設計図だった。そんな折、光明となったのが恋人の決断だった。二人は手を取り合い、広島から上京する。だが東京での生活はなお辛酸をなめ……。屈指の流行作家だった著者が、青春をふり返り綴った自伝的長編。
  • 我が手の太陽
    3.5
    1巻1,562円 (税込)
    第169回芥川賞候補作。 鉄鋼を溶かす高温の火を扱う溶接作業はどの工事現場でも花形的存在。その中でも腕利きの伊東は自他ともに認める熟達した溶接工だ。そんな伊東が突然、スランプに陥った。日に日に失われる職能と自負。野球などプロスポーツ選手が陥るのと同じ、失った自信は訓練や練習では取り戻すことはできない。現場仕事をこなしたい、そんな思いに駆られ、伊東は……。 “「人の上に立つ」ことにまるで関心がった。 自分の手を実際に動かさないのなら、それは仕事ではなかった。” ”お前が一番、火を舐めてるんだよ” ”お前は自分の仕事を馬鹿にされるのを嫌う。 お前自身が、誰より馬鹿にしているというのに” 腕利きの溶接工が陥った突然のスランプ。 いま文学界が最も注目する才能が放つ異色の職人小説。
  • わが塔はそこに立つ
    -
    親鸞と時代の社会主義思想に激しく引き裂かれ、自らの底深くに敢えて矛盾を取り込み、超えようと苦闘する、主人公・海塚草一の青春の葛藤。昭和10年代・京大時代を背景に、性・宗教・文学・社会――混沌の坩堝の中の青春を描いた、自伝的長篇小説。〈全体小説理論〉の実践化として、『青年の環』へとひきつがれてゆく問題作。
  • わが憎しみのイカロス
    -
    1巻550円 (税込)
    ある日、私の経営するガソリンスタンドに、BMW2000csが給油に入ってきた。従業員の譲治がそれに見惚れているのがわかった。譲治は住み込みで働いている、外国の血の入った美少年だ。イカロスと名付けられたその車の持ち主は作曲家の室生淳だった。彼は男色の気があり、BMWに強い興味を示す譲治に接近するようになる。私は、BMWを相手に自慰をする譲治の姿を目撃し、不安を覚える。彼の欲望を捻じ曲げたものとは!
  • わが庭の寓話・動物譚と植物誌
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。 「この仕事について ジョルジュ・デュアメルの『わが庭の寓話』との語らいを漸ようやく終わり、私はやれやれという気持で今一息ついている。彼と手を連ねてゆっくりとその邸内や庭や近隣の田舎を歩きながら、どんなに彼の話を聴き、どんなに色々の物を見、どんなにたくさんの事柄を学んだことだろう。思えば友であると同時に先輩であり、又一人の賢者でもあるデュアメルという人間を、その日常生活の中で観察するという幸福を私は持ったのだった。そして又この友はさまざまな機会に暗示を与え、それとなく教えを垂れて私を賢くした。もしも彼がいなかったならば、もしも彼から注意されなかったならば、どれだけ多くの貴重な事を私が見過ごし、聴き流してしまったことだろう。  「僕も寓話を書けたらばと思います。僕の庭の寓話を。しかし残念な事に僕は庭を持っていないのです」と言って嘆く或る青年の言葉が一晩じゅう彼を考えこませる。そして彼はこう言う。「まだ庭という物を持たなかった頃、私はリュクサンブールの林の中で寓話の咲くのを眺めたものだ。熱心な愛好者にとって、寓話を育てるためにならほんの小さな庭が一つあれば充分だ」そして控え目に言う、「私ならば窓のへりに置いた一鉢からでも、それを生長させるだろうと思うのだが」と。  こう言われてみて、さて今自分の窓からの狭い谷間の風景を眺めただけでも、デュアメルのような心と眼とをもってすれば、寓話の花は此処にも彼処あそこにも咲いている。時しも秋の終わり冬の初めで谷を囲む山麓の林は黄に赤に、鳶色に紫に皆美しく彩られ、その上に拭き清められたような青空がひろがり、穏かな日光が燦然と照り渡っている。そしてたまたまその大空の西の方にたった一つ浮かんでいる白い小さい片積雲が、語られた物語の終わりの一句か、語られる話の書き出しのように見える。しかし「窓のへりの一鉢」どころか窓の向うの豊麗な風景からでさえ、もしもわれわれに表現の力と豊かな人生智とが無ければ、たった一つの寓話でも此処から生み出すことはできないだろう。」(本書より) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 吾輩は歌って踊れる猫である
    3.0
    「呪われてしまったの」 幼馴染はニャアと鳴いた。 彼女を人間に戻すため、 ちょっぴりとぼけたモノノ怪たちと 猫踊りを成功させろ! ヘタレな僕と スーパースターな君の 青春×妖怪ストーリー! ☆☆☆ バイトから帰るとベッドに使い古しのモップが鎮座していた。 「呪われてしまったの」モップじゃない、猫だ。というか喋った!? ミュージシャンとして活躍していた幼馴染のモニカは、 化け猫の禁忌に触れてしまったらしい。 元に戻る方法はモノノ怪たちの祭典用の曲を作ること。 妖怪たちの協力を得て、僕は彼女と音楽を作り始めるが、 邪魔は入るしモニカと喧嘩はするし前途は多難で!?
  • 吾輩ハ猫ニナル
    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    「最後の選考の機会にこれほどの候補作と出会えたことは僥倖だったと言える」阿部和重氏、「馬鹿馬鹿しくも可笑しい結末の、『感動の物語』を嘲笑う姿勢も頼もしい」奥泉光氏、「創造性と批評精神にみちた作品である。漱石先生も大吃一燎(びっくり仰天)だろう」辻原登氏。――選考委員激賞&絶賛の群像新人賞当選作。「面白い小説」そして「優れた批評」を一度に堪能できる、本年度イチオシのニュースな文学です!
  • わが母の記
    3.7
    枯葉ほどの軽さの肉体、毀れた頭。歩んできた長い人生を端から少しずつ消しゴムで消して行く母――老耄の母の姿を愛惜をこめて静謐な語り口で綴り、昭和の文豪の家庭人としての一面をも映し出す珠玉の三部作(「花の下」「月の光」「雪の面」)。モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリ受賞ほか、世界を感動に包んだ傑作映画の原作。
  • わが母の記 花の下・月の光・雪の面
    4.0
    80歳の母を祝う花見旅行を背景にその老いを綴る「花の下」、郷里に移り住んだ85歳の母の崩れてゆく日常を描いた「月の光」、89歳の母の死の前後を記す「雪の面」。 枯葉ほどの軽さのはかない肉体、毀れてしまった頭、過去を失い自己の存在を消してゆく老耄の母を直視し、愛情をこめて綴る『わが母の記』三部作。〈老い〉に対峙し〈生〉の本質に迫る名篇。ほかに「墓地とえび芋」を収録。
  • わが別辞 導かれた日々
    -
    昭和51年(1976年)没の檀一雄、舟橋聖一から平成6年(1994年)没の吉行淳之介まで、冥界に先に旅立った22人の師友に捧げられた感謝と惜別の情。 若き日より老年に至るまで文学を自らの道と定めて険しい道を生きた作家・水上勉が、文学についての語らい、旅、酒席やゴルフなど、さまざまな時間をともに過ごした文士たちを想い、心を込めて綴った追悼文集の白眉。 とくに小林秀雄に7篇、大岡昇平と中上健次には5篇が捧げられており、著者より年長年少を問わないその交わりの深さと追悼の念の痛切さに、読む者として感慨を禁じえないのである。
  • 我が炎 死なず
    -
    突然襲った、原因不明の全身麻痺。その日から、生への執念と奇病との格闘が始まった。芋虫のようにのたうつ我が身の惨めさ、意のままにならぬ入院生活、看病してくれる妻とのいさかい、絶望的になる日々の中で、作家になることを心の支えにして、ついに難病を克服。強烈なバイタリティがほとばしる、自伝的長編。
  • わが町
    -
    いまは失われた大阪の町並みに道筋に、ユニークな人物がぞくぞく立ち現れる。人間くさく、おかしく、ぶきっちょで、ペーソスにみち、そしてついにいとおしい人間たち。過ぎ去った幼なかりし若かりし季節、そこで出会い別れた愛すべき人々へのいちずな思いをうたって、笑いと涙を呼ぶ人間讃歌。連作長篇の名品。
  • わが胸の底のここには
    5.0
    私は己れを語ろうと決意した。憎悪すべき己れの過去を。生きようとする生命の火を、情熱を燃え上がらせるために――。終戦直後から五年に亘り執筆した、著者の代表作ともいえる自伝的長編小説を初文庫化。没後50年記念刊行。
  • わが家の日米文化合戦 アメリカ人妻VS.日本人亭主
    -
    アメリカ人妻と著者の日米文化摩擦の日々! 異文化に育ったアメリカ人妻との文化摩擦は、文化創造へと進化する。「内なるアメリカ」をかたくなに維持する妻に腹を立てた大学の先生は、「日本人」にこだわり徹することに決めた……。一つの屋根の下で繰り広げられる珍騒動を、ユーモラスに描きながら、文化摩擦の構造を鋭くえぐる、野心的な比較文化論。
  • 病葉の踊り
    -
    旧満州の曠野に見棄てられ、死を待つばかりの重症結核患者。その幽鬼ただよう悲憤を、反戦の気するどく追求した処女作「北満病棟記」。看護士相手におどける俺を嘲笑う、女の冷やかな眼。肉体に欠陥をもつ男が過去を暴かれ、おのれの全存在を否定される恐怖を描いた表題作。ほかに、「相場師」「天穴は見えず」など7編を収録。
  • わしは、わしの道を行く
    -
    敗戦の日本に、羽織袴のいでたちで姿をみせた15歳の少年――豊臣筑前守秀吉(ひできち)こそ、ブラジルの千万長者・秀右衛門が、「何事も修行のためでござる」と故国に送りかえした可愛い孫だった。はげしい流転の世相が、少年を包む。捨て子の加奈子、旧高利伯爵の庶子・元和、没落した元宮様の娘・和子、さらに元満鉄総裁の娘・啓子……。音をたてて崩れさる古い社会にあがく人々の中で、どこか超然と次元のちがう生き方を貫く筑前守。「2億円くらい孫に使わせてみよう」と、祖父が後をおって帰国した時、奇怪にも彼は行方をくらましていた――痛快しかも辛辣な巨匠の作品。
  • ワシントンハイツの旋風
    3.6
    中学生の謙吾は、母と妹を追って高知から上京した。昭和37年、新聞配達でまわるワシントンハイツは、渋谷区にありながらアメリカそのものだった。謙吾は高校を卒業し、旅行会社へ就職する。東京オリンピックや万博に沸く昭和。ひたむきに働き、ひたむきに恋をする。自身の青春を描いた、初めての現代小説。(講談社文庫)
  • 忘れ蝶のメモリー
    -
    記憶を1日に2日分ずつ忘れ、蝶に食べられてしまった彼女は、20歳の誕生日には、すべての記憶を失なってしまう。しかも、それは明日なんだ!! 不思議な少年といっしょに帆立貝転送機に乗った私は、忘れ蝶をさがして、記憶装置の迷宮へ……。取り戻したのは、彼女の?それとも私の記憶? 俊英が放つ異色の長編作。
  • わたくし大画報
    -
    1巻880円 (税込)
    とにもかくにも面白い! イラスト満載大エッセイ集――元シャンソン歌手の夫人、いたずら盛りの男の子ふたりと猫の「桃代」……愉快な一家のにぎやかな生活。イラストレーターとしての仕事、好きな芝居と映画、ちょっと気になる日本語や食べ物のことetc.……。軽妙なタッチで描いた和田誠の世界。 ◎吉行淳之介氏「これは、和田誠さんが絵と文章の才能を駆使して、おもしろいデータをいっぱい詰めこんだ本である。また、平素めったに自分を語らない和田誠さんが、多彩な自分を多彩に描いた本でもある。とにもかくにも面白い。」
  • 私の靴物語
    -
    靴ってこんなにオシャレで楽しさいっぱい! 気楽にはけるズック靴、裸足のようなサンダル、カジュアルなワークブーツ、マニッシュなタウンシューズ、エレガントなヒールパンプス――そのどれもがシンプルで楽しく、人と大地をしっかり結びつけるものであってほしい……。人気ブランド〈KISSA〉を作りあげた人気シューズデザイナーが、靴にかけた自らのおしゃれな生き方をさわやかに綴る自伝エッセイ。
  • 「ワタクシハ」
    3.3
    高校生でメジャーデビューを果たしたものの、バンド解散後は売れないギタリストとして燻っていた太郎。大学三年の秋、慌しく動き出す周囲の言動に違和感を覚えながらとりあえず始めたシューカツだったが……。「元有名人」枠などどこにもないというキビしい現実の中、太郎は内定獲得に向けて走り出していく。(講談社文庫)
  • 私がいないクリスマス
    3.3
    家族だから、嘘をつく。突如として宣告された進行癌。三十歳で独身、中島育子はクリスマス・イヴに手術室にいた。終始ツキのなかったこれまでの人生。朦朧とした意識の中、毎年クリスマスには家を空けていた父親のことを思い出す。嘘ばかりついていた父はあのとき何をしていたのだろう。現代版「クリスマス・キャロル」がここに。泣ける、笑える、面白い!すべてを堪能できる作家、それが加藤元。
  • 私が捜した少年
    4.0
    連続する難事件を華麗に解く、孤高の私立探偵! 渋柿信介、独身。ライセンスを持たない私立探偵。日常のしがらみに追われながらも、鋭敏な頭脳と大胆な行動力とで、次々に舞い込む事件を解決へと導く。友人の弟が失踪し、行方を追った渋柿は、一見無関係と思われた殺人事件の鍵を握った。本格推理の旗手が放つ傑作ハードボイルド・ミステリー。全5編収録。
  • 私が失敗した理由は
    3.5
    成功の秘訣、それは失敗しないこと!? 順風満帆な人生が続くと思ったら大間違い。道を大きく踏み外してしまった男女が織りなす、疾風怒濤のミステリー! ある日、パート先の同僚イチハラが大量殺人事件を起こしたと聞いた落合美緒。美緒は事件の夜、コンビニで偶然イチハラに会っていた。それを思い出した美緒は、あることを思いつき――。イヤミス女王、真梨幸子が放つ壮絶な群像劇。
  • 私と弟のにじいろの幸せ
    -
    普通の幸せって、何? 小説現代長編新人賞『檸檬先生』で鮮烈デビュー! Z世代の新鋭が描く、切なさと温かさに満ちた青春&家族小説! 東京で大学生活を謳歌していた茂果は、友人の由紀からあるアニメを布教される。 柔らかな表情、手描き感のあるタッチ、自然な体重表現、甘い雰囲気の色使い、繊細な塗り。紹介された絵師のイラストは、弟の穂垂が描いたものだった。 Twitterの裏アカウントでBL作品を創作し、普段から異性との恋愛話をしない穂垂に対して、茂果は同性愛者なのではないかと考え、やがて過干渉してしまう。境界の曖昧さ、線引きの難しさを、姉弟の視点から見つめ直す。 小説現代長編新人賞受賞後第一作
  • 私のいない高校
    3.5
    1巻1,672円 (税込)
    鬼才が放つあまりにも前衛すぎる学園小説。カナダからの留学生を受け入れた、とある高校での数ヶ月の出来事――。普通すぎるのに普通じゃない、物語という概念を徹底的に排除した、「主人公のいない小説」 (講談社文庫)
  • 私の音楽手帖
    -
    1巻2,332円 (税込)
    クラシック音楽を「読む」楽しみ。達意の文章から聴こえるモーツアルトの「声」、ショパンの「音」……日本を代表する音楽評論家で、東京芸術劇場館長や桐朋学園大学学長も務めた著者が贈る、音楽随想32篇。
  • わたしの彼氏
    3.5
    繊細で美男な大学生、鮎太朗。女はみんな彼に片想い。でも、結局はなぜか彼がふられてしまう。包丁で刺されたり貢がされたり、その一方で自分を慕い続ける可愛い同級生には心惹かれない。理不尽で不条理だけど、恋する男女はいつも真剣なのだ。芥川賞作家が恋愛の不思議を温かな眼差しで綴る傑作長編。
  • 私のことだま漂流記
    3.0
    すがすがしく力強い声がする。 この先、人間として小説家として迷ったとき、 私はこの本の言葉に奮い立たされることになるだろう。 ーー宇佐見りん 山田詠美は常に今を生きている。それも常に今に迎合せずに。 だからこそ、誰よりも文学を愛した少女は、誰よりも文学に愛される作家となったのだ。 ーー吉田修一 初めて「売文」を試みた文学少女時代、挫折を噛み締めた学生漫画家時代、高揚とどん底の新宿・六本木時代、作家デビュー前夜の横田基地時代、誹謗中傷に傷ついたデビュー後、直木賞受賞、敬愛する人々との出会い、結婚と離婚、そして…… 積み重なった記憶の結晶は、やがて言葉として紡がれる。「小説家という生き物」の魂の航海をたどる本格自伝小説。 私は、この自伝めいた話を書き進めながら、自分の「根」と「葉」にさまざまな影響を及ぼした言霊の正体を探っていこうと思う。 ーー山田詠美
  • 私の人生なのに
    -
    1巻1,155円 (税込)
    新体操の選手として将来を嘱望されていた金城瑞穂。ある日、事故をきっかけに突然競技人生を絶たれてしまう。絶望に打ちひしがれる瑞穂に人生の転機が訪れる――。瑞穂が再び前を向くきっかけになったのは、数年ぶりに現れた、幼馴染の淳之介だった。瑞穂と淳之介、それぞれが抱える葛藤や悩みを乗り越えながら、目指す新しいステージとは?新進気鋭の作家・東きゆうによる涙なしでは読めない、青春小説! 漫画家・はつはる氏
  • わたしの、好きな人
    3.3
    1巻1,155円 (税込)
    小学6年生のさやかの家は、小さな町工場。母親はさやかの幼い頃に出奔したため、父と兄の3人家族だ。母親と入れ替わるようにして工場に現れて以来、父を支えて一緒に働いてきた杉田も、もはや家族の一員といえるかもしれない。さやかは二回りも年の離れた杉田に、ひそかに想いを寄せていた。その気持ちは家族愛に近いものなのかもしれない。しかし、さやか本人にとっては、ひとりの女性としての真剣な恋心なのだった……。
  • 私の東京地図
    -
    上野池之端清凌亭のころ、丸善時代、芥川龍之介や中野重治らとの出逢い。非合法活動、結婚、敗戦……住み馴染んだ東京の街、戦禍で失われた街。様々な思い出を、人々の善意と真摯な営みの中に描く。戦争責任追及の渦中に身を晒しながら自らの過去を探り、心に自らを問い、自らを確かめるように書き刻んだ名作。
  • 私の中にいる
    3.4
    1巻1,771円 (税込)
    母子二人暮らしのアパートで発見された、女性の変死体。亡くなっていたのは母親、そして殺してしまったのは、日々虐待を受けていた小学生の娘だった。事件以降、“人”が変わったような言動をとりはじめる少女。何かが、おかしい。原因は過度の精神負荷による、解離性同一性障害……多重人格のせいなのか。では――「私の中にいる」のは、誰? 『人間に向いてない』で注目の著者が、読者に突きつける社会の底。
  • 私のなかの男たち
    -
    強く、可愛く、哀れがあって、頼もしいのが<理想>の男……。愉快・痛快・爽快に、男の見方を教える、佐藤愛子の男性百科。「男のあわれ」「哀しき二枚目」「屹立すべし」「色道とは何ぞや」「知らぬは男ばかりなり」「男が泣くとき」「女が笑うとき」「男、このロマンチックなるもの」ほか、20篇を収録する、痛快エッセイ。
  • 私の中の男の子
    3.3
    雪村には19歳まで性別がなかった。小説家としてデビューした彼女は、周囲に“女性”として扱われることに何よりも戸惑い、それを次第にコンプレックスと感じるようになる。苦渋の果てに彼女が下した決断とは……!? 「FIGARO japon」好評連載、働く全ての女性に届けたい意欲作。
  • 私の長崎地図
    4.0
    生まれ育った町を振り返りながら書き綴った「私の長崎地図」を中心に、筆者の長崎へ対する思いが溢れる小説、随筆を編纂した作品集。――生まれ故郷・長崎。しかし、そこは再訪するのに四半世紀の時を必要とした地でもあった。強い郷愁と訪れることへの不安が、町の色や海の香に彩られた過去から、現在に至る心の風景を紡ぎ出す。長崎を舞台にした「私の長崎地図」「歴訪」「色のない画」などの小説や随筆を精選したこの作品集は、『私の東京地図』と対をなす著者の魂の彷徨である。※本書は『佐多稲子全集』(講談社・昭和52年11月~昭和54年6月刊)、『小さい山と椿の花』(講談社・昭和62年10月刊)、『思うどち』(講談社・平成元年6月刊)を底本としました。
  • 私の『マクベス』
    -
    画期的と世評の高い翻訳と原作の真髄を説く評論――生の深奥に潜む根源の暗黒を描くシェイクスピアの名作を、改訳に改訳を重ね、画期と評される木下順二訳で収める。原文の台詞がもつ旺盛なエネルギーとイメージの喚起力を、いかに日本語に定着させるか。原作と翻訳の間に必然的に介在する「訳し得ぬもの」を、自からの翻訳体験を通して詳密に語り、『マクベス』理解の最良のアプローチとなった長篇評論「なぜシェイクスピアが訳せないか」を併録。
  • 私の耳は貝の殻
    -
    引き揚げ船で日本に戻ってきた奔放な美少女が、サーカスで暮らしたあと、波瀾万丈の人生を送る。社会性も常識もない彼女だが、エネルギーあふれ野生的、そしてなにより魅力的だ。女優としてデビューし出会った、セクハラ親父の大金持ちにもひるむことなく、手にした財産もすべて寄付してしまう……。ジャン・コクトーの詩から取ったタイトルも印象的な傑作。
  • 私はあなたの瞳の林檎
    4.6
    ずっとずっと好きで仕方がない、僕の初恋の女の子。でも僕の告白はいつだって笑ってかわされる。この気持ちをどうしたらちゃんと、分かってもらえるのだろうか。表題作をはじめ、思春期のあの頃、誰もが直面したあの壁に、恋のパワーで挑む甘酸っぱすぎる作品集。
  • 『私はあなたの瞳の林檎』刊行記念 無料試し読み!
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    4.5
    1巻0円 (税込)
    『私はあなたの瞳の林檎』に収録されている3作品の中から「ほにゃららサラダ」を電子先行無料公開します。いいものは分かる、けど作れない。凡人な美大生の私が、天才くんに恋しちゃった! 憧れの人と付き合う楽しさと苦しさを描く。

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  • 私は女になりたい
    3.8
    一人の男を好きになった。 自分にとって最後の恋になるだろう、という強い予感があった。 人として、女として、生きるために。 直木賞作家が描く「最後」の恋。本当の、恋愛小説。 「素直な感動に満たされた。窪さんがこんな小説を書くなんて」ーーー唯川恵「解説」より      赤澤奈美は四十七歳、美容皮膚科医。 夫と別れ、一人息子を育て、老母の面倒をみながら、仕事一筋に生きてきた。 ふとしたことから、元患者で十四歳年下の業平公平と嵐に遭ったかのように恋に落ちる。 頑なに一人で生きてみせようとしてきた奈美の世界が、色鮮やかに変わってゆく。 直木賞作家、渾身の恋愛小説。

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